2009年09月21日

直通エレベーターで13階

気付けば夏も終わって涼しい季節というか夜なんて寒い。でもこの季節が一番いい。光熱費トータルで安いし夕方散歩してるとなんか無料で切なくなれるし。プロ野球もいつの間にかシーズン終了間際。巨人が断トツで首位じゃん。そのわりに他球団にあきらめムードが漂ってない。ああ、横浜以外はCSの可能性がまだあるのか。スポーツってルール次第でどうにでもなるよなー。ん? 今、CSって言葉が自然と出てきたけどCSってなんの略だっけ? Concrete Sox? 最近出たDOOMとのライブスプリットCD-Rがなかなかえかった。などと季節の移り変わりの話にパンクネタを少量まぜつつ、不定期連載ゼンマイ通信は13階直通エレベーター乗り場へとまいります。

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ADVERSE、EL ZINE、KAOTIK HERO、MOBSPROOFなんかのパンク雑誌やミニコミは普通の本屋に売ってないし内容がいいのでお金出して買うけど、メジャーなどこでも売ってるような音楽雑誌は立ち読みですませてしまう(今懐に余裕がない。今だけじゃないけど)。読みたいところが少なかったりそもそも読みたいものがなかったり。というか今、音楽雑誌ってなんかいいのあったっけ? 思い浮かばん。あ。レコード・コレクターズは毎号みる。たまにいい記事載ってるし。今月号も本屋で表紙を眺めてて、おっ! となった。[【特集】リマスターで聞くビートルズ]。ではなく、下のほうの文字に反応。[ロッキー・エリクソン]。最近発売された、13th Floor Elevators(サーティーンス・フロア・エレヴェイターズ)の未発表ライブ音源、『Psychedelic Circus』がらみの特集かな。短い記事なのでさっそく読む(立ち読みでスマン)。未発表ライブ音源についてではなく、ふつうのインタビューだった。ふつうといっても相手がロッキー・エリクソンなのでふつうのインタビューではなく微妙に空間がねじれてるんだけど。なんつうか、誌面に、トゥクトゥクピュクピュクって描き文字が見えるかんじ。ようするに変。記事を読んだかぎりでは彼のアタマの中の暴風雨はすでに去って、今は宇宙遊泳してる状態といった印象をうけた。何言ってるかわからん? インタビュー読めばわかると思います。でもその前にロッキー・エリクソン知らん人は彼の音源聴いてからのほうがいいかもしれん。素晴らしいから。もちろんパンクスにも大推薦。スカイ・サクソン同様、ロッキー・エリクソンもパンクと何かしらつながってる部分もありますしつながりようがない部分も多々あるけどそんなの関係なく良いです。では、直通エレベーターで13階へGO!

【13th Floor Elevators - Slip Inside This House】(YouTubeより)

13th Floor Elevatorsは60年代アメリカはテキサスのバンド。この曲は2ndアルバム『Easter Everywhere』('67)の一曲目。なんか変な音が始終しますね。トゥクトゥクピュクピュク。この音の発生源はエレクトリック・ジャグ(ミルクピッチャーをでかくしたような壷みたいな形の楽器)。演奏してるのはトミー・ホール。作詞も数多く手掛けてますし、あの音とともに彼なしではエレヴェイターズはあり得んというくらいの重要人物。タイ料理に例えるならパクチー的存在。
レコード・コレクターズのインタビューによれば、ロッキー・エリクソンは最近、トミー・ホールと二十五年ぶりに再会したとある。エレヴェイターズ復活か? 残念ながらそれは今のとこないらしい。ん? Special Thanks欄に『Vinyl Japan』の文字が。むむ。ということは、来年あたりRoky Erickson & The Explosivesでの来日があるかも。あ。そういや、オンリー・ワンズが再来日しますね。今回は、You've Got To Payやってくれるだろうか。うおー! 楽しみだーーー!チケット代高いけど〜

【Roky Erickson & The Explosives - You're Gonna Miss Me】(YouTubeより)

これは『The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators』(1st・'66)の一曲目。そして代表曲。このライブではエレクトリック・ジャグは使用してませんね。でも、アタマの中でトゥクトゥクが自動的に鳴り響く。ははは。しかしこの2007年の映像を見るかぎり、演奏も声もしっかりしてるなあ。もっとグタグタかと思った。インタビューでのボーッとした印象とはかなりちがう。二年の間に進行したんかな。それとも後遺症かな。ほんとクスリはいけんな。

なお、今回のインタビューを行った川田倫代さんのブログ、アンダーグラウンドで会いましょうによれば、レコード・コレクターズで書ききれなかった話をそのうちブログにのせるそうです。楽しみ。ところで、今回のインタビュー読んでる最中、なんか前にも似たようなのがあったなと思ってたんだけどさっきわかった。『怪』11号、[水木しげる×坂本慎太郎]の対談。微妙に空間がねじれてるところが一緒。ロッキー・エリクソンも水木しげるもどっちも人の話を聞いてない(笑)。まあ、水木しげるの場合は確信犯的な部分もあるんだけど。そのへん『ゲゲゲの女房』(武良布枝著)を読むとよくわかります。ゲゲゲの女房おもしろいよなー。著者がちゃんと観察者になってるから夫婦間のやばい出来事もサラっとしてて笑って読める。今まで知らんかった水木しげるの一面を知ることもできる。是非続編も書いてほしい。そういや『ゲゲゲの女房』って、来年テレビでやるんですよね。あと映画も。あ。ロッキー・エリクソンが主題歌やるってのはどう?

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お金がない。そんな時に怒濤のライブラッシュ開始。うーん、困った。どうする震度サン。今月は、スウェーデンから、Imperial LeatherとFy fan(結局行かんかった)。イギリスからはUKハードコア御三家。Rednecks企画にJohns Town Aloha企画。来月以降は、オーストラリアからPisschrist、スウェーデンからAvskumが来日。新宿ロフトでは、DRIVE TO 2010という欲張りイベントも始まる。ゆらゆら帝国のワンマンもあるし、Nylon100% と U.F.O. CLUBが一緒にやるイベントもある。で、オンリー・ワンズが再来日。まだまだ他にもたくさん。全部行けるわけなーい!

話はかわり、今回のアックスに載ってる震度サンのまんがに、ヴァンパイア&バーバパパなゆかいなガレージバンドが出てきたけど(もちろん後篇にも登場)、やっぱガレージって見た目が大事だよな。世の中にはおもしろいルックスのガレージバンドが沢山いるけどマミーズはかなり素晴らしい部類にはいるんじゃなかろうか。ボロボロ具合が素晴らしい。もちろんあのLo-Fiサウンドも最高。観てえー BUT解散してるしー と思ってたら11月に新宿ロフトでライブやるのでビックリした。去年復活してた? 知らんかった。生き返ったミイラが死んでふたたび墓場から地上へと復活。まさに、Back From the Grave !!

【The Mummies - The Fly】(YouTubeより)

目玉オヤジになる前の鬼太郎の父ちゃんが4人。フガーッ! アホだ。金はないけどマミーズは観たい。UKハードコア御三家は正直あんまり興味ないからヤメ(大阪、名古屋の組み合わせだったら行ってた)。浮いた金でマミーズ行こう。そうしよう。今、決めた。しかしわしってなんでこんなにボロボロの格好に惹かれるんだろ。わからん。黒いボロボロのバンドもいたらいいのに。あ。それ、クラストか。

【チュウチュウカナッコ第6話のネーム】(クリックで拡大)
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ネーム貸してくれてありがとう震度サン!

ネームっていうのは設計図みたいなもの。これを見ながら本原稿を描いていきます。ネームは平日昼間の喫茶店なんかでテンションあげて勢い良く書きなぐったりするので、キャラクターの表情が豊かだったり迫力があったりします。本原稿をネームの勢いに近づけ超えるように描く作業は大変だけどスリリング。しかし震度サンのまんがって、Lo-Fi入ってるよなー
posted by 薇頭 at 00:40| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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