2012年01月04日

ダークな夜明け

1月2日。早起きして上野国立西洋美術館に。『プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影』『ウィリアム・ブレイク版画展』の同時開催。人でもモノでも基本ダーク志向なわしらにとって、一粒で二度おいしいこの企画。明るく希望を持って2012年を過ごすのが今年の目標といいつつもそれはそれこれはこれ。やっぱダークなほうが落ち着くわけで今年イッパツ目はキングオブダークな美術鑑賞に決定。ますますダークになるであろう2012年にふさわしいダークな幕開けです。

【プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影】http://www.goya2011.com/
【国立西洋美術館】http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html

『プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影』はプラド美術館所蔵のコレクションを中心とした展示とのことで、当然、『黒い絵』14枚を見ることができる! と思って行ったわけですが.... なかった。残念。でも、ゴヤのシステムファッカーな側面は十分堪能できるのでパンクスにもおすすめです。『ウィリアム・ブレイク版画展』は、水彩画なんかの彩色ものを見たかったけど、挿絵版画のみのセレクト。旧約聖書の挿絵などと題材はカタいですが、こちらも既存の枠は壊す的なブレイクのやんちゃな側面を垣間みることができます。第一すべてが美しいです。ちなみに、ブレイク版画展はゴヤ展の半券で見ることができます(ゴヤ展は混雑してたけどブレイク展はすいてた)。どちらも今月29日までです。

【Pinturas Negras (黒い絵)】


ここからさらにダーク?(続きを読む)
posted by 薇頭 at 00:35| ゼンマイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月01日

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今年もよろしくおねがいいたします!(あらいあき)

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posted by 薇頭 at 14:20| ゼンマイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

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2011年も今日で終わり。このブログを始めてから丸5年たつけど今まででいちばん更新が少なかった。来年もたぶんこんな調子です。今年はライブに行った回数も減った。でも印象に残ったライブはたくさんあった。最悪の時には最高のものが産まれる皮肉。特に印象に残ったのは、9月のKrömosom&Isterismoのツアー、そして10月のMob 47&Skizophreniaのツアー。どちらも最高だった。最悪でいえば、最悪な状況は今以上に加速していくだろうからパンクシーンに限って言えばこれからますます最高な状況になっていくと思われ、、、 それもまた皮肉な話しだなあ。
そういえば、Desperat(Mob 47+D-Takt & Råpunkの髭のオーナーJockeのバンド)のメンバーにサインを頼んだら、その場にいなかったJockeをMob 47のみんなが探しまわってくれた。Jockeに、また来て! と言ったら、もちろん! 日本はクソ最高だよ! と言ってくれた。最高にナイスなヤツら。

【Desperat - Suicide Attack】
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今年、とくに後半にかけて、毎月のように海外の最高なバンドがこの最低な状況の国に来てくれた。Mob 47、Krömosom、Stupids、....etc。来てくれたバンドにも感謝だけどバンドを呼んだ方や今のこの環境を作って支える大勢の人達にも普段以上に感謝した年になりました。わしらはライブに行って物販でお金使うことくらいしか出来ませんが.... ま、とにかく来年も怒りながら楽しもうと思ってます。



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今年を振り返ってみて今気付いたけど、家で聴く音楽は静かで落ち着くものが多くなって、ライブハウスでは怒りをよりダイレクトに感じられるものを中心に観に行くというサイクルになってた。平日は仕事に追われ休日はまんが。この生活を繰り返してるとどこかでバランスが崩れる。無意識のうちにバランスをとってたんだなー と今あらためて思った。いやまあそう思っただけでたまたまなような気もするけど。
そんな中、今年もっとも家で聴いたのはYutaka(横倉裕)。Pat Methenyが一番かと思ってたけど、今調べたらYutakaだった。彼のアルバムはどれも最高。声もルックスも最高。もうなにもかもが最高過ぎる。

【Yutaka - Brazasia】

90年作。Yutakaテイストがまんべんなく注入されてる楽曲のひとつだと思います。Great!!

【Yutaka - Love Light】

78年作。ソロデビューアルバムに入ってるPatti Austinとのデュエットソング。彼は琴奏者でもあります。オリエンタル風味がたまらん。ブレードランナーの続編の音楽は横倉裕を超推薦!

横倉裕の存在を知ったのは、彼が70年代前半に組んだバンド、NOVOから。彼の作るブラジル音楽を基調とした曲はどれも素晴らしく、当時世界中に存在したいわゆるセルメン(セルジオ・メンデス)フォロワーの中では、ボサリオ級どころか、本家級の完成度。当時の日本のポピュラー音楽のレベルってエラいとこまでいってたんだなあ。NOVOを聴くといつもそう思う。興味がある人は、編集盤が簡単に手に入りますので是非。ときに、6月12日のゼンマイ通信で「震災後、同じ曲でも以前と違って聴こえた」と書きました。NOVOの曲はとくにそうだった。

【NOVO - 愛を育てる】作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦 編曲:横倉裕


美しい曲、希望に満ちた歌詞。今となってはこんなに悲しく聴こえる曲もない。来年はどんな一年になるんだろう。いい年になるといいなあ。そうやって今までは普通に書けたけど、今はどこか違和感がある。時間がたてばその違和感もなくなるんかな。よくわからん。理想を言えば、どんな時もユーモアと希望はもち続けたい。うーん.... 脈絡がない.... 希望とか普段使わない言葉を使ってる時点でダメだなあ。ま、でも、怒りだけじゃどこかで行き詰まってしまうので今年最後は希望をこめてこの曲を。

【NOVO - 白い森】作詞:西川利行 作曲・編曲:横倉裕
posted by 薇頭 at 10:49| ゼンマイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月30日

広島と倉敷

今売ってるアックス84に、『ヒネヤ2の8』第6話が載ってます。
【アックス84】http://www.seirinkogeisha.com/
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告知欄に、あらいさんがイラストを担当した本のことが載ってます。
【余裕の暮らし】十佐間つくお著(創英社/三省堂書店)
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アックス84のあらいさんの作家近況のところに、9月末に広島と倉敷に行ったことが書いてあるので今回はそのことを。

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広島に帰省するのは、2005年、広島クラブクアトロでゆらゆら帝国を観た時以来6年振り。今回の帰省では、前回と同じくクラブクアトロでディスチャージを観た(ホントはディスチャージの数日後に来日するMob47を観たかったけど都合があわなかった)。ディスチャージ自体は何回か来日してるけどわしらは初めて観た。ボーカルも違うし今のディスチャージは音の好みも違うし自分にとってはそんな良くなかったけど、感慨みたいなもんはやっぱりあった。83年に初めてディスチャージを聴いて衝撃を受けた時に住んでたのは広島だったわけだし。そういえば、実家で昔の私物の整理をしてたら、渋谷のラ・モスカの通販で当時買ったディスチャージのバッジが出てきた。それを帽子につけてディスチャージを観た。子供の頃からまったく変わらない自分の嗜好に我ながら呆れてそんで笑った。この先もあんま変わらない気がする。

【実家からみえる瀬戸内の180°風景】(クリックで拡大)
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中央すこし右が、宮島(厳島・いつくしま)。左端の明るくなってる所が広島市の中心部。

倉敷は、蟲文庫の田中美穂さんこと小亀さんに会いに行くのが目的。2006年にゼンマイアタマという漫画同人誌をつくって、販売してくれるお店をネットで探し、そして蟲文庫を発見。ちなみにその時の検索ワードは『古本・同人誌・ラリーズ』。わはは。さっそく蟲文庫にコンタクトをとって本誌を送った。販売してくれるとの返事をもらい、いろいろやり取りしてるうちに懇意になり今に至るわけです。以来、小亀さんとは東京で何度も会ってますが、お店自体はまだ行ったことがなかった。今回初。ところで、その小亀さんとの出会いのきっかけとなったゼンマイアタマも在庫がほぼなくなりました。当初、ゼンマイアタマ2も出すつもりでしたが、カナッコに思いのほか時間がかかってしまいこちらは今のところ頓挫。いつか出せればいいなーと思いつつ、ま、でもカナッコやってるほうが今は面白いのでこれはこれで良し。

【ゼンマイアタマ2に載せるつもりの4コマ】(クリックで拡大)
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描いたのは07年。

倉敷に来る前は超ど田舎を想像してたけど、かなり大きな街でおどろいた。商店街もわしら好みでいい感じ。蟲文庫のある美観地区は、映画のセットみたいな雰囲気だった。初めて行った蟲文庫は、以前から写真などをたくさん見ていたためか、初めてって感じはなく、ひさしぶり〜って感じですこし不思議な気分になった。小亀さんのお母様、猫、亀にも会えたし、あらいさんも近況で書いてましたが、小亀さんのおかげで楽しい倉敷滞在となりました。いつかまた行きます。

【蟲文庫の帳場】猫が元気すぎてビビった。
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【多肉植物会議】わけていただいた多肉植物がベランダで少しずつ育ってきてます。
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posted by 薇頭 at 19:59| ゼンマイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月27日

深海魚

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勝又進さんの『深海魚』が青林工藝舎から出ました。原発で作業する下請け労働者(原発ジプシー)を描いた作品や、土俗的・神話的な作品などが収録されており、勝又進という作家を丸ごと堪能できる贅沢な本です。感想を書きたいけど風邪ひいてしんどく明日も早いのでもう寝たいので超簡単に書きますが、素晴らしい本です。大きな本屋さんやネットなどで買えると思いますが、ここはひとつ、青林工藝舎で直販するか、タコシェで是非! なぜなら、青林工藝舎かタコシェで買うと、『勝又進 “脱原発” 四コマ集』がオマケとしてついてくるからです(手作りだから限定少部数!)。なお、青林工藝舎のおまけ付き直販は、10月31日受付分までだそうです。あと5日? みんないそげ!

【勝又進 “脱原発” 四コマ集】
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(右のカットは表紙を拡大したものです)

この四コマ集、当然、2011年3月11日以前に描かれたものです。それなのに、今年の3月11日以後、街中で何度か目にした光景や風景が描かれてます。この既視感! ようするに、なーんも進歩してないんですね。この国、この世界は。

【青林工藝舎「アックス」編集部だより】「21日発売、勝又進「深海魚」オマケ小冊子」
 http://seirinkogeisha.sblo.jp/article/48950245.html

【タコシェ】「勝又進『深海魚』(青林工藝舎)特典つき」
 http://tacoche.com/?p=5870
posted by 薇頭 at 00:30| ゼンマイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月24日

電人ザボーガーGO〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



「ザボーガー最高だったよ! イグチさん!」あらいあき
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【電人ザボーガー公式サイト】http://www.zaborgar.com/

昨日、新宿に電人ザボーガーを観に行った。ザボーガー、マジで最高! 楽しい! また観に行く!
で、そのあとUFO CLUBで観た、灰野敬二+亀川千代+東郷生志がこれまた最高で、ザボーガー風に言えば、青年期大門&熟年期大門の壮絶バトル! って感じでした。・・・チトちがうか。
ま、なんにしてもきのうは楽しい一日でした。
posted by 薇頭 at 22:18| ゼンマイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月28日

Night Of The Phantom

自宅のパソコン修理完了。PCメールも使えるようになりました。ご迷惑おかけいたしました。

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告知です。7月2日(土)から17日(日)まで青山のビリケンギャラリーで[アックス夏祭り]が開催されます。あらいさんも原画展示で参加します。この原画は販売され、売上げの一部は東日本大震災の被災地への義援金となります。詳細は青林工藝舎のホームページでご確認ください。販売するのはこちらの絵になります(クリックで拡大します)。

【Night Of The Phantom】
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180mm×270mm
¥30,000(売切れ)

アックス80の表紙の別バージョンですね。墓場で演奏会! “Night Of The Phantom” というタイトルはもちろんこの曲から。

Larry & The Blue Notes - Night Of The Phantom


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今回は告知だけで終わるつもりでしたがそれもなんなのであとすこしだけ。またまた山松ゆうきちさんのことを。今売ってる映画秘宝8月号の連載コーナー『大西祥平のニュー漫画大学秘宝分校』に、タコシェでの山松さんのサイン会のことがちょっとだけ載ってます。前々回「わしらが昔から好きな作家さん」と書いた、いましろたかしさんと山松さんの、その場にいたら気絶したかもしれないシビれる会話の一部が収録されてます。是非読んで! で、大西さんが、いましろさんのコミックビームでの連載漫画『ぼけまん』について触れてたので単行本化を待たずにビームを買って読んだわけですが、こ、これは! といったホントに本気な内容になぜか爆笑してしまいました。非日常なのに日常っぽい演技をしながら日々の生活(経済活動)を営んでる今現在の日本人の姿がウソ偽りなくバカがつくほど正直に描かれてます。これを読んで爆笑したわしは自分自身に爆笑したわけです。わははー。福島第一原子力発電所事故は現在も進行中。そして同じくコミックビームに載ってるしりあがり寿さんの『震える街 〜出発 discontinuous day』も今読むべき作品だと思います。いきなりですが下の写真はアックス夏祭り用の作品を制作中のあらいさんです。あらいさんはともかく、机の上の鬼太郎は今の日本の状況に何を思うのでしょう。

記 者「鬼太郎さん。原発はいけませんね。放射能がうようよしてますから・・・」
鬼太郎「そう人間にはね・・・ 妖怪はだいじょうぶです」

ってな感じでしょう。おそらく。

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posted by 薇頭 at 00:21| ゼンマイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月12日

皆殺しのぶぁんか

めずらしく一週間もたたずにブログ更新。近いうちにパソコンを修理に出すので一応更新しなきゃなーと思ったからです。3月11日に壊れてしばらくたってなんとか復活して、今まで騙し騙し使ってたけど(動作がイマイチ不安定だったり画面が半分しか見えなかったり)、メーカーの震災特別修理サービスが今月いっぱいで終わるので修理に出すわけです。というわけで、ゼンマイアタマのPCメールはしばらく使えないので連絡はそれぞれのケータイまでおねがいします。

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前回のつづきです。震災後、同じ曲でも以前と違って聴こえたと書きましたが、具体的に何を聴いた時にそう感じたか。最初の頃は歌詞が入った曲はほとんど聴く気にならなかったのですが、歌詞入りの曲を久しぶりに聴こうと思った時にチョイスしたのは、70年代前半の日本の、今ふうに言えばソフトロックです。70年代前半という時代だからなんでしょうが、この頃の若者に向けた音楽には、希望や未来を連想させる言葉がウソみたいに本気でちりばめられていて(公害や戦争のことも多いですが)、3月11日以前はそれに対してノスタルジー的見地から心地良さを感じてよく聴いてました。まあ、ノスタルジー云々抜きにしても楽曲がいいから好きなんだけど。で、3月11日後は同じ曲でもまったく違って聴こえました。

【江利チエミ - 旅立つ朝】('71)


作詞・保富康午、作曲・村井邦彦。震災後に聴いて感情が揺さぶられた(?)曲は、なぜか大半は村井邦彦によるものでした。この曲の他にも、震災前と違って聴こえたものはたくさんあるけど、それについてはいずれ。書くかも書かないかも。

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ここからは、前回の山松ゆうきちさんの続き。わしらが初めて接した山松作品は、『2年D組シリーズ がんばれ番長』('74)だったわけですが、番長ものももちろん好きですが、後半に載ってる短編『こえたご大将』、そしてとりわけ『皆殺しのばあんか』に衝撃をうけました。その衝撃は、次の7コマ漫画にあらわれています。

(クリックで拡大します)
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これは大人計画が出してたミニコミ『月刊 悦び組ジャンプ』(1994年頃)にあらいさんが連載してた、『皆殺しのぶぁんか』という作品です。内容はともかくタイトルをみれば一目瞭然。ちなみにこれは一回描いたものをもう一回描き直したものです。理由は、あの時のことを思い出すとコワいやらオモシロ過ぎるやらで書くのに躊躇するんですが..... ようするに原稿を紛失されたと。わはは。いやしかしオモロい7コマだなあ。話しは急に変わりますが、昨日は新宿のデモに参加して、街で買い物して経済効果をあげてる人たちの結果的に迷惑になって時に罵声をあびたりしたわけですが、その時なぜか『皆殺しのぶぁんか』のことを思い出しブログに書こうと決め、で、その夜、山松作品を読んで震災前後関係なしに山松さんの作品はいつでも輝いてるなー とあらためて思った次第です(これを書きたかった)。

【2年D組シリーズ がんばれ番長】(1974・朝日ソノラマ)
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[山松ゆうきちの小屋]http://www.ictv.ne.jp/~yamamatu/index.html
山松さん自作のホームページ。サイト全体なんだか大変そうで、まるで『インドへ馬鹿がやって来た』状態で、文字のくずれもお人柄を表してて大好きなホームページです。
posted by 薇頭 at 21:03| ゼンマイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

山松ゆうきちさんの半日店長

6月5日(日)。昼は喫茶店であらいさんとまんが会議。震災以後、なんだかモワ〜っとした気分は未だ継続中。のため、なかなか集中できない。やたら眠い。喫茶店でもすぐ寝てしまう。原発事故が収束するまでこのフワフワダルダル感は続くと思われ.... って収束ってどの時点? なんて、原発のことを絡めるのは、自分達の怠慢は今後すべて原発のせいにしようという意識のあらわれだと思います。そういえば、色んなとこで色んな人達が、震災が起きてからしばらく音楽が聴けなくなった、同じ曲でも以前と違って聴こえる、といったようなことを言ってました。わしも同じ。3週間くらいはほとんど音楽を聴かなかった。これは、気分的というより、ラジオなんかで色んな人の意見を聞いて自分の感覚・感情とすり合わせてイライラしたり焦ったり落ち着いたり、そんなことを延々やってたので音楽比率が下がったわけです(ブログ比率はさらに低下)。
さっき、自分は震災以後何を聴いてたかを、iTunes再生回数で調べてみた。断トツでパット・メセニー(Pat Metheny)。色んなアルバムをシャッフルで延々リピートしてたからなあ。以前から寝る前によく聴いてたけど、震災以後、起きてる時も意識を睡眠状態に持って行きたかったのかもしれん。よくわからん。何を書きたいのかもよくわからん。


これはGary Burtonのアルバムですが、パット・メセニーも参加してます。
すごくよく眠れるアルバムです。

話がだいぶそれたので5日にもどします。喫茶店のあとは高円寺のレコ屋へ取り置き商品を受け取りに行って、線路沿いを歩いて中野へ(ゼンマイアタマは最近できるだけ歩く。ふたりともメタボだから)。目的はタコシェでのイベント、[『またまたインドへ馬鹿がやって来た』発売記念 山松ゆうきち半日店長]。わしはもちろんですが、あらいさんはわしの遥か上をいく山松ゆうきちファン。わしは20年くらい前にあらいさんから山松さんの存在を教えてもらいました。あらいさんはその少し前に永福町の古本屋で、それまで名前も存在もまったく知らなかった山松さんの最初期の単行本『2年D組シリーズ がんばれ番長』('74)を偶然見つけて(なんと100円!)イッパツでファンになったそうです。それ以降、あらいさんの本棚に山松ワールドがすこしずつ広がって行くことになります。ちなみにあらいさんの中の漫画家三本柱は〈松本正彦・水木しげる・山松ゆうきち(50音順)〉だそうです。2008年のタコシェでの山松さんのサイン会は行けなかったので、今回は行かないわけにはいかないのです。

イベント開始時間の午後五時、タコシェに到着。混雑してたのでしばらく他の店をウロウロ。三十分後に再びタコシェ。あとで知ったんですが、わしらが昔から(デビュー時から)好きな作家さんが来てたらしく、わしらと入れ代わりで帰られたあとだったそう。残念。でも、山松ファンと知っただけでもうれしい。あらいさん、早速、『またまたインドへ馬鹿がやって来た』を購入して山松さんにサインをいただく。それとは別に自宅から持ってきてた『がんばれ番長』にもサインをいただく。ちなみに、山松さん自身久し振りに『がんばれ番長』を見たそう。
サインをいただいたあとはそのまま店内に残り、山松トークを堪能。大西祥平さんのツボをつくピンポイントクエスチョンのおかげで、山松さんの人となりが少しわかったような気がした。イベント最後に披露された、山松さんと大西さんのコンビによる本格インド風漫才(日本語Ver)とはまた違った、フリー度の高い即興漫才のようだった。貴重で贅沢な時間だったなあ。

イベント最後、山松さんと大西さんによる漫才実演。
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台詞の配分に山松さんのお人柄があらわれてたような(笑)。

山松さんとあらいさん。
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この写真の別ショットが、青林工藝舎「アックス」編集部だよりに載ってます。
http://seirinkogeisha.sblo.jp/article/45759288.html

タコシェのブログにもこの日のことが載ってます。
http://tacoche.com/?p=4828
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翌、月曜。この日も喫茶店でまんが会議。最初の話題は当然、前日の山松さんのイベントのこと。面白すぎた山松語録を思い出すため、あらいさんと記憶をすり合わせる。が、これが意外に細かい部分を思い出せない。ハッキリ覚えてることもあるけど、ここには書けないことだったりする。残念。まあ、もし書けたとしてもわしの文章能力では山松さんの面白さは伝わらないと思うので、興味がある方は山松さんの本を読んだほうがいいと思います。月並みなシメですみません。じゃ、Pat Metheny Group聴きつつ山松さんの漫画読みながら寝ます。ちゃあらんちゃあらん

posted by 薇頭 at 00:23| ゼンマイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月05日

1986-2011

先月、7年振りにケータイを機種変。時代はスマートフォンなんだろうけど使いこなす自信がないから今まで通りケータイにした。色々と進化してておどろいた。ワンセグ? Wi-Fi? このまま進化すればガイガーカウンター、どころか放射能除去装置が搭載される日もそう遠くない(「反原発? んじゃ電気使ってんじゃねえよ」といった実直なご意見をツイッターなどで発信なさってる方のケータイには不搭載。そのかわり緊急炉心冷却システム非搭載型超小型原発を搭載)。そういえばあらいさんもケータイを新調しました。あらいさんに御用の方は、これからは直接本人に連絡お願いします。

【アックス80】http://www.seirinkogeisha.com/
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あらいさんの絵が表紙だからといってあらいあき特集ではありませんが『ヒネヤ2の8』第四話が載ってます。巻末にあるあらいさんの作家近況の補足を。4月3日に行った代々木公園『Benefit Gig for 震災東北関東』ですが、残念ながら途中で中止になりました。が、嬉しいことにこの日演奏できなかったバンドに新たなバンドを加え、今月29日(日)に早稲田ZONE-Bで第二弾があるそうです。

【Grind Shaft Official Web Site】http://www.grindshaft.com/index2.html

作家近況に、あと、86年5月11日新宿ロフトへリップクリームのライブを観に行ったと書いてありますがその時の対バンはGauzeとWar Painted City Indianで企画名がDead End Gigでした。ライブ内容ははっきりとは憶えてないけど(あらいさんもあんま憶えてないそう)、帰り道に小雨にあたったことはわしも今でもはっきりと憶えてる。チェルノブイリ原発事故が起こって25年。
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少しだけ近況を。仕事、まんが、ライブ(あんま行けてない・泣)。そんな感じでしょうか。一昨日はフランスから来日中のGasmask Terrorを観に早稲田ZONE-Bに。ホントはライブ行ってる場合じゃないけど気持ちが鬱々としてたので行った。IsterismoはZONE-Bで何回も観たけどその中で一番良かった。トップのAvfallからトリのGasmask Terrorまで最高だった。行って良かった。だいぶ気が晴れた。今月は他にも行きたいライブや映画や展覧会やデモなんかがあるけど行けるかチト微妙。というか無理なような。やることやらねば。もうこんな時間か。そろそろ終わる。久しぶりに更新したわりに短い記事でしたがそれではこのへんで。あ。そういえばこの秋にスウェーデンからMOB47が来日するんですね。こりゃスゴい。楽しみ。スウェーデンといえば、25年前、チェルノブイリで重大な原発事故が起きてることに初めて気がついた国で、、、 と、このまま続けてたらいつまでたっても終わらないので今回はこの辺で。では残りの連休を皆様どうかお体気をつけて。あ〜 8日のアースダム行きて〜

posted by 薇頭 at 23:33| ゼンマイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする