2009年10月27日

楽しい生活

昨日(26日)発売のアックス第71号にあらいさんの『チュウチュウカナッコ』が載ってます。前回の続きです。おもしろいよー。あと、まんがじゃないけど『ジョージのガレージ Act2』(大西祥平)が面白かった。アマゾンくん読みたい! あとは、えー、あ。あと、全体的に死体と血糊と人体破壊描写が多かった。切株ブーム?

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25日、日曜。わしが担当してる仕事の入稿日が急遽早まったので職場へ。午前八時五十分到着。誰もいないフロアで黙々と仕事。午後三時終了。えらく中途半端な休日になってしまった。これからどーしよ、と考えてたらタイミングよく震度サンからメール。「今から吉祥寺で映画観ん?」。どうやらネームが思うようにはかどらず、気分転換したいらしい。もちろんOK。映画でもまんがでも音楽でも、感想を言い合ってるうちにアタマの中がなんとなく動いたりするから。吉祥寺で合流。映画まで時間があるので、喫茶店で前日のライブ(20000V・Pisschristツアー)のことなどおしゃべり。以下、適当にはしょりながらその時の模様を載録。会話形式なのでバカ丸出しです。
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荏本(以下、荏) : 昨日のライブどうだった?  あらい(以下、あ) : 全部良かった。ナナエちゃん(アンアーム)いつも以上に迫力あったし演奏もスゴいし燃えた。 (荏) : キャベさん爆発してた。新曲グルーヴあってクセがあっていい。 (あ) : うん。のる。 (荏) : ATF(Asocial Terror Fabrication)は?  (あ) : ATFも良かった。最初から最後までノイズ垂れ流しなのが気持ちいい。暴れてくれたらもっと好きになる。 (荏) : あらいさん混沌好きだしなー。 外国の人が結構来てたけど何人か一斉に耳に指突っ込んでたよ。ATFって海外でライブやったら人気でそう。パンクフェスもいいけどノイズフェスとか。ライブ終った後その中の女の人がPAの人に今のバンドはなんだ? って聞いてたし。 (あ) : イステリスモも良かった。ドラムがいなくなったのは残念だけどあの曲を前とはちがうタイプのツトムくんが叩くのは新鮮だし面白いと思う。 (荏) : うん。そういや新曲よかったね。 (あ) : 新曲やったけ? (荏) : ・・・そう言われると自信ない。メンバーが固定するまでのその間のライブもなるべく行こうよ。 (あ) : Pisschrist思った以上にカッコ良かった。家で聴くよりとくにD-Beatの場合はナマのほうが燃える。ボーカルの人の動きも楽しくて良かった。終わったあと物販でその人にTシャツを薦められたけどお金がないから断ったんよ。そしたら寂しそうな顔したんでスゴく心苦しかった。貧乏でゴメンって心で謝ったよ。 (荏) : FRAMTIDも出るし最終日も行こうよ。そん時バッジ買えばいいじゃん。 (あ) : バッジを買うお金さえもないんだけどね。おごってよ。 (荏) : ふ、ふはっ
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喫茶店でのダラダラ会話を演出加えながら文章にすると、いい加減でバカっぽいかんじになる。実際いい加減でバカなんだけど。でも、大抵の人の喫茶店トークってこんなもんでしょ? というわけで、Pisschristは、楽しくてカッコ良くてそんで燃えるので要必見! Pisschristのライブに切株表現はないけどアックスの作家さんにも大推薦。その時は是非最前線で観てくださいね。



【Pisschrist】http://www.myspace.com/dbeatholocaust

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さて。喫茶店のあとは、バウスシアターにドキュメンタリー映画『ANVIL:アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』を観に行った。以下、作品内容は解説せず、感想だけ書きます。事前に情報や感想を知りたくない人は読まないでください。手間かけてすみません。
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彼ら(アンヴィル)ってふつうに楽しい生活送ってるようにみえる。まわりが成功して(彼らの言う成功です)、自分達は取り残されてるからツライ。そんな感情を持ちやすい職場なのかな、メタルって。というか音楽産業って。というか社会って。パンク辞書やアンダーグラウンド辞書(?)にゃ、そもそも【成功】って文字自体載ってないかもしんない(まんが辞書には載ってる)。最後の台詞の選び方とかみてると、この映画撮った人って性格的ボンボンだと思う。アンヴィルのふたりは面白くて好き。大袈裟で見てて飽きないし一緒にご飯食べても楽しそう。この映画に感動するタイプの人とは、食事してもたぶんトンチンカンな会話しかできんと思う。そういえば映画の途中、二人の女性(家族)が出てきて、一人が「(アンヴィルは)終わってる」って突き放す。もう一人の女性は、「夢を叶えようとがんばるのは素晴らしいこと」というようなことを言う(ちゃんとおぼえてない)。どっちもどっちだけど、どっちかっていったら突き放す女性のほうと食事したい。一番いいのは、「ああ。あいつらやりたいからやってるだけだよ」って言って、共感はせんけど認めてるってタイプの人かなー
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ドキュメンタリー映画っていうより、セミドキュメンタリーって感じでふつうの映画だったけど、自分のこれまでやこれからのことを考えるきっかけがほしい人にはいいかもしれんしよくないかもしれん。ちなみにわしはなんだかんだで自分のことを考えた。そういう作りだし。それが役立つかはわからんけどね。とにかくアンヴィルのふたりが面白いです。

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ところで、バウスシアター行って知ったんだけど、今度『Vanishing Point』と『Dirty Mary, Crazy Larry』が爆音上映されるんですね。やった! と思ったのも一瞬でマスコミのための一回だけの試写会上映らしい。ファーック! 招待券が抽選でもらえるらしいけど『デス・プルーフ』を観なきゃいけない。つい最近みたばっかなんですけどー。しかも当たるかわかんないし。ちなみに、今月号の映画秘宝にも先着順による招待券プレゼントがあったけど気付いたの最近だしなんとかしてくれー! そりゃそうと、U.K. SUBSが来日ってほんとですか? わし、U.K. SUBSってそんな聴いてこなかったけどやっぱビックリした。何にビックリしたって、西荻のスタジオUENでやるってことにビックリ(10/31)。あの狭いスタジオにあのU.K. SUBS。アンヴィルみたいにドキュメンタリー撮るんだろうか。
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2009年10月22日

秘宝分校に出席

いろいろ書こうと思ってたけどやっぱ無理。眠い。ので、お知らせだけ。震度サンことあらいさんのインタビューが、昨日(10/21)発売の『映画秘宝』12月号に載ってます。101頁、『大西祥平のニュー漫画大学 秘宝分校』のところです。

【映画秘宝・2009年12月号】
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大西さんが講師なので当然おもしろい。あらいさんにしては珍しくちゃんとしゃべってるし。次回はこの記事に関連したことを書いてみようかな。今号でいえば、あと角川映画特集が面白かった。イングロリアス・バスターズ、超楽しみ! んじゃまた〜

やっぱりもうちょっと書く(続きを読む)
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2009年10月18日

自分のなかのイメージ

「少し立ってますね」「少々、左に傾いてますね」。ひと月のうち二人にそんなことを言われた。セクシーな意味でも思想的なことでもなく、わしってどうやら心臓のカタチとイチが変らしい。ちょっと前に健康診断受けたら心電図に異常がみつかったので精密検査を受けた。そしたらそう言われた。痩せ気味の人は立ちやすく、傾くのは高齢の人にみられる症状らしい。ん? わし、痩せてないし高齢でもないんだけど。高齢なのか? ま、ええわ。ちかいうちに診断結果が出るので楽しみ。しかしこれって雑音音楽を浴び過ぎたからなんだろうか。強力なノイズが作用したとか。ん? ってことは震度サンの心臓もおかしいのか? いや、心臓自体ないんじゃなかろうか。ってかそもそも人間か? そういや、その人間じゃないかもしれない震度サンことあらいさんが(ノイズバカともいう)、人さまのブログに載ってるので勝手にリンク!

【青林工藝舎・編集部だより】http://seirinkogeisha.sblo.jp/article/32963247.html

ジャケットの下に緑のTシャツ。これ、イステリスモですね。さすがノイズバカ。ノイズバカと言えば、D-Beat & Noise大将D-cloneが、ポートランドのNerveskadeと一緒に現在アメリカをツアー中。というか、ちょうど終わった頃なんかな。YouTubeにその模様がアップされてるけど、めちゃくちゃカッコいい(圧縮データなのに!)。やっぱ、ライブハウスじゃないああいうわけわからん場所でやるパンクのライブって燃える。Nerveskadeって最近シングル出したけどかなり良かった。ピーギャードカドカのノイズコア。アメリカってこういうバンドがやたら多いけど大抵いいんよな。気合い入ったのからヘッポコなのも含めて。言ったら新しくないし普遍的だったりするけど、ポップでいいんよね。音とか雰囲気とか。ようするに存在がポップ。もちろん悪い意味ではない。Dead Noise、Lebenden Toten、Eliminateなんかにもそれは感じる。これはやっぱりアメリカってのが大きい。同じ80年代九州サウンドを通過したバンドでも、アメリカとイギリスではだいぶ違う。イギリスのThe Wankysも、九州サウンド通過組だけどユーモア部分を拡大解釈し過ぎてチト鼻につくこともある。もちろんそのトゥーマッチな部分含めて好きなんだけど。でも、よりナチュラルに音にユーモアを出してるアメリカのノイズ連中のほうが好き。そんなどうでもいい個人の告白はどうでもいいんだけど、同じ音楽に影響を受けてもその土地土地で随分違って面白いなー と思ったので書いた。もちろんこれは自分の中での勝手なイメージ。他の人がどう思ってるのかはよくわからない。

【Nerveskade - Acid Attack】
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ノイズコアの頼もしい後継者。下品で最高。わしと同じでたぶんあんまアタマ良くないと思う。ものスゴ良かったりして。

日本では、名古屋のSystem Fucker(システムファッカー)のシングルがスゴく良かった。中の素晴らしいイラストといい裏ジャケの水木チックなイラストといいとにかくすべてにグッときた(歌詞もいい。各自買って確認してちょうだい)。もちろんサウンドも最高。発狂D-Beat&破壊的ノイズの雨アラレ。はじめてライブ観たとき気がつかんかったけど、彼らにとって、Shitlickers (Skitslickes)の存在がかなり大きいんですね。シットリッカーズ、カッコいいもんなー
シットリッカーズというのは、80年代スウェーデンのパンクバンド。シングル一枚だけであっという間に消えたバンドだけど残したものがデカかった。あまりにも凶暴、ロウで狂った爆撃サウンド。実際、人間自体も相当凶暴だったらしい。そう。らしい。数回のライブしかやってないため噂がひとり歩きし、今となっては実態は知りようもない。落ちてる情報を拾って各自のアタマの中で想像して彼らの凶暴なイメージを雪だるま式にデカくし続ける。こうやって書くと否定的に思われるかもしれんけど全然そんなことない。System Fuckerのような素晴らしいバンドが突然変異的にあらわれるのは、シットリッカーズみたいな謎なバンドがいることも要因のひとつだと思う。

【System Fucker - System Fucker】
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音圧と雑音の嵐。本当の暴風雨の中にいるみたい。シットリッカーズのカバーも入ってる!

「シットリッカーズの凶暴さを超える」。音源聴きくらべるとわかるけど、System Fuckerは、すでにシットリッカーズを超えてる。凶悪なライブも(人を傷つけるわけではない)、噂でなく現実。でもこればっかりはネットや文字では伝えようがないので、実際ライブに行って自分の目で確かめたほうが早いかもしれん。シットリッカーズのメンバーが、もし今、System Fuckerを観たらあまりの恐ろしさとカッコ良さにチビルかも。そんで「システムファッカーを超える!」とか言って再結成。秋の夜長、そんなことを想像してはひとり楽しんでます。

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さて、色々やることがあるので今回はこのへんで。あらいさんのこともあるし、近いうちにまた更新すると思います。しかし今日の渋谷AXは楽しみだ〜 さすがにズタボロは穿いていかんかな。
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2009年09月21日

直通エレベーターで13階

気付けば夏も終わって涼しい季節というか夜なんて寒い。でもこの季節が一番いい。光熱費トータルで安いし夕方散歩してるとなんか無料で切なくなれるし。プロ野球もいつの間にかシーズン終了間際。巨人が断トツで首位じゃん。そのわりに他球団にあきらめムードが漂ってない。ああ、横浜以外はCSの可能性がまだあるのか。スポーツってルール次第でどうにでもなるよなー。ん? 今、CSって言葉が自然と出てきたけどCSってなんの略だっけ? Concrete Sox? 最近出たDOOMとのライブスプリットCD-Rがなかなかえかった。などと季節の移り変わりの話にパンクネタを少量まぜつつ、不定期連載ゼンマイ通信は13階直通エレベーター乗り場へとまいります。

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ADVERSE、EL ZINE、KAOTIK HERO、MOBSPROOFなんかのパンク雑誌やミニコミは普通の本屋に売ってないし内容がいいのでお金出して買うけど、メジャーなどこでも売ってるような音楽雑誌は立ち読みですませてしまう(今懐に余裕がない。今だけじゃないけど)。読みたいところが少なかったりそもそも読みたいものがなかったり。というか今、音楽雑誌ってなんかいいのあったっけ? 思い浮かばん。あ。レコード・コレクターズは毎号みる。たまにいい記事載ってるし。今月号も本屋で表紙を眺めてて、おっ! となった。[【特集】リマスターで聞くビートルズ]。ではなく、下のほうの文字に反応。[ロッキー・エリクソン]。最近発売された、13th Floor Elevators(サーティーンス・フロア・エレヴェイターズ)の未発表ライブ音源、『Psychedelic Circus』がらみの特集かな。短い記事なのでさっそく読む(立ち読みでスマン)。未発表ライブ音源についてではなく、ふつうのインタビューだった。ふつうといっても相手がロッキー・エリクソンなのでふつうのインタビューではなく微妙に空間がねじれてるんだけど。なんつうか、誌面に、トゥクトゥクピュクピュクって描き文字が見えるかんじ。ようするに変。記事を読んだかぎりでは彼のアタマの中の暴風雨はすでに去って、今は宇宙遊泳してる状態といった印象をうけた。何言ってるかわからん? インタビュー読めばわかると思います。でもその前にロッキー・エリクソン知らん人は彼の音源聴いてからのほうがいいかもしれん。素晴らしいから。もちろんパンクスにも大推薦。スカイ・サクソン同様、ロッキー・エリクソンもパンクと何かしらつながってる部分もありますしつながりようがない部分も多々あるけどそんなの関係なく良いです。では、直通エレベーターで13階へGO!

【13th Floor Elevators - Slip Inside This House】(YouTubeより)

13th Floor Elevatorsは60年代アメリカはテキサスのバンド。この曲は2ndアルバム『Easter Everywhere』('67)の一曲目。なんか変な音が始終しますね。トゥクトゥクピュクピュク。この音の発生源はエレクトリック・ジャグ(ミルクピッチャーをでかくしたような壷みたいな形の楽器)。演奏してるのはトミー・ホール。作詞も数多く手掛けてますし、あの音とともに彼なしではエレヴェイターズはあり得んというくらいの重要人物。タイ料理に例えるならパクチー的存在。
レコード・コレクターズのインタビューによれば、ロッキー・エリクソンは最近、トミー・ホールと二十五年ぶりに再会したとある。エレヴェイターズ復活か? 残念ながらそれは今のとこないらしい。ん? Special Thanks欄に『Vinyl Japan』の文字が。むむ。ということは、来年あたりRoky Erickson & The Explosivesでの来日があるかも。あ。そういや、オンリー・ワンズが再来日しますね。今回は、You've Got To Payやってくれるだろうか。うおー! 楽しみだーーー!チケット代高いけど〜

【Roky Erickson & The Explosives - You're Gonna Miss Me】(YouTubeより)

これは『The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators』(1st・'66)の一曲目。そして代表曲。このライブではエレクトリック・ジャグは使用してませんね。でも、アタマの中でトゥクトゥクが自動的に鳴り響く。ははは。しかしこの2007年の映像を見るかぎり、演奏も声もしっかりしてるなあ。もっとグタグタかと思った。インタビューでのボーッとした印象とはかなりちがう。二年の間に進行したんかな。それとも後遺症かな。ほんとクスリはいけんな。

なお、今回のインタビューを行った川田倫代さんのブログ、アンダーグラウンドで会いましょうによれば、レコード・コレクターズで書ききれなかった話をそのうちブログにのせるそうです。楽しみ。ところで、今回のインタビュー読んでる最中、なんか前にも似たようなのがあったなと思ってたんだけどさっきわかった。『怪』11号、[水木しげる×坂本慎太郎]の対談。微妙に空間がねじれてるところが一緒。ロッキー・エリクソンも水木しげるもどっちも人の話を聞いてない(笑)。まあ、水木しげるの場合は確信犯的な部分もあるんだけど。そのへん『ゲゲゲの女房』(武良布枝著)を読むとよくわかります。ゲゲゲの女房おもしろいよなー。著者がちゃんと観察者になってるから夫婦間のやばい出来事もサラっとしてて笑って読める。今まで知らんかった水木しげるの一面を知ることもできる。是非続編も書いてほしい。そういや『ゲゲゲの女房』って、来年テレビでやるんですよね。あと映画も。あ。ロッキー・エリクソンが主題歌やるってのはどう?

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お金がない。そんな時に怒濤のライブラッシュ開始。うーん、困った。どうする震度サン。今月は、スウェーデンから、Imperial LeatherとFy fan(結局行かんかった)。イギリスからはUKハードコア御三家。Rednecks企画にJohns Town Aloha企画。来月以降は、オーストラリアからPisschrist、スウェーデンからAvskumが来日。新宿ロフトでは、DRIVE TO 2010という欲張りイベントも始まる。ゆらゆら帝国のワンマンもあるし、Nylon100% と U.F.O. CLUBが一緒にやるイベントもある。で、オンリー・ワンズが再来日。まだまだ他にもたくさん。全部行けるわけなーい!

話はかわり、今回のアックスに載ってる震度サンのまんがに、ヴァンパイア&バーバパパなゆかいなガレージバンドが出てきたけど(もちろん後篇にも登場)、やっぱガレージって見た目が大事だよな。世の中にはおもしろいルックスのガレージバンドが沢山いるけどマミーズはかなり素晴らしい部類にはいるんじゃなかろうか。ボロボロ具合が素晴らしい。もちろんあのLo-Fiサウンドも最高。観てえー BUT解散してるしー と思ってたら11月に新宿ロフトでライブやるのでビックリした。去年復活してた? 知らんかった。生き返ったミイラが死んでふたたび墓場から地上へと復活。まさに、Back From the Grave !!

【The Mummies - The Fly】(YouTubeより)

目玉オヤジになる前の鬼太郎の父ちゃんが4人。フガーッ! アホだ。金はないけどマミーズは観たい。UKハードコア御三家は正直あんまり興味ないからヤメ(大阪、名古屋の組み合わせだったら行ってた)。浮いた金でマミーズ行こう。そうしよう。今、決めた。しかしわしってなんでこんなにボロボロの格好に惹かれるんだろ。わからん。黒いボロボロのバンドもいたらいいのに。あ。それ、クラストか。

【チュウチュウカナッコ第6話のネーム】(クリックで拡大)
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ネーム貸してくれてありがとう震度サン!

ネームっていうのは設計図みたいなもの。これを見ながら本原稿を描いていきます。ネームは平日昼間の喫茶店なんかでテンションあげて勢い良く書きなぐったりするので、キャラクターの表情が豊かだったり迫力があったりします。本原稿をネームの勢いに近づけ超えるように描く作業は大変だけどスリリング。しかし震度サンのまんがって、Lo-Fi入ってるよなー
posted by 薇頭 at 00:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月25日

Do It Together

奥歯の神経の弱ってる部分を消毒して薬をつめる治療を続けてるんだけど、これがけっこう痛い。治療中の痛みは一瞬なんでいいんだけど、その後が恐怖。ごはん食べる時、ついカタいものを治療中の歯で噛んでしまう。激痛。思わずのけぞって、壁に後頭部を思い切りぶつけてしまった。そしたら、ブログを更新してなかったことを思い出したので今から書きます。
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震度サンことあらいあきさんのマンガが、今日、8月25日発売のアックス第七十号に載ります。
『チュウチュウカナッコ』の続きです。続きっていってもなんと5年ぶり。オリンピックどころじゃない。でも、中味も絵柄も変わんない。すげえ〜

【アックス・第七十号】(青林工藝舎:http://www.seirinkogeisha.com/
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「作品発表できてひと安心。読んでください」(あらいあき)

今回は、二部構成の前篇。前篇もだけど後篇はもっとイカレてる。マンガ読んだ後は作家近況のとこも是非。パンク雑誌以外で、初めて「イステリスモ」って文字をみた。あんた相当好きですね。わしもだけど。というわけで、随分前のことだけどまずはイステリスモのことを。しかしわしらってマイペースな。

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5/31(日)。下北沢屋根裏。この日は新宿で、大阪のFRAMTIDもライブ。どっちに行けばいいんだ? そういえば去年フラムティッドが東京に来た時も、イステリスモと、かぶってたんよね。そん時はフラムティッド観に行った。超カッコよかった。でも今回はイステリスモ。対バンがGAUZEだから。ガーゼといえば、何べんも言ってるけど、十代の頃一番好きだったパンクバンド。で、イステリスモは、今一番好きなパンクバンド。フラムティッドもものスゴ行きたいけど、今はどうしてもこの組み合わせを観たい。

イステリスモは二番目。会場は、ガーゼのTシャツを着た人ばっかでアウェイ状態。敵地とまではいわんけど、どうみてもガーゼ目当ての客ばかり。いくらわしらがガーゼが好きでも、どうしてもイステリスモを(心の中で)応援してしまう。応援? いや、ほら、好きなバンドが色んなバンドと出てて、それが、キライだけど人気があるようなバンドだったらなんかそんな気になるじゃん。ならんか。ガーゼは大好きなバンドでしかもファンが多い。だからこそ、いつも以上にそんな心持ちになってしまう。正直ですまん。
で、イステリスモですが、メチャクチャ良かった。下北沢屋根裏って、ふだんあんまハードコア系はやってないらしいけど、トップのEnslave観た時、ハードコアにもむいてる気がした。音デカいしバランスいいし会場の大きさもちょうどいい。あと照明もいい。イステリスモも、普段あんま見ないような照明で(シルエットだけ浮かび上がる感じ。悪魔パズズ!)、音もデカくて、凄まじいノイズのかたまりがアタマのなかでハッキリみえた。バランスがいいとイステリスモって本当にスゴいことになる。あのノイズだから、たまに何やってるのかわからなくなることもあるけど、屋根裏のイステリスモは完璧だった。

「スゲー!」「超スゲー!」「今のなんてバンド?」「イステリスモー」「めちゃくちゃカッコいいじゃん」。これはライブ後、まわりのガーゼのTシャツを着た人達の実際の会話。盗み聞きは悪いが、なんかうれしかったので記録として残す。いや、ほら、現場でのナマの感想って大事じゃん。こういう言葉って意外に口に出ないし(そういえば、初めてZENOCIDE観た時もまわりでみんなスゲー!って言ってた)。ちなみにこのブログは、現場で感じたことをそのまま書くよう心がけてます。ホント? たぶんホント。

次はガーゼ。どや、イステリスモ、スゴかったじゃろー。心の中でガーゼファン(わしもだけど)に叫ぶも、Pressing Onが始まった途端、アタマの中はガーゼ一色になった。わしも震度サンもその場にいたおそらく全員。Fuck'en Sister、ノイローゼ、Children Fuck Off、消毒液(!!)、etc。会場、サウナ状態大運動大会。スゴすぎた。燃えた。燃え尽きた。本当に燃え尽きた。

終わってみれば、「貧乏ゆすりのリズムに乗って」からの選曲なし。というより、自分達が十代の頃に聴いた曲だけで構成されてるという貴重なライブだった。最終的には新旧対決とかどうでもよくなってた。スゴいの一言。ライブ自体はまだ続いてたけど、かなりの人が外に出てった。でもあの後じゃ、しょうがない気もする。わしらは全部観たけどアタマフラフラ状態で、実はあんまりおぼえてないです。すみません。でも、トータル、ほんと素晴らしいライブだった。

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次は一昨日、8/23のライブのことを(時系列メチャクチャです。すみません)。UNARM企画の『Release From Block Vol.8』。場所は、西荻窪スタジオUEN。パンクのライブって久し振り。
ってかライブ行くこと自体、ひと月ぶり。どれだけスランプなのか、このことでもわかるでしょ。

巷で話題の、Asocial Terror Fabrication(アソーシャル・テラー・ファブリケーション/通称:ATF)を初めて観ることができた。話題っていっても狭い世界での話のような気がしないでもないけど、それでも俄然注目されてるバンドです。なんで話題になったのかというと、最近出たデモテープがすばらしかったから。うちのカセットデッキは依然壊れたままなので友人の家で聴いた(感謝!)。DOOMでステンチで真っ黒で、今の東京にありそうでない音だった。東京以外だったら、Death Dust Extractor(津山・神戸・大阪)の感触に近いかもしんない。カッコいい! こりゃ話題になるのも当然。
ライブは、会場が普通のスタジオだったからか、音があんまよくわかんなかったけど(ノイズでドラムの音を耳があまり拾えなかった)、それでも良かった。徐々にライブの数も増えていくみたいだし、今度は是非ライブハウスで観よう。

【Asocial Terror Fabrication - 5 tracks DEMO】
http://www.myspace.com/asocialterrorfabrication
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久し振りのHAAVA。良かった。タイプは違えど、スペインのデスティノ・ファイナル(元インバシオン)にしてもアメリカのモルフェイムにしてもリバーブ全開だと個人的に惹かれる。もちろん、ただリバーブ全開なだけじゃつまんないけど曲がいいし。次回のハーヴァは、今週29日(土)、こちらもリバーブ全開のAVFALLと高円寺20000Vでライブ。大阪からは久し振りのLastSentence。そして、広島からはPersevere。楽しみだー。それとこの日の高円寺は阿波おどりの初日。街は、踊る阿呆&ハードコアだらけになります。いったいどんなことになるんだろう。バトルとか始めないかな。踊る阿呆vsパンクス。平和だ。しかし夏ももう終わりですね。

最後はUNARM。驚いた。スタジオUENで、ライブハウス並みの完璧に近い音が聴けるとは思ってもなかった。ス、スゴい! 前に、今のアンアームは爆発してる感じって書いたけど、この日もそうだった。もうここまでくるとジャンル一切関係なく、どんな人がアンアームのライブを観ても、好き嫌い超えて何かを感じると思う。大袈裟じゃなく、エネルギーの塊みたいなんがみえるから。いっとくが、わしはノリピー的なものはやってません。
「DIYだけじゃなくDo It Together。この空間をみんなでつくる。Do It Togetherをともにみんなで楽しみましょう」。この日のキャベさんの言葉もまたグッとくるものがあった。ほんとそうだと思う。まんがでも音楽でも、作り手側だけじゃなく、色んな人がいなきゃ成り立たないもんね。

ライブ終了後は、キャベさんとイステリスモのショーンの手作り料理を食べる(他にも色んな人達が手伝って作ったそう)。クレープみたいな生地に4種類の具を(肉は入ってない)、好きな分だけのっけて二百円。これがウマかった! カッチョいいライブの後にウマいもん食べながら交流。やはり現場はおもしろい。行かなきゃなんにも始まんない。とかいいながら、ENTは行かんかったけど(スゴく良かったらしい。キィ〜ッ!)。

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アックス70号、ジョージ秋山の人生相談『ジョージに訊け!』が面白かった。色んなまんが家がジョージに質問。ジョージだからこそ成立する答え、言葉のオンパレード。すごいぜジョージ。
わしだったら何て質問しよう。「今度、フラムティッドとイステリスモのライブが重なったら、どっちに行けばいいんですか?」。
答えは、「そんなの簡単・・・ オメ難しい質問するんじゃねえよ」。こんなかんじかな。
posted by 薇頭 at 00:54| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月04日

音のある生活

前々回、「落ち込んだ時に聴く音楽ってなんかある?」「ホントに落ち込んでるときは音楽まったく聴かなくなる」って書いたけど、最近ホントに落ち気味だったのであんま音楽聴いてなかった。パソコンもホコリをかぶってた。その間はラジオをつけっぱなしにしてた。小島慶子キラ☆キラおもしろいなー。小島慶子ってラジオ聴くまではよく知らなかったけどこんなに面白い人だったんだ。ここまでメチャクチャな人ってあんまいない。友達になりたいなー。TBSラジオでいえば、全国こども電話相談室・リアル!も、おもしろい。おもしろいというかドキッとする。というか怖くなる。毎回聴くたびに、子供の世界も楽じゃなかったってことを思い出す。そういえば、クロスオーバーイレブン2009がNHK-FMで始まった。7日までの五日間限定で。どうせなら完全復活してほしいけどいつもやってたらあんま聴かないと思う。
とまあ、こんな具合に意味なくふさぎ込みつつラジオ聴きながらグタグタ過ごしてました。でも先月22日の皆既日食を仕事中たまたま目撃したことでだんだん持ち直してきたような気もする。曇り空からほんの数分だけ欠けた太陽がみえた(わしだけ目撃。職場の人達には黙ってた)。ついてる。運気上昇。ちなみに震度サンはこの46年振りの天体ショーを見ることができなかったそう。やはり普段の行いがよくないらしい。その時、震度サンから送られてきたメールを掲載。

「こっちは見えん。今日ラッキーブルーベアーだし宝くじ買っといてよ」(原文まま)

かんたんな発想だなあ。めんどくさいけど了解。昼休み、会社近くの銀行で職場の人に目撃されながら買いました。当たるといいけど。震度サンも今大変だもんね。ただし、半分払ってくれなきゃ権利はないよ。
(註:ゼンマイアタマはふたりとも魚座で血液型がO型。だからなんだってんだ)

で、落ち込んだ時に聴く音楽というか気分を盛り上げるために聴く音楽はわりとある。大体はシンプルでノリがよくてバカっぽいの。その代表はモーターヘッド。これを聴いて哲学的な方向に行くことはまずない。本は最高の友達とかいってるラジオCMもアタマから消え去ってくれる。モーターヘッドは偉大だなー。高校時代は日課のようにモーターヘッドを聴いた後、行きたくもない学校に無理やり気分を上げて自転車乗って通ってた。うおー! 勉強がなんじゃー! あと、これも通学前によく聴いたな。

【Charged G.B.H - Bellend Bop】(YouTubeより)

数学ファーック! 0点とって悪いかー!(事実) うーん。あがる。うちを飛び出したくなる。しかし今考えると、なんで真面目に学校行ってたんだろ。わからん。登校拒否って手段を思いつかなかったんだよな。ようするに小心者のバカなんだ。でも、マラソン大会は三年間全部さぼった。走ったら死ぬから。そんで映画観に行った。なかでも、すかんぴんウォークは強烈に印象に残ってる。山田辰夫の存在感に圧倒されたんだ。生命エネルギーがスクリーンから放射。山田辰夫はスゴい。話戻して、最近景気づけに聴くのがこいつらのミュージック。

【Children Of Technology - No Fuel, No Hope!!!】(YouTubeより)

ルックス最高。モミアゲ(笑)。もちろん音楽も最高。Yeah Yeah!! Destroy !! かけ声、合いの手もイチイチ素晴らしい。やっぱ時代はM.P.D.S.だなー。あ。M.P.D.S.というのは、Metal Punk Death Squadの略で、日本語でいえばメタルパンク決死隊。メタルパンク決死隊(笑)。
M.P.D.S.は文字通り、メタルパンク命の結社(?)で、本部はアメリカ、そして世界中に支部があって、もちろん日本(高円寺)にもある。Children Of Technologyは、M.P.D.S.イタリア支部所属のバンドで、個人的には、M.P.D.S.の中で一番好き。なんせ、Speed Crust Motorchargedだもんな。Motorcharged(笑)。よーするになんだかんだ言って、わしって、メタルパンクが好きなんだ。といっても、モーターヘッドの血が流れてるものに限るんだけど。と、保険をかけることで安心してる自分がいる。

【Children Of Technology】http://www.myspace.com/childrenoftechnology
“The Road Warriors” 最高! 全曲いいなあ。いや、ホントにいいと思うんだけど.... だめ?

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ゼンマイ通信、更新してない間もなんだかんだでライブはけっこう行ってた。ライブのことちゃんと書かなきゃと思うも、どうもパソコンに向かう気にならない。ライブ情報も現場でもらうチラシが頼り。それか直接現場で聞く。あと、友人に聞く。それで十分。話変わるけど、最近歯が痛くなってきて一カ月くらい我慢してたけどそれもこえて、ついに昨日、例のBGMが渋谷系の歯医者に行った。期待通り、渋谷系なBGMだった。で、歯は、けっこう根気のいる治療を要するようで、長期にわたって通院することになりそう(昔治療した箇所の神経部が弱ってるそう)。これまたユーウツ。でも、年末にかけて腰を抜かすようなスゴいライブが目白押しなのでいいや。スゴいっていうか呆れるっていうか。UKハードコア御三家ですよ。御三家? うーん、これはさすがに観たい。ほんとユーウツとか言ってる場合じゃないなー。あともういっこスゴいライブがあるけどチケットまだ買ってないので買ったらしゃべる。そういや、ゆらゆら帝国ってサマソニ出るけど、エイフェックス・ツインも出るんですね。エイフェックスって初期のほんの数枚にしか興味ないけど一度は観てみたいけど夏フェスじゃムリ! ゆらゆらって、あと、伊豆のフェスにも出るけど、これもいいのが出る。タンジェリン・ドリーム、リッチー・ホーティン。両方とも懐かしいなー。そんで、一番観たいのが、ラリー・ハード。Fingers INC.(ラリー・ハードの別名儀プロジェクト)聴くと、80年代中頃のあのなんともいえん浮かれたアーバンなむず痒い空気を思い出す。ラリー・ハード関連でいえば、Mr.Fingersが一番好きだった。だったというか、冷房をつけずに寝るわしとしては、毎年、Mr.FingersのIntroductionは睡眠誘導剤として欠かせない1枚。これは眠れるよー

【Mr.Fingers - Children At Play】(YouTubeより)

     観たいけど。。。  やっぱ フェスはムリ・・・ (∪。∪)。。。zzZZZ・・・
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2009年07月12日

リバーブ地獄

昨日、情熱の国スペインからはるばるやってきた情熱的D-Beatバンドを観に行った。DESTINO FINAL(デスティノ・ファイナル)。前身バンドINVASIÓN(インバシオン)が、去年の暮れあたりから日本中の(ごく一部の)パンクスの話題になってましたから、ミーハーなわしらも当然この流れにのっかって二枚のレコードをすぐに購入したらこれがえらくカッコ良かった。巻き舌、喉から血が噴き出すかのようなリバーブ全開ボーカルスタイル。真っ黒いキャンバスに血をぶちまけたようなサウンド。抽象的な感想だけどホントそんなかんじ。

【INVASIÓN】

リバーブ全開! ってか全開過ぎ? 山びこ? お前ら最高!

【INVASIÓNのドス黒い凶悪サウンド】
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左:INVASIÓN (1st)。右:La Caza (2nd)。イラストがどことなく永井豪チック。そのせいかアタマの中で、デビルマンなEvil 極悪ワールドと連動。どちらの音源もカッチョいいです。

ところがデスティノ・ファイナルはまだ聴いたことがない。My Space、YouTubeでも聴いてない。どうせならナマで初体験したほうがいいんではないか? ということで昨日行ったわけですがこれが良かったーーーーー! 観る前は海外バンドによくある、いい加減でドタバタなライブを想像してた。ところが超ウマい! 個人的には海外バンドには日本のバンドにあまりないラフでアホなライブを期待して行くんですが、この超絶バカテクD-Beat Rawサウンドには正直参ってしまった。全体がどんどん加速してどんどん狂った世界に突入していく感じ。アンコール二曲含む、演奏時間三十分弱はみじか過ぎた。もっと観てぇ〜! 狂ったリバーブボイスを、そして猛爆D-Beat Rawサウンドをもっと浴び続けてぇ〜!
幸い東京は来週19日にも、来日ラストライブが高田馬場で行われる(東京って贅沢!)。しかも対バンが豪華。絶対行く! ところがそういうわけには行かないんだな、これが。この日は、アースダムでもっと最高なライブがありますから。Deathtribe & Final Bombs企画『Apocalypse Now』。出演バンドが、Deathtribe、Final Bombs、Kriegshog、Fight Back、Disgust、そして....D-Clone !!! うおっりゃぁーーーーーーー! デスティノ・ファイナルももいっかい観たいが、ゼンマイアタマ的にはこっちのほうが1000倍観たい。D-Clone Tシャツが販売されるらしいしBGMが『Grave New World』オンリーだし(笑)。いやー楽しみだなー。D-Cloneといえば、先日発売されたシングルが素晴らしかった。アメリカのMÖRPHEME(モルフェイム)とのスプリットシングル。

【D-CLONE / MÖRPHEME - Progressus EP】(MOUSE MS-001)
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スゴいぞD-CLONE !!! まさに WALL OF NOISE!! NOISE NOT MUSIC!! まさに ENJOY !! D-BEAT & NOISE !! 現時点で世界最高のD-BEATサウンドではなかろうか。激ウルせぇぇー!
対するMÖRPHEMEもスゴい! リバーブ全開暴走機関車状態(機関士不在)、いうことなしの、FINISH INSANE 放電 CRUST サウンド !! そんなアホ丸出しの造語を勝手につけたくなるほどの大傑作。『硬核器慟隊、混沌ト騒音ノ渦中』。この看板に偽りなし。両バンドマスト過ぎっ!

あれ? そういえば、 D-Cloneのオフィシャルサイトでは、D-TAKT & RÅPUNK RECORDSからリリースって書いてあったけど違うレーベルから出てるよ。ゼンマイ通信でも前にそう書いたけど.... こまかいことは、ま、いっか。で、どこから出たのかというと、大阪のレコードショップPUNK & DESTROYのサザナミ氏のレーベル『MOUSE』から。これがリリース第一弾だそう。こんな最高な音源を第一弾から出すなんて初っぱなからハードルあげ過ぎて次が大変なような気もするけどとにかく素晴らしいレーベルの誕生にはウレシさで胸がいっぱいです。このスプリットシングルは本当に傑作なのでパンクス以外の人も買うべき。え? 上から目線? 違うね。全方位無重力目線。まじめにほんとにスゴいのでレコ屋から消滅する前に要捕獲!

【MÖRPHEME - Disorder for Order】

きぃーーっ! カッコいーーー! アメリカのバンドなのにほとんど日本のバンドにしか見えん! ボーカルとギターが日本人だからこれは当然にしても、服装とかサウンドとか、過去の素晴らしいバンドをお手本にして、吸収・解体・再構築する方法は現在の日本のクラストバンドと同じ。これが悪いわけがない。どストライク! うーん、ナマで観たい! 頼むから来週のアースダムにD-Cloneと一緒に出てくれー! そんで、デスティノ・ファイナルも高田馬場をけって、アースダムに出てくれー! ってか、まじめに、デスティノ・ファイナル、アースダムのほうに出たほうがいいような気もする。だめ?

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話変わるけどそろそろ選挙行かなきゃ。そういや選挙ってみんなどんな基準で投票してんのかな。税金安くしてくれそうな政党、世の中良くしてくれそうな政党、戦争なくしてくれそうな政党。わし、政治にそんな要求いっさいしない。わしの投票基準に政党とか公約は関係ないです。国民の希望を政治家に託す時期はまだまだ先(たぶんそんな時は永久にこない)。今は、政治家を調教する時期だと思う。あの自己顕示欲の強いバカな連中には、まず、六本木住人より夏フェス族よりパーティー族よりすべてにおいて国民より “下” ってことをわからせる時期。方法は簡単。“第一政党” を落とし続ければいい。もちろんこれは特定政党のことは指してない。とにかく “第一政党” を落とす。与党から野党。野党から与党。それを繰り返す。ようするに掌握権はこっち側にあることを教える。お前らの運命はわしら次第。お前らの運命はわしらが決める。そんな感じ。ホントね、あいつらホンモノのバカだからこのくらいしないと自分のバカさ加減に気付かんと思います。日本も核武装! とかトボケたこといってるボンボンと政治家こそ、D-CLONE & MÖRPHEMEを聴くべき。なのかもな〜
posted by 薇頭 at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月30日

主人公がいなくなっちゃった

マイケル・ジャクソンが死んだらしいけどホントかな。なんか、だまされてる気もするんだよな。プレスリーみたいに実は死んでないんじゃないかな。たとえ本当に死んでたとしても、しばらくしたら目撃情報がわんさか出てくるだろうし。ジャングルでバブルスと喧嘩してたとか、マイケル・ジャクソンそっくりショーのオーディションで見かけたとか。実際今日、近所のサミット(関東にあるスーパーマーケット)で買い物してたし。まあ、なんにしても、おおやけから存在が消えてしまったのは事実らしい。おおやけというか、地球から主人公がいなくなっちゃった。

ファラ・フォーセット(メジャース)が死んだ。マイケル・ジャクソンが消えたのと同じ日に。この二人が同時にいなくなったことに意味を見いだそうとするわしみたいなパチもん人間はわりと多い。人が死ぬことに意味はないと思うけど、色んな意味で象徴的な出来事のような気がしないでもない。
二、三カ月前に彼女のことをネットで調べてて、ガンで闘病中と知った。だからそんなに驚かなかったけど、それなりに隔世の感はある。彼女を知って三十年以上だからね。ちなみになんでファラ・フォーセットのことを調べたのかというと、kito-mizukumi rouberとチャーリーズ・エンジェルに相関性があるような気がして、無理矢理こじつけようとしたためです。結局、なんだかよくわからなくなってこの目論みは失敗。kitoはkito! ってことで落ち着いた。話を戻すと、ほとんどの若い人は知らないと思うので少しだけ説明。彼女は70年代、ある部分を代表する女優さんでした。ある部分というのは、セックス部分。セックスシンボルとしての存在。チャーリーズ・エンジェルでの彼女は、アメリカ、というか、世界中の殿方(と、一部の女性)をメロメロにしてました。健康的でセクシーでチャーミング。今でいうと誰だろ、、、 シャラポア? 古い? でもあれだ。チャーリーズ・エンジェルで有名っていうかポスターだな。「Farrah Fawcett-Majors」で、画像検索してみ。彼女のポスターがいくらでも出てくるから。

【Bee Gees - Night Fever】(YouTubeより)
開始、27秒あたりに、ファラのポスターのアップが出てきます。52秒あたり、扉の左側にポスターの全景がちらり。しかしトラボルタってかっちょええな〜

話それるけど、バート・レイノルズという男優さんも、この時期、セックスシンボルとして世界中の御婦人をメロメロにしてました(一部の男性も)。ロンゲスト・ヤード、トランザム7000、グレートスタントマン、etc。彼の主演作は、どれも男の体臭ムンムンで、むせ返るようなマッチョムービー。アメリカそのものって感じで、何も考えたくない時なんか最適。最近では(それでも12年前!)、ブギーナイツでの彼が最高だった。あ。今度の爆音上映、ブギーナイツやろうよ。

【Boogie Nights - Trailer】(YouTubeより)
20秒あたりに、銀髪に赤シャツのちょいワルなバート・レイノルズの姿が。歳をとって、ますますカッコよくなってる。まだまだ体臭ムンムン(加齢臭?)。ちなみに、主人公ダーク・ディグラーの部屋にもファラのポスターが貼ってありました(母ちゃんに引っぱがされる!)。このことでも、いかに、ファラが時代のアイコンだったのかがわかる。映画やドラマなんかで、70年代を表現するにはファラのポスターは絶対必需品なので、これからもこのポスターの製造は終わることがないと思う。うーん欲しい。しかし時代はやっぱディスコだよなー

ところで、マイケル・ジャクソン。彼のことを初めて知ったのは1979年12月28日。なんでこんなに日にちがハッキリしてるのかというと、3年B組金八先生、第10話「女生徒軍団朝帰り」のディスコシーンで、「今夜はドント・ストップ(Don't Stop 'Til You Get Enough)」が流れたからです。うおっ! この気持ちのいい軽快な音楽はなんじゃ!? それが出会い。以後、この曲が収録されてる、彼のソロファーストアルバム「Off The Wall」('79)は、長いあいだ愛聴盤となる。もちろん今もよく聴く。これまでの音楽遍歴で、一番繰り返し聴いたアルバムは、ディスチャージの「WHY」。ではなく、おそらく「Off The Wall」。冗談でもなんでもなく。セカンドアルバム「Thriller」('83)もいいけど、個人的にはやっぱオフ・ザ・ウォール。その中でも一番好きな曲がこれ。なんかほんとに女子大生DJの深夜ラジオみたいな展開になってるな。

【Michael Jackson - Rock With You】(YouTubeより)
うーん、良過ぎる。金のニオイとか超越してる。マイケルって、金で金のニオイを消すことに成功した唯一の人間かもしれん(人間?)。金っていうか毒のニオイだもんな。いや、すでにニオイもない。五感の領域を超えてる感じ。ちなみに、この、ほとばしる「Off The Wall 愛」は、ゼンマイアタマにも載ってます。ところで、金八先生シリーズはみんな観たことある? もし観てない人がいたらぜったい観たほうがいい。シリーズ1&2だけ。シリーズ1・第10話「女生徒軍団朝帰り」なんて、アタマクラクラ。ディスコシーンなんてホントおもしろい。シュール。あらためて考えると、この10話で70年代の幕が下りたんだよな。最後の餅つきシーンなんてすごく象徴的な気がする。これ以降、すべての人が自分中心に生きる時代になったもんな。金八先生含め。

ここからが重要。マイケル・ジャクソンが消えて、ファラ・フォーセット死んだ6月25日、もうひとりあっちに行った人がいる。あっちに行ったっていうか、こっちにいる時にはすでにあっちに行ってたSky Saxon(スカイ・サクソン)。60年代のアメリカのバンド、The Seeds(シーズ)のボーカル&ベース、そんでそのあとヤホア13に入ったり色々やった、まあちょっと変わった人です。今頃はあっちで、ファーザー・ヨッドとハングライダーでもやってんじゃないのかな。

註:ヤホア13(Ya Ho Wa 13, Ya Ho Wha 13, Yahowha 13)と、
  ファーザー・ヨッド(Father Yod)については、各々、自宅学習でおねがいします。

【The Seeds - Pushin' Too Hard】(YouTubeより)今のパンクよりイカレてるような〜

ね。シーズいいでしょ。ジャンルでいったらガレージ、サイケデリックになるであろうこの妙に明るい反復ロウサウンドは聴いてるうちに確実にアタマがムズムズしてくる快楽音楽。その常習性はまるで麻薬。といっても、麻薬はやったことないので、ゼンマイアタマ的にはスイーツって言ったらいいのかな。スイーツ・アシッド・ガレージ・ミュージック。シーズって、ロウパンクの原型といってもいいんじゃなかろうか(ストーンズもそうなんだろうけど、あんま知らない)。というかガレージの類いはほとんどがロウだけど。モノラルだし。たまに今のクラストバンドが、モノラルでスタジオ音源だしたらいいのになあって思うけどそれじゃああまりにも崩壊しちゃうか。もし、今のロウなパンクが好きで、源流あたりに近づいてみたいと思ったら、シーズなんていいと思います。全然ちがうようで共通する部分も意外に多いと思うよ。

【The Seeds - The Seeds】('66)
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ガレージでいえば、あとやっぱ、ナゲッツ(Nuggets/60年代のガレージやポップスをあつめたコンピレーション)がいい。ロウサウンドどうこういうより、気が滅入ってる時はナゲッツ聴くにかぎる。ペブルスシリーズも好きだけど、あれは聴いてるうちに音楽的に色々掘り下げたくなるので精神的に調子がいい時にはいいけど調子が悪い時は精神の闇範囲が広がるおそれがある。Vol.3 The Acid Galleryとかさ。Spider !! Help me !! Help me !! それにくらべてナゲッツは、わりと無味無臭などうでもいい楽曲も多数収録されてるので、ほんとに何にも考えなくてすむもんね。
・・・なんでこんな展開になったんだ?

妙な展開ついでに。ところで、みなさんは落ち込んだ時に聴く音楽ってなんかあるんでしょうか。わしは何パターンかあるよ。それについては次回(たぶん)。ホントに落ち込んでるときは音楽はまったく聴かなくなるんだけどね。にしても、2009年6月25日は、色んな意味で想像力を刺激される不思議な一日だった。金、セックス、ドラッグ、宗教、愛。色んなモノを絡めてなんか意味を見いだそうとした。結局行き着くところは同じで、意味はなくたまたまってことになるんだけど。まあ色々試せて、正直おもしろかった。そんでやっぱり不思議な一日だった。あれかな。50年前の同じ日、天覧試合で長嶋が村山からサヨナラホームラン打ったことが関係してんのかな。あれ? ホントはファールだったんだっけ? わし、カープファンだからどうでもいいや。
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2009年06月23日

Kawakami Forever 2009 !!!!

ポッポッポッポッミュージ♪ ポッポッポッポッミュージ♪
あ。震度サンからメールだ(震度サンからのメール着信音は、MのPop Muzik)。

「シルバーアップルズ来るよー♪ ヽ(*゚▽゚)ノ」(原文まま)

うおっ! 行きたい! あれ? でもシルバーアップルズって、四年前にテイラーが亡くなってるから今はシメオンだけだよね。ドタバタ生ドラムなしかー。とはいえ、生ザ・シメオン(シメオンの自作楽器の名前)は一回体験してみたい。どうしよ。「詳細教えて」to 震度サン。送信っと。

「7月3日、代官山UNIT、開演22時、前売り4500円 当日550円」(原文まま)

前売り4500円で、当日が550円? これじゃあ誰だって当日で行くんじゃない? え? 5500円の間違いだそうです。しかし、行く気半減。曜日・チケット代はまあ問題ないにしても、場所と時間がなあ。まるでいい印象がないUNITでこの開始時間ってことはオールナイトじゃん。オールナイト苦手。映画ならまだしもライブとなると話はちがってくる。去年、UNITのオールナイト行ったけどほんとつらかったもんな(全体的な雰囲気が)。あれを思い出すと胃のあたりがキューっとなる。「対バンは?」 to 震度サン。送信っと。

「バッファロードーター、クルエル瀧見、あとDJ。面倒臭いね(○ ̄ 〜  ̄○)」(原文まま)

あっち方面か。行く気なくなった。この辺の人達ってキライじゃないけど、あのパーティー族っぽい雰囲気が苦手なんだよな。パーティー族? こんなことわざわざ正直に書かなくてもいいけど、思い出すとイライラしてしまってつい書いてしまう。ってことはやっぱキライってことになるのか。ま、いいや。むこうもこっちのことキライだろうし。そんな、思春期の中学生の悩み相談みたいな一人問答はいいとして、やっぱ、シルバーアップルズは観たい。

【Silver Apples - Ruby】(YouTubeより)

シンプルメロディー&反復リズムを基本としてるので、クラブカルチャーとリンクするのは自然なこと。ハッピーでピースフルなイメージもあるし。だからクラブ方面の人がシルバーアップルズを呼んだのも自然。シルバーアップルズ(シメオン)自体、自分の音楽を過去のものとして捉える保守的なロック方面の人と組むより、いつまでも古びない常に新しいものとして捉えてくれるクラブ方面の人と組むほうがいい気分になれるだろうし(マニュエル・ゲッチングにしてもそうかも)。数年前、ゆらゆら帝国の12インチがクラブ方面に受け入れられたのも、彼らが(クラブ方面の人のことな)柔軟性があって、踊れるものなら親でも使え的な、ようするに、頭じゃなくて感覚で動いてることを証明してたもんな。くやしいが、その点は見習うべき部分もあるかもしれん。なんだか乱暴な意見だけど、案外ハズレてない気もする。何が言いたいのか。シルバーアップルズは、「ロック」ってことが言いたい。わかりやすく言うと、今度シルバーアップルズが来るとしたら、次はロック屋が呼べよ、と(夏フェス屋は呼ばなくていいです)。そんで対バンは、ゆらゆら帝国にしろと(これが言いたかった!)。というわけで、今回の銀林檎は〜 パスっ! たぶん。
わがままついでに言うとですね、ミニマルを共通項として、D-Beatのパンクバンドも対バンにいれてほしいんです。どのバンドがいいかな〜。叶わんとわかっていながらあえて言うと、やっぱディスクローズ!

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川上氏の命日、6月5日に合わせて、ディスクローズのDVDが発売されました。今月6日、大阪で開催された、Kawakami Forever Gigに行けなかったわしは、この国宝級D-Beat Raw Punk DVDで連日のように東京の片隅で燃えまくってるわけですが、震度サンのわし以上の燃えっぷりには逆に冷静になってしまいます。この人大丈夫? でも震度サンの気持ちわかる。これを観て燃えないほうがおかしい。

【Disclose - West Coast Chainsaw Tour 2004】
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高知の男道レコードよりリリース(当然!)。タイトル通り、2004年のアメリカツアーを収めたもの。カメラ1台、それも、ほとんどバンド側からの撮影で、ヒゲ面のプロレスラーみたいな客が目前にわらわら迫ってくる様は、つねに緊張状態のアポカリプス・ナウ! そんな栄養状態のいい荒くれゾンビ共にもひるむことなく、涼しい顔で熱い演奏を続ける川上氏の姿には本気で震える。もちろん、アベ氏&魚ちゃんもカッコええ! 肝心の音ですが、撮影位置の関係で全篇ひずみまくってバランスもクソもない。でもそこがイイっ! 大音量でわしの部屋はノイズの嵐! さらに、空爆D-Beatが窓ガラスを豪快に揺らす!(近所すまん)
そんで、ブックレットも充実。しかも初回製作分にはランダムで、パッチ・ステッカー・ポストカードが封入。わしのはポストカードだったけどこんなカッコいいポストカード使えるかーっ!
逆にこのポストカードに、「ディスクローズをわからんやつとは友達になれんね」って一文添えてわしに出してくれる人とは友達になれる気がします。それにしても、パッチとステッカーも、猛烈に欲しいんですけど誰かわしにくれません? くれた人とは、やっぱ友達になれる気がします。
DVDの最後、様々な人からのコメント文が流れる中、川上氏のオフショットが。ステージでの川上氏と普段の川上氏って、あんま変わりなく、つねにフラットな感じにみえる。なんかずーっと続いてる感じ。なんか? なんだろ.... よくわかんないけど、やっぱ、“パンク” なんかな。
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そして、パンクは今もこれからも続くわけで(DOLLがなくなってもね)、今週末は早稲田で、こんな豪華なパンクのライブがあるわけです。

[OLD PUNKS 激闘市街戦 VOL.4] 6月27日(日)16:00開演 早稲田ZONE-B
出演:00 Squad / Death Dust Extractor (津山) / Hat Trickers /
   Isterismo / Life / Reality Crisis (名古屋)/ The Sick (津山) /
   Skizophrenia (津山) / Stagnation / Tom and Boot Boys

学生の街、古本の街である早稲田が、この日は日本で一番濃いパンクの街に。もしゼンマイ通信を読んでる方の中で、古本好き(古本屋好き)の方がいらっしゃったらこの機会にいかがでしょう。パンクって歴史が浅い分、活字の世界ほど広くて深くはないかもしれないけど、ここにしかないものをひょっとしたら見つけることができるかもしれませんよ。あ。だいじょうぶ。見た目は違えど古本界隈にいる人達と大して変わりありませんから。適度に無礼で適度にどうしようもない、そんでいてなかなかおもろいヤツら。人があつまりゃどこの世界も同じですよ。

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昨日(22日)の夕刊に、原爆症の認定基準に関する記事が載ってた。「肝機能障害」と「甲状腺機能低下症」を追加。
詳細については各自の宿題にするとして、「放射線起因性が認められる場合(自分の疾病が放射能の影響によるものであることを科学的に証明できるかどうか)」が条件ですか。ふーん。たとえ被爆してても、簡単には原爆症と認めんぞと。よーするにチトでも先延ばしにするつもりなのね。
現時点で、被爆者の平均年齢が76歳。そんで、日本人の平均寿命が83歳。時間はもうあんまないんだけど。この調子だと、日本に被爆者がひとりもいなくなっても(近い将来その時は来る)、それでも全面的な認定はしないつもりなんだろうな。だってそんなことしたら次の戦争の時、国が困るもんね。64年前の核兵器と今の核兵器じゃ規模がちがう。第三次世界大戦(核戦争の意。「対テロ戦争」は除外)が起こった場合、生存者を保障するだけで国が破綻。ちがうな。保障云々以前に、人間(国)自体が消えてるか。こりゃ壮大なジョークだ。

【Disclose - Endless War】(YouTubeより)

ほんとはこんな歌なんて、この世にないほうがいいんだけどね。話はいきなり変わって、前回のゼンマイ通信で、次は5月31日のライブのことを書くと予告してたけど、結局書かずじまいでした。すまん。それより、今から27日が楽しみなのだ。デスダスト、物販、出してくれるかな。
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2009年06月15日

不安定。かも?

仕事でやっとInDesign(本を作るソフト)を使い始めた。職場の若い人達は前から使ってるけどQuarkXPress(これも本を作るソフト)を使える元新人類で旧人類のわしは意外に重宝がられ、インデザインをおぼえる必要がなかった。時代は変わる。クォークの仕事も徐々に減り、インデザインをおぼえなきゃお金がもらえない。めんどいけどおぼえる。しかし、インデザインって設定が色々と細かいんだよな。開発者ってぜったい神経質だな。のり貼って写植ぺたぺたやってた版下時代が懐かしい。あ〜 イライラする。すまん。どーでもいい話で。
というわけで、いそがしかったり体調悪かったりしたけど今年の爆音映画祭、なんだかんだで結構行った。その間ライブはあまり行かんかった。これは、行きたいのがあまりなかったからなんだけど、映画中心の生活って二十年ぶりくらいじゃなかろうか。あの頃はバカみたいに行ってた。それが身になったかというとよくわからんけどたぶんなってないと思う。
爆音映画祭、色々おもしろかったけど初めて観た映画のなかでは、2001年宇宙の旅がとくに良かった。猿すげえ! 宇宙すげえ! そういえば、スター・ウォーズもまだ観たことない。スター・ウォーズってどんなんだっけ? コスプレで宇宙をブイブイいわせる変質者の話だっけ。あ。それハーロックか。スター・ウォーズ観たいな。今度の爆音、スター・ウォーズ全作やってよ。ついでに未知との遭遇も。あ。宇宙からのメッセージもいいな。変質者でなぜか思い出したけど、ピーター・アイヴァースのお蔵入りアルバム「Take It Out On Me」が、最近いきなり発売されたのには驚いた。「The Untold Stories」からまだ一年もたってないし。他にもなんか隠してんじゃない? ヴェルヴェッツの発掘音源もそろそろ出てきていい頃だけどな。どうせあんだろ? 勿体ぶらんではよ出せや。

【Peter Ivers - Take It Out On Me】 ('70)
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Knight Of The Blue Communion ('69)と、Terminal Love ('74)の間に作られた本当のセカンド。こんな良いものがなんでお蔵入りだったんだろう(Clarence O'Dayは既出)。Knight Of〜同様、ちょいと変わった女性ボーカルを起用。ファーストの60年代特有のアヴァンギャルドな味が薄まって、70年代的ノー天気風味がすこし先取り注入されてる感じ。うーん。なんてナイスな感想だ。ま、ようするに、Knight Of〜と、Terminal Loveの間のミステリーゾーンが完全に連結したわけです。これが悪いわけがない。マスト! ちなみにボーカルのAsha Puthli(アシャ・プトゥリ)は、フリーソウルコンピで知ってたけど今回あらためてソロアルバムを聴いた。これもドストライク。やっぱマスト!

[Asha Puthli - Lies](YouTubeより)
73年のファーストから。ピーター・アイヴァースの呪縛がまだ抜けきれてない妙にクセのあるソウル。これは、J.J. Caleのカバーだけど、ピーター・アイヴァースの曲にしか聴こえない。フリーソウルなサバービアなセカンドサードもいずれ買わなきゃ。

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さて本題。例によって書きたいことがたまってます。このままだと書けないことも出てくるので、実際書けてないことも増えてきてるし今回ほんとに駆け足でいきます。
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4月4日(土)日比谷野音、ギターウルフ。セイジさんのサイボーグ化に要した期間、約1年半。やっと完成。そして復活。の割に満員じゃなかった。わしらはうしろのほうの席だったんだけど、まわりにあんまり人がいなくてのんびり観ることができて良かった。トータルで二時間くらいだったけど、もちろんギターチューニングなんてほとんどなし。しかも一時間くらいアンコールタイム(笑)。カッコいいけどグタグタ(笑)。そんで記念グッズは箸(笑)。うはは(笑)。こうやって自然と「(笑)」が増えるのがギターウルフのいいとこ。けっして暗い方向には行かない。そういや、来月、青森の野外フェスでライブやるけど共演が素晴らしい。三上寛、ゆらゆら帝国。あとは.... どうでもいいか。
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4月26日(日)日比谷野音。今年初めてのゆらゆら帝国。『20th Anniversary "LIVE2009" in YAON』。20周年(笑)。いや、笑うとこじゃない。というか、20年ってスゴい。なにがスゴいって、バンドでも恋愛でも、20年続くってことはそりゃあ色々あるわけで、共感だったり妥協だったり譲歩だったりセックスだったり(セックス!)。ゆらゆら帝国内にセックスはないだろうけど感情のやりとりは当然あるわけで、人とうまくやっていけないわしはやっぱり20年続くってことはそれだけでスゴいと思うわけです。でも彼らの場合、「何もないから続いてるも何もないです。それよりドーナツ食う? どう?(空洞)」って言いそう。うはは。しかしわしって、空洞ってキーワードからなかなか抜け出せないなあ。
ライブは誰もが想像する通り、20周年記念なんてあんま関係なくいつも通り。そう、いつも通り。いつも通りのスゴいライブ。どうスゴいか? なんだろな。アタマではそのスゴさがわかるけど、どうも言葉ではうまく言い表せん。ということはスゴくないんか? そういや、新曲良かったな。おじさんの墓がどうとかこうとかってやつ。もういっこの新曲も素晴らしかった。白昼夢っぽいキラキラした光みたいなやつ。両方とも今の日本ではゆらゆら帝国にしか作り得んと思います。マジで。あと、アーモンドのチョコレートのアレンジのカッコ良さはちょっとたまらんもんがあった。あ。思い出した。照明がいつもより色々割り増しされてた。なんかの模様がグルグル回ってた。たぶんあれが20周年記念って意味だったんだな。でも、はじまって三十分くらいはほとんど照明がつかなくて暗かったから差し引きゼロでやっぱりいつもの通りのライブだったかもしれん。いつも通りのスゴいライブ。
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4月18日(土)高円寺20000V。Rednecks企画『SceenxTodayxCrossover vol.8』。レッドネックス企画らしく、色んなバンドが集合。一番の目的はやっぱり、UNARM。カタリナとの合同ツアー後、初のライブですし期待大。この日もギターのキャベ氏(今まで、カベ氏と書いてました。すみません....m(_ _)m)の面白いトークが聞けた。そういえば、アンアームって20000Vでは初めて観る。ここらしく、ドラムがズンズン響いて気持ち良かった。来月の20000Vも、素晴らしい組み合わせでライブやるので当然行かねばなるまい。その頃にはクラストパンツできるかな。このペースじゃ、まあ無理だな。PISSCHRISTの来日までにはできてるといいけど。
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4月25日(土)高円寺20000V。AKUTAREと00SQUADの企画 "STREET HEROES"。全部で14バンド。午後三時から深夜零時近くまでやった。あまりにも疲れて途中で抜け出て高円寺をさまよった。戻って床で寝た。超疲れた。まさにハードコアな低予算ゾンビ映画みたいな一日だった。このあとすぐ風邪ひいたし。
最初がイステリスモ。緊張度がどんどんたかまってる気がする。観ててゾクゾクッとする(だから何故か笑っちゃう)。全体のスピードもあがってるような。音の速さというより感覚的な速度。アっという間。そこが常習性を誘発する要因のひとつでもあるんだよな。すぐにでもまた観たい。
津山のSKIZOPHRENIA(スキゾフレニア)。キャッチーだけどとことんロー。初めて観たけどすごく良かった。なんで最近の若い人ってこんなにセンスがいいんだ?
愛知のSYSTEM FUCKER。80年代ハードコアを彷彿とさせるヤンチャくれと聞いてたので期待大。音には正直あまり期待してなかった。ところが超カッコいい! 観る前はカッチリしたジャパなコアなサウンド(何だそりゃ?)を想像してたんだけど、混沌としたローサウンドでメチャクチャ好み。ボーカルの人の暴れる感じや、ギターとベースの人の佇まいなんか見てると、確かに80年代の日本のハードコアを連想する。でも、サウンド含む全体の雰囲気は今のパンクで古さはない。あと、ドラムの人の叩き方がすごくカッコいい。聞くところによるとかなり若いそう(高校生?)。パンクの未来は明るい。おそらく。はやくスタジオ音源聴きたい。そんでやっぱまたライブ観たい。
Death Dust Extractor。このバンドも津山。二月のイステリスモ企画で観たときは、音の作りは独特だけど、いまだからいうけど正直ふつうだった。だから物販ではTシャツ買わずにCD-Rだけ買った。ところがこの日は度肝を抜かれた。すげえ! なんだこりゃ!? 違うバンド? ってくらいカッコ良かった。Tシャツ買わなきゃ! 物販目指すもデスダストの物販なし。がーん。二月に買っときゃよかった(泣)。今月末のZONE-Bでは是非物販出してちょうだい。定額給付金は全額パンクバンドの物販で使うと決めてるのです。

【Death Dust Extractor - 8songs EP】
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デモCD-R(二月に物販で買ったやつ)をリマスタリングしたもの。カッチョええ! 個人的な印象なんだけど、デスダストって、アタマの中ではThrobbing Gristle(スロッビング・グリッスル)に近いです。ビックリした? おどろかしてスマン。まあこれはボーナストラックとライブでの音作りでこんな印象を持ってるだけなんだけど。こうやって書くと、パンクにあまり興味ない人も気になるでしょ。まあダマされと思って買ってくれ。たぶんダマされるから。ZYANOSE企画のオムニバスもメチャクチャ楽しみ。
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5月5日(祝日・火)、新大久保アースダム。『The Hardcore Holocausts』。3デイズの二日目。初日も行きたかったけど、風邪ひいてたし、次の日コミティアだしあきらめた。
No Value、スキゾフレニア、良かったなあ。そういや、スキゾフレニアの音の出し方に大変感心してしまった。ギターの外音がデカイとバンド側ってふつう喜ぶもんだけど、スキゾフレニアはあえて音を下げるようにしてた。そのおかげであの楽曲をすばらしいバランスで楽しめた。さすがは津山ローパンク。
イステリスモは音がひさびさデカくて超気持ち良かった。 で、やっぱスゴい緊張感。ピリピリした空気。たまらん。これってもしかしたら前後のバンドのオーラ? たぶん気のせいでしょう。
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5月17日(日)、新大久保アースダム。『Gray Asylum 3』。ZENOCIDE新譜発売ライブ。
イステリスモはこの日も音がデカかった。打率、防御率、勝率ともに格段にアップ&進化。イステリスモまだ観てない人は、そろそろ体験したほうがいいかも。なぜ? いやそう思うから。彼らもZYANOSE企画のオムニバスに収録されるので超楽しみ。
主役のゼノサイドはいつもよりステージにいる人が多くて(ゲスト?)、そのぶん分散した印象を受けてちょっと勿体ない気がした。もちろん音自体はえかった。近いうちにまた観るので楽しみ。

最後は、5月31日のことを書こうと思ったけど次回。どえらいスゴかったんだよなー。

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いかがだったでしょうか、今回のゼンマイ通信。ものスゴ、はしょって肝心なことを書いてない気がするけどしょうがないんじゃないでしょうか(開き直った!)。おい荏本、あれ書いてねえじゃねえかって思った方は、ご自分のブログかなんかで書いてください。DOLLも停止するそうなのでそのへんみんなで補足しあえばいいと思います。ところで、6月6日の大阪、Kawakami Forever Gigはどうだったんだろ。行く予定だったけど、色んなことが直前に発生して結局行けなかった。不況の波はうちにも到達。生活リズム狂いっぱなし。調子がつかめずめずらしく不安定。自己表現とか自己顕示の類いに無関心なわしとしては自分がどうなろうがなんとも思わんけど(投げやりな意味はないです)、生活のリズムが狂うのはやっぱり落ち着かん。何書いてるかわかりませんね。わしにもわかりません。ま、なんとかなるか。しかし色々書こうとすればするほど焦って思うように書けない。短い文章でマメに更新したほうがもっとマシなものが書けるかも。まあ無理だろうけど。あんま考えると眠くなるので、とりあえずは気分転換にピーター・アイヴァースでも聴きながら寝ましょう。んじゃおやすみなさーい ♪(^∇゜*)ノ"
posted by 薇頭 at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする