2012年08月01日

夏のゼンマイアタマ

ただいま、8月末〜9月中旬発売予定の、『ヒネヤ2の8』(あらいあき著・青林工藝舎)の単行本を制作中。『チュウチュウカナッコ』も夏の発売だったので暑い時期での作業だったけど、今年は二年前よりさらに暑い気がする。暑いというより蒸す。冷房なしでの作業はキツい。バテ気味なのでウナギを食べようということになり、商店街や近所のスーパーで探したけど、異常な高価格であきらめた。3巻はなるべく涼しい時期に出しましょう、あらいさん。
そんなこんなでほとんど遊んでない。ライブにも行ってない。外に出るのは夕方近所に買い物に行く時くらい。夕方の商店街っていいよなー。なんか子供が多いな。あ、夏休みか。散歩しながら、買い食いしたり古本屋まわったり。最近、本を買うことが増えた。あとレコードも。金がない時ほど金を使いたくなる。そういえば、今月下旬発売のアックス88ですが、あらいさんの特集になります。大西祥平さんによるロングインタビューです。今売ってる、映画秘宝9月号『大西祥平のニュー漫画大学秘宝分校』で、そのことについて触れてくださってます。ありがとうございます。
映画秘宝9月号といえば、カール・ゴッドリーブのインタビューが載ってて興奮した。カール・ゴッドリーブを知らない? ジョーズの脚本を書いた人じゃないですか! この記事の取材・構成クレジットが『東京ジョーズ会』なんですけど、小学3年生の時に『広島ジョーズクラブ』(会員自分のみ)を主催していたわしとしてはすごく気になる。『東京ジョーズ会』ってなに?
レコ屋で『HARD STUFF』第11号(先鋭疾風社・1993年発行)を購入。Idiot O'Clockの記事、付録の関西アングラ人脈図などどれもおもしろかった。1981年に収録された、長井勝一氏のインタビューも良かった。ガロに対する複雑な想いを、当時25歳の小西昌幸氏が率直に長井氏にぶつけてて、読んでるこちらまで熱くなる。
新刊では吉田豪氏の本を初めて買った。『サブカル・スーパースター鬱伝』。鬱に関しては、各人それぞれの生活様式や考え方に起因するものなので自分とリンクすることはなかったけど、吉田氏がサブカル界の鬱になった人達を取材して(観察して)導きだした、“鬱の引き金要因” に関してだけはリンクせざるを得んかった。その辺は各々読んで確認していただくとして、鬱になる可能性は誰にでもある。わかってはいるけどそのことに対して改めて考える機会を与えてくれた本なので1,680円は今の自分には高かったけど買って良かった。で、個人的にこの本で一番良かったのは、吉田氏による前語りと後語りの部分でした。QuickJapanに対する考えとか、サブカル界の細かい線引きがちょっとだけ見えた気がしておもしろかった。外から見ると案外どうでもいいことでも、当事者達にとっては重要なことなんだな、と当たり前なことを再確認。パンクの世界も実は超入り組んだ世界なんですよー と言ったところで、大抵の人にとってはどうでもいいことですもんね。なんか長文になってきたのでそろそろ作業に戻ります。
ヒネヤ2の8の単行本に関しては、なにか決まり次第こちらでお知らせいたします。ではまた。あ、小亀さんこと倉敷・蟲文庫の田中美穂さんも近々本を出されます。コケの本、蟲文庫の本に続いて、今度は亀の本。亀! 本の正式名称は『亀のひみつ』(WAVE出版)。亀のひみつ・・・。亀の世界も相当入り組んでるんだろうな。古本の世界も。もちろんマンガの世界も。

posted by 薇頭 at 21:14| ゼンマイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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