2012年10月17日

Punk & New Wave Live in Neon X

10月19日(金)から11月4日(日)まで、青山ビリケンギャラリーで「大アックス祭2012 My Another Jackets」が開催されます。音楽がテーマで、各作家の好きな曲、好きなアルバムのCDジャケットを好きなイメージで描くというもので、総勢56名の作家が参加します。展示されてる絵は販売されるそうです。各作家さんが、どんな選曲で、どんなイメージで描いてくるのか今から楽しみ!

期間/10月19日(金)〜11月4日(日)12時〜19時 ※月曜休廊
会場/ビリケンギャラリー
   東京都港区南青山5-17-6-101
   電話 03-3400-2214
   http://www.billiken-shokai.co.jp/
詳細/http://www.seirinkogeisha.com/event/index.html#121013tm01

【Punk & New Wave Live in Neon X】(120mm×120mm)
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あらいさんは、『80年代前後の(そんなには有名じゃない)パンク・ニューウェーブのバンド達によるオムニバスアルバム』という設定で制作しました。ゼンマイアタマ的には、『ネオンX(ヒネヤ2の8に出てくるディスコ兼ライブハウス)で活動しているバンド達によるオムニバスアルバム』です。なお、あらいさんの絵を購入した方にはもしかしたらうれしいことがある.... かも?お楽しみに。

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2012年05月14日

最近のゼンマイアタマ

ただいま『ヒネヤ2の8』の最終話となる第8話を制作中。6月下旬発売のアックス87に載せるのは今のところ時間的にキビシいので8月下旬発売のアックス88に載るかと思います。あと、まだ決定じゃないけどもしかしたらアックス88と同時期に『ヒネヤ2の8』の単行本が発売されるかもしれません。説明するまでもなく、いえ、ちゃんと説明すると、『ヒネヤ2の8』は『チュウチュウカナッコ』の続編です。ゼンマイアタマ内では、通称『ヒネヤ』で通ってますが、『チュウチュウカナッコ2』『カナッコ2』『カナッコ続編』など、みなさん好きなように呼んでください。発売日などこれから決まったり決まらなかったりするかと思いますがなんか決まったらお知らせします。しかしあらいさん、まんがってイジョーに時間がかかりますね。あと金も。

ここ数カ月こんな状況ですから友人知人に会うのはもちろんメールや手紙を出すのもデモに行くのもブログを書くのもついつい忘れがちになってしまうのも当然なわけですがライブには行ってます。とはいえ例年にくらべて激減。ヒネヤに時間かけ過ぎかかり過ぎ! 2月のMauser楽しかったなー。初日のアースダムも良かったけど最終日の高円寺ドムスタでの超圧縮空間全員暴れ過ぎライブがスゴ過ぎて楽し過ぎた。先月の新宿アンチノックでの消毒GIG Vol.158、Gauze & Framtidの2マンも楽しかったなー。Gauzeはお客さん前方殺到祭りでほとんど、というかまったく見えなかった。残念。音と雰囲気を楽しんだ。大阪のFramtidは一年に一回見れるか見れんかなのでこの目でしっかり見なきゃいけないので前の方に移動。よく見えた!! Framtid最高。いつか大阪で見たい。見よう。一昨日は早起きしてまんがの作業を急いでこなして早稲田ZONE-Bへ。Isterismo、そして大阪からLastsentenceが来る。当然行く。イステリスモを初めて見てからもう四年。ドラムが変わってから約二年半。今のイステリスモは前のイステリスモとは完全に別のバンドのような印象を個人的にもってますがあらいさんにしてもそう思ってるらしく前も大好きだったけど今のイステリスモのほうが今現在の自分達の志向・嗜好・思考によりあってる気がする。ラストセンテンスも初めて見てからもう四年。ラストセンテンスもメンバー構成が変わった。当然音も変わった。前も好きだったけどステンチ度がよりアップして超いい意味でグタグタ度もアップしてその上ポップな今のラストセンテンスが大好きなのでいずれ大阪に見に行く!! あっ、MARIAさん。わしらのことブログに書いてくれてありがとー!! また今度お話しましょー

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posted by 薇頭 at 23:17| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

140文字以上のつぶやき

今年はまだシモヤケができてない。いつもならとっくにできてるはずだけど。なぜだろう。ボロ穿いてるからだろうか。真冬に乾布摩擦、素っ裸で寒中水泳。みたいなもん? 寒気に膝をさらすことで体全体の血行が良くなったのかも。来年あたり『クラスト健康法』って本を出していっちょ儲けたろか。というわけで、先週日曜(6日)、中野MOONSTEPにAVSKUMのツアー最終を観に行ってきた。満員御礼大盛り上がりで最高! だったけど、ムーンステップで超満員ってことはステージがほとんど見えないわけでそのへんちょっと残念だったけどそれはそれ。楽しかったことに違いないわけでACUTE(愛知・岡崎)良かったなー。事前に面白いバンドって聞いてたので自分内ハードルがあがって大丈夫かなと少し心配だったけど、そんな不安どっかいってしまうほど良かった。ハードコア乱歩。というか、まさに『猟期と幻想』。言葉では言いあらわせない、あらわしようもない、独自の世界をつくってた。日本のパンクの深さと広さをあらためて思い知った。今度はちゃんと見える会場でこの不可思議な世界に沈んでいきたい。ひさしぶりに乱歩読みたくなってきた。
LIFE。新体制になってから見るの三回目。ツインギターとなったLIFEサウンドはそりゃあ凄まじく、曲そのものに元から備わってる力を現場で最大限に発揮するにはこの形がベストに違いなくパンクとかメタルとかそういうジャンルの壁みたいなものが無意味になるくらいの破壊力を備えた今のLIFEは全音楽ファンが体験するといいなー! と思いつつ何を書いてるかわかんなくなってきたけど新体制LIFEはとにかくいい! とくにシングル『WARNING』の楽曲が連続放射される時の高揚感はこの世のものとは思えん気持ち良さです。
そして、日本最終公演となるAVSKUM。四日前に見たばかりなのに、印象が違ってみえたのは面白かった。イステリスモ企画の時は、長旅の疲れか慣れない日本での演奏だったからか、全体的にバタバタしてたような気もしたけど、最終日の演奏はメチャクチャ気合いが入った気迫の演奏で、見るほうも(よく見えないんだけど)、思わず体全体に力がはいるほど。個人的には初日のもたついたバタバタAVSKUMのほうが好きだけど、中野の気合い入ったのも良かった。アンコールにDISCLOSEの『Dying of Disease』(たぶん)やったのはウレシかったなー。最終日に相応しい色んなつながりを感じさせてくれるエンディングだった。
ところで。AVSKUMがスウェーデンに帰国したらまわりの人達になんて言うんだろ。「ジャパンでは今ノイズの嵐が吹き荒れておる。日本のパンクはスゴいぞ。絶対お前らも日本に行くべきだ。今すぐにだ!」って、MOB 47に言ってくれないかなー。あと、GIFTGASATTACKの連中にも、絶対言って!

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話しは変わって、7日(月)のこと。震度サンに横浜の実家から電話。実家からの電話でいい知らせなんてものはまずないわけで、大抵はドッキリする内容で、震度サンも例外ではないわけで、母親と話す声のトーンでもハッキリと悪い知らせとわかる。電話を切ったあとしばしの沈黙。

震度サン(以下あらい)「埼玉の親戚のお兄ちゃんわかる?」 荏本「メタルの人でしょ。おぼえてるよ」 あらい「自殺したんだって」 荏本「なんで自殺ってわかるん」 あらい「検死結果。浜辺にうちあげられたのを釣りに来てた人がみつけたみたい」 荏本「遺書とか遺留品は?」 あらい「みつかってない」 荏本「じゃ自殺かどうかわかんないじゃん。警察って大抵自殺で処理したがるから。あいつらめんどくさがり。自転車とめて職質してる場合じゃないっての。自殺するような心当たりはあったん。そういうサインだしてたとか」 あらい「よくわかんない。明日さぐってくる」

8日(火)夜。あらいさん、埼玉の親戚の家より帰還。自殺の原因は(自殺かわからんけど)、「人生の不安のため」と家族は捉えてるみたい。個人デザイナーの仕事がうまくいってなかったとか勤め先が給料未払いだったとか離婚したとかアパートを引き払わなきゃいけなくなってたとか。そりゃ大変ではある。考えようによっては自殺の原因にもなる。逆に、これからなんでもやれる状況ともいえる。遺書や自殺をほのめかす言葉がなかった以上、もう何が原因で死んだのかは知りようがないのでこれ以上は考えない。事件・事故の可能性は消えんけど、わしは家族じゃないのであんまクビをつっこむのもどうかと思うしそんなことしてるヒマも金もない。
ちなみに、遺体を解剖したあと(警察、監察医務院の二度)、棺に納めるための諸々の処置をしてくれた納棺師は、映画『おくりびと』のモデルとなった人。の、師匠らしい(※)。師匠? らしい? ってか、なんでそんなこと家族が知ってんの? これは葬儀屋さんからの情報。言わなきゃ気がすまないんだな(笑)。そんで、遺体が見つかって家に戻ってくるまでに、自動的に五十万円請求されたらしい。うーん。どんなとこにもユーモアは潜んでますね。
(※:伝聞、また聞きの類いで、かなり怪しい情報。あらいさんに確認しても、なんか曖昧)

わしがこのメタルの兄さんと会ったのは、二十二年前の一回きり。けど、強烈に印象に残ってる。というのも、家にお邪魔した時(正月だったような)、この人にアタマを何回も叩かれたから。どうも酔っぱらってたらしい。あらいさん含め家族がまわりにいたのでなんとか我慢したけど正直キレる寸前だったので強烈に記憶に残ってた。たまに思い出すとイライラする。あらいさんはそのことを思い出すと笑う。それもイライラの原因だったり。まー いいけど。あとで聞くところによると、あらいさんが連れてきたはじめての友達だったので、わしに好意をよせての行動だったそう。ふん。その人は当時、メタルバンドでギターをやってて、その界隈ではそこそこ名の知れた存在だったらしい。で、あらいさんとわしはハードコアパンク。ともに世間的にはチトはみ出してるわけで、そのお兄ちゃんは同志というかそんな風にあらいさんのことを捉えてたようで、ようするにカワイイ存在だったみたい。生前よく「亜樹と俺はハンパもんだから」って笑ってたらしい。ハンパもん(笑)。たしかに。でももし自殺だったとしたらそっちはハンパもんじゃないと思うけど。ハンパもんはハンパもんらしく、そっちのぶんもハンパな人生送って楽しもうと思ってます。

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12日(土)は、新大久保アースダム。Kriegshog企画『Magma Beat Hell Vol.3』に行った。大阪でもスゴいライブがあったけどこっちもスゴいので交通費がかからん東京を選択。貧乏人にゃ当然のチョイス。土曜日のいい天気、12月にしてはあったかい絶好の外出日和でしかも全バンド素晴らしいとくりゃ会場当然超満員! のはずが、あれ? あんま人いない。三重からContrast Attitudeが来てるけど。AVSKUMに来てた人達はいったいどこに消えたんだろう。そういや初台のAVFALL企画も、人、来てなかったなあ。両企画とも、ものスゴ贅沢な組み合わせだけど。なんか他のライブとかぶってたっけ。かぶってたとしても東京の人口が1300万人なんだからもうすこしいてもよさそうなもん。あ。わかった。みんなツイッターでつぶやくのにいそがしいんだ。そんで人のつぶやきフォローするのに夢中なんだ。そんなら仕方ないね。
Screwithin、Asocial Terror Fabrication、Rednecks、Crossface、Total Noise Accord(三重)、Fastkill、Contrast Attitude(三重)、そして、Kriegshog。チト文章書くの疲れてきたのでまとめちゃうけど、ホントに全バンド良かった。こんな素晴らしい雑音と音圧、ぜったいナマじゃないと味わえん。そこ(現場)に行って、デカイ音の中、デカイ声で耳元で叫びあいながら(耳を悪くしながら)、目の前にいるヒトと話すほうがわしは好きです! ってそんな告白どうでもいいー! それより、Contrast Attitudeがとにかくスゴかった! 震度サン、狂ったように体を揺らしてた! わしもアタマ振りすぎて死ぬかと思った! あ。死んでしまったらこんなオモロい体験もう出来ない。色々と落ち着いたら埼玉まで墓参りに行こう。もちろんボロ穿いて。そんで墓石を上からパチパチ叩く。墓に入ってる他の人には悪いけどそうせんとわしの気がすまん。性悪?はい。なんせわし、ハンパもんですけえ。

【Contrast Attitude - Apocalyptic Raw Assault】
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極上の絨毯爆撃D-BEATサウンド! 全曲良いけど個人的にとくに “Answer” “Forever...” が最高。このアルバム聴いて冷静でいられる人間なんているんだろうか。スゴい! でもライブのほうがもっとスゴい。ナマで体験するD-BEATサウンドはツイッターより確実にハマる! はず。もし、宇宙人に「地球で自慢出来るものは?」って聞かれたら、「D-BEAT」って答えると思う。
posted by 薇頭 at 00:26| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

今日はどれに?

うーん。どうしよ。今日は、行きたいライブが三つも重なってる。高円寺で、AVFALLとUNARMの出る企画。中野では、AVSKUMのツアー最終。そして、渋谷で、kito-mizukumi rouber。うーん。こまった。茶道はやってないけど、わしの中の『一期一会スケール』に照らし合わせてみれば最終的には、やっぱ.... あれかなー
しかし、2日(水)のイステリスモ企画は良かった。UNARMにゃおどろいたなー。妙に客のキャベさんコールが激しいなーって思ってたら、イステリスモのサトシがキャベさんルック(ベースボールキャップ着用)で立ってんだもんな(笑)。あれは、誰でも笑うと思います。でも、じつは事前に、キャベさんが風邪でダウンして、サポートでサトシがギター弾くって聞いてたので、ホントの意味ではサプライズではなかったけど、それでも面白かったし楽しめた。ちがう人が演奏すると、当たり前ながら同じ曲でもまったく違う。色んなことがみえて面白かった。アンテリスモのあとのイステリスモはこれまた笑うしかないくらいに崩壊してて最高だった。とくに、クリーグスホッグのカバー。出だしだけクリーグスで後は完全に大崩壊。ホントに大崩壊(笑)。もちろんいい意味。次のD-cloneもスゴかったなー。ノイズの壁があまりにも高くて分厚いので、客のアタマはクラッシュ状態。最後のDISCLOSEのCONQUESTのカバーはジーンとしてしまった。考えてみりゃ、カバーとはいえ、ライブでDISCLOSEの曲を初めて聴いた。しかもD-cloneが演奏するわけだから。最後のAVSKUMはやっぱ最高だった。音に関しては、オーソドックスで今の日本の主流のノイズ主体の音作りにくらべたら迫力の点では物足りなさを感じるかもしれん。けど、あのなんともいえんモロでベタベタな感じは、もうこれぞ理想的Swedish D-Beat Raw Punkって感じで、聴いてるあいだは脳内で変な分泌液が出っぱなしで大変だった。

話しはいきなりかわって、昨日は、雨の中てくてく甲州街道を歩いて、初台WALLにAVFALL企画を観に行った。AVFALL(アヴフォール)の企画は、好みのバンドがたくさん出てるので基本的に参加。あ。そうこうしてるうちに、もうこんな時間。はよ書かんとやばい。
KROSSA(クロッサ)。いやー おどろいた。なぜかベースがイステリスモのサトシ。アンアームの時は知ってたからそんなに驚かんかったけど、これにはビックリ。現在、東京クラストシーンは、世間と同じく風邪が大流行中。あの人もあの人もあの人もダウン。新型ウィルスかどうかはわからないけど、とにかくワッルイ風邪がはやってる。ようするに、アンアームの時と同じく、メンバーの風邪による代打(大変だなあ)。急遽の編成にもかかわらず、クロッサはやっぱカッコ良かった。ちょうど一年ぶりに観る、名古屋のFOLKEIS(フォルケイス)。緊張感が増してて、違うバンド? っていうくらいカッコ良くなってた。予約してる新譜も早く取りに行かなきゃ。最後のAVFALLは当然ながらやっぱ最高。関東の空爆D-Beat Raw Punk勢の中では(そんなんあるんか?)、間違いなくトップ級のカッコ良さ。サウンド、メンバーの佇まい。ともに素晴らしいので、もっともっと、色んな人に知られていくといいなー と思います。ホントなら、AVSKUMのほうに出ればウレシかったけど、まあしょうがない。

というわけで、今日は、AVSKUM最終に最終的に決定! かな。晴れてよかった。しかし、あったかいな。じゃ、行ってきますー
posted by 薇頭 at 14:28| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月03日

破壊的な音が早稲田にきた夜

耳がキ〜〜〜ン。いつも以上に耳鳴りがひどい。それもそのはず、今日、というか、昨晩は早稲田にイステリスモ企画を観に行ったからなんですが、、、 これがよかったーーーーーー!
平日で、しかも、急遽会場が変更されたにもかかわらず、会場、満員だったし盛り上がったし。
AVSKUMのホンマもんのべったべたD-Beatにゃマジで震えたなー。しかしアンテリスモには笑った(笑)。いや、良かった。あれ? なんで140字以上書けるの? あ。これ、ツイッターじゃないのか。はあ、しかし、今日のライブは良かった。なんかしらんがホっとした。ホッとしたら眠くなってきた。というわけで寝ます。 (∪。∪ )Zz.......
posted by 薇頭 at 01:26| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月30日

破壊的な音が早稲田に

ひさしぶりのゼンマイ通信。まずは緊急のお知らせから。11/22(日)に発生した高円寺の居酒屋の火災に伴い、同ビル地下にあるライブハウス『20000V』が、現在も使用できない状態にあります。22日以降の20000Vで行われる予定のライブは、既に他のライブハウスに会場を変更してるようです。ゼンマイ通信を読んでる人は全員参加することになってる、12/2(水)、20000Vで行われるはずだったイステリスモの企画も、会場の変更が一昨日ようやく正式に決まりました。

12/2(水) 早稲田ZONE-B http://zone-b.jp/ (OPEN 18 : 00/START 18 : 30)
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チャージに変更はなく、前売りチケットもそのまま使えるそうです。詳細などは、各自、早稲田ZONE-Bで確認してくださいねー。(画像は、UK EXTRAのBLOG&NEWSより転載しました)

スウェーデンからAVSKUMですよ! しかも、対バンが、D-clone、UNARM、DEATHTRIBE、そして、ISTERISMO。この日は早稲田の古本街がズタボロの黒い人だらけで大変なことになるんじゃないでしょうか。

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一昨日の28日(日)、アースダムにCosmic Neuroseのレコ発を観に行った。会場入ってすぐにカレーのいい匂い。ライブスペースで、COOKING PUNKがカレー屋さんを出店。COOKING PUNKというのは、ナナエちゃん(UNARM)、ユリエちゃん、SYOON(ISTERISMO)による料理グループ。COOKING PUNKのつくるVEGAN FOODSってうまいんだよなー。この日のカレーも辛くて最高。また食べますねー。

カレー食べて熱くなった体をさらに熱くしてくれたのは、この日に出たすべてのバンド。全バンド例外なく熱かった。ところで、最近、フロアのハチャメチャ度がアップしてるような。たまに危ないシーンも見かけるので、アクロバティックな動きをする人は準備体操をしたほうがいいかもしれん(個人的に客全員の準備体操を見てみたいだけなのかもしれん)。わしのまわりでも最近ライブで負傷する人が増えてる。ハインリッヒの法則に当てはめれば、ヒヤリ・ハット段階の事象が増えてる状態。これの意味するところはようするに、って、わしは何を言ってるんだ?
で、イステリスモ。そういや、先週日曜の横浜での彼らのライブは、もう完全にイっちゃってて、ノイズ竜巻状態で(音デカかったなー)、何をやってるのかほとんどわからんかった。わははー(笑)。あまりにノイズが強力だとドラムの音が消えるのは何度体験しても不思議。横浜のライブで個人的に一番面白かったのは、ボーカルのサトシのハイジャンプ。バンダナ巻いた半ズボンの人がピョンピョン飛んでる姿って何度も見たことあるけど、ドクラストな彼のハイジャンプは新鮮でかなりよかった。緊張・混沌・ユーモア。
この日のアースダムでのイステリスモは、やはりドラムがノイズに埋もれてたけど、途中のMCのあとはなぜか音の全体がスッキリ見渡せるようになって最終的には素晴らしい雑音と音圧を放出。わしのほうはといえば、あまりの気持ち良さに演奏が終わった頃にはほとんど昇天してた。もしかしたら、カレーの辛さと早めのアルコール摂取の影響が体に出ただけなのかもしれん。ところで、この日のサトシのハイジャンプは横浜にくらべて回数が減った。それでもみせてくれたわけだけど、明後日の早稲田ではどうだろう。ZONE-Bって天井高かったっけ?

そして、全バンド良かった中で、一番、スゲー! かっこいーー! と思ったのは、岡山は津山のDeath Dust Extractorのフロント二人がそのままフロントをつとめる、同じく津山の(当然ですね)、DISTURD(ディスタード)。どんな音かまったく知らずに見たけど、個人的にかなり欲してたサウンドだったのでドンピシャリのストライク。メタリックダーティーステンチクラストなメチャクチャかっこいいサウンドでした(語彙力ないなあ)。Sacrilegeの疾走感、日本の90年代のメタリックなパンク、最近のMPDSにみられるドライヴィンな要素も含みつつ、とにかく圧倒的なセンスでそれらを吸収再構築して自分達の世界をパーフェクトにつくりあげてる感じで、もう、とにかくシビれた。会場内も大混沌大会。スタジオ音源が是非聴きたい。しかし、スキゾフレニアにしても、ホント、なんで津山のバンドってこんなにカッコいいんだ?

【COOKING PUNK】ライブ終了完売御礼!
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さて。まだまだ書きたいことはあるけど、忙しい状態が続いてるので今回はこのへんで。ライブのことなどそのうちまとめたいけど、どうなることやら。気長におまちください。で、忙しいとかいいながら、明後日の早稲田のイステリスモ企画は何があっても行くわけだけど。でも平日なんだよな。仕事、定時であがらなきゃ。間に合うかなー。そういやズタボロどうしよ。職場に穿いてっていいんだろうか。職場の人ってわしが音楽が好きとか、ましてや、パンクが好きだなんてまったく知らないんだよな。知らなくていいんだけど。いいや。穿いちゃえ。どうとでもなれ。なんか言われたら「破けてないです。気のせいです。それより日本、いえ、世界の未来はいったいどうなるんでしょう」って言おう。もうひとつ心配なことがある。ゼンマイ通信を読んでる人が全員来るわけだから、ZONE-Bじゃ絶対入りきらない。恵比寿のリキッドルームくらいの会場が丁度いいような気も。するんだよな〜
posted by 薇頭 at 00:36| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月18日

自分のなかのイメージ

「少し立ってますね」「少々、左に傾いてますね」。ひと月のうち二人にそんなことを言われた。セクシーな意味でも思想的なことでもなく、わしってどうやら心臓のカタチとイチが変らしい。ちょっと前に健康診断受けたら心電図に異常がみつかったので精密検査を受けた。そしたらそう言われた。痩せ気味の人は立ちやすく、傾くのは高齢の人にみられる症状らしい。ん? わし、痩せてないし高齢でもないんだけど。高齢なのか? ま、ええわ。ちかいうちに診断結果が出るので楽しみ。しかしこれって雑音音楽を浴び過ぎたからなんだろうか。強力なノイズが作用したとか。ん? ってことは震度サンの心臓もおかしいのか? いや、心臓自体ないんじゃなかろうか。ってかそもそも人間か? そういや、その人間じゃないかもしれない震度サンことあらいさんが(ノイズバカともいう)、人さまのブログに載ってるので勝手にリンク!

【青林工藝舎・編集部だより】http://seirinkogeisha.sblo.jp/article/32963247.html

ジャケットの下に緑のTシャツ。これ、イステリスモですね。さすがノイズバカ。ノイズバカと言えば、D-Beat & Noise大将D-cloneが、ポートランドのNerveskadeと一緒に現在アメリカをツアー中。というか、ちょうど終わった頃なんかな。YouTubeにその模様がアップされてるけど、めちゃくちゃカッコいい(圧縮データなのに!)。やっぱ、ライブハウスじゃないああいうわけわからん場所でやるパンクのライブって燃える。Nerveskadeって最近シングル出したけどかなり良かった。ピーギャードカドカのノイズコア。アメリカってこういうバンドがやたら多いけど大抵いいんよな。気合い入ったのからヘッポコなのも含めて。言ったら新しくないし普遍的だったりするけど、ポップでいいんよね。音とか雰囲気とか。ようするに存在がポップ。もちろん悪い意味ではない。Dead Noise、Lebenden Toten、Eliminateなんかにもそれは感じる。これはやっぱりアメリカってのが大きい。同じ80年代九州サウンドを通過したバンドでも、アメリカとイギリスではだいぶ違う。イギリスのThe Wankysも、九州サウンド通過組だけどユーモア部分を拡大解釈し過ぎてチト鼻につくこともある。もちろんそのトゥーマッチな部分含めて好きなんだけど。でも、よりナチュラルに音にユーモアを出してるアメリカのノイズ連中のほうが好き。そんなどうでもいい個人の告白はどうでもいいんだけど、同じ音楽に影響を受けてもその土地土地で随分違って面白いなー と思ったので書いた。もちろんこれは自分の中での勝手なイメージ。他の人がどう思ってるのかはよくわからない。

【Nerveskade - Acid Attack】
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ノイズコアの頼もしい後継者。下品で最高。わしと同じでたぶんあんまアタマ良くないと思う。ものスゴ良かったりして。

日本では、名古屋のSystem Fucker(システムファッカー)のシングルがスゴく良かった。中の素晴らしいイラストといい裏ジャケの水木チックなイラストといいとにかくすべてにグッときた(歌詞もいい。各自買って確認してちょうだい)。もちろんサウンドも最高。発狂D-Beat&破壊的ノイズの雨アラレ。はじめてライブ観たとき気がつかんかったけど、彼らにとって、Shitlickers (Skitslickes)の存在がかなり大きいんですね。シットリッカーズ、カッコいいもんなー
シットリッカーズというのは、80年代スウェーデンのパンクバンド。シングル一枚だけであっという間に消えたバンドだけど残したものがデカかった。あまりにも凶暴、ロウで狂った爆撃サウンド。実際、人間自体も相当凶暴だったらしい。そう。らしい。数回のライブしかやってないため噂がひとり歩きし、今となっては実態は知りようもない。落ちてる情報を拾って各自のアタマの中で想像して彼らの凶暴なイメージを雪だるま式にデカくし続ける。こうやって書くと否定的に思われるかもしれんけど全然そんなことない。System Fuckerのような素晴らしいバンドが突然変異的にあらわれるのは、シットリッカーズみたいな謎なバンドがいることも要因のひとつだと思う。

【System Fucker - System Fucker】
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音圧と雑音の嵐。本当の暴風雨の中にいるみたい。シットリッカーズのカバーも入ってる!

「シットリッカーズの凶暴さを超える」。音源聴きくらべるとわかるけど、System Fuckerは、すでにシットリッカーズを超えてる。凶悪なライブも(人を傷つけるわけではない)、噂でなく現実。でもこればっかりはネットや文字では伝えようがないので、実際ライブに行って自分の目で確かめたほうが早いかもしれん。シットリッカーズのメンバーが、もし今、System Fuckerを観たらあまりの恐ろしさとカッコ良さにチビルかも。そんで「システムファッカーを超える!」とか言って再結成。秋の夜長、そんなことを想像してはひとり楽しんでます。

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さて、色々やることがあるので今回はこのへんで。あらいさんのこともあるし、近いうちにまた更新すると思います。しかし今日の渋谷AXは楽しみだ〜 さすがにズタボロは穿いていかんかな。
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2009年09月21日

直通エレベーターで13階

気付けば夏も終わって涼しい季節というか夜なんて寒い。でもこの季節が一番いい。光熱費トータルで安いし夕方散歩してるとなんか無料で切なくなれるし。プロ野球もいつの間にかシーズン終了間際。巨人が断トツで首位じゃん。そのわりに他球団にあきらめムードが漂ってない。ああ、横浜以外はCSの可能性がまだあるのか。スポーツってルール次第でどうにでもなるよなー。ん? 今、CSって言葉が自然と出てきたけどCSってなんの略だっけ? Concrete Sox? 最近出たDOOMとのライブスプリットCD-Rがなかなかえかった。などと季節の移り変わりの話にパンクネタを少量まぜつつ、不定期連載ゼンマイ通信は13階直通エレベーター乗り場へとまいります。

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ADVERSE、EL ZINE、KAOTIK HERO、MOBSPROOFなんかのパンク雑誌やミニコミは普通の本屋に売ってないし内容がいいのでお金出して買うけど、メジャーなどこでも売ってるような音楽雑誌は立ち読みですませてしまう(今懐に余裕がない。今だけじゃないけど)。読みたいところが少なかったりそもそも読みたいものがなかったり。というか今、音楽雑誌ってなんかいいのあったっけ? 思い浮かばん。あ。レコード・コレクターズは毎号みる。たまにいい記事載ってるし。今月号も本屋で表紙を眺めてて、おっ! となった。[【特集】リマスターで聞くビートルズ]。ではなく、下のほうの文字に反応。[ロッキー・エリクソン]。最近発売された、13th Floor Elevators(サーティーンス・フロア・エレヴェイターズ)の未発表ライブ音源、『Psychedelic Circus』がらみの特集かな。短い記事なのでさっそく読む(立ち読みでスマン)。未発表ライブ音源についてではなく、ふつうのインタビューだった。ふつうといっても相手がロッキー・エリクソンなのでふつうのインタビューではなく微妙に空間がねじれてるんだけど。なんつうか、誌面に、トゥクトゥクピュクピュクって描き文字が見えるかんじ。ようするに変。記事を読んだかぎりでは彼のアタマの中の暴風雨はすでに去って、今は宇宙遊泳してる状態といった印象をうけた。何言ってるかわからん? インタビュー読めばわかると思います。でもその前にロッキー・エリクソン知らん人は彼の音源聴いてからのほうがいいかもしれん。素晴らしいから。もちろんパンクスにも大推薦。スカイ・サクソン同様、ロッキー・エリクソンもパンクと何かしらつながってる部分もありますしつながりようがない部分も多々あるけどそんなの関係なく良いです。では、直通エレベーターで13階へGO!

【13th Floor Elevators - Slip Inside This House】(YouTubeより)

13th Floor Elevatorsは60年代アメリカはテキサスのバンド。この曲は2ndアルバム『Easter Everywhere』('67)の一曲目。なんか変な音が始終しますね。トゥクトゥクピュクピュク。この音の発生源はエレクトリック・ジャグ(ミルクピッチャーをでかくしたような壷みたいな形の楽器)。演奏してるのはトミー・ホール。作詞も数多く手掛けてますし、あの音とともに彼なしではエレヴェイターズはあり得んというくらいの重要人物。タイ料理に例えるならパクチー的存在。
レコード・コレクターズのインタビューによれば、ロッキー・エリクソンは最近、トミー・ホールと二十五年ぶりに再会したとある。エレヴェイターズ復活か? 残念ながらそれは今のとこないらしい。ん? Special Thanks欄に『Vinyl Japan』の文字が。むむ。ということは、来年あたりRoky Erickson & The Explosivesでの来日があるかも。あ。そういや、オンリー・ワンズが再来日しますね。今回は、You've Got To Payやってくれるだろうか。うおー! 楽しみだーーー!チケット代高いけど〜

【Roky Erickson & The Explosives - You're Gonna Miss Me】(YouTubeより)

これは『The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators』(1st・'66)の一曲目。そして代表曲。このライブではエレクトリック・ジャグは使用してませんね。でも、アタマの中でトゥクトゥクが自動的に鳴り響く。ははは。しかしこの2007年の映像を見るかぎり、演奏も声もしっかりしてるなあ。もっとグタグタかと思った。インタビューでのボーッとした印象とはかなりちがう。二年の間に進行したんかな。それとも後遺症かな。ほんとクスリはいけんな。

なお、今回のインタビューを行った川田倫代さんのブログ、アンダーグラウンドで会いましょうによれば、レコード・コレクターズで書ききれなかった話をそのうちブログにのせるそうです。楽しみ。ところで、今回のインタビュー読んでる最中、なんか前にも似たようなのがあったなと思ってたんだけどさっきわかった。『怪』11号、[水木しげる×坂本慎太郎]の対談。微妙に空間がねじれてるところが一緒。ロッキー・エリクソンも水木しげるもどっちも人の話を聞いてない(笑)。まあ、水木しげるの場合は確信犯的な部分もあるんだけど。そのへん『ゲゲゲの女房』(武良布枝著)を読むとよくわかります。ゲゲゲの女房おもしろいよなー。著者がちゃんと観察者になってるから夫婦間のやばい出来事もサラっとしてて笑って読める。今まで知らんかった水木しげるの一面を知ることもできる。是非続編も書いてほしい。そういや『ゲゲゲの女房』って、来年テレビでやるんですよね。あと映画も。あ。ロッキー・エリクソンが主題歌やるってのはどう?

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お金がない。そんな時に怒濤のライブラッシュ開始。うーん、困った。どうする震度サン。今月は、スウェーデンから、Imperial LeatherとFy fan(結局行かんかった)。イギリスからはUKハードコア御三家。Rednecks企画にJohns Town Aloha企画。来月以降は、オーストラリアからPisschrist、スウェーデンからAvskumが来日。新宿ロフトでは、DRIVE TO 2010という欲張りイベントも始まる。ゆらゆら帝国のワンマンもあるし、Nylon100% と U.F.O. CLUBが一緒にやるイベントもある。で、オンリー・ワンズが再来日。まだまだ他にもたくさん。全部行けるわけなーい!

話はかわり、今回のアックスに載ってる震度サンのまんがに、ヴァンパイア&バーバパパなゆかいなガレージバンドが出てきたけど(もちろん後篇にも登場)、やっぱガレージって見た目が大事だよな。世の中にはおもしろいルックスのガレージバンドが沢山いるけどマミーズはかなり素晴らしい部類にはいるんじゃなかろうか。ボロボロ具合が素晴らしい。もちろんあのLo-Fiサウンドも最高。観てえー BUT解散してるしー と思ってたら11月に新宿ロフトでライブやるのでビックリした。去年復活してた? 知らんかった。生き返ったミイラが死んでふたたび墓場から地上へと復活。まさに、Back From the Grave !!

【The Mummies - The Fly】(YouTubeより)

目玉オヤジになる前の鬼太郎の父ちゃんが4人。フガーッ! アホだ。金はないけどマミーズは観たい。UKハードコア御三家は正直あんまり興味ないからヤメ(大阪、名古屋の組み合わせだったら行ってた)。浮いた金でマミーズ行こう。そうしよう。今、決めた。しかしわしってなんでこんなにボロボロの格好に惹かれるんだろ。わからん。黒いボロボロのバンドもいたらいいのに。あ。それ、クラストか。

【チュウチュウカナッコ第6話のネーム】(クリックで拡大)
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ネーム貸してくれてありがとう震度サン!

ネームっていうのは設計図みたいなもの。これを見ながら本原稿を描いていきます。ネームは平日昼間の喫茶店なんかでテンションあげて勢い良く書きなぐったりするので、キャラクターの表情が豊かだったり迫力があったりします。本原稿をネームの勢いに近づけ超えるように描く作業は大変だけどスリリング。しかし震度サンのまんがって、Lo-Fi入ってるよなー
posted by 薇頭 at 00:40| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月25日

Do It Together

奥歯の神経の弱ってる部分を消毒して薬をつめる治療を続けてるんだけど、これがけっこう痛い。治療中の痛みは一瞬なんでいいんだけど、その後が恐怖。ごはん食べる時、ついカタいものを治療中の歯で噛んでしまう。激痛。思わずのけぞって、壁に後頭部を思い切りぶつけてしまった。そしたら、ブログを更新してなかったことを思い出したので今から書きます。
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震度サンことあらいあきさんのマンガが、今日、8月25日発売のアックス第七十号に載ります。
『チュウチュウカナッコ』の続きです。続きっていってもなんと5年ぶり。オリンピックどころじゃない。でも、中味も絵柄も変わんない。すげえ〜

【アックス・第七十号】(青林工藝舎:http://www.seirinkogeisha.com/
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「作品発表できてひと安心。読んでください」(あらいあき)

今回は、二部構成の前篇。前篇もだけど後篇はもっとイカレてる。マンガ読んだ後は作家近況のとこも是非。パンク雑誌以外で、初めて「イステリスモ」って文字をみた。あんた相当好きですね。わしもだけど。というわけで、随分前のことだけどまずはイステリスモのことを。しかしわしらってマイペースな。

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5/31(日)。下北沢屋根裏。この日は新宿で、大阪のFRAMTIDもライブ。どっちに行けばいいんだ? そういえば去年フラムティッドが東京に来た時も、イステリスモと、かぶってたんよね。そん時はフラムティッド観に行った。超カッコよかった。でも今回はイステリスモ。対バンがGAUZEだから。ガーゼといえば、何べんも言ってるけど、十代の頃一番好きだったパンクバンド。で、イステリスモは、今一番好きなパンクバンド。フラムティッドもものスゴ行きたいけど、今はどうしてもこの組み合わせを観たい。

イステリスモは二番目。会場は、ガーゼのTシャツを着た人ばっかでアウェイ状態。敵地とまではいわんけど、どうみてもガーゼ目当ての客ばかり。いくらわしらがガーゼが好きでも、どうしてもイステリスモを(心の中で)応援してしまう。応援? いや、ほら、好きなバンドが色んなバンドと出てて、それが、キライだけど人気があるようなバンドだったらなんかそんな気になるじゃん。ならんか。ガーゼは大好きなバンドでしかもファンが多い。だからこそ、いつも以上にそんな心持ちになってしまう。正直ですまん。
で、イステリスモですが、メチャクチャ良かった。下北沢屋根裏って、ふだんあんまハードコア系はやってないらしいけど、トップのEnslave観た時、ハードコアにもむいてる気がした。音デカいしバランスいいし会場の大きさもちょうどいい。あと照明もいい。イステリスモも、普段あんま見ないような照明で(シルエットだけ浮かび上がる感じ。悪魔パズズ!)、音もデカくて、凄まじいノイズのかたまりがアタマのなかでハッキリみえた。バランスがいいとイステリスモって本当にスゴいことになる。あのノイズだから、たまに何やってるのかわからなくなることもあるけど、屋根裏のイステリスモは完璧だった。

「スゲー!」「超スゲー!」「今のなんてバンド?」「イステリスモー」「めちゃくちゃカッコいいじゃん」。これはライブ後、まわりのガーゼのTシャツを着た人達の実際の会話。盗み聞きは悪いが、なんかうれしかったので記録として残す。いや、ほら、現場でのナマの感想って大事じゃん。こういう言葉って意外に口に出ないし(そういえば、初めてZENOCIDE観た時もまわりでみんなスゲー!って言ってた)。ちなみにこのブログは、現場で感じたことをそのまま書くよう心がけてます。ホント? たぶんホント。

次はガーゼ。どや、イステリスモ、スゴかったじゃろー。心の中でガーゼファン(わしもだけど)に叫ぶも、Pressing Onが始まった途端、アタマの中はガーゼ一色になった。わしも震度サンもその場にいたおそらく全員。Fuck'en Sister、ノイローゼ、Children Fuck Off、消毒液(!!)、etc。会場、サウナ状態大運動大会。スゴすぎた。燃えた。燃え尽きた。本当に燃え尽きた。

終わってみれば、「貧乏ゆすりのリズムに乗って」からの選曲なし。というより、自分達が十代の頃に聴いた曲だけで構成されてるという貴重なライブだった。最終的には新旧対決とかどうでもよくなってた。スゴいの一言。ライブ自体はまだ続いてたけど、かなりの人が外に出てった。でもあの後じゃ、しょうがない気もする。わしらは全部観たけどアタマフラフラ状態で、実はあんまりおぼえてないです。すみません。でも、トータル、ほんと素晴らしいライブだった。

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次は一昨日、8/23のライブのことを(時系列メチャクチャです。すみません)。UNARM企画の『Release From Block Vol.8』。場所は、西荻窪スタジオUEN。パンクのライブって久し振り。
ってかライブ行くこと自体、ひと月ぶり。どれだけスランプなのか、このことでもわかるでしょ。

巷で話題の、Asocial Terror Fabrication(アソーシャル・テラー・ファブリケーション/通称:ATF)を初めて観ることができた。話題っていっても狭い世界での話のような気がしないでもないけど、それでも俄然注目されてるバンドです。なんで話題になったのかというと、最近出たデモテープがすばらしかったから。うちのカセットデッキは依然壊れたままなので友人の家で聴いた(感謝!)。DOOMでステンチで真っ黒で、今の東京にありそうでない音だった。東京以外だったら、Death Dust Extractor(津山・神戸・大阪)の感触に近いかもしんない。カッコいい! こりゃ話題になるのも当然。
ライブは、会場が普通のスタジオだったからか、音があんまよくわかんなかったけど(ノイズでドラムの音を耳があまり拾えなかった)、それでも良かった。徐々にライブの数も増えていくみたいだし、今度は是非ライブハウスで観よう。

【Asocial Terror Fabrication - 5 tracks DEMO】
http://www.myspace.com/asocialterrorfabrication
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久し振りのHAAVA。良かった。タイプは違えど、スペインのデスティノ・ファイナル(元インバシオン)にしてもアメリカのモルフェイムにしてもリバーブ全開だと個人的に惹かれる。もちろん、ただリバーブ全開なだけじゃつまんないけど曲がいいし。次回のハーヴァは、今週29日(土)、こちらもリバーブ全開のAVFALLと高円寺20000Vでライブ。大阪からは久し振りのLastSentence。そして、広島からはPersevere。楽しみだー。それとこの日の高円寺は阿波おどりの初日。街は、踊る阿呆&ハードコアだらけになります。いったいどんなことになるんだろう。バトルとか始めないかな。踊る阿呆vsパンクス。平和だ。しかし夏ももう終わりですね。

最後はUNARM。驚いた。スタジオUENで、ライブハウス並みの完璧に近い音が聴けるとは思ってもなかった。ス、スゴい! 前に、今のアンアームは爆発してる感じって書いたけど、この日もそうだった。もうここまでくるとジャンル一切関係なく、どんな人がアンアームのライブを観ても、好き嫌い超えて何かを感じると思う。大袈裟じゃなく、エネルギーの塊みたいなんがみえるから。いっとくが、わしはノリピー的なものはやってません。
「DIYだけじゃなくDo It Together。この空間をみんなでつくる。Do It Togetherをともにみんなで楽しみましょう」。この日のキャベさんの言葉もまたグッとくるものがあった。ほんとそうだと思う。まんがでも音楽でも、作り手側だけじゃなく、色んな人がいなきゃ成り立たないもんね。

ライブ終了後は、キャベさんとイステリスモのショーンの手作り料理を食べる(他にも色んな人達が手伝って作ったそう)。クレープみたいな生地に4種類の具を(肉は入ってない)、好きな分だけのっけて二百円。これがウマかった! カッチョいいライブの後にウマいもん食べながら交流。やはり現場はおもしろい。行かなきゃなんにも始まんない。とかいいながら、ENTは行かんかったけど(スゴく良かったらしい。キィ〜ッ!)。

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アックス70号、ジョージ秋山の人生相談『ジョージに訊け!』が面白かった。色んなまんが家がジョージに質問。ジョージだからこそ成立する答え、言葉のオンパレード。すごいぜジョージ。
わしだったら何て質問しよう。「今度、フラムティッドとイステリスモのライブが重なったら、どっちに行けばいいんですか?」。
答えは、「そんなの簡単・・・ オメ難しい質問するんじゃねえよ」。こんなかんじかな。
posted by 薇頭 at 00:54| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月12日

リバーブ地獄

昨日、情熱の国スペインからはるばるやってきた情熱的D-Beatバンドを観に行った。DESTINO FINAL(デスティノ・ファイナル)。前身バンドINVASIÓN(インバシオン)が、去年の暮れあたりから日本中の(ごく一部の)パンクスの話題になってましたから、ミーハーなわしらも当然この流れにのっかって二枚のレコードをすぐに購入したらこれがえらくカッコ良かった。巻き舌、喉から血が噴き出すかのようなリバーブ全開ボーカルスタイル。真っ黒いキャンバスに血をぶちまけたようなサウンド。抽象的な感想だけどホントそんなかんじ。

【INVASIÓN】

リバーブ全開! ってか全開過ぎ? 山びこ? お前ら最高!

【INVASIÓNのドス黒い凶悪サウンド】
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左:INVASIÓN (1st)。右:La Caza (2nd)。イラストがどことなく永井豪チック。そのせいかアタマの中で、デビルマンなEvil 極悪ワールドと連動。どちらの音源もカッチョいいです。

ところがデスティノ・ファイナルはまだ聴いたことがない。My Space、YouTubeでも聴いてない。どうせならナマで初体験したほうがいいんではないか? ということで昨日行ったわけですがこれが良かったーーーーー! 観る前は海外バンドによくある、いい加減でドタバタなライブを想像してた。ところが超ウマい! 個人的には海外バンドには日本のバンドにあまりないラフでアホなライブを期待して行くんですが、この超絶バカテクD-Beat Rawサウンドには正直参ってしまった。全体がどんどん加速してどんどん狂った世界に突入していく感じ。アンコール二曲含む、演奏時間三十分弱はみじか過ぎた。もっと観てぇ〜! 狂ったリバーブボイスを、そして猛爆D-Beat Rawサウンドをもっと浴び続けてぇ〜!
幸い東京は来週19日にも、来日ラストライブが高田馬場で行われる(東京って贅沢!)。しかも対バンが豪華。絶対行く! ところがそういうわけには行かないんだな、これが。この日は、アースダムでもっと最高なライブがありますから。Deathtribe & Final Bombs企画『Apocalypse Now』。出演バンドが、Deathtribe、Final Bombs、Kriegshog、Fight Back、Disgust、そして....D-Clone !!! うおっりゃぁーーーーーーー! デスティノ・ファイナルももいっかい観たいが、ゼンマイアタマ的にはこっちのほうが1000倍観たい。D-Clone Tシャツが販売されるらしいしBGMが『Grave New World』オンリーだし(笑)。いやー楽しみだなー。D-Cloneといえば、先日発売されたシングルが素晴らしかった。アメリカのMÖRPHEME(モルフェイム)とのスプリットシングル。

【D-CLONE / MÖRPHEME - Progressus EP】(MOUSE MS-001)
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スゴいぞD-CLONE !!! まさに WALL OF NOISE!! NOISE NOT MUSIC!! まさに ENJOY !! D-BEAT & NOISE !! 現時点で世界最高のD-BEATサウンドではなかろうか。激ウルせぇぇー!
対するMÖRPHEMEもスゴい! リバーブ全開暴走機関車状態(機関士不在)、いうことなしの、FINISH INSANE 放電 CRUST サウンド !! そんなアホ丸出しの造語を勝手につけたくなるほどの大傑作。『硬核器慟隊、混沌ト騒音ノ渦中』。この看板に偽りなし。両バンドマスト過ぎっ!

あれ? そういえば、 D-Cloneのオフィシャルサイトでは、D-TAKT & RÅPUNK RECORDSからリリースって書いてあったけど違うレーベルから出てるよ。ゼンマイ通信でも前にそう書いたけど.... こまかいことは、ま、いっか。で、どこから出たのかというと、大阪のレコードショップPUNK & DESTROYのサザナミ氏のレーベル『MOUSE』から。これがリリース第一弾だそう。こんな最高な音源を第一弾から出すなんて初っぱなからハードルあげ過ぎて次が大変なような気もするけどとにかく素晴らしいレーベルの誕生にはウレシさで胸がいっぱいです。このスプリットシングルは本当に傑作なのでパンクス以外の人も買うべき。え? 上から目線? 違うね。全方位無重力目線。まじめにほんとにスゴいのでレコ屋から消滅する前に要捕獲!

【MÖRPHEME - Disorder for Order】

きぃーーっ! カッコいーーー! アメリカのバンドなのにほとんど日本のバンドにしか見えん! ボーカルとギターが日本人だからこれは当然にしても、服装とかサウンドとか、過去の素晴らしいバンドをお手本にして、吸収・解体・再構築する方法は現在の日本のクラストバンドと同じ。これが悪いわけがない。どストライク! うーん、ナマで観たい! 頼むから来週のアースダムにD-Cloneと一緒に出てくれー! そんで、デスティノ・ファイナルも高田馬場をけって、アースダムに出てくれー! ってか、まじめに、デスティノ・ファイナル、アースダムのほうに出たほうがいいような気もする。だめ?

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話変わるけどそろそろ選挙行かなきゃ。そういや選挙ってみんなどんな基準で投票してんのかな。税金安くしてくれそうな政党、世の中良くしてくれそうな政党、戦争なくしてくれそうな政党。わし、政治にそんな要求いっさいしない。わしの投票基準に政党とか公約は関係ないです。国民の希望を政治家に託す時期はまだまだ先(たぶんそんな時は永久にこない)。今は、政治家を調教する時期だと思う。あの自己顕示欲の強いバカな連中には、まず、六本木住人より夏フェス族よりパーティー族よりすべてにおいて国民より “下” ってことをわからせる時期。方法は簡単。“第一政党” を落とし続ければいい。もちろんこれは特定政党のことは指してない。とにかく “第一政党” を落とす。与党から野党。野党から与党。それを繰り返す。ようするに掌握権はこっち側にあることを教える。お前らの運命はわしら次第。お前らの運命はわしらが決める。そんな感じ。ホントね、あいつらホンモノのバカだからこのくらいしないと自分のバカさ加減に気付かんと思います。日本も核武装! とかトボケたこといってるボンボンと政治家こそ、D-CLONE & MÖRPHEMEを聴くべき。なのかもな〜
posted by 薇頭 at 12:47| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

不安定。かも?

仕事でやっとInDesign(本を作るソフト)を使い始めた。職場の若い人達は前から使ってるけどQuarkXPress(これも本を作るソフト)を使える元新人類で旧人類のわしは意外に重宝がられ、インデザインをおぼえる必要がなかった。時代は変わる。クォークの仕事も徐々に減り、インデザインをおぼえなきゃお金がもらえない。めんどいけどおぼえる。しかし、インデザインって設定が色々と細かいんだよな。開発者ってぜったい神経質だな。のり貼って写植ぺたぺたやってた版下時代が懐かしい。あ〜 イライラする。すまん。どーでもいい話で。
というわけで、いそがしかったり体調悪かったりしたけど今年の爆音映画祭、なんだかんだで結構行った。その間ライブはあまり行かんかった。これは、行きたいのがあまりなかったからなんだけど、映画中心の生活って二十年ぶりくらいじゃなかろうか。あの頃はバカみたいに行ってた。それが身になったかというとよくわからんけどたぶんなってないと思う。
爆音映画祭、色々おもしろかったけど初めて観た映画のなかでは、2001年宇宙の旅がとくに良かった。猿すげえ! 宇宙すげえ! そういえば、スター・ウォーズもまだ観たことない。スター・ウォーズってどんなんだっけ? コスプレで宇宙をブイブイいわせる変質者の話だっけ。あ。それハーロックか。スター・ウォーズ観たいな。今度の爆音、スター・ウォーズ全作やってよ。ついでに未知との遭遇も。あ。宇宙からのメッセージもいいな。変質者でなぜか思い出したけど、ピーター・アイヴァースのお蔵入りアルバム「Take It Out On Me」が、最近いきなり発売されたのには驚いた。「The Untold Stories」からまだ一年もたってないし。他にもなんか隠してんじゃない? ヴェルヴェッツの発掘音源もそろそろ出てきていい頃だけどな。どうせあんだろ? 勿体ぶらんではよ出せや。

【Peter Ivers - Take It Out On Me】 ('70)
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Knight Of The Blue Communion ('69)と、Terminal Love ('74)の間に作られた本当のセカンド。こんな良いものがなんでお蔵入りだったんだろう(Clarence O'Dayは既出)。Knight Of〜同様、ちょいと変わった女性ボーカルを起用。ファーストの60年代特有のアヴァンギャルドな味が薄まって、70年代的ノー天気風味がすこし先取り注入されてる感じ。うーん。なんてナイスな感想だ。ま、ようするに、Knight Of〜と、Terminal Loveの間のミステリーゾーンが完全に連結したわけです。これが悪いわけがない。マスト! ちなみにボーカルのAsha Puthli(アシャ・プトゥリ)は、フリーソウルコンピで知ってたけど今回あらためてソロアルバムを聴いた。これもドストライク。やっぱマスト!

[Asha Puthli - Lies](YouTubeより)
73年のファーストから。ピーター・アイヴァースの呪縛がまだ抜けきれてない妙にクセのあるソウル。これは、J.J. Caleのカバーだけど、ピーター・アイヴァースの曲にしか聴こえない。フリーソウルなサバービアなセカンドサードもいずれ買わなきゃ。

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さて本題。例によって書きたいことがたまってます。このままだと書けないことも出てくるので、実際書けてないことも増えてきてるし今回ほんとに駆け足でいきます。
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4月4日(土)日比谷野音、ギターウルフ。セイジさんのサイボーグ化に要した期間、約1年半。やっと完成。そして復活。の割に満員じゃなかった。わしらはうしろのほうの席だったんだけど、まわりにあんまり人がいなくてのんびり観ることができて良かった。トータルで二時間くらいだったけど、もちろんギターチューニングなんてほとんどなし。しかも一時間くらいアンコールタイム(笑)。カッコいいけどグタグタ(笑)。そんで記念グッズは箸(笑)。うはは(笑)。こうやって自然と「(笑)」が増えるのがギターウルフのいいとこ。けっして暗い方向には行かない。そういや、来月、青森の野外フェスでライブやるけど共演が素晴らしい。三上寛、ゆらゆら帝国。あとは.... どうでもいいか。
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4月26日(日)日比谷野音。今年初めてのゆらゆら帝国。『20th Anniversary "LIVE2009" in YAON』。20周年(笑)。いや、笑うとこじゃない。というか、20年ってスゴい。なにがスゴいって、バンドでも恋愛でも、20年続くってことはそりゃあ色々あるわけで、共感だったり妥協だったり譲歩だったりセックスだったり(セックス!)。ゆらゆら帝国内にセックスはないだろうけど感情のやりとりは当然あるわけで、人とうまくやっていけないわしはやっぱり20年続くってことはそれだけでスゴいと思うわけです。でも彼らの場合、「何もないから続いてるも何もないです。それよりドーナツ食う? どう?(空洞)」って言いそう。うはは。しかしわしって、空洞ってキーワードからなかなか抜け出せないなあ。
ライブは誰もが想像する通り、20周年記念なんてあんま関係なくいつも通り。そう、いつも通り。いつも通りのスゴいライブ。どうスゴいか? なんだろな。アタマではそのスゴさがわかるけど、どうも言葉ではうまく言い表せん。ということはスゴくないんか? そういや、新曲良かったな。おじさんの墓がどうとかこうとかってやつ。もういっこの新曲も素晴らしかった。白昼夢っぽいキラキラした光みたいなやつ。両方とも今の日本ではゆらゆら帝国にしか作り得んと思います。マジで。あと、アーモンドのチョコレートのアレンジのカッコ良さはちょっとたまらんもんがあった。あ。思い出した。照明がいつもより色々割り増しされてた。なんかの模様がグルグル回ってた。たぶんあれが20周年記念って意味だったんだな。でも、はじまって三十分くらいはほとんど照明がつかなくて暗かったから差し引きゼロでやっぱりいつもの通りのライブだったかもしれん。いつも通りのスゴいライブ。
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4月18日(土)高円寺20000V。Rednecks企画『SceenxTodayxCrossover vol.8』。レッドネックス企画らしく、色んなバンドが集合。一番の目的はやっぱり、UNARM。カタリナとの合同ツアー後、初のライブですし期待大。この日もギターのキャベ氏(今まで、カベ氏と書いてました。すみません....m(_ _)m)の面白いトークが聞けた。そういえば、アンアームって20000Vでは初めて観る。ここらしく、ドラムがズンズン響いて気持ち良かった。来月の20000Vも、素晴らしい組み合わせでライブやるので当然行かねばなるまい。その頃にはクラストパンツできるかな。このペースじゃ、まあ無理だな。PISSCHRISTの来日までにはできてるといいけど。
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4月25日(土)高円寺20000V。AKUTAREと00SQUADの企画 "STREET HEROES"。全部で14バンド。午後三時から深夜零時近くまでやった。あまりにも疲れて途中で抜け出て高円寺をさまよった。戻って床で寝た。超疲れた。まさにハードコアな低予算ゾンビ映画みたいな一日だった。このあとすぐ風邪ひいたし。
最初がイステリスモ。緊張度がどんどんたかまってる気がする。観ててゾクゾクッとする(だから何故か笑っちゃう)。全体のスピードもあがってるような。音の速さというより感覚的な速度。アっという間。そこが常習性を誘発する要因のひとつでもあるんだよな。すぐにでもまた観たい。
津山のSKIZOPHRENIA(スキゾフレニア)。キャッチーだけどとことんロー。初めて観たけどすごく良かった。なんで最近の若い人ってこんなにセンスがいいんだ?
愛知のSYSTEM FUCKER。80年代ハードコアを彷彿とさせるヤンチャくれと聞いてたので期待大。音には正直あまり期待してなかった。ところが超カッコいい! 観る前はカッチリしたジャパなコアなサウンド(何だそりゃ?)を想像してたんだけど、混沌としたローサウンドでメチャクチャ好み。ボーカルの人の暴れる感じや、ギターとベースの人の佇まいなんか見てると、確かに80年代の日本のハードコアを連想する。でも、サウンド含む全体の雰囲気は今のパンクで古さはない。あと、ドラムの人の叩き方がすごくカッコいい。聞くところによるとかなり若いそう(高校生?)。パンクの未来は明るい。おそらく。はやくスタジオ音源聴きたい。そんでやっぱまたライブ観たい。
Death Dust Extractor。このバンドも津山。二月のイステリスモ企画で観たときは、音の作りは独特だけど、いまだからいうけど正直ふつうだった。だから物販ではTシャツ買わずにCD-Rだけ買った。ところがこの日は度肝を抜かれた。すげえ! なんだこりゃ!? 違うバンド? ってくらいカッコ良かった。Tシャツ買わなきゃ! 物販目指すもデスダストの物販なし。がーん。二月に買っときゃよかった(泣)。今月末のZONE-Bでは是非物販出してちょうだい。定額給付金は全額パンクバンドの物販で使うと決めてるのです。

【Death Dust Extractor - 8songs EP】
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デモCD-R(二月に物販で買ったやつ)をリマスタリングしたもの。カッチョええ! 個人的な印象なんだけど、デスダストって、アタマの中ではThrobbing Gristle(スロッビング・グリッスル)に近いです。ビックリした? おどろかしてスマン。まあこれはボーナストラックとライブでの音作りでこんな印象を持ってるだけなんだけど。こうやって書くと、パンクにあまり興味ない人も気になるでしょ。まあダマされと思って買ってくれ。たぶんダマされるから。ZYANOSE企画のオムニバスもメチャクチャ楽しみ。
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5月5日(祝日・火)、新大久保アースダム。『The Hardcore Holocausts』。3デイズの二日目。初日も行きたかったけど、風邪ひいてたし、次の日コミティアだしあきらめた。
No Value、スキゾフレニア、良かったなあ。そういや、スキゾフレニアの音の出し方に大変感心してしまった。ギターの外音がデカイとバンド側ってふつう喜ぶもんだけど、スキゾフレニアはあえて音を下げるようにしてた。そのおかげであの楽曲をすばらしいバランスで楽しめた。さすがは津山ローパンク。
イステリスモは音がひさびさデカくて超気持ち良かった。 で、やっぱスゴい緊張感。ピリピリした空気。たまらん。これってもしかしたら前後のバンドのオーラ? たぶん気のせいでしょう。
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5月17日(日)、新大久保アースダム。『Gray Asylum 3』。ZENOCIDE新譜発売ライブ。
イステリスモはこの日も音がデカかった。打率、防御率、勝率ともに格段にアップ&進化。イステリスモまだ観てない人は、そろそろ体験したほうがいいかも。なぜ? いやそう思うから。彼らもZYANOSE企画のオムニバスに収録されるので超楽しみ。
主役のゼノサイドはいつもよりステージにいる人が多くて(ゲスト?)、そのぶん分散した印象を受けてちょっと勿体ない気がした。もちろん音自体はえかった。近いうちにまた観るので楽しみ。

最後は、5月31日のことを書こうと思ったけど次回。どえらいスゴかったんだよなー。

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いかがだったでしょうか、今回のゼンマイ通信。ものスゴ、はしょって肝心なことを書いてない気がするけどしょうがないんじゃないでしょうか(開き直った!)。おい荏本、あれ書いてねえじゃねえかって思った方は、ご自分のブログかなんかで書いてください。DOLLも停止するそうなのでそのへんみんなで補足しあえばいいと思います。ところで、6月6日の大阪、Kawakami Forever Gigはどうだったんだろ。行く予定だったけど、色んなことが直前に発生して結局行けなかった。不況の波はうちにも到達。生活リズム狂いっぱなし。調子がつかめずめずらしく不安定。自己表現とか自己顕示の類いに無関心なわしとしては自分がどうなろうがなんとも思わんけど(投げやりな意味はないです)、生活のリズムが狂うのはやっぱり落ち着かん。何書いてるかわかりませんね。わしにもわかりません。ま、なんとかなるか。しかし色々書こうとすればするほど焦って思うように書けない。短い文章でマメに更新したほうがもっとマシなものが書けるかも。まあ無理だろうけど。あんま考えると眠くなるので、とりあえずは気分転換にピーター・アイヴァースでも聴きながら寝ましょう。んじゃおやすみなさーい ♪(^∇゜*)ノ"
posted by 薇頭 at 00:17| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

極少数派の狂った人たち

ゲホゲホゲホゲホ。咳がでる。新型インフルエンザに感染してしまった。流行りものに疎いわしが流行にのってしまった。いや、すでに流行遅れかな。というのはタチの悪い冗談で、いまだ花粉にやられてます。去年一昨年のメモみたら、この時期はやっぱり咳がでてる。今だとイネ科? 樹木花粉が飛散する春先より今のほうがつらい。マスクしてる人が徐々に減ってきてる今の時期にマスクしてるとバカっぽいんだよな。バカにみえるのはかまわんけど自分の身がかわいい風に見えるのは避けたい。というわけで、マスクに、『花粉のためでインフルエンザが心配なわけではない』って書くことにした。
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遅ればせながらというか遅れ過ぎだけどまずはお礼から。5日の『コミティア88』にいらしてくれた方々には本当に感謝。なかには、震度サンことあらいさんにわざわざ会いに来てくださった方もいらしたようですが、大丈夫? あらいさん噛まなかった? 普段、人とおしゃべりしない(できない)あらいさんも、エヘヘ〜(照) とよろこんでました。あと、普段会えないような人達と交流できたのも良かったみたい。ただ、一日中、青林工藝舎のブースの中にいたので、ほかは一切、まわることが出来なかったそう。それは残念。ですから、購入したものは青林工藝舎のブースで売ってたものだけ。後日、みせてもらったけど全部が全部とは言わんけどすごくおもしろいものもあった。わしのほうはといえば収穫ゼロ。面白い作品がなかったわけじゃなく(たぶん)、規模が大きすぎて探しきれない。半分くらいまわって精も根も尽き果てた。出演バンドが多いライブと同じで、見るものが多過ぎると何もかもどうでもよくなってしまう。個人的には、あの三分の一くらいの規模がいいです。そういや、前にコミティア作家の着てるTシャツがなかなかおもしろいと書いたけど今回もおもしろかった。わりと多いのがデスメタル系。これはなんとなくわかる。一部の同人作家って、見た目、メタルと区別つかんもんな。そして、少ないながらもパンクTシャツ着てる人もいる。意外なのはハードコアよりどっちかっていうとクラストの比率のほうが高い(わしらもそうだし)。そういう作家さんの前を通る時は、なぜかプリント部を隠してしまう。リュックを前に持ってきたりして。マスクにしてもそうだけどホントめんどくさい性格。パンクのライブの時は平気で着るのにこの差はなんなんだ。自分でもよくわからん。群れにおさまると落ち着く感覚なんかな。ちょっと違うような気もするけどまあいいや。話はいきなり変わるけど、Frigöra(フリゲーラ)の再発がスゴくよかった。もうメチャクチャ好みっすよ。

[Frigöra - 1995-1999]
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なんかもーあまりにもカッコ良過ぎて目眩がする。古い新しいは関係なく良いものは良いの世界。この音で日本のバンドってことに大きな意味と意義がある。いやそんなんどーでもいい。とにかくこういう音がもっともっと聴きたい。いまのとこまだ買えると思うけど、二三日後にまだある? と聞かれても自信をもってあるとはいえないオーバースローからのリリースなので早めにゲット!すまん。どんな音か説明してないね。

フリゲーラに限らず、90年代日本クラストシーンはまるで秘宝館のよう。とよく思う。でも考えようによっては今のほうが秘宝度高いような気もする。一箇所にかたまってるっていうより、今は90年代以上に各地に分散してる感じだもんな。どうです?みなさんも自分だけの宝を探しに出かけてみてはいかが? などと恐ろしい定型文を使用してなんとなく本題に近づいたことを暗示させつつ本題。ここからは、カタリナ、スクリューウィズイン、アンアームの合同ツアーのことを。
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4月5日(日)大久保。開演時間少し前にアースダムに着くと、リハがおしてるため30分遅れるとのこと。時間潰しのため近くの韓国食材のお店に行く。うおっ。キムチうまそう。買っていきたいけど会場で袋が破れたらはるばるフィンランドからやって来たカタリナに悪いのでやめておく。しかし大久保って本当に日本じゃないみたい。道行く人、みんな異国の言葉をしゃべってる。日本人のほうが少ないかも。いつか韓国文化好きの姉を連れてこよう。

    2009年4月5日(日)"Killer Blow" Japan Tour 2009 @ 新大久保EARTHDOM
          Unarm / Nervs / Screwithin / Isterismo / Angel O.D.
              Super Frisky / Khatarina (Finland)

【Unarm】http://www.myspace.com/unarm12345
最初だからかまだお客さんそんなにいなかったけど、観なかった人はもったいないお化けだと思う。今のアンアームはちょっとスゴいよ。怖いくらいの迫力と存在感。で、忘れちゃいけんのがシリアスな中にも絶妙にブレンドされたユーモア。これはもちろんキャベ氏のトークによるところが大きい。あと、メンバー全員のハチャメチャな動きもすごく面白くてカッコいい。
ライブはとにかく全体スゴかったんですが、とくに最後のSystem Boycot。ほんとスゴすぎた。途中、Nanaeの声に他の声が重なった。客? でも聞き覚えがある。あ。イステリスモのサトシ。これはレア。よく見えるように前に移動しようとした瞬間、わしの目の前に誰かがいきなりあらわれて一瞬たじろいだ。キャベ氏。わしの腕を掴みながらなんか叫んでステージに戻ってった。一瞬のできごと。Nanaeとキャベ氏が客のほうに乱入するのはアンアームのライブではよくある光景。とはいえ、自分に来るとやっぱ驚く。いきなりだし、心臓とまるかと思った。ドキドキ。

【ビックリして羽海野チカキャラになった雑音さん】
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東のエデンの一話冒頭部分を参考に描きました。このアニメを初めて会った人に説明するとしたら「絵がキレイ!」って言うかな。喫茶店でスイーツ食べながら友達に対して説明するなら、「ボンボン映研学生がつくったみたいなアニメだよ」って言うかな。

アンアームの凄まじいライブが終って震度サンの言葉にビックリ。最後のSystem Boycotの時、キャベ氏の代わりにギター弾いてたのは、なんとイステリスモのショーンだったそう。がーん。見逃した。ショーック。でもいいや。おもしろい体験できたし。しかし、これって最強の組合せ。関東二大雑音ロークラッシャーバンド合体。その名も、アンテリスモ。うーん。どっかの国道沿いのレストランみたいだな。
ところで、この日のキャベ氏の言葉で印象に残ったのは、「極少数派の狂ったみなさん、どうもありがとう」。そうなんよな。パンクって、大きいくくりでみるとけっこうな数。けっこうな数というか多数派。超マジョリティ(サイレント・マジョリティ?)。でも、クラストだけに限っていうとやっぱ少数派。超マイノリティ(ラウド・マイノリティ?)。本当に本当に小さいシーン。キャベ氏が言うようにわしらって狂ってんのかな。いや、そんなことない。狂ってるのは他で、わしらは正常なんだ。世間みんなマスクしてバカみたいだったもんな。みんなマスクしてバカみたいっていうやつも相当バカだけどな。そんで一番バカなわしはいまだにマスクしてるけどな。

【Isterismo】
やっとアースダムで観れた。なんだかんだでここってデカイ音と遭遇する確率が高いもんね。イステリスモもデカイ音だといいなー と思ってたけどそんなにデカくなかった。残念。でも面白かった。小屋が違うと印象がガラリと違ってみえる。20000Vの時のイステリスモって、パッチでいうと、薄汚れたステンチ生成り色。アースダムだと、鈍く光るステンチな黒。それにちょっとアヴァンギャルドな模様が入った感じ。個人的にはそんな印象。アヴァンギャルドな模様って自分でもよくわからんけどなんかこうちょっと変わった柄。というのも、イステリスモ観たあとすぐに震度サンと話して一致した意見がそれだった。いつもよりダークでアヴァンギャルド。とくに冒頭部。最初は気のせいかと思ったけど時間がたった今ではそれがなんだったのかわかる。でも内緒。それじゃなんなのでひとつだけいうと、会場の癖が音にあらわれた、って感じかな。単純に壁の色に惑わされてるだけのような気もするけどその辺は気にしない(アースダムの内装は黒。20000Vは.... ありゃ何色だ?)。ちなみに、アースダムでのイステリスモも20000Vでのイステリスモも両方大好きなんだけどいつか野音でも観てみたいです。

【Khatarina】http://www.myspace.com/khatarinapunx
音源聴いた時はふつうかなーと思った。でも、全員女性のD-Beatってめずらしいし、やっぱナマで観てみたい。しかもフィンランド。なんか北欧のパンクっていい。北欧でいえばスウェーデンにD-Takt & Rapunk Recordsというレーベルがあるけど、この名前を聞くだけで興奮するのはやっぱりわしがバカだからなんでしょう。あ〜 Giftgasattackみてえ〜。そういえば、今度ここからMorphemeとD-Clone のスプリットシングルが出るそうだけど、それを知ったときはチビリそうになった。日本でレコ発ライブ熱望! 話がそれつつあるので戻すと、カタリナ、素晴らしかったー! 曲自体はどっちかっていうとやっぱりオーソドックス。でも音のつくりが面白かった。もしかしたらそれこそアースダムだからかも。ド迫力D-Beatで最後まで突っ走ってその辺の男共も真っ青。超カッコ良かった。そんで、華があって観てて楽しかった。とくに、ベースのHelena。前髪がパッツンショートで後ろがドレッド。カワイかった。わしも後ろだけドレッドにしょうかな。あ。でもそれじゃあライフのアベ氏と同じになっちゃうな。じゃあわしは前髪だけドレッドにしようかな。それ、すごく恐ろしいな。

【No Value】http://www.myspace.com/stpnovalue
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これは最近出たセカンドシングル「Peaceful Violence」。以前より音が全体的にたってる。本来あんまり好きな音の作りじゃないけど、No Valueは全然オッケー。むしろこっちのほうが、今のNo Valueにあってる気がする。シニカル&ブラックユーモアたっぷりのジャケットも好き。この写真じゃわかりにくいので、気になる人は実物を手に取ってください。マスト! もちろんライブもえかった。いままで4、5回観たけど全部が全部最高。一回もハズレなし。すごいバンドだなあとあらためて思う。
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物販では、ツアーTシャツと、Khatarina/Screwithin/UnarmスプリットCDを購入。

[Khatarina/Screwithin/Unarm - 3 Way Split CD - Kiiler Blow]
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どわー! 全曲あがる! とくに、アンアームのObservation Society !! 燃える!! ライブでこのギターが聴こえた瞬間って絶対どこかのスイッチが入るもんな。そんで最後のDespair !! これには完全にアタマ振り切れてしまう。内容いいし値段も安い。一家に一枚絶対必要だと思います。心底そう思うのは、やはりわしが極少数派の狂った人間だからだろうか。

色々買ったら、オマケでパッチとポスターもらった。うれし〜。最初は、一回観るだけでいいやと思ってたけど色々もらったら最終日も行きたくなってきた。このツアー、思った以上におもろい!
というわけで、4月12日の小岩にワープ。

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4月12日(日)。間違って一駅前の新小岩で降りてしまったため、ライブ開始前には、体力精神力ともにかなり消耗。一月にも来たというのになぜふたりとも気付かん? やっぱ狂ってんのか? この場合はボケてるといったほうがいいね。しかし、これには本当に疲れた。11バンドも出るというのに先が思いやられる。まったく。。。 こりゃ、ぜったい途中で寝るな。

     2009年4月12日(日)"Killer Blow" Japan Tour 2009 @ 小岩eMSEVEN
     Cosmic Neurose / Low Vision / Kriegshog / DxIxE/ Encroached / Life
    No Slogan(Chicago) / Dredeye / Screwithin / Unarm / Khatarina (Finland)

出演バンド数が多いので2ステージ形式。そういえば、エムセブンって来月で閉店するそうだけどほんとかな。遠いけどここ好きなんだけどな。中の形が変でいいんよね。外国のライブハウスっぽくて。行ったことないけどさ。さて、Killer Blow Japan Tour 2009 ファイナルですが、結論からいうと、素晴らしー! の一言でした。八方美人的な感想じゃなくホントに全バンド良かった。個人的にあんまり興味ないバンドも良かったし、これって会場の雰囲気とか構造も絶対関係あると思う。あと、やっぱバンドが多い時の2ステージっていい。連続で演奏するからダレないし退屈する暇もない。途中、あまりにスムースに進行するもんだから休憩も入れてたけど、それも気分が切り替わってよかった。そんで客。みんないい具合にぶっ壊れてて、とにかく全体が完璧に近かった。こんだけバンドが出てるのにめずらしい。最後まで楽しかったなー

一番会場が盛り上がったのはやっぱりアンアームの時。これこそホントにスゴかった。一週間前の倍の倍の倍。観てない人はそれこそもったいないお化け。バンドでもなんでも勢いがつく瞬間ってのが稀にある。今のアンアームはまさにそれで、勢い以上の何かを感じる。なんというか、爆発してる感じ。ツアーが続いてたので、Nanaeの声もかすれて男性陣にもどことなく疲労の色がみえたけど(アンコールの時、ネンジ氏死にそうな顔してた)、それがまたこのツアーの凄まじさを物語ってた。あと、ツアーラストだけに最終回的シンミリムードもすこし漂ってたりして、そこがまた爆発的な瞬発力を生み出してる原因のような気がした。そんななかでももちろんキャベ氏のユーモアは健在で、この日も笑わせてくれた(ワイヤレスのくだり・笑)。キャベ氏は、このMCが余計だってたまに注意されるって言ってたけどそんなことない。「言葉」は、非暴力抵抗における数少ない武器(手段)のひとつ。黙ったらマケなのだ。シリアスな言葉もユーモラスな言葉もこれからも全開でお願いします。他の人がどう思おうと関係ない。少なくともわしらにはアンアームの言葉が必要。プラスあのクラッシャーノイズ!
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物販では、カタリナのカラフルなマンガっぽいTシャツを購入(これはカワイイ! 日本にあまりないセンスに脱帽)。そしたらまたオマケをもらった。最初の公演の時には気付かなかった、フリーペーパーももらえた。これまたウレシい!

[HOMEOSTASIS]issue #1
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カタリナのインタビューを中心に、ヴィーガンレシピ(Vegan Recipes)も載ってるおもしろいジン。制作してるのは、アンアームのNanaeとスクリューウィズインのICO。北欧諸国って、福祉に対する考え方が進んでて色んな意味で成熟した社会って印象がある。だから、なんであんなにパンクバンドがあるのか不思議だったりする。しかも本気度メチャクチャ高いし。このインタビューはその辺の疑問にも触れた、大変興味深いものでした。ほら、日本のパンクバンドの人と直接話す機会はあっても、海外のバンドじゃなかなかそうもいかないじゃん。ホメオスタシスはそういう点でも貴重な存在だと思う。

最後にもう少しだけ。このツアーでは、ふだんあまり見れないものを見ることができた。ふだん感じないものを感じたというか。それは、チームワーク。スクリューウィズイン、アンアーム、カタリナの3バンドが、一週間前以上に、息のあったひとつのチームになってた。各バンドが演奏する時、全員がサポートしあってステージがホントに面白くカッコ良くなってたもんな。わし、みんな仲良くとかチームワークを大切にとかって苦手。でも、このチームワークにヤな感じはまったくなかった。馴れ合いじゃなく仲良し集団でもなく、根底の部分がなにかで繋がってるからだと思う。それが何なのか、なんとなくわかるけど違うかもしれんので書かんけど、何かで繋がるのもそんな悪いもんじゃないと思った。人は根底の部分でなにかひとつでも(価値観?)つながってれば、趣味や年齢や性別や国籍が違っても友達になれるもんな。なんてことを思ったよ。たまにはまともなことを言って終わるのも悪くないので、今回はこのへんを着地点としましょう。


いったいどうすりゃいいんだろう(ここから先は読まなくていいと思う)
posted by 薇頭 at 00:58| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月02日

大きい音)))

めずらしくお知らせから。5月5日(祝/火)、有明・東京ビッグサイトで開催される『コミティア88 拡大Special』に、震度サンこと、あらいあきさんがパネル漫画を展示します(旧刊だけどゼンマイアタマも売ってくれる。感謝)。場所は青林工藝舎のブース。作品見せてもらったけどうまかった。さすがプロ。超寡作家系天才。[漫画界のサイモン・フィン]ってあだ名は伊達じゃないですね。冗談はこのへんにして(わしも人のこと言えんし)、いやマジでいい。なんかしらんがくやしい。なお当日は、あらいさん本人も(アホな顔して)終日ブースにいるので、興味がある方は遊びに行ってやってください。目印は.... え? あ。イステリスモのTシャツ着ていくそうです。ちなみに今回のコミティアはいつも以上に規模が大きいので、わりと早めに行くことをおすすめいたします。あの広さは、1、2時間じゃとてもまわりきれません。わしもちょっとだけあらいさんのとこに遊びに行くつもり。

[コミティア]http://www.comitia.co.jp/
[青林工藝舎]http://www.seirinkogeisha.com/

で、コミティア88のあとはもちろんアースダムに直行するわけだけど。ん? ってことは、震度サンはハードコアホロコースト欠席? ククク。そりゃそうと、いつのまにか震度サンってあだ名が(ゼンマイ通信内だけで)定着したあらいさん。このあだ名には一応由来があって、二年前に来日した sunn O)))(サン)にあやかったもの。ライブ会場であらいさんが購入したサンのTシャツに漢字で『震度』とあった。なんか変。あらいさんのイメージにピッタリ。それをそのままあだ名にした。ちなみに雑音さんというわしのあだ名は、コンガ・フューリーのTシャツから。

【その時載せたイラストを再アップ】微妙に加筆しました。
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左が震度サン。右が雑音サン。ふたりとも性格がひねくれているのが特徴。

しかし、サン初来日からもう二年たつのか。早いような随分昔のことのような。あれはおもしろかった。あんなに体が揺れるとは思わんかった。まさに震度。わしらが行ったのは、2007年5月20日のクラブチッタ川崎。ハコがデカいぶんおそらく震度も弱まったはずで、別の日にアースダムで行われたライブが(with Merzbow)最大級の震度だったはず。その時は残念ながらわしら欠席。最大震度未体験。クヤしい。でも、チッタ八日後のアースダムでのBurial Chamber Trio(サングループの別店舗)は体験できた。この時のことは忘れられん。大音量というより超超大振動。チッタのサンの印象が吹き飛びそうになった。家に帰って布団に入ったら天井がグルグル回って体全体が揺れて本当に吐きそうになった。完全に船酔い状態。音圧が三半規管を直撃。今までの人生の中で経験した音楽による最大震度はこの時のライブなのです(最大音量はやっぱ灰野敬二)。さすがはオバケの埋葬三銃士。ヴヴズウウ)))))))...ヴヴヴウゥヴ)))))))))))ゥゥゥゥゥ
そして、ついにサン二年振りの再来日。昨年、これもサングループ別店舗のKTLを観に行った時、オマやんことスティーブン・オマリーさんと(オマやんはサンの主要メンバー)、サン再来日の時は是非またお会いたしましょー と、約束したこともあり当然出席。会うつっても客として観に行くだけなんだけど。とはいうものの、リキッドルームのライブは欠席。共演のボリスは観たいけど他にまったく興味がないうえにチケット代も高い。対バン多いから各バンドの演奏時間も短いだろうし、振動もあまり期待できない。というわけでアースダム一点狙い。金がないから仕方ない。不況時代はこうしてさらに不況へとスパイラル.....ウヴズゥゥウ))))......ヴヴヴウゥヴ)))ゥゥ))))....

   2009年4月22日(水)初心 / Grimmrobes 日本 弐千九年 @ 新大久保EARTHDOM
                 Jim O'Rourke / sunn O)))

時間ギリギリに会場入るとけっこうな人。でも超満員ってほどでもない。しかし黒い。最近わしらの行くライブって自分含めて黒い人ばかり。偏ってんなー。こりゃいかん。たまにはカラフルなレゲエフェスにでも行ってみるか。クラストパンツはいて。開演時間十九時ちょうどにジム・オルーク発進。わりと聴きやすいノイズで、サンの前座だからかすでにけっこう音圧があった。ステージ上は残念ながら見えなかった。トータル30分間の演奏。高低全音域うまくつかったキラキラサウンドでなんか宇宙っぽかった。ユニバーサルノイズなスペーシーノイズな。

そしてサン。今回はオマやんことスティーヴン・オマリーさんと、兄貴ことグレッグ・アンダーソンさんのお二人だけによる演奏。ツアータイトルに『初心』とあるように、初心(原点)に還ってのシンプルな構成になる模様(宣伝文にそう書いてあった)。人間、初心に還ると宣言できるだけでもスゴいことなのにこれに大振動が加わるわけですから、いかに今のサンがものスゴいかこれだけでもわかると思う。わからん? うん。わしもわからん。
))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))
振動時間1時間40分。揺れた。超楽しかった。宣伝文にあるように原点に立ち返ったかのようなシンプルな初心振動ステージ。そんで激重で密教性ももちろん健在。宣伝文に偽りなし。JAROの出る幕なし。
音は、実際には色んなことをやってるんだと思うけど、ほとんどワンフレーズにしか聴こえなかった。最初から最後まで、ギュオーン))))ズヴゥゥン))))..... ギュオーン))))ズヴゥゥン)))).....。
その繰り返し。前回の構成が派手だっただけにいっそうシンプルに感じた。でもそれが良かった。ワンフレーズをヘビードローンで超スローにやられると、時間感覚と空間認識力が麻痺してわけがわからなくなる。わかりやすくいえば、サンは光りさえ抜け出せないブラックホール。ものすごくわかりにくいですね。ようするに常識が通じないんです。時空が歪むんです。すべての感覚が麻痺。まるで機械伯爵の時間城。って知ってる?
で、肝心の音量ですが、これが困ったことによくわからんかった。よくわからんってどゆ意味? 意味はない。ほんとにわからんかった。大きいといわれれば大きかったような気もするし耳栓の必要性は感じなかったので大きくなかったのかもしれんし(家に帰った時、すこしこもってたけど耳鳴りはなかった)。普段、デカイ音を求めてるぶん、自分の感覚が麻痺してるのかもしれん。ただやっぱり振動がスゴイ。これに音量は関係ない。たとえば、デカイ音の時は振動がないのに、その反対の時に大振動がくる。「音=(空気の)振動」が、成り立たない不思議な世界。あ。もしかしたらこれこそ錯覚(感覚麻痺)で、サンの魔術にかかってるだけなのかもしれん。などと思ってしまうのも無理もない。だってあの振動だもんな。初心入ってるし。
好き嫌いでいえば好き。ライブ自体シンプルによりダークになったぶん、二年前より今回の方が好み。理工学系ノイズな雰囲気もないし。多少アートな雰囲気はあるけどハナにつくこともない(人柄?)。第一アホっぽい。なんにしても、こういうつきつめてるような音楽っておもしろい。
そういえば、サンの振動を味わってる最中この考えがよぎった。[サンにベコベコの潰れた高速ドラムが加わったら?]。もしくは[イステリスモにサンの振動が加わったら?]。ありえないだけにどうしてもそんな想像をしてしまう。実現したらいったいどんな世界が待ち受けてるんだろう(でもコラボは勘弁)。ちなみに、震度サンもおんなじことを考えたらしい。で、どうだった? 震度サン。「大きさはわかんなかったけどズーンと来る時がすごかった。キタキタキター! って瞬間が気持ちよかった」。聞きようによっては随分セクシーな言い回しですね。確信犯?
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【ライブ終了後のステージ】アンプに(初心)。ちょっと見えにくいですね。
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わしら含めてみんなアンプの写真を撮りまくってた。わしのケータイの待ち受けも今これ。

物販では、Tシャツとカセットテープ購入。震度サンは耳栓も購入。

【初心Tシャツ&初心カセットテープ&サン仕様耳栓(笑)】
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Tシャツの裏に(初心)。変。購入決定。今度から震度サンじゃなく初心サンにしようかな。

ところで、カセットテープ買ったもののやっぱ聴けんのよね。カセットデッキ問題、ホントになんとかしなきゃ。Isterismo & D-Clone、Haava & Avfall、色んなテープが聴けずじまい。一応デッキはあるものの5回に1回はテープがからまってしまう。貴重なテープは怖くて聴けん。修理見積もりだしたら、新品買えるほどの値段見積ってきやがった。アホか。吉祥寺に行った時はかならずヨドバシでデッキを探すものの、手が出る値段のものにはいいものがない。いいと思うと高い。だいたい種類自体少ない。こうなりゃラジカセでもいいや、と思って見てみると超ダサいデザインにいまにも壊れそうなチャチなものばかり。うーん困った。気分転換にヘッドホンコーナーを冷やかす。最近の電器屋って、ヘッドホンコーナーの充実っぷりってすごい。予算、1〜2万円を想定して試し聴き(全ヘッドホンで同じ音楽が流れている)。まずは、国産大手のヘッドホンを数種聴き比べ。可もなく不可もなく、まあこんなもんなのかな。そして、外国製ヘッドホン。うへ!! なんだこりゃ!? 国産の音とあきらかに違う。奥行きがあって深みがあって、うまみというか色んなものが聴こえてくる! 素晴らしい! うーん。値段はすこしはるけど、やっぱいいもん欲しいなあ。カセットデッキもちゃんとしたやつ買おうかな。なんかサンと関係ないこと書いてるな。

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ここまで書くのに随分時間を費やしてしまった。今回、マニさん、キト、そしてカタリナのツアーについて書こうと思ってたのに。んじゃ、ここからはマニさんのことなどを。と、思ったけど、やっぱ別のライブのことを。えっ?

KIKURI。キクリというのは灰野敬二とメルツバウのお二人によるノイズユニット(バンド?)。キクリって、なんとなくサンとリンク。だってメルツバウだしダークだし音でかい(らしい)し。よって、ついでといってはなんですがキクリのことを。
基本、海外で演奏することが多い(らしい)キクリ。ひさしぶりに日本で雑音まき散らすと知ったのはライブをやる前日。平日なのでもちろん仕事。行けなかったら行けなかったでいいや、くらいに思ってたけどうまいこと仕事がはけた。いそいで会場の六本木スーパーデラックスに向う。ふー、ギリギリ間に合った。全4組中キクリがトリ。ナマのキクリはいったいどんな雑音を放つんだろう。最近は雑音クラッシャーなパンクバンドばかり観てるので、すこし違う方面の雑音も吸収したい。どうせならパンクを蹴散らすような爆音で。

 2009年4月10日(金)Our Love Will Destroy Japan Tour @ 六本木スーパー・デラックス
    Muddy World / Tetragrammaton / Our Love Will Destroy the World / Kikuri

はじめて観るキクリは超カッコよかった。灰野氏のライブって中盤どうしてもカッタるくなって眠くなるんだけど、キクリは一時間半まったく飽きることなく楽しめた。灰野氏のギターもいつも以上に堪能できたし、秋田氏のドラムも初めて観ることができた。会場内のアートな雰囲気も爆音で気散らしてくれた! ってことには残念ながらならんかった。というのも、場所が六本木だからかスノッブな人達の鼓膜限界値を考慮なさったのかそんなに大きくなかった、というか小さかった。でも、演奏自体が良かったのでまったく気にならんかった。音量を気にする自分がバカに思えてしょうがなかった。いや、やっぱデカイほうがいい。そこは譲歩できん。どうせならボンボンの鼓膜を痛めつけてほしいのだ。

【キクリ】(YouTubeより)ナマで体験するほうが壮絶。そりゃそうだ。

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サンから始まってキクリを通過してやっとマニさん。マニ・ノイマイヤー(Mani Neumeier)さんのことを。時間軸、完璧に逆。すまん。マニさんとは、いわずと知れたグルグルの中心人物。先月2日、東高円寺U.F.O. CLUBに、マニさん、そしてキトを観に行きました。ちょうど自分にクラウトロックブームが来てた時期でもあったし、共演がキトなので、こりゃ行かねばと。

   2009年4月2日(木)Mani Neumeier Japan Tour 2009 @ 東高円寺U.F.O. CLUB
   地獄バンド / マヒルノ / Kito-mizukumi rouber / マニ・ノイマイヤー&JON(犬)

【Kito-mizukumi rouber】http://www.myspace.com/kitomizukumirouber
今年はじめて参加したぺったら地獄リサイタルは、ますますエラいことになってた。面白い! って言葉じゃ何も言い表せないような気もしてきたけど、これが面白いんだ。この日は、お客さんのほうもだいぶ慣れてきたのか、大笑いしながらぺったら地獄に引きづり込まれて大盛り上がりだったけどたぶんこんな日は例外でしょう。聞くところによると、客が固まる率は今でも相当高いみたい。素直にもっと楽しんだら? と思う反面、固まってる客の後ろで目立たないように笑いながら観る状況も相当好き。客、固まらせるのもキトの技。これもぺったら地獄的側面のひとつ。なんてことを思う。すみません。テキトーなこと言って。
ところで、この日のキトはなんじゃーこりゃ!? っていうくらい音がデカかった。耳栓を装着したくなった。実際、後半、ちり紙を耳につっこんでしまった。信じられないかもしれないけど、わしが今年観た全ライブのなかでキトが一番の爆音でした。ハードコアもクラストも完敗。冗談なんかじゃない。あれ? もしかしたら、スピーカーが近かったからかな。もしかしてわしだけか? わしだけがキトマジックにかかったんか? うーん、ぺったら地獄バンドは奥が深い。結論。この日のキトは音の幅が広いぶん、サンよりキクリより爆音に感じた。正直、耳が痛かった。純国産轟音ペッタラダンシングシャイバンド誕生! とか、こんなこと書いたら、案外次は聴こえないくらいの小さい音でやるような気がしないでもない。と、ここまで書いて読み返してみたけど、まともなこと何にも書いてないから笑った。いつものことか。いつものように遊んじゃってるし。ま。いいや。今度ちゃんと書けば(たぶんまた遊ぶ)。
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キトの演奏が終了したのと同時に、Zero Set (moebius-plank-neumeier) が流れ始めました。ドタバタドラムが超気持ちいい1982年に録音されたあの変態的名盤です。このドラムを叩いてるのが今から登場するマニさん。Zero Setのような、あの過剰なまでのドラムプレイは見られるんでしょうか。

【Mani Neumeier】http://www.mani-neumeier.de/
マニさん、最初はステージの前方で小さな太鼓をポコポコ叩いて準備運動。そのあとは、ドラムセットにどっしり構えて、Zero Set級のドタバタドラムソロを繰り広げました。正直、音楽的にグッとはこないけど、あのお歳で(70歳くらい)あんだけ好き放題やられるとやはり何かしらの感動はえられるもので、というか、わしより元気じゃん! すげ〜
そして途中、マニさんによる、「マイ、トモダチ」という紹介で、JON(犬)が登場。ジョン。名前は知ってたけど、観るのはこの日が初めて。観てる最中は、ただのスゴい犬としか認識がなく、ライブが終ったあと友人に聞いてはじめてこの犬がJON(犬)だと知った。
ジョンの足踏みオルガンにマニさんのドラムが絡む、童謡ありジャズっぽい曲ありのお腹いっぱいのストレンジワールドが展開。ジョンのおもしろい声のうしろにマニさんの変態ドラム。これが良かった! 日本のかぶりもの音楽家ってロクな奴がいないって個人的印象があるんだけど(正直でスマン)、ジョンは超最高。たまらーん!

【JON(犬)が動物園で演奏】(YouTubeより)こりゃいいや。この中に遊びに行きたい!

[JON(犬)]http://www.myspace.com/jonthedog242

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尻切れトンボのマニさんレポートのあとは、やっとこさカタリナのツアーのことを。なんて書けると思う? もうだめ。疲れた。実はひさしぶりに風邪をひいてしまいました。熱はさがったけど喉の痛みと咳がヒドい。連休に入ったというのに。くそー。熱が出たのが先月27日。どこで感染? 25日の20000Vがあやしい。あの日は空気淀んでたし。空気が淀むで思い出したけど、コミティアの会場も相当空気淀んでるよな。淀み率はクラストライブ以上。同人誌やってるやつにまともな人間なんていないですし。わしら見たらわかるでしょ? そういえば、コミティアの禁止事項の中に[コスプレ禁止]ってのがあるのはよく知られてますが、実は[爆音禁止]ってのもあるんですよ。冗談ぬきで。ホントに。爆音ね〜。ってことは[大振動]はOKってことっすよね? ね?
しかし、5日までに風邪なおるんかいな....

[私信]震度サンへ:ゼンマイアタマ、在庫売り切るつもりでがんばってきてください。
posted by 薇頭 at 21:34| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

多摩蘭坂にもったいないお化け

うおっしゃーーーーー! やった〜〜〜〜〜! ヘアピン・サーカスがついに爆音で上映される〜!
主催のboidさん、バウスシアターさん、投票したみんなーー えらい! わしは投票しとらんけどな(笑)。でも絶対参加するぜー! すべての鬱体質&スピードフリークの皆さん、全員集合!
ヘアピン・サーカスを爆音で体験するのは人類の義務!

【爆音映画祭'09】http://www.bakuon-bb.net/

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春だなあ〜 ってかもう夏じゃん。季節すっ飛ばすついでに花粉もすっ飛ばしてくれればいいけどそんなうまいこといくはずもなくもうグシュグシュです。でもあったかくなってくれるのはウレシい。ガス代かからんしふさいだ気持ちもちょっとは軽くなるし野球はじまったし。カープ今年はどうかな。新球場面白そう。季節のかわりめといえば、テレビやラジオの番組がかわりますね。長寿番組が終わって新しい番組が始まって。馴染みの番組が終わるのってけっこうさみしい。テレビはあんまよくわからんけど(「どうぶつ奇想天外!」が終わったのは残念)、ラジオ番組は身近なぶんショックもでかい。TBSラジオの昼の番組が終わったのはショックじゃなかったけど、「若山弦蔵のバックグラウンドミュージック」が終わったのはショックだった。なんでも、昭和39年から放送してたそう。ふへー 45年間もやってたのか。子供の頃から聴いてもんなー。広島から島根に墓参り行く時なんか車中でよく聴いてた。「次の曲は、うわさの男」みたいな。なつかし〜。ジョン・バリー、ヘンリー・マンシーニなんかの映画音楽。60・70年代ポップス。パーシー・フェイス、マントヴァーニなんかのオーケストラもの。ペレス・プラート、ハーブ・アルパートなんかのラテンもの。そんでもちろん、バート・バカラック。色んな音楽をかけてくれた。わしがユルいイージーリスニングが好きなのは、この番組の影響が少なからずある。日曜の昼、この番組聴きながらボーっとすることももう出来なくなった。残念。で、えーっと、なんだっけ。あ。前回の続きだ。「サウンドストリート・アーカイブス」聴いて、超久し振りにRCブームがきたってやつですね。

若い人にはピンとこんかもしれんけど、80年代のRCサクセションって大変な人気でした。中学、高校時代と性別関係なくクラスに熱心なファンがいたもんな。文化祭でも、必ずRCのコピーバンドがいた。あぶらだこフリークの友達も、なぜかRCのコピーバンドでギター弾いていた(Mくん元気かなー)。ちなみにハマっ子震度サンに聞いたところ、やっぱ必ず文化祭にRCコピーバンドが混じってたそう(横浜銀蝿じゃないんですね)。ジャンル問わず、色んな人に人気があったし、まわりのパンク友達もRC聴いてるヤツって多かった(Hくん元気かなー)。
わしがRCサクセションのことを知ったのは、それこそ、サウンドストリート。1980年くらいのこと。その時流れたのが、「トランジスタ・ラジオ」。聴いた瞬間カラダに電気が走った。なんか新しい時代が来た! ビリビリビリ! あの瞬間のことは今もハッキリおぼえてる。自分の部屋でラジカセみつめる自分(幽体離脱?)。今でも「トランジスタ・ラジオ」を聴くと、80年代前半のあのなんともいえん時代の空気を自分の中に呼び起こすことができる。80年代を思い出したからって別段どうなるわけでもないけど、なんか知らんうちに長く生きたなー とか、初恋の人もわしとおんなじ時間を生きてんだなー とか。RCの音楽ってこんな自分にも青春時代があったことを認識させてくれるなんか不思議なスイッチみたいなのがついてる。そんなん他の音楽にもいえることだけど、RCは特別高性能のような気がする。ちなみに80年代スイッチ系でいえば、あとYMO、戸川純、ゼルダ、いろんな自主制作盤.... で、なんといっても、ベストヒットUSA!! ありすぎてもーどうでもええわ。二十年後の2029年。その時もしわしがまだ生きてたとして、何を聴いたら2009年を思い出すスイッチが入るんだろう。イステリスモ? あのイカレタ音源を聴きながら昔を懐かしむ年寄りって..... それ、カッコええな。
話がそれたので戻す。「トランジスタ・ラジオ」聴いてからのわしは、当然、RCサクセションまっしぐら! ってことにはならんかったんよね。あれほどの衝撃をうけながら。レコード買わんかったしライブも行かんかったし。むしろ高校時代はRCってちょっと苦手だった。これはたぶん学校にいた一部のRCファンが、バカ、いや、あまり好きなタイプの人達ではなかったからだと思う。身も蓋もないですね。すみません。で、後年(自分にとって)本当のRCの良さを知ったのは1986年。教えてくれたのは出会ったばかりの震度サン。震度サンさんちに初めて遊びに行った時初期のRCを教えてくれた。宝くじは買わない、うわの空、ぼくの好きな先生、etc。自分の知ってるRCと違っておどろいた。これ、フォークじゃん。しかも自分の知ってるフォークとはまったく違うフォーク。フォークって辛気くさい団塊世代用懐古音楽くらいにしか思ってなかったけどRCはちがった。まるでおもしろいまんがみたい。ちょっとメルヘン入った。震度サンは当時「RCって少女まんがみたいだよね」って言ってた。そのとおりだと思ったことをおぼえてる。

【RCサクセション - 三番目に大事なもの】(YouTubeより)

初期のRCって全部いい。初期とはちょっと違うけど、いい事ばかりはありゃしない、多摩蘭坂なんかもいい。そういえば90年代中頃、バイクで立川〜国分寺の多喜窪通りを走ってる最中、坂の途中に落書きだらけの石垣があるのが偶然目にとまった。なんだこりゃ? バイクとめて落書き見てそこが多摩蘭坂だと初めて知った。夕焼けの中、石に書いてある落書きをいっぱい読んだ。色んな人のRCへの思いが書いてあった。学生時代の思い出みたいなことも書いてあった。わしも昔の色んなことを思い出した。中高校時代の友達のこと、震度サンと初めて出会った時のこと。その石垣も、マンションが建てられたためもうないらしい。でも不思議なことにわしのアタマの中の多摩蘭坂は昔のままだったりする。初期のRCを聴きながら文章書いたら、こんな気持ちの悪い文章になった。どうやら初期のRCは、わしの創作エネルギー源としてはあまり使用しないほうがいいらしい。

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ここからが本題。ここからも前回の続き。前回アップしたあとカタリナのツアーがあったのでさらにパンクのライブ観た本数が増えてしまった。どんだけパンク好きなんじゃっちゅう話ですよ。というわけでまたまたパンク中心に駆け足で。まずは先月20日のライブ。この日はかなりの好企画。個人的に全バンド興味津々(これって結構めずらしい)。全バンド、今を代表するようなリアルパンクバンドですからね。当然、超満員の長蛇の列が予想されるわけでちょっと早めに早稲田入り。昔の話になるけど、パンクのライブって会場付近の駅や、会場近くのファストフードなんか行くと大変な数のパンクスがたむろしてた。超ハデだった(目黒鹿鳴館、昔の渋谷屋根裏あたりを思い出しながら書いてます)。当時は、何群れてんだよとか思ってたけど、あれはあれで面白かった。けっこうワクワクする光景だった。今はそんな光景ほとんどない。昔なら初めて行くライブハウスでも、その辺歩いてるパンクスについていきゃいつのまにか辿り着いた。でも、今は会場近くでもパンクス見ることはほとんどないから、事前に会場の場所をきちんと調べていく。ライブハウスの前に行っても、誰もいないことはしょっちゅう。中に入るとそれなりにいるんだけどそれでもバンドの人ばかり。あの人よく見かける人だなーと思ってたら、ギター持ってステージ立ってたり。ってことはやっぱり一般の客がほとんどいないってことになる。あれ? ってことはゼンマイ通信読んでる人の中で客側の人間っているんだろうか。もしいるんだったら、あらためましてこんにちは。って、なんじゃそりゃ。で、この日もこんな好企画にもかかわらず、超満員とはいきませんでした。もったいね〜もったいね〜。もったいないお化けって知ってる? コワいよ〜。もったいないお化けが出るとホントに怖いので、ここからは逃げ足で。

    2009年3月20日(金)Sick Satisfaction vs わたぼこり集会 @ 早稲田ZONE-B
          Kriegshog / Rednecks / Deathtribe / The Weekender
               Isterismo / the PlatoniX / Avfall

全バンド最高! 感想おわり。いや、書くのメンドくさいからじゃなくて八方美人じゃなくてホントに全バンド最高だった。観に来んかった人、もったいね〜。クリーグスホッグの相変わらずの壮絶緊張感、レッドネックスのいつにも増して凄まじいブチキレ具合(この日は、別の会場でもライブをやった!)、デストライブのド迫力Raw D-Beat。最初の3バンドだけでヘトヘトになった。
4番目のポップパンクバンド、ウィークエンダーで気分転換。ガレージ、ニューウェーブな部分もありつつでもどこかハードな部分もあったりして(贅沢ですね)、かなりおもしろい。とくに三曲目。カッコいい! プラトニックス同様、クラストバンドとの共演も多いそうなので、いずれまたお会いすることになるでしょう。
そして、イステリスモ。最高。いつも最高最高つってワルいね。この音が自分にとってマストなんだからしょうがないじゃん。時に、この日はいつにも増してはじまる前の混沌時間帯がスゴいことになってた。細かく書きたいけどやめる。気になる人は会場でナマで確認してな。で、ライブですが、五日前のZONE-Bでの演奏とくらべて(日にちの間隔が狭いので自然と比較してしまう)、格段に良かった。音に関していえばそれほど大きくは感じなかったものの、最初の音出しの時間帯にあらわれてるように、このバンドほど混沌が似合うバンドもあんまないと思う。総合的に色んな情報がアタマに入れば入るほどこっちの意識は混乱して拡張する。なんじゃこりゃ!? な、感覚。なんにしても(自分にとって)ホント貴重なバンドだなー とあらためて思った。
混沌の後は、プラトニックスにワクワク。彼らの曲に「新しい風」(「阿婆擦れe.p.」に収録)というのがあるんですが、これ聴く度に色々考えたり考えなかったり。何を考えたのかはメンドイのでおぼえてたらいずれ。考えなかったことはおぼえてても書きようがないので書けません。
そして最後はアヴフォール。イステリスモの音の環境がそのまま引き継がれてたのか、音デカかった(プラトニックスもけっこうでかかった)。だからってわけでもないけど、今までで一番良かった。思うにアヴフォールもやっぱ貴重なバンドなんじゃなかろうか。前にも書いたけど、パンクに久々戻ってこういう音を初めて聴いたときは驚いた。スカンジを消化して再構築した不思議なサウンド(Poikkeusのことはあとで知った)。ハーヴァにしてもクロッサにしてもそうだけど、昔の日本のパンクシーンにはこういうバンドっていなかった。音。とにかく音がおもしろい。彼らってある意味音楽オタクなんかなあと思ったりもするけど、そこにもちろん内向的な意味合いはない。質感嗜好の強いわしとしては、こういう、超いい意味で音楽バカのバンドって大好きです。何言ってるかわかりませんね。なんか誤解されそうだし。いや、別に誤解されてもいいんだけど。そういえば、近々、アヴフォールとハーヴァのスプリットテープがリリースされますね。この2バンドの組み合わせを聞いて震えて待たんパンクスっておるん? 震えんやつは、じゃあ何に震えるん? もったいないお化け? うん。あれはコワい。確かに震える。それよりわしは、このテープ、絶対買う。カセットデッキ問題、マジで早急に解決せねば。

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さて翌日の3/21。この日は高円寺スタジオDOMで、UK EXTRAの一周年記念パーティー。UK EXTRAというのは高円寺のイカした洋服屋さん。最近出たイステリスモのTシャツはこちらで作られたもの。わしらもお店に行ったことあります。いまのところTシャツしか買ったことないけどいつかワックスジャケットなど買ってみたい(お金ためなきゃ)。そんなイカしたお店の主催するパーティーに潜入してきました。社交ダンスタイムもあるらしいのでビシッと清掃、じゃなくて正装して。とはいえイステリスモのTシャツ出すようなステンチなお店のパーティーですから、ライブタイムも当然あります。そんでDJタイムまである。こりゃおもしろそう。しかし、えらく豪華なゲスト陣ですね。

   2009年3月21日(土) UK Extra 1st Anniversary Party @ 高円寺スタジオDOM
           Zenocide / Tantrum / Intruders / Strawberries
           Chimmy and the Spank drox / Yeraw / Isterismo

スタジオで観るゼノサイドって面白い。ライブハウスでは色んな音が聴こえるけど、狭いスタジオではそれが削ぎ落とされてより核に近づける。って感じ。短い時間だったけど面白かった。近々新譜が出るけど超楽しみ。前に出たCD-Rが良かったもんな。来月17日のCD発売記念ライブも面白そう。
タントラムは何回か観てるけどこの日が一番良かった。狭い会場で混沌とした中爆走するほうが、より彼らの世界が伝わると思った。YouTubeなんかで古い外国のハードコアの映像見ると、家の中で狂ったライブやってるのがあるけどそんな感じ。
イントルーダースも良かった。初めて観た時は実はあまりピンとこんかったけど、今は好きなバンド。あのキャラクターを前面に出して、もっとハチャメチャなステージになるとさらに好きになるかもしれん。これは個人的要望なのであまり気にしないでください。
ストロベリーズは大半が女の子のニューウェーブなテクノな、昔風に言えば、ナゴム入ったようなイカ天に出てくるような面白いバンドでした。面白いといっても本格的な曲もあり、スーサイドを彷彿とさせるイカれたナンバーも飛びだしこれまた面白かった。余談ですが、ゼンマイアタマのアタマの中に、ナゴムを理解する機能は搭載してません。次のChimmy and the Spank droxは、外で休んだためほとんどみませんでした。すまぬ。
で、UK EXTRAの方がやってるイエロー。これが良かった! 最近のクラウト(ジャーマン)ロックブームはイエローを観たためだったのです。ギター・ベース・ドラムの三人による演奏が始まった瞬間は、ブルーチアー1stのような爆音ヘビーサイケかと思った。そのうちドラムの方の刻むビートにハッ! これは.... ハンマービート! まさかここでクラウトロックを通過した、今の音を聴けるとは思ってもなかった。ライブ後、すぐに震度サンに確認したところ、やっぱりクラウトロックのニオイを感じてた模様。とはいえ、一口にクラウトロックといっても大海の如し。どのバンドを連想した? 震度サン曰く「ダークなラ・デュッセルドルフ」。な、なるほろー。ウマいこと言うなー。このひねくれ者。わしは素直に、ノイ! を連想しました。ま、ようするに、ふたりともディンガーですね。でも微妙に違うような気も。というわけで家に帰って、イエローはどのクラウトロックに近いんだろう、という疑問を解消するためその辺聴きまくってるうちにクラウトロックブームにいつの間にか突入してたわけです。で、音楽性云々抜きにしてイエローの質感に一番近いと思ったのは、グルグルのUFO。あの音圧ビシビシのヘビーな楽曲群。イエローはグルグルのファーストをシンプルにしてパンクの血とディンガー魂を注いだ感じ。もしかしたら狭いスタジオで聴いたからかもしれんけど、とにかくそんな印象を受けた。これはもちろん個人の勝手な感想。時に、グルグルといえばマニさん。マニさんといえば、あ、これについてはまたあとで。
最後はイステリスモ。D-Cloneとのスプリットテープを録音した時と同じスタジオですから、当然大変な混沌が予想されるわけです。というか実際大混沌祭りでした。燃えた! なんかがボカーンとなったような気がしたけど気にしない。アンコール(?)もあったし、〆の一句も聞けたし大満足。そういえば一曲目が、反復の曲だったんだけど、直前のイエローの反復と見事にアタマの中でつながって超気持ちよかったです。どうでもいい? や、そこが一番言いたかった。
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全ライブ終了。そういえば、DJルームにまだ行ってないことに気づきそっちに移動することに。どなたかがヒップホップをかけてます。こういう環境で人のお皿をまわす姿を見るのってひさしぶり。二十歳の頃は、クラブよく行ったなー。その割にあんまいい記憶がないなー などと色々苦い思い出にひたってるとイステリスモのサトシが。あ。お皿まわすんだ。
ほんの数曲だったけど、面白かった。人の選曲って単純に楽しめて面白い。ほら。選曲って、その人の背景がなんとなくわかるじゃん。何をかけたか? それは内緒。

午前零時近く、すべてが終了。こんな楽しいパーティーなら毎年やってほしい。入場料は安いしバンド陣は豪華だし。そういえば、屋上が開放されてたんだけど、そこがすごーく気持ち良かった。夜の高円寺、PAL商店街のキャットウォーク、遠くの街の灯り、UK EXTRAの方にいただいたドーナツの味.... 何年たってもこの屋上で見た光景とこの日のことは忘れないんだろうな....
やっぱ、初期のRC聴きながら文章書くのはやめたほうがいいみたいですね。

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そして最後はマニさん。のことを書こうと思ったけど、例によって集中力が切れたので次回。もちろん、キト、そしてカタリナのツアーのことも。あ、そういや今回なんにも画像のっけてないな。まいいか。サーバーの容量にも限界はあるわけだし、ヒドいやつが支配してるこの世界もいずれ壊してやるわけだし。そんじゃ、また〜
posted by 薇頭 at 00:09| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月29日

100% de キ・メ・ル・ゼ!

1、2、3、、、10、20、、、32バンド。ちょっとさぼってる間にこんなにたまってしまった。いそがしいとか言いながらけっこうライブ観たなー。行った回数はそんなでもないんだけどバンド数がね。多い。パンクばかりだと自然そうなる。そりゃそうとちょっと前に、Lewis Furey(ルイス・フューレイ)が来日してましたね。すごく良かったらしい。行きたかったなー。でも平日だったし主催がVinylだったし。Vinylはまあいいとしてやっぱ行きたかった(また、オンリー・ワンズ呼んでください)。それよりどうする。全部書くか? 32ステージ。そんな阿呆なん無理! 無理! 例によって記憶も大半すでにない。ワンマンとか普段あんま行かんようなライブは比較的記憶に残る。でもバンドがいっぱい出るようなパンクのライブは大抵すぐ忘れる。ですから今回は記憶に残ってるうちにこの辺のことをまとめて書きます。でもなんで書く? 誰に頼まれたわけでもないし時間もかかるし気ぃ使うし(これでも結構気ぃ使うんよ)。大体、なんでこんなことやってるのか自分でもようわからん。メジャーで有名なバンドに対して言いたいこと言うならいざ知らず、日本のハードコアなクラストなパンクバンドのことを好き勝手書くなんて下手したら怒られちゃうわけですから。てめえふざけんな! わけわからんこと書いてんじゃねえ!って。わしらが行くようなパンクのライブって客少ないしいつも同じ人ばっかだしこれじゃわしらがゼンマイアタマってバレバレじゃん。わしらでさえ全員の顔おぼえてるわけだから向こうもこっちの顔おぼえてて当然。で、何が言いたいのかというと、書きたいから書くんです。これからも自分がいいと思うものは書いてそんでやりたいようにやって思ったこと書く! 人の顔色伺う? そんな阿呆なん無理! 無理! ってことを言いたいわけではなく、むしろそんなこと思ってないしどうでもいいです。ホントは何を言いたいのかっていうと、Beckってバンドじゃなくてソロアーティストだったって最近知ってビックリしたってことを言いたい。前回のゼンマイ通信で、「で、Beckってなんだっけ。正解はOasisの覆面バンド」って書きましたが、あれにダマされたのは恐らく震度サンだけだったようなんです。なんでこんなウソ情報を書いたのかというと、[ネットの情報はウソだらけ(とくにゼンマイ通信)]ってメッセージを伝えたくて。ようするに社会にむけたシニカルなジョークだったわけなんですが、ただ単に自分の無知を晒しただけの結果になってしまいました。下調べは重要です(これが言いたかった!)。そういえば今、Oasisって来日してるんですよね。で、Oasisって何だっけ? 正解はBeckの覆面ソロプロジェクト。え? Oasisってバンドなの? で、わしは今何を言ってんの?

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ここからは駆け足。ミック・ハリス並に超高速で行くぜ! まずは先月21日イステリスモ企画第三弾のことを。いつものように開演時間ギリギリに会場入ったら既に超満員でおどろいた。こりゃ大変だ。冬だし人多いし音のほうは大丈夫なんだろうか。と、思ってたらさっそくライブ開始。

     2009年2月21日(土)Distruttivo Sonoro Vol.3 @ 高円寺 Club Roots
   zenocide / Unarm / Claysea (浜松) / Death Dust Extractor (津山) / Isterismo

【zenocide】http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ZENOCIDE000
観る度印象が変わるゼノサイド。今回はどんなかなー。どうせなら、自分の好きな方向に行ってほしい。初めて観たときのような、全方向混沌放射型ノイズ。キュオーチュルチュルチュルチュル。うわ、音デカッ! ギターが出す音以外に上の方で別のノイズが終始まざってる。音の粒子みたいなの。こりゃカッコいい。
この日のゼノサイドは、初めて観た時の印象にかなり近い素晴らしいものでした。わしってパンクとかウルさい音楽には、カチッとしたものより、どうしても混沌を求めてしまうんだなあ、と、改めて思った(どうでもいい告白、スマン)。もちろんカッチリしたものにもいいものはたくさんある。と、八方美人的なことも書いて保険をかけとく。ところで、こういう音の作り方って反射的にどうしてもラリーズを思い出してしまう。ゼノサイドって、この辺も好きなんかなー などと考えながら爆音に浸りましたよ。あー 気持ちよかった。

【Unarm】http://www.myspace.com/unarm12345
前回アースダムで観た時よりドラムの音がこなかったけど、それでもメチャクチャ良かった。音好みだし(超ロー!)、メンバー全員キャラ立ってるし。やっぱいい。関東でよく観るパンクバンドの中では、自分の中で余裕で上位五位内に入るのだ(他はなんとなくわかるでしょ)。自分の中の[クラッシャー定義]を満たしてるのは、関東ではイステリスモとアンアームだけ、というか、関東ロークラッシャー雑音バンドって、今んトコこの2つだけのような気も(勿論互いに違うタイプの音ですよ)。ちなみに[自分内クラッシャー定義]については、イステリスモが新譜を出した時にでも書こうかなー って、そんな改めて書く程大げさなもんでもないしどうでもいいですね。
そういえばアンアームって、来月からツアーが始まる。Screwithin、そして、フィンランドのKhatarinaとの合同ツアー。Khatarinaって全員女子で、そんでD-Beatを基調としたサウンドらしい。これは楽しみ。このツアー、けっこう色んなところでやるので、まだアンアーム観たことない人はこの機会に是非。イカれたロークラッシャーサウンドを全身に浴びて死んでください。

 "Killer Blow" Japan Tour 2009:http://acclaim.nomasters.com/

【Claysea】 (浜松) http://www.myspace.com/claysea
この頃から会場全体の混雑が加速。アルコール効果がてきめんにお顔にあらわれたドランカーも数多く見受けられましたが、それはどうでもいい。それより音。音が。音、小さくない? 音源で聴けるクレイシーの迫力があまり伝わってこんのがもどかしかった。けど、そんなことはライブではよくあること。また観ればいいだけのことなのだ。

【Death Dust Extractor】 (津山) http://deathdust.exblog.jp/
Tsuyama Raw Punk Attacco! 楽しみにしてた! これがわしの津山パンク初体験になるわけですから(確かそのはず)。ホントは津山で観たかったけどしょうがない。とはいえ、もちろん東京で体験できるのもうれしいわけですがそれにしてもやっぱ音が小さくない? でもRawでわし好みのドタバタな感じは伝わった。音作りも工夫してておもしろかった(コーンコーンって感じの不思議な効果音が始終聞こえる)。CD-Rもゲットしたしまた観よう。というか近いうちにまた観るでしょう。その時、買い忘れたTシャツ買おう。しかし岡山ってホント不思議な(ヘンな)トコな。な〜 小亀さん。そういや今日はご自身のお店で[工藤冬里・川手直人]ライブですね。行きたかったぜ。時に工藤氏といえば、来週高円寺で朝生愛さんのレコ発ゲストじゃないの。こりゃ行かねば! と思ったけどムリ。だってその日は野音で宇宙戦艦ラヴに乗らねばならんのよ。くっくっ

【ISTERISMO】
トリはイステリスモ。新曲やるは客の暴れっぷりはメチャクチャだわで最高! とはいかず、なぜかイステリスモの時が音が一番小さかった。ゼノサイドの高音でわしの耳がイカれたんか? と、最初思ったけど、やっぱあきらかに小さい。なんで? でもライブ自体は良かった。とくにアンコール。一瞬の大混沌大会。まるでマゾンナ。マゾンナみたいに一曲(?)だけやって終了! みたいなイステリスモのライブも一回観てみたいけどやっぱそれはいいや。しかし、客が暴れるとオモロイな。昔みたいにケンカに発展することもほとんどないし。ライブはそこにいる全員でつくるものと改めて実感。
ライブ終了後、前の方に行ってた震度サンと遭遇しておどろいた。そんで笑った。ビシャビシャの濡れネズミ。何? どしたん? うわっビールくせえ。なんでもアンコールの時、どなたかが撒いたビールをもろアタマからかぶったらしい。うははー 優勝祝賀会みたいですね。当然、目の中にも入ってるわけで滲みて痛そう。会場出る前に眼を洗浄。しかしビールかぶってウレシそうにしてる震度サンはひょっとしてアホか? そんで、物販でイステリスモグッズをたくさん購入してるわしもアホか? いや、それを転売してるアホよりゃアホじゃないんでしょう。たぶん。
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今回あらためて思ったけど、やっぱこういう音楽は音がデカクてなんぼです。会場側もその辺遠慮なくやってほしいです。耳が聴こえにくくなったとか言って別にクレームなんてつけません。こっちはホンキで遊びに行ってるのです。ホントね、わしの中で、パンクがいまだに灰野敬二の音量を超えないのがモドカしくてしょうがない(灰野氏の音がいつもデカイわけではない)。イステリスモのライブで若い人達が耳を塞ぎながら逃げ惑う光景をいつか観てみたいんです。

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次はHellshockツアー初日のことを。この日は、佐野元春と吉永小百合の誕生日。そりゃめでたいわけでそんな素晴らしい日に、D-Clone、Lifeの音楽を全身に浴びることが出来るヨロコビといったら! そんな独りよがりなヨロコビはさておきライブのことを。しかし今晩中に書き終わるんか? こりゃホンマに駆け足でいかねば。

  2009年3月13日(金)Born Out of Darkness Japan Tour 2009 @ 高円寺20000V
       Akutare / Screwithin / The Weekender / D-Clone (名古屋)
           Life / Age (新潟)/Hellshock (from PDX/USA)

【D-Clone】http://www.myspace.com/dcloneofficial
ライブハウスで観るのは今回で二回目。前回のスタジオDOMでのライブは狭過ぎてわけわかりませんでしたからそりゃあ楽しみです。機材をまた間近で見られるわけだし、ナマD-Beat & Noiseを再度体験できるわけだし。最初の音出しの時からして、あの機材の威力を堪能できるわけです。ディスチャージ&ディスクローズアンプ。前に出た3バンドの印象が吹き飛ぶほど出音が違う。目盛りが上がる感じ。演奏始まった途端猛爆撃。わしがパンクに精神性をあんま求めてないとはいえヌルいD-Beatがこの世にあっていいわけがない。Dischargeを初めて聴いたときのあの嘔吐感。音による戦争体験。D-Cloneにはそれがある。と、個人的に思う。そんなことよりも理屈抜きでD-Cloneの音はカッコいいわけで、やはりEnjoy。Enjoy D-Beat & Noise !!! Nagoya City Hardcoreもはやく買ってエンジョイせねばいけんね。彼らの次の東京ライブは、7月19日。楽しみだなあ。というか彼らもやっぱ名古屋大阪で観たいのな(ブログというのは、書けば願いが叶う魔法のツール。これはここだけの話)。

【LIFE】http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=punk_bastard&P=
D-Cloneの機材をそのまま使ってませんでした?(違ってたらスミマセン) そのせいか、いわゆるシャリ感が強まって音的には好みと少しはなれたけど音がデカイぶんカッコ良かった。ライフってやっぱええ。そういや、先日出たシングル「Warning」が素晴らしかった。

[Life - Warning]
0903291.jpg
二年前の録音で、今と感触違うメタリッククラストなんだけど、メタルとかそんなん関係なくメチャクチャカッコいい。低い位置で爆走するからモノすごい疾走感&緊張感。ライフって、音質込みでやっぱ辺境だと思う。こりゃいいぜ。この頃のライフもナマで観てみたかった。

【Hellshock】http://www.myspace.com/pdxstenchcore
音(曲)はあまり好みじゃなかったけど、最後まで楽しく観ることができた。これはやっぱりキースのドラムによるところが大きい。直線走る時のあの加速感。横道逸れんあの感じ。たまらん。冗談でも何でもなくこの映像がアタマに浮かんだ。
あらためて見ると全然ちがった。お、遅いぜ、ロータス。記憶っていい加減。ってか、YouTubeで加速感は無理。それよりヘルショック。なんだかんだで結局カッコ良かったので、ツアー限定シングルとTシャツ購入。しかし、ロータス・ヨーロッパってかっこいいなあ。でもやっぱミウラが一番。なんてったって時速230kmでも直角に曲がる! ってホントかっ!?

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さて次は、先週15日のZONE-B[Mad Speed Kills Vol.3]。この日は早稲田に行く前に青山。なんでわざわざ青山? これは震度サンが新しくメガネを作るため。震度サンなりのこだわりがあるらしく、自分好みの黒ぶちメガネはここでしか買えないらしい。一人で行きゃいいのにと思うけど、似合うかどうかは自分ではわからんので一緒に来いという。あまりにうるさいのでしょうがないのでついて行く(前にも似たようなことがあったような)。でも震度サンって、メガネ屋入ったら結局人の意見なんて無視してひとりで決めてんだよな。腹立つなー。話逸れるけど、骨董通り歩いてたら最近発売されたリップ・クリームTシャツ着てるヒトを目撃した。一気に買う気が失せた。そんな自分がヤになった。話をメガネに戻す。震度サンが視力検査してる間、待合室に置いてある雑誌をパラパラ見ておどろいた。ネイバーフッドという裏原のブランドがディスチャージのApocalypse Nowデザインの服を高額で売ってる記事を発見。しかも、CRASS、ASTA KASKのロゴも入ってる。なんだこりゃ? そんで今、Pusheadもネイバーフッドと絡んでるんですね。ふは。何年か前のアンダーカバーのクラストシリーズもたまげたけど、しかしこいつら金のためならなんでもするな。ある意味尊敬、って、するか。さて、メガネが出来上がるまで、久し振りに原宿歩いた。することがない。歩いた。人がいっぱいいた。そうこうしてるうちにメガネができる時間となったので店にもどってメガネ受け取って青山とバイバイ。早稲田に行く前に、なぜか神保町でカレー食ってコーヒー飲んだ。日曜の神保町は人が少なくて落ち着きます。そしてやっと早稲田ZONE-B。ここ、去年行って思ったけどけっこう音がデカク感じた。ライブスペースの形が完全な四角形で音の逃げ場がないからかな。あと、そんでなんか音がカタイ。この日の目的もイステリスモ。そんなカタクてデカイ音が期待できる会場での彼らはやっぱり観ておきたいわけです。もうほとんど観察者。いつか論文書けるかもしれん。

       2009年3月15日(日)Mad Speed Kills Vol.3 @ 早稲田ZONE-B
  the PlatoniX / Isterismo / The Urchin / Marubullmen / Deathtribe / Mad Maniax

【tHe PlatoniX】http://www.myspace.com/theplatonix
去年の西荻スタジオライブ以来。かなり好き。前にも書いたけど、やってる音楽と佇まいが自然で好み。こういう一緒に口ずさめてメロディーがしっかりしたパンクって、ネイバーフッド、アンダーカバーじゃないけど、下手すりゃ商売に利用されかねないですから。実際そういうバンドって多いし。タワレコとか行ったらわかるでしょ。店内によく流れてる。金のニオイのするパンク。いや、いいんだけどね。そのほうがキライになれるし。そういや最近、金のニオイのするパンク映画も公開してたね。ホントそんなんばっかです。プラトニックスは今のトコそんな感じないもんね。金のにおいが大好きなメジャーのアホな新人発掘担当者にゃこの良さは絶対わからんです。たとえわかったとしてもメンバー変えろとか言いそうだし。アホか。ラフィンのメジャーファーストじゃないっての。
で、プラトニックスのライブですが、やっぱ良かった。そういえば、最近彼らのシングルが出ましたね。「阿婆擦れe.p.」。もちろん予約して発売と同時に買いました。フルアルバムが出たら速攻買う。合い言葉はモチロン、、、 100% de キ・メ・ル・ゼ!

[tHe PlatoniX - 阿婆擦れe.p.]
0903292.jpg
何気なく名曲揃い。シャッグスの1stじゃないけど、個人的には今のプラトニックスが最高です。あ。技術的な話ではないですよ、念のため。

【ISTERISMO】
プラトニックスのあとにイステリスモを観るこのよろこび。最初の音出しの混沌具合からも、期待がたかまるってもんです。前回のRootsは、音、ちっちゃかったからなあ。デカイ音で震度サンのおニューメガネを揺らしてくれー! しかし、何回観てもこの音出しの時間帯はワクワクするな。
で、ライブですが、音のバランスは最高でした。全体が万遍なく見渡せる感じ。いつも大抵どこかのパートが埋もれるもんなー。でも、音量はまあデカかったけど期待したよりは大きく感じんかった(だからメガネもそんなに揺れなかったらしい)。これはたぶんイステリスモの音作りがそう感じさせるんかなと思う。ラインが判別しやすい曲を演奏するバンドのほうが、音の凹凸があるぶんイステリスモの音より耳が痛くなる。あとで演奏したデストライブのほうが耳痛かったもんな。こうなるとやっぱバランス云々より、すべてのパートを極限までデカクするしかないんかなあ....
って、なんでわしがこんなこと考えてんだ? あと思ったけど、ZONE-Bってなんか落ち着かん。キレイ過ぎるからかな。フロアが四角形だからかな。それとも早稲田自体の問題かな。風水的な。
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と、ここまで書いて完全に集中力が切れた。全バンドのことを書かないにしても、まだあと14バンド残ってる。頭痛もヒドいしもうやめよう。しかしホントなんでこんなことやってんだろ。なんの得にもなんないのにクラストパンツも作んなきゃなんないのに。損得はどうでもいいんですが、時に、クラストパンツ作る人にまたまた少しだけアドバイス。観察。ライブ行って直接この眼でナマクラストパンツを観察するんです。ホント面白いようにみんな違いますから。で、自分の好みのクラストパンツ穿いてる人に直接声かけるんですよ。そんで、気味悪がられながら観察するんです。で、脳裏に焼き付けて家に帰って制作。そうやって観察してもうまく行かないのは当然。記憶と技術はスレ違い。悩んだらまたライブ行って観察すりゃいいんです。その繰り返し。何書いてるかわからんようになってきたのでもう寝ます。ところで前回、「サウンドストリート・アーカイブス」のこと書きましたが、先週の渋谷陽一聴いた? 忌野清志郎がゲストのやつ。それ以来超ひさしぶりにRCブームが到来。そのことについては、今回の続きとともに次回。あ。ちなみにRCブームはもう去ったあとです。今は、去年のファウスト以来のクラウトロック(ジャーマンロック)ブーム。なんでかっていうと、先週観た.... 続きは次回。We gonna play Kraut Roooock !!!!
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2009年02月15日

Enjoy D-Beat & Noise!!!

久し振りにネットサーフィン。といっても浅瀬をチャプチャプする程度。仕事で一日中パソコン使ってるので、さすがに家に帰ってきてまで長時間さわる気にならん。メールチェックは一応毎日するものの返信する気力が....。というわけで、色々滞ってスミマセン m( __ __ )m
ところで春ですね。となるとアレです。花粉。わしは今のトコだいじょうぶだけど震度サンは既に始まってるらしい。クスリ飲んでるからいつも眠いらしい。クスリ飲んでなくてもいつも寝てるような気もするけどそれはいいとして、みなさん普段着てる服はどんなんでしょうか。ゼンマイ通信最近パンクづいてるから、やっぱそんな感じの人が多いんかな。Punks Not Deadみたいな?
八十年代中頃のハードコア界隈は、鋲ジャン着用のトロージャンな人が多かった(震度サンも鋲ジャン着てたね)。わしはといえば、人の着てる鋲ジャン見るのは好きだったけど自分が着る気にはならんかった。似合うわけない。そこで、足りないアタマで考案したのが、UK/DKのDisorder & Amebix のようなイカレた黒い服にブレードランナー&AKIRAみたいなサイバーな近未来パンクを自分なりにミックスした格好。黒い汚れたハーフコートに破れたブラックスリムに工事用安全靴。今思えば単なる陰気なニューウェーブ風情だったような気がしないでもないけど。しかもなんか恥ずかしいし。これじゃあイカン。というわけで、なんとか自分にあうものを見つけようと勉強そっちのけで試行錯誤しつつ、宝島やパンク雑誌なんかをみるもやっぱ好みのものはなかったわけです。で、85年夏。この写真に衝撃をうけた。ガーンって。

【Chaos U.K.のボーカリスト、Mower】クローバーパッチ!
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Punk On Waveより(1985. July×Aug Vol.1 No.2)

これじゃあー! このズタボロ具合! わしが探してたんはこれよ! 穴の開くほど隅から隅まで写真を分析して自分なりにカスタムしたズタボロズボン作って、本当にボロボロのカッコでGIG通い。髪型はもちろんDisorderのVirus風。あの妖怪っぽい感じ。当時は今みたいにクラストの概念なんてまだなかったので、あんた〜エラい汚いねえ、とよく言われたもんです。ふ。そうなんよ。クサいのがカッコいいと思ってたからね。で、なんでこんなこと書いたのかっていうと、二十数年ぶりにズタボロクラストズボンを作りたくなってきたんです。この歳で。ムラムラと。というわけで、ゼンマイアタマの二人はこれから Insane Noise Raid Vol.1をみながらチクチク数年がかりでズタボロを制作します。あ。Insane Noise Raid Vol.1ってのは前にも書きましたが、チアノーゼがつくった小冊子。なんとクラストパンツの作り方まで載ってる、とことんアホな、いや、ドパンクで貴重な冊子。よっしゃ! これを参考につくる! そんで自分で意味を見い出す! たぶん見い出せんけど。ちなみに完成したとしても発表はしません。これは当たり前。しかしこんなわしらみたいなアホなん、自分でいうのもなんですがあんまいないと思います。

【Punk On Wave Vol.1 No.2の表紙】
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85年発売。もう24年前なのね。チャーミー若いなあ。そういやラフィンって観たことない。震度サンはあるらしい。さっき超ひさしぶりにAA音源まとめて聴いたら色々な部分がカユくなって、だんだん観なきゃいけんような気がしてきた。色んなバンドが出る企画じゃなく、できればワンマンで。それを観たあとは、もしかしたら強い自分に会えるかもしれん。意味を見い出せるかもしれん。いえ、とくに意味はありません。

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今回、書く順番考えれば、気狂い病院GIG FINAL。奇形児、愚鈍のこと。でも後回し。思い入れがあるぶん書くのに時間がかかる。というわけで、先月31日、20000Vのことを。勿論こっちも思い入れ十分。イステリスモ、そして、ライフが出るからね。ただ、記憶力が衰えてるので、今回も思い出したところをちょこっとだけ。っていうか、12バンドもいたら思い出せるわけない。昨晩何食べたかも思い出せないのに。 ....あれ? ほんと何食べたっけ?

       2009年1月31日(土)Shadow the Piper Vol.10 @ 高円寺20000V
    Cosmic Neurose / Isterismo / Rednecks / Low Vision / The Earth Temple /
      Bad Dirty Hate / Life / Vivisick / Charm / Echo / Acute / Grind Shaft

いきなりまとめに入りますが、この日の20000Vの音は全体通してあまり良くなかった。満員状態でみんな冬服だからなんかな。モコモコボコボコ。こもってるというかヌケてないというか。残念。でも、ライブ自体は面白かった。けど長かった。けどいいことあったのでやっぱ楽しかった。じゃあソロソロ始めましょう。

【ISTERISMO】
当初は、三人編成かもって、ある方から聞いてたのでその心づもりで待機。ところが全員集合。最初から二番目ってのがなんとも歯がゆいんですが(最近出番早過ぎです)、こりゃうれしい。しかし、いくら雑音戦隊イステリスモといえどこの日の音はやはりこもってて、ギター、ベースともに高音部がよくわからず混沌具合はいつもより抑えめでした。音作りはホントむずかしい。勿論ライブ自体は最高でした。いつもよりホンの少しだけ長かったし。といっても、12、3分くらいなんだけど。いつかノンストップワンマンやってほしいなあ。

【Rednecks】http://www.myspace.com/rednecksjp
観るたび良くなってる。重ーく、くらーく。わしらって性格がクラいぶん、音楽にも基本クラいものを求めてしまう。たとえ表面は明るくても、中はクラいみたいな。色でたとえると、やっぱ黒。で、レッドネックスはどっちかっていうと黒。だからわしら好み。音の種類は違うけど、Johns Town Alohaの色と近い気がする。黒は黒でも、なんか新しい見たことないような黒。この感じはまだ自分の中でよくわかってないのでしばらく議題としてあげておきます。議題?

【LIFE】http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=punk_bastard&P=
LIFEも、音、モコモコでした。そのせいか、辺境っぽい部分が逆向きに加速してついに原始になった感じ。もうわけわからん。で、やっぱ素晴らしいと思った。ラフな感じが外国のバンドっぽい。今のハードコアってカッチリしたのが多い。言い方変えれば、ウマ過ぎる。ライフはその点いい感じにザラザラしてる。クラクラするし。色でいえばやっぱ黒。うーん。これってどう考えてもサイケデリックの一種だと思うんだけど。キャプテントリップから出してる若手バンドよりもはるかに。PSFからリリースされる予定ってあるんでしょうか。ない? んじゃ、今度モダ〜ン行ったら推薦してみようかしら。イステリスモとライフ。カオス U.K.どころじゃないっすよー。って。
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ライブ終了。楽しかったけど、さすがに12バンドは疲れた。6時間だもんな。いいバンドも多かったけど、正直、あんま好きじゃないのも多かった。わしらって、ほんと、グラインドとかスラッシュってダメなんよね。普通の早回しロックにしか聴こえんのよ。その点、クラッシャーノイズやスカンジを自分流にアレンジしたバンドは何がなんだかよくわからんで面白い。なんじゃこりゃ〜? わけわからんトコが最高。そういやライブ前に「L'alba Dei Morti Viventi」流してたバンドも最高だった。イカれたフル武装暴走族が乱入してくるかと思った。しかしゾンビって、ほんと最高な映画だよな。考えてみりゃ、これって一応イタリア映画なんよね(伊・米合作)。あ。そうか。なんでイステリスモがシックリくるか、今わかった気がする。なるほろー。

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さて。イステリスモにシックリきたついでに、先週日曜のライブのことも書いておきましょう。今度いつ更新できるかわからんしね。

先週8日。この日は、高円寺のスタジオでかなり貴重なライブがありましたよ。この正月、hさんよりゼンマイ通信にコメントいただいた、Isterismo & D-CloneスプリットLIVEテープの情報。このテープ用の、公開(?)録音ライブがあったんです。もちろん無料。しかも、HAAVAとDeathtribeも参加。ス、スゴい! 直前まで知らんかったけど、ある方に教えてもらった。D-Cloneのサイトでも確認とれた。おかげで参加することができました。国宝級雑音情報ありがと!

五時からスタート。の予定が、ある理由で少しだけおす(理由は書けん・笑)。最低で二十人くらいは入れるスタジオなんかな、と思ってたけど、十人入った段階で既に満員。この狭さで最先端地獄クラッシャーノイズを間近で体験できるとは.... なんたる幸運! ライブ開始前からアタマの中はアドレナリン出まくりの大興奮状態(顔は無表情)。しかも目の前には、イステリスモと、D-Cloneのデカイ旗! うおっりゃあーーーーっ!

     2009年2月8日(日)Distruttivo Sonoro 番外編 @ 高円寺スタジオDOM
            Isterismo / Deathtribe / Haava / D-Clone

【Isterismo】
まるで音のコンクリートミキサーに放り込まれたかのよう。グチャグチャのグルグル。ちょうど左耳の横にボーカルスピーカーがあるのでサトシの声がダイレクトに入って耳痛いし音圧で体もブルブル揺れる。今までで一番何やってるのかわからんかった。うはは。こんなオモロいことってないな。ライブ終了。録音機材持ったD-Cloneのヒロシの一言に一瞬空気が凍る。録音失敗した。
わし、心の中で大喝采! やった! もう一回雑音地獄が体験できる! しかもタダ! ところが、冗談でした。録音はどうやら無事成功。残念... いや、よかったよかった〜(チッ)。

デストライブ。そして、ハーヴァ。もちろんともに最高でした。ただ、狭いスタジオライブ故か、いつものような外にむけた激しいエネルギーはあんま感じんかった。両方とも大好きなバンドなのでどうしてもハードル高く観るので思ったことを遠慮なく書くわけですが、このクソゼンマイアタマって思ったら今度ライブハウスで直接殴りかかってきてください。一応こちらも応戦しますが、陰でコソコソやるよりはそっちのほうがシンプルでいいです。そりゃそうと、ハーヴァもはよ音源出せばいいのにな。

【D-Clone】http://www.myspace.com/dcloneofficial
去年10月以来。もう、好きで好きで(音も機材も)。三月の東京ライブの前にまさか録音現場で再会できるとは。うれしー(涙)。残念ながら、イカレたディスチャージアンプは持ってきてなかったけど、まさかこの狭いスタジオにあのアンプ持って入るのは完全に自殺行為。耳、死ぬ。だいいち扉を壊さんといけんような気も。お! ヒロシのギターにMÖRPHEMEのロゴ発見! イチイチ最高! ところで。彼らの信条って知ってます? これは彼らの出してるレコードや旗なんかに書いてある文字から、なんとなーく読み解くことができる。

“Enjoy D-Beat & Noise!!!” “We Make Noise Not Music!!!”
“Wall of Noise. Noise Not Music”

ようするになにはなくとも雑音。雑音命。ゼンマイアタマとおんなじ。どうりで気が合うわけだ。
“ノイズ” を前面に出してるバンドはわりとたくさんいる。ところが。ノイズのグルーヴを感じることができるバンドはほんのちょっとしかいない。ノイズコアっていっても、全部が全部、完璧なノイズコアバンドなわけでもない。D-Cloneは数少ない本物の雑音バンド。ものスゴ気持ちいい雑音グルーヴ。去年初めて観た時はホントにビックリしたもんな。始めっから違う。もう、ぜんぜん。気合いの入れ方にしても違うし楽曲センスにしてもぜんぜん違う。ユーモアもあるし陰もあるし。ホントわしら好み。で、スタジオライブですが、グルーヴ感じる前に終わってました(笑)。ただただ雑音。ノイズ! ノイズ! ノイズ! ノイズの大洪水。雑音信条マックス! ライブハウスの時とは全然違う側面を観ることができた。ものスゴ貴重で、ものスゴ、耳、キーン。
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ライブ終了。あらためてまわりを見回すと関係者ばかり。一般客はほんの数人。うーん。こんなの書いてたらわしらってバレバレです。ま、いいか。楽しかったから。ところで、あのメチャクチャな環境で録音はちゃんとできたんだろうか。リリースしたらなんとか手に入れて確認しなければいけませんね。そういや準備段階の時、となりのスタジオから音がけっこう漏れてきてた。ギターをメインとしたちょっとニューウェーブな音。逆に考えれば、となりのスタジオはノイズまみれだったのね。ぷぷっ。あー しかし楽しかった。情報くれた方には足向けて寝れません。ほんと感謝。

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さて、ここで問題。

[今月21日。日本で一番臭くなるのはどの地域?]ヒント。日本中の臭い人達が集まります。

答えは、名古屋。そうなんよ。この日、舞鶴DayTripが日本中のステンチ野郎にスクワットされるんよ。イベント名『Punk And Destroy Again !』。す、すごい! いや、なにがスゴいって、出演バンドがスゴ過ぎる。一部だけ紹介すると〜
D-Clone、LIfe、Framtid、Zyanose、Lastsentence、Ferocious X、etc。ね。スゴいでしょ。大クラスト大会。全部で15バンド! 行きたい! でも行かないよーん。だってこの日は、東京も名古屋に負けないくらい臭くなるんですから。

【Distruttivo Sonoro Vol.3】
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場所:高円寺CLUB ROOTS 日時:2月21日(土) 開場18:00 開演18:30
出演:Isterismo / Unarm / zenocide / Claysea (浜松) / Death Dust Extractor (津山)

イステリスモ企画第三弾! 8日の高円寺スタジオDOMは番外編だったんですが、これは本編。前回(去年8月)に引き続きこれまたものスゴ、ゼンマイアタマライクな最高な面子。うーん。たまらん。しかもこの日はイステリスモの物販も出るらしい。これまたタマらん。最高にめでたい。
めでたいといえば、21日はもうひとつめでたい催し物がある。音楽と関係ないので詳細は書きませんが、この催し物は昼夜ぶっ通しで行われるのでイステリスモ企画の前に顔出して酔っぱらうつもりです。そんで酔っぱらって高円寺で雑音まみれになって、また戻って酔っぱらうつもり。21日、ほんと楽しみ。もう、この日で人間やめてもいいです。

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さて。ゼンマイ通信、もしかしたらまた間があくかもしれません。すみません。気狂い病院GIG FINALや今月7日のあの素晴らしいライブのこともちゃんと書くので、気長に待っててください。じゃ、そろそろクラストパンツの製作に戻らねば。じゃなく、その前に他にもやることが色々ある。と、その前に寝なきゃ。体力つけるためにも。これから三月にかけてがホントの地獄の始まりなわけだし。んじゃおやすみなさい。ZZzzzzz.....
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2009年02月02日

幾分かの抵抗

一昨日の20000Vは疲れたなあ。開始17時、終了23時。全部で12バンド。いくら雑音音楽が好きでも集中力には限界があるしもう若くもない。すでに大半は記憶にないし喉も痛い。でも、楽しかったし行って良かった。やっぱ、“外” に出れば色んないいことがあります。

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去年末のこと。本屋でミュージックマガジン立ち読みして驚いた。2008年度ベストアルバム選みたいな特集のとこに、ピーター・アイヴァース未発表音源集を発見。いつのまに出たん? 挙げてたのはゆらゆら帝国の坂本氏。納得。うーん、しかしレコード屋巡回してたけど一度もみたことないぞ。西新宿にもなかったし。どうやら当初は海外だけで流通してたものらしい(ネットで海外注文って怖くてできん)。聴きたい。そうだ。ヤツに聞こう。持ってる? 持ってるとの返事。さすが。さっそく聴かせてもらった。こりゃすばらしい。いや、すばらしいというより気持ち悪い。もちろんそこが気持ちよくていいんだけどね。

【Peter Ivers - The Untold Stories】http://www.myspace.com/peterpeterivers
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一曲目の「Alpha Centauri」から脱力。虫みたいな物体がズーッとまとわり憑いてる。公式音源のAlpha Centauriでもこの虫の声って入ってるけどこっちのほうがより墓場鬼太郎度数アップ。ちなみに、今現在、ふつうに輸入盤屋で買えますよ。しかも安い。マスト!

ピーター・アイヴァースというと、Dead Kennedys(デッド・ケネディーズ)を思い出す。というか、Jello Biafra(ジェロ・ビアフラ)。Mondo Music 2(1996発行:リブロポート刊)に、「ビアフラからの愛のメッセージ」というコラムが載ってる。デッド・ケネディーズというのは、80年代米西海岸で主に活動してたパンクバンド(今も微妙に名前を変えて継続中。でもビアフラはおらん)。ビアフラはそこのボーカル。わし、デッド・ケネディーズ大好きでした。というか今も好き。曲も見た目も変でクセがあって、嫌いな人は嫌いだろうけど一回好きになってしまったらアタマん中から離れん忘れたくても忘れられん、そうですねー、例えるなら、初恋みたいな音楽(まじ?)。初恋というとどうにも甘酸っぱい気持ちになって先に進めなくなってしまうので心のロッカーにしまっておくとして、どのアルバムも最高でまったくハズレなし。個人的に一番好きなのは、Plastic Surgery Disasters。ミニアルバムの、In God We Trust, Inc.、一般的に最高傑作とされる、Frankenchristもいい。オリジナルメンバーでの最後のアルバムとなった、Bedtime for Democracyももちろんいい。ま、ようするに全部いいんだな。
音楽自体は常にカッコ良かったものの、バンド自体は色んなトラブルに巻き込まれ(巻き込んで)、今に至るまで迷走状態。Frankenchristにおまけでつけてたポスターが猥褻罪にあたるとして裁判起こされたり、メンバー間で金をめぐって裁判闘争になったり。アメリカ(資本主義社会)のダメな部分を自分達で実際に演じるところもデッド・ケネディーズ流ブラックユーモア。

【Dead Kennedysのおかしなレコードたち】
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左:In God We Trust, Inc. ('81) Nazi Punks !! Nazi Punks !! Nazi Punks Fuuuuck Off !!
中:Plastic Surgery Disasters ('82) ブラックユーモア炸裂! ブックレットも芸術級!
右:Frankenchrist ('85) 初回盤購入。問題のギーガーポスターも普通に封入されてました。

Dead Kennedys - Rawhide(YouTubeより)
In God We Trust, Inc. 最後の曲。音が乾いてるしロウだしみんなバカ顔だし。やっぱええ〜

予定どおり前置き長くなりました。Mondo Music 2に話を戻します。ビアフラはレコード蒐集家としても有名(変人としても有名)。中古レコード屋のエサ箱漁りを日常とし、なんでも買う、とにかく買う、なんでもかんでも持ち帰る。いいか悪いかなんて二の次。そんな少年時代をおくってたそう。そんなナイスなビアフラ曰く、

「強く影響を受けたバンドは、初めて聴いたときに気に入るかわりに大笑いしてしまったものが
 多い。The Ramones、Sparks、Peter Ivers Bandなどだ」(Mondo Music 2より)

完璧でしょ。ラモーンズ、スパークスに関しては今回スルーするとして、ピーター・アイヴァースが色んなアホな人達に好かれる理由、そして、ゼンマイアタマがデッド・ケネディーズのことを好きなわけがなんとなくわかるでしょ。なんか惹かれるんよね。歌も存在も。すべてが変。
そんで、ピーター・アイヴァースのことを好きなヒトは、ピーター・アイヴァースのことが好きなヒトともなぜか気が合う。これは経験から。なんかどっかみんな微妙にズレてるんよね。価値観、時間軸、etc。別に変自慢してるとかそういうんじゃなくて、これも経験から。実際、ちょっと変わったヒトが多いもんな(わし以外)。で、何が言いたいん? ようするに、雑音好きが雑音を「共通言語」として雑音好きのヒトと気があうように、ピーター・アイヴァースも「共通言語」として機能してる側面も往々にしてあると。まあ、このような自説とも他説とも仮説ともつかん、自説があるわけです。さっき思いついたんだけどね。そんだけの話です。すみません。さて、いつにもまして収拾がつかなくなったところで、ソロソロ本題にいきましょうかね。

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今月10日(土)。今年イッパツ目のライブ観戦は小岩。この街初めて来た。東京ってホントにでかい。どこいっても商店街がある。ふらふら散策してると、ここでもおかしのまちおか発見。ありすぎ。でも、あるとうれしい。さっそくお菓子買って会場めざす。風つめてー。もしかしたら今年一番寒いんじゃなかろうか。遠いし寒いしなんだか寂しくなってきたよ。ブルブルブル....

【小岩のなんてことない風景】
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今年最初の目的も、もちろんアレ。そう。イステリスモ。しつこい? ん〜 そういわれてもなあ。好きになったものはしょうがないのです。イステリスモ祭りはこれからも続くので、もしヤなヒトがいらしたらゼンマイ通信のブックマーク、今すぐウェブブラウザからはずすことをおすすめいたします。とはいうものの、祭りはいつかは終わるもの。たとえばわしがメタルになった時とか、イステリスモがメタルになった時とか。もしどちらかがそうなったら、祭りは自然に終息すると思います。その時はちゃんと報告いたします。
この日のライブは、全部でなんと10バンド。こりゃキツイ。もしイステリスモがトップバッターだったらどうしよ。遠いし寒いし途中で帰ろっかなー。次の日、小亀さんに会いに池袋いくし。駅から数分で、小岩em sevenに到着。冷たい風はピークに。こらホントに寒いぞ。やばい。ぶるぶる震えながら出演順書いた看板みると彼らは五番目。んー ま、これなら最後までなんとか観れそうですね。
さっそく入場。はあ、あったかい。生き返った。おっ。ステージはもちろん、うしろ側にもドラムセットが。もしかして「後ろ前」? どうやらそうみたいですね。なるほど。これなら10バンドでも、スムースに進行します。こりゃいいや。「後ろ前」発案した人エライ。このシステムって、ノーベル音楽賞もんだと思います。

       2009年1月10日(土)No Punk No Life Vol.1@ 小岩em seven
      Digraphia / Rasing Fist / 高橋組 / No-Yard / Isterismo / D×I×E /
           Repair / 零-zero- / Urban Head Row / Aspirin

で、あのー 大変言いにくいんですが、今回詳細書けるほどおぼえてないんですね。わしらにしてはめずらしく途中どっか行ったり外でダラダラしたり。ですから、たたーっとやっちゃいます。

最初、Digraphiaが前ステージからメチャクチャ勢いあるステージやって、そのあと後ろステージから.... えーっと、あ、思い出した。かなりおもしろかったんだ。Digraphiaの時は前ステージだったからあんまりわからんかったけど、音の出方からしておもしろかった。ボーカルスピーカーとバンドの出す音が完全に分離してるので、ボーカルが前で(後ろステージで)歌ってるのに、声は後ろから(前ステージから)聴こえる状態。わかりにくいな。簡単にいえば、幽体離脱した本人がカラオケを熱唱してるのを見てるかんじ。伝わったかな。よーするに、音が変で面白かったわけです。で、バンドのほうも面白かった。ボーカルの人が途中から上半身裸になって筋肉美をアピールして自分の筋肉みつめながら歌ってた。ムキムキさせながら。不思議な光景。まるで、コーエン兄弟もしくはウェス・アンダーソンの映画のようだった。愛すべき奇妙な人達。人物配置の妙。え? クドカン映画?  c(´、`)エーット。。。。  ちなみに、音はメタルでした。なるほろー
で、前ステージから高橋組(バンド名です)が渋くてカッコいいパンクを聴かせてくれて、次は後ろステージからこれまた変わったバンドが登場。No-Yard。音は、なんだろ、スラッシュ? グラインド? ドラムの方がボーカルも兼ねて(マスクにマイク仕込んでた)、超高速でリズムを叩き出す。音は好みじゃないけど面白かった。スゴく。超盛り上がってた(あんなに暴れたらあぶないね・笑)。演奏修了後、客がドラムの人に、サイテ〜って笑いながら言ってました。何やったかなんとなくわかるでしょ。震度サンも笑ってましたね。ふふ。そして、目的のバンドが前ステージから発進。今年イッパツ目となるイステリスモ! 今年も雑音まみれでたのむぜーっ!

【ISTERISMO】
去年最後のライブでは、待ちに待った完全体での演奏(四人ってことです)。そりゃあうれしかった。ん? 今日は三人。あれ? Syoonは? なぜか再び、トリオ・ザ・イステリスモ。でも、このノイズを新年早々全身に浴びることができるのはうれしい限り。新年イッパツ目で縁起もたいへんよろしいです。雑音的お年玉。ハッピー雑音イヤー発進! ドドドキョワーボボヴォズッドドド....
音のバランスとかそういうの書くのは今回一切ムダ。意味なしメチャクチャ。音のカオス。だー! 今年もやっぱ最高ーーーー! あっという間に終了。演奏時間10分もなかったんじゃなかろうか。み、短いなあ。冗談抜きで一時間くらいやってほしい。そういえば、No-Yardの時暴れてた人達がおとなしくなったのにはちょっと笑った。ま、こんなもんか。クラッシャーノイズって、トッツキにくいんかな。ヒトには好みがあるからしょうがないんだけど、もっと雑音バンドと雑音好きが増えると色々と活性化して単純に楽しいんだけどね。あ。わしらもひさびさバンドやろうかな。イステリスモ的雑音論法に裸のラリーズ的フィードバックノイズを加えた超クラッシャーサイケデリックアシッドノイズ。バンド名は、そうですね.... 「裸の i - Clone」。

イステリスモが終わったあとは物販あたりをウロウロする。うわっ。外に出てないのに冷たい風が吹き込んできて超寒い。風邪ひいたらいけんので再びフロアに戻る。D×I×Eがライブ中。これがまたまた面白かった。音はやっぱ好みじゃない超速グラインド。でも、演奏スタイルが完璧バカで良かった。ボーカルの女の子のキレ具合、普通のヒトっぽいけどギターのやっぱキレた感じ。衝撃的なドラムの方の顔芸。スプラッター映画みたいだった。ほとんどのヒトが笑いながら観てた。いやわしもホント笑った。こんなことなら最初から観ときゃえかったなあ。で、D×I×Eが終わったあとは会場内ウロウロして見たり見なかったり。ですから書きようがありません。すみません。そういえば、Aspirinって昔から知ってますが、あんな若い感じの方達とは知りませんでした。ちょっとビックリ。
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ライブ終了。10バンドと多かったものの「後ろ前」だったので(ノンストップ方式ではなかったけど)、思ってたより疲れなかった。そんで、普段ならぜったい観ないようなバンドがたくさん観れて良かった。しかもみんな変でおもしろかったし。しかし、「No Punk No Life」ってタイトルの企画にしてはメタルっぽいバンドも多かったような。でも、面白かったから気にしない。
さあこっから長い道のりを帰らねば。いつもの飲食店はもうオーダーストップの時間だし超寒いし。つらいなあ。と、外に出ようとしたら、なんとイステリスモの物販が。うおっ! って、最初から気付いてんだけどね。新年早々、こりゃうれしい。さっそく購入。何を売ってたのかは秘密。それじゃあイジワル過ぎますね。たぶん大阪と一緒だと思います。やっぱこういうものは、ネットオークションで買うより、現場でバンドの方から直に買ったほうがいいです。転売するヒトの懐あっためるなんてヤですもんね。

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今月24日。この日は大塚でC.O.P、のはずでした。けど、急にちがうの行きたくなって、C.O.Pは中止。なんとなくだけど、チラシの印象からスラッシュとかスケーターっぽいバンドが多いような気がしてしまってね。すまんC.O.P。また会いましょう。というわけで、新大久保アースダムへ。もちろん大久保駅近くの喫茶店でケーキ食べて、まちおかで買ったお菓子持参で。

      2009年1月24日(土)Blast'Em All !! vol.2 @ 新大久保Earthdom
        zenocide / Unarm / Guillotine Terror / Little Bastards /
              Senseless Apocalypse / Disgunder

【zenocide】http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ZENOCIDE000
最近、目的のバンドがトップ周辺って多いなあ。もしかしてわしが好きなバンドの人達って、最初にとっととライブすませてあとはのんびりしたいってタイプが多いんかな。早めに酔っぱらってヤなこと忘れたいんでしょうか。ゼンマイアタマみたいなウツ体質とか? はやめに始めるのは、単なる偶然であることを祈りつつ三回目となるゼノサイド。
音は前回(去年10月)と大差ありませんでした。ますます放射が大きくなってて、やっぱカッコいい。でも、またしても大きな違いを見つけてしまった。サウンドではなく他の部分。見つけたってのはちがうな。誰が見てもわかる大きなちがい。それは.... 書かないよー。やっぱ自分で確認してください。うひひ。次回もわりと近いうちに観ることになりそう。そん時また大きく変わってたりして。かなり楽しみです。

【UNARM】http://www.myspace.com/unarm12345
観たかった! ライブハウスで! 前回観たのは、こちらも去年の10月。西荻でのスタジオライブ。この時はメチャクチャ好みの音だった。超ロウで完璧潰れたイカレたノイズの嵐。でも、これが彼らの本来の音作りなんかスタジオライブ故かそれはわからんかった。これはライブハウスで観なければ。そして、やっと観れた。
結論からいうと、あのメチャクチャ加減はスタジオライブ故と判明。実際の彼らの音作りは、もっと緻密なものでした。音はおなじく中に集まってるけど幅が広い。関東でいえば、個人的にイステリスモの次くらいに好みの音作り。Nenji氏のドラム、もしかして西荻の時より、チューニング、もっとロウにしてませんか? ヴルァンヴルァン鳴ってます。残響が連続するから、音圧も体感速度もメチャクチャあがる。カッコいいなあ。ボーカルのNanae嬢の、ウッ! も、かなりカッコいい。女性でこのかけ声やる人ってあんまみたことない。シブいぜー。ベースのYagi氏も然り。シブくてカッコいい。抑えた感じがなんか親近感わくんよね。そしてギターのkyabe氏。ライブみた限りでは、Kyabe氏がアンアームそのものという印象を受けます。MCでの今の世界に対しての怒り、絶望、明確な意志の表明。アンアームの音が凄まじい理由がこのMCでもわかる。そして、音源よりもライブのほうがさらにわかる。ここまで強力な怒りを感じるパンクバンドはちょっとおらん。もちろんすべてのバンドが怒る必要なんてないと思うよ。でも、すべてのバンドが意志を曖昧にして怒りを隠す必要もないわけですし、ゼンマイアタマのように言いたいことがあるんだかないんだかサッパリわからん煙に巻くようなヒトがいてもいいわけです。怒りで表そうが笑いで表そうがそれはその人次第。手段は色々あったほうが面白い。
「幾分かの抵抗がしたくて」。Kyabe氏の言葉。そうですね。考えようによっちゃ、わしも幾分かの抵抗をしたくてゴチャゴチャやっとるんかもしれません。誰に対して? そりゃ色々いますよー

UNARM at 20000V(YouTubeより)
ネットでもドラムの音が気持ちいい。ナマだと、ドラム、ノイズともに百倍上乗せ。スゴいよー

ゼノサイド、アンアームが終わったあとは、グラインド大会になったので、チト疲れてしまった。でもそこはライブ。好みとはちがっても面白いバンドはいるわけで、Little Bastardsもそんなバンドでした。トークが、いえ、トークも音楽も最高に面白い! 真摯な姿勢でアンチを貫くアンアーム。リトル・バスターズはユーモアで叫ぶ。両方アリ。アリアリ! アリだぜアリ!

Little Bastards(YouTubeより)音楽だけじゃなく、トークにも注目。うははー
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話、冒頭文にもどるけど、外に出ると色んなことが起きます。面白い音楽と偶然出会ったりするしなにかのきっかけでヒトとも出会える。これはホントに素晴らしい。あと、ウワサ話も自然と耳に入ってくる。聞くつもりはなくても聞こえてしまう。これも素晴らしい(笑)。なんとあのバンドが来日する可能性があるらしい。ゼンマイアタマ的にびっくり〜。もちろんウワサ話なんで今は書けんけどなー。まあ、今言ったようなことは、ネットの世界でももちろん可能だけど、やっぱりわしはナマのほうがいいです。ケンカするにしても、実際、相手の顔を(眼を)見ながらやる。そのほうがスッキリしていい。ネットの中でケンカの売り買いは絶対にしません。ぜーったいに。

こういうこと書くのも、幾分かの抵抗になるんかな。そのへんはね、自分でもようわからんです。

【ベランダからみた1月19日の夕暮れ】
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Lonnie Liston Smith & The Cosmic Echoes- Sunset
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2009年01月27日

雑音汚染 !!

なんとか顔の痙攣はおさまったけど、目眩がヒドいなあ。シモヤケのほうは小康状態。どうやら皮膚が再生期に入ったようで、カサブタが出来て全体が変な紫色になってる。まるで水死体。写真載っけようかとも考えたけど、有害ブログに指定されても困るのでそれはやめる。
さて。いよいよピークをむかえつつある仕事と格闘しつつ、ホンのすこしの暇を縫い合わせ、ズタボロクラストパンツの如くすんごく臭いゼンマイ通信はヨロヨロ状態で発進(発信)。まったく、ホント冴えないぜ〜。 じゃ、前回の続き。最終雑音汚染開始!

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【Lebenden Toten】
Lifeの超いかしたステージが終わったあとは、いよいよトリのレベンデン・トーテン。うははー。後ろの旗デケェ〜。ネットで見るよりやっぱナマのほうが迫力ありますね。会場内もグオーっとなってきた。期待値高いと、なんとなく会場の空気が微妙に変化します。ギュッと引き締まる感じ? これ、タマらんのよね。
ハウリングやら何やら色んなノイズが会場内飛び交う中、キースの鳴らすシンバルを合図に、フランクのノイズギター、ペイジ嬢のベースが同時に発進。シャネル嬢のボーカルが途中からイン。ホントにキャンキャンいってる! ついに始まったー! Cataleptic Noise Contamination がー! 雑音汚染がー! ノイズまみれで殺してくれぇぇぇぇーーーーーーーーーーー!!

                  2008年12月20日(土)
      Cataleptic Noise Contamination / Japan Tour '08 @ 高円寺20000V
              Lebenden Toten (from PDX/USA)

ん? でも、思ってたより.... 普通? スタジオ音源、ヘッドホン大音量で聴いてるほうがむしろ強力なような。二曲目が終わる頃までは、なんとなくそんなようなことを考えてた。思いのほかノイズ抑えめだしドラムがかなり前に出ててバランスもちょっと変わってる。
ところがー! ライブ進むにつれアタマん中ドンドン変な感じになってきた。なんちゅうか、わくわく? 高揚? ドラムが! ドラムがーー!! キースの2ビートドラムがスゴい! 体、脳、全体が激しく揺さぶられる。そこにノイズがトッピング! スゴい! 気持ちいいー!

【Lebenden Toten】(YouTubeより)名古屋でのライブの模様。

この雑音が三十分続く。ナマだとホントにバカになる。うひゃひゃひゃひゃーヾ(@゜∇゜@)ノ

この4人って絶妙なバランス。フランクのギターって、放射型じゃなく、ちゃんと曲や流れにそってやってんですね。なんかインキャパのノイズ思い出した。メチャクチャやってるようで全体見渡してる感じ? グルーヴ感じるし。で、キースの2ビートドラム。これは本当に気持ちいい。2ビートってそれだけでユーモア入ってると思うんですが、キースが刻むとなぜか100倍増しになる。何度も笑っちゃったもんな。そしてシャネル嬢。彼女のボーカルがまたバックの音に完璧にあってる。男性の低い声より、レベンデンにはこのキャンキャン声がベスト。ツアーが続いてるからかもしれんけど声に微妙にかすれが入って、それがまた味になってる。そんでなんといっても、ベースのペイジ嬢。ルックスからしてゼンマイアタマ好み。あの眼が好き。ちょっと暗い.... 影? 十代の頃のゼンマイアタマと同じ眼。人間不信。って、今もか。うはは。ペイジ嬢がホントに人間不信なのかは知らんが、なんか親近感わくんだよなあ。

二回のアンコール含んだ、約三十分の雑音汚染東京初日はアホなドランクパンクスをさらにアホにして終了。結局、レベンデン・トーテンは今まで観た海外ハードコアバンド、そして、2ビートノイズコアの中では一番好みのバンドだった。ナマだと本当にアタマが変になる。
前にも言いましたが、海外のバンドには生活習慣や宗教観、さまざまな違いによる独特なモノが含まれてる(逆にいえば日本人にある何かがないともいえる)。これを超簡単にいえば、いい加減さとユーモア。レベンデンはその両方が全開で解放されてた。しかも雑音と影も交じって。わしらがこれで興奮せんわけがない。曲の途中、キースがギター放り投げて客側にダイブした時はシビレたもんな。そういえば、ステージ上でビデオ撮ってたFramtidの高山氏にもシビレた。高山氏、なんとビデオ撮りながらダイブ。カメラ、レベンデンに向けながら。アブねー! しかも客の海をスイムしながら撮影続行。なんてバカ、いや、カメラバカ、いや、パンクバカなんだー! これにはホントに感動した!
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(こっから関係ない回想)
十五年位前、ある映像作家の撮る自主映画の手伝いをしたことがある(自主映画っつてもわりと規模はデカイ)。今まで色んなバカと出会ったけど、彼ら映像関係の人間はホントにバカだった。コワいヒトってのは、こういう人達のことをいうんだと思った。ライブハウスやネットでイキがってる人なんて(わしか?)、カワイイです。ヒトはカメラを持つとバカになる。わしが今まで会った映像関係のヒトって、基本、ビビリで人間不信の塊で小心者。でも! カメラ持った途端、命知らずの人非人。アツい感じじゃなく冷めたかんじ。これってこわいよ。平気で法も犯すし(笑)。
銀座のド真ん中で軽トラ使った撮影をした(もちろん無許可)。この時のことは、今思い出しても冷汗がでる。軽トラの荷台に役者、スタッフ、5〜6人で乗って(この時点で違反行為)、青空撮影会。詳しくは書かんが(書けんが)、本当に危なかった。でも、ちょろっとだけ書く。ほんの数センチで人間のアタマカチ割る瞬間を見そこなった。うははー いーや、まったく笑えん。
とある施設に無断侵入して(させられて)、便所に血糊をまいて撮影した。役者を裸にして床に寝かせて。寒そうだったなあ。撮影後はもちろん掃除。あの時はみんないい顔(バカ顔)だった。
他には、池袋サンシャイン通りでのアレとか、ゴミ箱の中のアレとか....
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もういい。やめ。思い出すだけで冷汗と笑いがとまんなくなる。音楽と関係ないし。回想終了。こんなどうでもいい思い出話しを晒したのは、まあようするに、この日のライブはすべてが面白かったってことを言いたいわけです。はあ。楽しかった。明日も楽しむぜー

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翌日。会場行く前に大久保駅(総武線のほうね)付近の古ぼけた喫茶店でケーキ食べる。これからの激戦に備えて脳に糖分を補給。しかし、昭和風生シューってなんでこんなにうまいん? 開場時間が迫ってきたため喫茶店出てすぐ近くにある、おかしのまちおかでお菓子買って会場めざす。開場直後に入場。前日売切れだった、レベンデンツアーTシャツが補充されてるかもしれんしね。
物販行くと、お。予感適中。やっぱTシャツあった。さっそく購入。ツアー限定シングルはまだ売ってるけど、パッチはもうないね。買っといてよかった。
この日は、前日にくらべてわりとバラエティにとんだ組合せ。気のせいかオシャレな人もすこしばかしいる。昨日の20000Vは客層ヒドかったもんな。ほとんど酒に浸したボロ切れ寄せ集めたみたいなヒトばっかだった。わしらとしてはそっちのほうが落ち着くんだけど。わしらも汚いし。

                  2008年12月21日(日)
      Cataleptic Noise Contamination / Japan Tour '08 @ 新大久保Earthdom
         Kriegshog / Johns Town Aloha / Blowback (新潟) / Nervs /
       The slowmoitons / Age (新潟) / Lebenden Toten (from PDX/USA)

【Kriegshog】
存在知らんで、去年偶然観てカッコええなあ〜 って思って次観たら、あれ? 今日はどしたん? って思ってその次観たら、お〜 カッコイイ〜! って思ったクリーグスホッグ。基本は超カッコイイ。そんで、音源も超素晴らしい。それだけにどうしてもハードル高くみてしまう。さて、今日はどんなんかのー。ヤツらを.... 吊るっせーーーーー!
トップバッターで客もあったまってない状況でいきなり全開でぶっ飛ばしてわしら大興奮! 低音ドッコンドッコン、ものスゴイ! UNARMでのネンジ氏の超速混沌ドラムも好きだけど、クリーグスホッグも渋くて好き。ネンジ氏のドラム最高! あと、アースダムサウンド、ナイス! 
しかし、ボーカルのマサキ氏って表現力スゴいと思う。緊張感がビシビシ伝わってくる。ハードコアってほら、ジャケットとか歌の内容、No Warが多いじゃん。でも、ライブでそれが伝わってくるバンドってあんまりいなかったりする(個人的主観です)。クリーグスホッグは数少ない伝わるバンド。今の時代、戦争反対とかいうとリアリティないっていうヒトがいるけど、それって自分の立ち位置のこと言ってる。自分自身にリアリティないことを表明してる。1で10考えるヒトもいれば10で1のヒトもいる。そんだけの話。で、クリーグスホッグはカッコいい。そういうこと。

【Johns Town Aloha】http://townaloha.exblog.jp/
クリーグスホッグ同様、まったく知らんで一昨年偶然出会ったJohns Town Aloha。あの時はホントに驚いた。うまいしカッコいいしアッと言う間に終わったし。その時は今みたいなノイズ全開な感じじゃなかったけど、それでも壮絶だった。今思うと、貴重なライブだった。
で、わしら三回目となるJohns Town Aloha。今回もプロジェクターの照明だけのステージでノイズと轟音の渦。こちらもものスゴい緊張感。そしてやっぱ狂気入ってる。ホントカッコいい。ん? ほめスギ? 事実なんだからしょうがない。

【Lebenden Toten】
さて。カッコいいバンドがたくさん出たあとは、レベンデン・トーテン日本雑音汚染最終ライブ。前日同様、アタマおかしくなった。気のせいかキースの2ビートドラム、前日よりスピードアップしてたような。雑音汚染、最終的な仕上げに入ってたんかな。ものスゴイ雑音の嵐だったもんな。震度サンもすんごいノってたし(めずらしー)。わしのほうはといえば、前日同様、何度も笑ってしまった。もしかしてわしだけか? と思って見回したら、まわりの数人も声出して笑ってた。そうなんよな。レベンデンって、ユニークのかたまりなんよな。そんでいてカッコいいんよなー。
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全ライブ終了。はあ、今日も楽しかった。さて。ゼンマイ通信長いこと読んでくださってる方ならこの後わしらが何をしたのかもうおわかりでしょう。もちろんいただきました。全員のサイン。そして片言雑音英語でおしゃべり。雑音感染握手。日米雑音友好親善。雑音的笑顔。そう。みんな笑顔(ペイジ嬢ももちろん笑顔)。これがわしら流の平和運動。しかし、サインもらうのにウロウロしてたわしらはさぞかしバカに見えたことでしょうね。バカだからいいんだけどね。

【Lebenden Totenのサイン】
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左が2ndアルバム「Near Dark」。右がツアー限定シングル「Contamination !!」。両方もちろん大傑作! サインいいでしょー。あ。転売コロガシ屋に転売しようかな。超高値で。そんで住所突き止めてさらしてやろうかな。冗談ですよ。うへへ。宝物ですからね。売るわけないです。

【サインのアップ】
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左:フランクのサインには音符にバツマーク !! Noise Not Music !!
右:キースのサインには、なんとガイキャット !! Blood Spit Night〜♪

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あー ホント最高な二日間だったなー。レベンデンの目的である、「日本中を雑音で汚染!」は、どうやら成功した模様。バンドやってる方は、雑音インスピレーション受けたでしょうし、わしらみたいな雑音フリークは以前より雑音レベルが確実に1目盛りアップしたわけです。よって、必然的に、雑音音楽周辺は全体的に底上げされたと思います。こりゃスゴい! スゴいついでに何度でもいいますが、レベンデン・トーテンって最高です。バカだと思われるの光栄ですから思ったこと言うと、レベンデンって意識拡張音楽。ロック全般なんでも聴くぜ〜! って方には是非聴いてもらいたいです。もちろんゆらゆら帝国のファンにも大推薦。例えるならレベンデンのライブって、夜行性の生き物3匹を延々繰り返してるようなもんです。ね。想像するだけで、脳内ハッピーになるでしょ? 再来日ホントに待ち遠しいよ。

【Noise Not Musicサインをキメる雑音サン。雑音汚染アターーーック !!】
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(バックは日本ツアーのすぐ後に行われたオーストラリアツアーのポスターです)
posted by 薇頭 at 01:12| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

ほんま、今だけやぞ!

昨日昼、ゼンマイ通信追記したあと掃除洗濯してたらホントに大阪行きたくなってよっしゃ! 行こう! と震度サンにメールで聞いてみたら「行くか!」って返信がかえってきたので新幹線の時間調べたらライブに間に合わんことがわかって結局やめた。こういうことは前もって決めんといけんなあ。もし仮に大阪行ったとしてもチケット売り切れで入れんかったりライブハウスの場所がわからんかったら最悪だもんな。しかもタイミングはずして奇形児&イステリスモ両方観れんかったり。あり得る。わしらみたいなドンクサイやつらにはじゅうぶんあり得る。

さて、今回のゼンマイ通信は、去年行ったライブの最後の報告。先月、20、21日の、Lebenden Toten(レベンデン・トーテン)のツアー[Cataleptic Noise Contamination / Japan Tour '08]のことを。二日あわせて15バンド。今年イッパツ目に観たライブのこともすでにあんま覚えてないのに、どうやったら去年のことを思い出せるんでしょう。そんな阿呆なん無理無理!
ところでみなさんはライブに行くとき、恒例行事みたいな、毎回することってあるんでしょうか。わしらはありますよ。おかしのまちおかでお菓子を買うことです。ガム、のど飴、チョコ。たまに一口梅干し。梅干しって、淀んだライブの時なんか、とくにスキっとしていいんよね。まちおかってなぜかどの町にも必ずある。当然、20日もまちおか寄って20000V。
色んなバンドが物販出してると思われるため、すぐに入場。当然おんなじ考えの人もいらっしゃるようで、初っぱなから物販けっこう混んでます。お。Lebenden Totenツアー限定シングル&ツアーTシャツ&パッチ! テンションあがりまくりでレベンデングッズ買う。あ。もしかしたら転売コロガシ屋も紛れ込んでるかもしれんね。というわけで、物販に群がるヒトの顔を記憶に焼き付ける。これはもちろん冗談。
レベンデングッズの他には、ZYANOSE(チアノーゼ)グッズを購入。パッチ数種と、「Insane Noise Raid Vol.1」。これは、去年大阪で行われた、All Crusties Blood Spit Nightで無料配布されたチアノーゼ制作のZINE。わし、こういう小冊子って好きよ。DOLLのようなメジャー誌にくらべてカユいとこに手が届いた内容ですもんね。比較的つっこんだことも書いてるし。そりゃそうと楽しみにしてたイステリスモの物販は出てませんでした。はやくグッズ作ればいいのになー。じゃそろそろ本題。

                  2008年12月20日(土)
      Cataleptic Noise Contamination / Japan Tour '08 @ 高円寺20000V
     Deathtribe / Stagnation / Unkind / Akutare / Isterismo / Angel O.D. /
         Zyanose (大阪) / Life / Lebenden Toten (from PDX/USA)

【DEATHTRIBE】
クリーグスホッグとのスプリットシングル、両バンドともすごく良かったんよね。まだレコード屋の店頭にあるみたいだから、欲しいヒトはお早めに。カッコいいよー。ライブに関しては、最初観た時ふつうかなーと思ってたけどドンドン好みになってきた。音のつくりもライブの感じも。苦手だったハイトーン唱法の曲もいまじゃそのクセがたまらんようになってきた。単独音源出す予定とかないんかな。

【ISTERISMO】
祝、完全体イステリスモ復活! 待ちに待ったSYOON復帰! ひさびさノイズギター聴けるぜ〜! うおりゃあーー! うれしい反面、トリオ・ザ・イステリスモとのお別れにちょっぴりシンミリ。いやでも、これはかなりうれしいぞ。
演奏はじまったとたん、あまりの気持ちよさに漏らすかと思った。ノイズもそうだけどシンジのドラムがあまりにもスゴい。音デカイ! ただでさえパンク仕様の20000V。こんだけドラムの音デカくしたら音圧もハンパない(ひさしぶりに気管が震えた)。しかもイステリスモのドラムって、キチガイチューニングですからこんだけ音でかくしたらもうホントわけわからんことになります。色んなモンが増幅されてアタマん中ぶあーってなる。Psychedelic Insane Noise Crasher !!
この時点で既に九回目のイステリスモ体験ですが、初めて観た時と同じくらいの衝撃でした。出音、バランスともに理想に近かった! 欲を言えば、ギターノイズが弱かった気もするけど、ひさびさの復帰だしまだまだ今後も続くので楽しみが出来たようなもんなのでむしろウレシい。それにしても、「Mentire...」の、ギターソロが久々聴こえた時はゾクッとしたな。あ。FRAMTIDの高山氏のダイブにもシビレたな。みんな最高ですー

【ZYANOSE】http://www.myspace.com/zyanose
「縦に一列、横に一列って? そんな阿呆なん無理無理!」「ほんま、今だけやぞ!」。去年末からゼンマイアタマで流行ってる言葉。これって、チアノーゼの言葉。去年末のチアノーゼ主催「All Crusties Blood Spit Night」のチラシ、そして、彼らの最近出したシングル「Loveless」の裏ジャケットに「縦に一列、横に一列って? そんな阿呆なん無理無理!」って言葉があった。みた瞬間、脳がシビレたよ。詩人とか哲学者とか政治家とか作家みたいなエラい人の言葉に心動かされることはまずないけど、パンクのライブで発せられる言葉やジャケットやチラシなんかに書いてある言葉には簡単に心奪われるゼンマイアタマ。やっぱわしらアホ?
そして、「ほんま、今だけやぞ!」。この言葉は、入場してすぐに購入したチアノーゼ制作のZINE、「Insane Noise Raid Vol.1」の表紙にある言葉。この冊子、内容デザインすべてが最高! 出演バンドへのメールインタビュー、「あの街この街燃える街」(津山特集!)、そんでパンクの現状に対して問題提起もなされてる。現場のナマの声が載ってて貴重。Vol.2が待ち遠しい!

【ZYANOSE - Loveless】(7")  左:表面 右:裏面
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混沌具合が超カッコいい! B面スゴい! インナースリーブの言葉に激しく同意!

【ZYANOSEのグッとくる言葉】こういうデザインって無条件にシビレる。性なんだよ!
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左:「All Crusties Blood Spit Night」のチラシ。
右:「Insane Noise Raid Vol.1」の表紙。

さて初めてのチアノーゼ体験。は、ワケわかりませんでしたー。もうメチャクチャですー(笑)。ツインベースらしいけど、ステージ上よく見えんし、音もなにもかもサッパリわからん状態。ドタバタしてるしなんか叫んでるし.... そんなチアノーゼがもうサイコー!
しかし、音源聴いたときも思ったけど、わりと色んな要素ぶち込んでますよね。一貫性ないっちゃあないけど、このわけわからん混沌とした感じはかなり貴重だと思う。わけわからんバンドって多いけど、大抵はホントにわけわからんですが、チアノーゼはこのメチャクチャ具合がとにかく最高。東京にこんなオモロい人達っておらんよなー。ってか日本にこんなハチャメチャでオモロいパンクバンドって、もしかしたらおらんかも。なんか水木キャラっぽいし。絶対また観る! あ。いつか大阪行って観よう。メイド喫茶は行かんけどなー(笑)。

【LIFE】http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=punk_bastard&P=
この日、ホントはScrewithinが出る予定だったけどキャンセル。急遽LIFEに交代。いやーこれはかなりウレシいハプニング。音源大好きだけど、LIFEのライブは見たことなかったんよね。
やった! やっと観れた! ボーカルのHIRO氏のナマ「ウッ!」最高! というか、LIFE最高! ちなみに「ウッ!」っていうのは歌ってる(叫んでる)最中の合いの手みたいなやつ。「ウッ!」がカッコいいと燃えるんよなー。
LIFEって、なんちゅうか、それこそサイケデリックの一種だと思った。音源でもそう思うけど、ナマで体験してさらに。埃っぽくて砂っぽい辺境入ったプリミティブサイケデリッククラスティーみたいな? なんじゃそりゃと思う人もいるでしょうが、わしはそう感じた。目まぐるしい展開の曲もこんなカッコ良く決めるバンドってそうはいない。若手スラッシュ系の人達も、目まぐるしい展開の曲よくやってるけど、なんでかわからんがあんま気持ちようないし興味がわかん。正直言うとLIFEって、オシャレ入ってないトコが大好きです。音もカッコも。だから逆にいうとゼンマイアタマ的に見て超オシャレってことなんだけどね。パリコレ級の。近いうちにまた観ることになると思います。うひょー 楽しみだー ウッ!!

さて、おまたせいたしました。ついに、Lebenden Totenの出番。よっしゃー! ところが、書く気ゼロ。すでにチカラつきました。はあ疲れた.... というわけで、続きは次回〜

あ。そういえば、チアノーゼのボーカル、トヨカツ氏がライブ中叫んでた言葉がこれまた最高だった。最後にこの言葉をのっけて今回は終わろうと思います。
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   どんなんがパンクや! どんなんがパンクや! どんなんがパンクじゃ〜〜!
   お前のパンクはどんなんやぁ〜〜〜!
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ね。最高でしょ。で、これ読んでる人のパンクってどんなんじゃ? そんでゼンマイアタマにとってのパンクはどんなんじゃ? ほんま.... 今だけやぞっ!!

(次回に続く)
posted by 薇頭 at 23:47| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

Ningen Fuck Off !!!

前回アップしたのが正月一日だから....これって放置? いやちがう。書く気はつねに満々。ネタの在庫もたぶん無限大(だってつねに音楽はある)。メンドくさいから書かなかったわけじゃない。ようは忘れてたんですね。というのは1%ホントで、年始からマックスでいそがしかった。こんなことはあんまり書くことじゃないけど、ホントにいそがしかった。貧乏な会社が生きていくには、とにかく仕事の数をこなして、キャッシュをつくる必要がある(銀行なんてなーんの力にもなってくれん)。まあね、仕事があるのはいいことだけどさ、朝9時から夜10時までパソコンの前に座ってると心臓がバクバクして顔が痙攣してきますからね。ホドホドにってやつですよ。ちなみに今も、左の眉あたりがピクピクしてます。
じゃ、去年行ったライブのことを。先月20、21日のレベンデン・トーテン。この最高な二日間のことは、忘れんうちに書かんとね。でも、出演バンド、あらためて数えて書く気が失せた。15バンド。忘れんうちにとか言いながら、すでに大半は記憶にないし。こりゃヒドい。というわけで、次回にまわしましょう。その間に思い出す可能性もあるし。思い出さない可能性のほうが高いと思うんだけどね。
えー じゃ、先月26日のライブのことを。と、その前に昨日のことを。あ。そういえば、ロン・アシュトンさんが亡くなったんですね。そうか....。結局、ストゥージズでの彼の勇姿を見ることは、ついに出来なくなった。寂しいけどしょうがない。でもうれしいことに、あのバンドがついに再始動。ギターウルフ! やった! 全ての音楽ファンは、4月4日、日比谷野音に集合ーーーー!
いや、音楽が好きとか嫌いとか、もうそういう次元の話じゃないです。この日野音に行くのは、人類の義務。早くしないと発進しちゃう! 宇宙戦艦ラヴ!

【Guitar Wolf】http://www.guitarwolf.net/

んじゃ昨日、11日のことを。昼はいつものお店に(飲食店です)、年始の挨拶がてらご飯食べに行った。今年もしょっちゅう食べに行くのでヨロシクー。
そのあとは、池袋の古本屋でやってる青空古本市。これに例の友人が参加。なんと倉敷からわざわざ本人がやって来た。新幹線でビューンと。このクソ寒いのに。シモヤケつくりにワザワザ。けど前日のような強風もおさまり、思ったより寒くなかった。これならシモヤケの心配もなさそう。
夕暮れの中、本を適当に選びつつヤツにナイスな音源渡して呑気な話題でテキトーにおしゃべりしてなるべくアタマが悪くなりそうな本を買ってバイバイ。そんじゃまたねー。
そのあとは、予約してたレコード&カセットを取りに高円寺。Raw Hateも良かったけど、まったく期待してなかったDead Noiseがアホで最高でした。世界中に雑音バカが増えてうれしい限り。日本にも、もっともっとクラッシャーノイズなバンドが増えるといいなー

【Noise Not Music !!!!!!!!!!!!!!!!】
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左:Dead Noise:http://www.myspace.com/deadnoisepunk
  音がヒシャげてて超気持ちいい。ユーモア内蔵で最高。次は、もっとも〜っと汚く!
右:Eliminate:http://profile.myspace.com/httpwwwmyspacecomeliminate
  だいぶ前に買いましたが大好きなので一緒に紹介。血糊ジャケ仕様! いいでしょ。うへへ〜
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文章、分裂気味になってきたのでこっから無理矢理本題。先月26日、古本と学生の街、早稲田。去年できた、早稲田ZONE-Bに初めて行った。ここはどっちかっていうと、パンク中心のライブハウス。ところで、古本が好きなパンクの人はけっこういますが(エロ本、まんがを中心に)、パンクを好きな古本関係の方はいらっしゃるんでしょうか。それはまあどうでもいいことなんですが、この日は、Colored Rice Menを観に来たわけです。古本屋巡りをしにきたわけじゃなく。
ちょっと前、知人にあるバンドが解散したって教えてもらって軽くショック受けたって書きましたよね。あれ、カラード・ライスメンのことだったんです。その時は、解散って聞いて、ああついに一度も観ることなく解散かー わしってサイテー と思った。よくある、都合のいい感傷モード。でも、公式には活動休止だそうで、その前に最後のライブをやると。幸運なことに、わしにも観るチャンスがやってきた。そりゃ行くわな。バンド側にしてみりゃ、最後狙いで来るヤな客だろうけど、こんなわしみたいなヤツはテキトーな頃にくたばるので気にしないでください。
そういえば、去年の10月21日。ガーゼ主催の消毒GIGに、ライスメンも出るので観に行くつもりだった。そのため、友人にライスメンの音源借りて事前に予習もした(この時まで聴いたことがなかった。しかしホントに守備範囲が広い友人ですね)。でもちょっと色々あって行くの中止。まあいずれ拝めるでしょう、と思ってたら解散のウワサ。ビックリした。あ。ちなみに、ゼンマイ通信でウワサ話を取り上げる場合、生身の人間から聞いた情報しか載せません。たしかそうだったはず(たぶん)。もちろん、ライブ情報や音源発売情報なんかはネットで拾ったりします。まあようするに、アルことナイことなんかのウワサ話は、生身から発せられる情報のほうがオモロいってことを言いたいわけです。間違ったウワサ流されたりしたらそいつ冷やかせるし、逆にこっちが笑われたりするし。単純にそのほうが面白いからね。
話逸れたついでにもう少し脱線。ゼンマイアタマが80年代後半、パンクと距離を置いたのには色んな要因がある。他にもスゴい音楽がいっぱいあることを知ったし、正直ちょっと飽きもしてた。ライブハウスに好みとは違う音も増えてたし。あとハードコアって、どうしても音だけじゃなく、人間もそれなりにハードコアなヒトもいたりする。縦に一列な感じ。わしそういうのやっぱ無理。
「これがオレのパンクじゃあー! どうじゃー!」ってのは大好きだけど、「パンクってのはこうじゃー! お前らもこうしろー!」ってのにはどうしても拒否反応が出てしまう。80年代後半は、そういうバンドが多かった気がする。もちろん今もそういったヒトはいるけど、それ以上に、「わしゃこういうのが好きでたまらんのよ〜」ってバンドが今はいっぱいいてスゴく面白い。なんていうか、80年代のパンクシーンより、今のほうが個人的にシックリくるんよね。

ライスメンのボーカルのブッチャー氏がいたバンド、OUTO(オウト)も、「わしゃこういうのが好きでたまらんのよ〜 うへへ〜」って感じで最高だった。歌詞は説教くさかったりするけど、オウトにはユーモアがあった。第一、音がカッコ良かったから、そんなことはまったく気にならんかった。あ。脱線ついでに、ちょっとだけオウトのことを。
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オウトとの出会いは、ハードコア不法集会で聴いたのが最初だったと思う。だから、たぶん1984年。この頃のオウトって、ノイズコアだけどわりと細い線だったからそんな熱中することもなく普通に聴いてた。ライブを初めて観たのは、1986年8月13日。広島見真講堂での『Thrash Gig』。この時、わしはすでに東京に住んでたけどちょうど帰省してた(このライブにあわせて帰ったんだけどね。そういえばこのときは震度サンも遊びにきてたな。たしか初めての広島だったはず)。
この時のメンツがスゴくて、W. Gil、ガディス、Chicken Bowels、S.V.S、愚鈍、Systematic Death、Gauze、Lip Cream、そしてOUTO。ね。スゴいでしょ。
(註:『修羅』Vol.7+8合併号(88年3月発行)を参考にしました)
で、オウトですが、最初まーったく期待してませんでした。ところが演奏が始まった途端、腰を抜かした。ショボイと思ってたら、とんでもなくカッコよかった。モーターヘッドのような疾走感重視のサウンド、見た目もステージも超カッコいい。こいつら化けた! そう。まさに化けたと思った。それからは東京でライブやるたび観に行った。もちろん、音源もすべて購入。どれもこれもカッコいい! 中期以降のスタジオ音源は、音がクリアになっていってちょっと残念だったけど、ライブはズーッとカッコ良かった。ホント好きだったなー。
ちなみに震度サンは、ノイズコアだった頃のオウトも観たことがあるそうです。スゲー。さすが、ハードコア・パンクをBGMに十代を過ごしただけのことはあります。最初に観たのは、84年の目黒鹿鳴館でのライブだそうで、客、まったくノッてなく、ブッチャーに向かってリンゴを投げたヤツもいて、ブッチャー、そのリンゴうまくキャッチして食べながら歌ったそう。ひゃあ〜 カッコいいー! 震度サン、貴重な目撃談サンクス!

【OUTO-Risky Risky〜Half Wit Life〜I Like Cola】(YouTubeより)
この映像は、目黒鹿鳴館、全日本HARD CORE PUNK選抜大会(1986年12月21日〜23日)の二日目。前にも書きましたが、ゼンマイアタマもこの現場にいます。もちろん三日間、全部行きました。ええ。自慢です。これから先も、また自慢すると思います。しかし、懐かしい顔のオンパレードですね。Like! Like! Like! Cola! I Like Cola!!! うおー! もえるー!

思い出話はこのくらいにしてやっと本題に。あまり古い話ばっかしてると、若いヒトに嫌われますからね。いや別に嫌われてもいいんだけどね。
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去年12月26日。初めての早稲田ZONE-Bに入ると、キレイでおどろいた。そりゃそうだ。できたばっかだもんな。ステージすぐ横に出入り口があるんですね。おもしろい。客層ですが、わしらが普段行くようなパンクのライブより、ずっと年季の入った迫力ある人達ばかり。ど迫力だなあ。

                 2008年12月26日(金)
      マンホール / Colored Rice Men / Deep Count @ 早稲田ZONE-B

【Colored Rice Men】http://www.geocities.jp/jealousywars/
事前に勉強した甲斐があった。ほとんどの曲わかって、スゴく楽しめた。スタジオ音源聴いた時、最初どうしても慣れんかったサックスも、ナマで聴くと気持ち良かった。
そういや考えてみると、ブッチャーのボーカルもミノルさんのベースも二十年振りくらいの再会になる。いやー 長く生きたなあ〜
80年代にライブ観てる時なんか、何十年後かにこの場にいる人達は一体どうなってるんだろうってよく思ってた。今、現場を見回すと、やってるヒトは相変わらずやってるし、観に来るヒトは少ないながらも相変わらず観に来てる。そんでわしらみたいに戻ってくる奇特でモノズキなヤツもいる。数の変化はあるけど、まあ相変わらずって感じ? そういえば、今、わしがよく観に行くようなパンクバンドの人達は二十年後どうなってるんだろう。やっぱ、やってるヒトは相変わらずやってるんかな。ただ、客数が少ない分、観る側の数は少なくなってるかも。再発音源祭りも、今よりずっと少なくなってるに違いない。それよりわしらは二十年後もパンクの現場にいるんだろうか。うはは。そりゃいいな。

ライスメン観ながら、そんなようなことを意味もなく色々考えた。パンクの未来。というか、音楽の未来、色んな文化の未来。ホント、いったいこの先どうなっていくんだろう。とかいいながら、なりゆきでこんなこと書いただけで、あんまなにも考えてないんだけどね。すまん。
で、初めてで、もしかしたら最後になるかもしれんカラード・ライスメンは、たいへんカッコいいバンドでした。パンク長くやってる人の音とかステージって、ホント独特だよなー。あんなグタグタでも、結局カッコ良くやりきっちゃうんだもんな。ある意味ズルいよね。
しかしミノルさんって、あんなにしゃべるキャラだったんだ。イメージ変わったな。何を言ってたかは絶対書けないけどね(笑)。あ。これなら書けるか。「カラード・ライスメンとりあえず休むけど、またやるぜー!」。だそうですよ。

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はあ.... なんとか書けた。けど、随分時間がかかってしまった。いかんなあ。とくに今年前半は、今回みたいな長い間が増えるかもしれんけど、ヨロシクお願いします。もちろんライブには行き続ける。生き続ける間はな! 人間・・・ ファックオーーーーフ!!!!!!!!!!!!!!
ところで、今年イッパツ目のライブ観戦で大変うれしい買い物ができた。もしかしたら今週末の、大阪でも買えるかもね。あ。何度でも言うけど、今のパンクの状況はホントに面白いです。昔からやってるスゴいバンドを観ることもできるし、若手にも、素晴らしくカッコいいバンドがたくさんいる。というわけで、今年も雑音まみれでいこう。ね。震度サン。
posted by 薇頭 at 23:56| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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