2008年12月31日

Windy

昨日、30日。恵比寿リキッドルーム。直接恵比寿に行かず、渋谷から歩いて。途中、並木橋を右に曲がって代官山方面へ寄り道。これはしつこく毛糸の帽子を探すため。このコースひさしぶり。サイラスがあったので入った。がらーんとしてわしら以外誰もいない。高い服ばかりなのであわてて脱出。それにしても、街自体人があんまりいない。まだ夕方なのに店もほとんど閉まってる。年末休暇にはいった店も多いんかな。終末感たっぷりでいいな。歩いてるうちに、いつの間にか恵比寿に到着。結局帽子は発見できんかった。震度サンはといえば、カッコいいジャケット買った。代官山なのにセールで約五千円。いいなあ。さっそくボロボロにしてパッチ貼りまくろう。そんで、若者パンクスに笑われよう。さてこっからは、(ライブ観戦順、前後するけど)昨日観たライブのことを。いや〜 しかしスゴかった。

    2008年12月30日(火) ゆらゆら帝国Live2008.Final @ 恵比寿Liquidroom
              オシリペンペンズ / ゆらゆら帝国

【オシリペンペンズ】http://www.myspace.com/theoshiripenpenz
二年くらい前、彼らのファーストアルバムが好きでライブ観に行ったら、客のほうでメンドクサイことするタイプでガッカリした。ボーカル、酔っぱらってたのか、客のほうに来て延々じぶんを殴り、時に客を睨みつけながら移動したり。超〜めんどくさかった。ギターとドラムはすごく良かったけど、それ以来オシリペンペンズのことに興味なくなった。メチャクチャなバンドって基本好きだけど、彼らは単純にオモロなかった。
今回ひさしぶりに観ることになった。これは楽しみ。ゆらゆら帝国のファンをメンドくさがらせてほしいですからね。わしらがあのとき、すんげえ〜メンドくさく思ったように。
ギターをギュンギュンかき鳴らしPAの後ろから演奏開始。ステージを見ると、オシリペンペンズの三人が登場。ん? じゃ、後ろでギター弾いてたの誰?
ライブ終了。今回、かなりいいバンドだと思った。この日初めて観た人は好印象だろうな。二年前のライブはいったい何だったんだろう。なんか釈然とせんな。ゆらゆら帝国ファン、どん底に突き落として、サイケ(再起)不能にしてほしかったのに。

【ゆらゆら帝国】http://www.yurayurateikoku.com/
もうね。ほんといいかげん飽きろよ。わしらもみんなも。ほかに見るべきバンドはこの世にまだまだあるし日の目を見ない素晴らしいバンドもたくさんいる。なんでそういうの自分で探して観に行かんのよ。自分探しはズーッとやってるくせに、この.... ネットボンボン難民!
適当に作ったパチもん言葉を思い浮かべながら待ってると、一曲目の冷たいギフト、二曲目の幽霊の結婚式でそんなのはどうでもよくなった。ホントもうすべてどーでもいい。あの〜 いつにも増してスゴいんですけど....
ライブ終了。昨日観たから言うわけじゃないけど、ゆらゆら帝国のライブの中では今年一番だった。なんだありゃ。空洞とかそんなんもうどーでもいいぞ。あー なんかくやしい! 言ってもたぶん届かんと思うが、パンク方面の人にも是非観て体験してもらいたい。ゆらゆらのファンにパンクのライブ観に行ってって言っても99%ムリだろうけど、パンク方面の人なら逆に可能性あるような気がする。イステリスモなんかで意識ぶっ飛ぶタイプの人なら、たぶん、ゆらゆら帝国とリンクするはず。少数だろうけど必ずいる。もしかして自分も.... って思う人はぜーったい観たほうがいい。ただ、チケット手に入れるには多少の努力がいる。ゆらゆらファンって、チケット取るのだけは一人前だから。上から目線に滅法弱いボンボン集団ですから。って、これは関係ないな。あ。今度[ゆらゆら帝国・パンクス限定祭り]やりましょうよ。ボンボンが紛れ込んだらいけないから、事前に『パンクと私』っていう作文提出させて。ホントにパンク好きかどうか選別してさ。このくらいしないとあいつら平気で潜り込んでくるから。なんでこんなこと書いてるかわかんないけど、たぶん誰も読んでないし。だって大晦日だもんな。ところで、

    小亀さーん 今回も最高でしたよー いいでしょー また一緒に観ましょー
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その後の灰野敬二オールナイトは、結局行くのやめ。めんどくさくなったから中止。というのは50%事実で、ホントはウチの事情(いろいろあんのよ)。ふところ事情ではないよ念のため。とはいえ、苦しいは苦しいんだけど。しかし、なんのかのと色々ありつつも、なんとか無事に年を越せそう。でも、来年はいったいどうなることやら。ま、いつものように、のらりくらりと過ごせればいいなあ〜 と思う。ちと甘いか。

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さてこっからは、ゼンマイアタマにしては珍しく、今年をちょこっとだけ振り返ってみたいと思います。もちろん音楽に関して。
まずは2008年ベストライブ。これはブッチギリで、ジャッジメント復活解散ライブ。昨日のゆらゆら帝国も良かったけど、やっぱジャッジメント。震度サンも同感だそう。すごかったもんなー。このライブのことはたぶん一生忘れんと思う。ホント観れて良かった。愛ってなんなんだよっ!
次はゼンマイアタマ新人部門。今年初めて出会ったバンドの中で一番良かったもの。ですから、新人、ベテランは関係ありません。kito-mizukumi rouber、D-Clone.... 悩んだ末、ISTERISMO。これは皆さんわかったでしょうね。今年後半は、まさにイステリスモ一色状態だったし。ちなみにイステリスモは、ベストライブの中でもかなり上位に入ってます(Slip Head Buttも上位)。ほんとお世話になりました。来年もシツコク追いかけるのでよろしく。震度サンなんてイステリスモキチガイだもんな。わしもだけど。

【震度サン十八番、80's DOLL風イラスト】(雑音さんはあとから追加)
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震度サンが家に帰ったあと発見。ホワイトボードに勝手に落書きするのやめてください。しかし、相変わらずうまいですね。

んじゃ、次は海外バンド来日部門。これはゼンマイアタマ内で、はじめて意見が割れました。わしは、The Only Ones。震度サンは、Lebenden Toten。両者とも期待以上の素晴らしさでした。そういえば、バート・バカラックも良かった。往年の名曲の数々も良かったけど、今の世界を表した新しい曲も素晴らしかった。そういえば、バカラックさん、オバマが当選してホッとしたんだろうな。いや、今の世界の現状みればホッとするどころかますます暗澹。米政府、相変わらずイスラエル支持の空爆容認ってなんだそりゃ。こりゃ、64年振りに、民間人に核兵器が使用されるのもそろそろですね。ついでに日本も核武装したらいいんじゃない? そんでみんなで一斉に地球上から消えるか? それもいいね。人間っぽい最終回で。ユーモアも皮肉もなくてさ。
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社会情勢を絡めたイタい主張はこのくらいにして、こっからは個人的に流行ったことを。わしは、カセットテープで音源買うこと。パンクのデモ音源なんか、CD-Rよりカセットのほうがワクワクするもんね。でも、カセットデッキ調子悪いから聴くの怖いんよね。テープ巻き込みそうで。来年は早めにデッキを新調しなきゃ。イステリスモも、ファーストシングル、カセットで再発すればいいのに。B面、ライブとか入れてさ。うおー 想像しただけでしびれる。とか、また勝手なこと言ってすまん。まずはみんなに聴いてもらうのが先決なので、CDでもいいや。あとゆらゆら帝国も、次の新譜カセットテープで出せばいいのに。『カセットです』ってタイトルで。なんだそれ。おもしろいじゃん。
震度サンの流行りは、ジャム作りだそう。音楽と関係ないね。でも、分けてもらったジャムがスゴくおいしかったのでユルす。みかん、柿、ブルーベリー。ホントおいしかった。甘くなくて良かったです。またちょうだいね。金、払わんけど。
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次は、ゼンマイアタマ内で流行った言葉。今年前半は「ぬるま湯は気持ちいいだろぉ!/大丈夫だ! 心配するな!/食えるものはおいしくいただけ!」。これはもちろんガーゼの新譜から。夏頃流行った言葉は「行くぞこれがシステマだぁー!/イエー! おっひさしぶりー!」。これはシステマの影響。あと「じゃあ愛ってなんだよっ!? わっかんねえんだよ!/アリアリ! アリだぜアリ! ぜーんぜん問題ないぜー!」。これはもちろんジャッジメント。うーん。思い出すだけで震える。最近は「こっから始まるオレの今日が/これじゃあ終われないんだよ。性なんだよ」。これは、スリップ・ヘッド・バットの大岩氏の言葉。んで、今流行ってるのが「縦に一列、横に一列って? そんな阿呆なん無理無理!/ほんま、今だけやぞ!」。これは.... 近いうちに解説いたします。さて、来年はどんな言葉が流行るのかな〜

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さて、今年も今日で終わり。たくさんライブも観たし、色んな人と出会ってたくさんおしゃべりもした。目標はことごとく達成できなかったけど、楽しい一年だった。あ。ゼンマイ通信、読んでくださってありがとうございます。すこしばかり迷惑もかけましたが、来年も遠慮なく迷惑かけるつもりです。のんびり書いていくので、のんびりとお付き合いください。来年も面白いことがたくさんあるといいなあ。わしらにもみなさんにも。しかし八方美人だな。ゼンマイアタマって。

【Astrud Gilberto - Windy】なんとなく今年の最終回をイメージ。ああいい曲。

そういえば今年一番ビックリしたこと。年中通して、ゴキブリが一匹も出てこなかった。十数年、今の家に住んでるけどこんなことはじめて。すごい! もしかして天変地異の前触れ? ホントに近いうち地球が終わるのかもね。
posted by 薇頭 at 13:57| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月29日

ポッカリ第一部完結編?

昨日、ひさしぶりにパソコンの前に長時間座った。ネットの世界にも久々ダイブ。そういえばわしって、ブログやってたんだよな。思い出して焦ったよ。昨日から休みになったしなあ。というわけで、更新します。が、この忙しい時期に読む人などいるのだろうか。ぜってーいねー。んじゃ、色んなヤツの悪口書いてもOKじゃね? よっしゃ! メチャクチャ書いて憂さを晴らす! というような大人にならなくて良かった。では、まともに更新いたします。

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 「レベンデンむっちゃええやないか。今までみた外国バンドで一番やぞ。今度いつくるんや。
  縦に一列、横に一列って? そんな阿呆なん無理無理!」 (原文まま)

チ、チアノーゼ文体....。先週、震度サンからこんなメールがきた。レベンデン・トーテンが今までで一番だったかどうかはさておき、うん、ホント最高だった。わしもすぐにでもまた観たい。でも悪いけどいつまた来日するかはわからんなあ〜。レベンデン・トーテンに直接メール出すか、主催者に、御自分で聞いてください。あと、こんなメールもきてた。ゼンマイ通信『好きになったものはしょうがないのよ』について。

 「わしらバカに思われるんやないんか!? ほんま、今だけやぞ!」(原文まま)

やっぱチアノーゼ文体....。バカに思われるって、それ、イステリスモのことばっか書いてるから? 別にバカって思われたっていいじゃん。わしらホントにバカだし。あ。でも、わしらより最悪なバカって、もっといっぱいいる。たとえば、ま、ええわ。また今度にする。ところで、今年観たライブのことはなんとか今年中に書いておきたい。でも、どう考えても無理。実際、シンプルに書くのはむずかしい。レベンデン・トーテン2daysのことは、来年になると思う。それまでツアー限定シングル聴いて待っててください。限定シングルコロがす人は、ゼンマイアタマのかける呪い覚悟でコロがしてください(一生おならが止まらないよ。ふふ)。では本題。
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今月7日。友人と新木場にゆらゆら帝国観に行った。良かった。楽しかった。

お〜 やればできる。シンプルにまとまった。実際このとおりだったし。でもこれで終わってしまったら、あとで猛烈に落ち込むんだよな。というわけで、自分のために書く。ウソ。自分のためになんて書かん。じゃ誰のため? しらん。「これじゃあ終われないんだよ。性なんだよ」。これは、スリップ・ヘッド・バットの大岩氏の言葉。ようするにそゆことなのよ。性なのよ。

この日は例の友人と昼ご飯食べてクッチャベって夕方ライブ行ってそのあと酒飲みながらクッチャベった。例の友人。ゼンマイ通信に時たま登場する、主要キャラのおひとりですね。いつも読んでくださってる方なら誰のことかわかると思いますが、この呼び方だと今回チト進めづらい。というわけで、普段の呼び方「小亀さん」でいく。
小亀さんのブログ、『蟲日記』の「新木場遠足」(2008年12月9日)にも書いてあるように、小亀さんは古くからのゆらゆら帝国ファン。カセットテープ出してた1991年頃からだから.... お〜 すげ〜。わしらがゆらゆら帝国聴き始めたのが2000年だから、小亀さんにくらべたら、まだまだベビイ。とはいえ、小亀さんは倉敷在住の田舎モンなので、なかなかライブにいけない。ゆらゆら帝国もまだ見たことがない。それにくらべてわしらは都会っ子の自遊人(自遊人?)。ゆらゆら三昧。ライブ観た後、ときに自慢メールなんぞも送る。「最高でしたー。いいでしょー」。そして文末には、「いつか一緒にゆらゆら観ましょー」。
今回、それがついにかなった。そりゃうれしいわな。友達とライブ観れるのもそうだけど、やっとナマでゆらゆら帝国の音を体験してもらえるわけですから。やっぱあれはナマ。というわけで、ライブ開演前にはすでに感無量。もうライブ観なくていいやー はやく飲もーぜー というわけにはいかないので、小亀さんとわしら、そして途中で合流した友人(灰野敬二+高橋幾郎DUOを見に行った友人ね)と、4人で新木場目指す。

開演時間18時半、ギリギリ新木場STUDIO COAST到着。さっそく入場。うおっ! なんだこの人混み! ロビーにも溢れかえってるぞ。こんだけたくさんライブやってんのに、まだ観たいか! ええかげん飽きろや! と、思うも、わしも飽きんので人のことは言えん。
ドリンク並ぼうとするも、長蛇の列。開演ぜったい間に合わんと判断。物販のほうを見るとこれまた長蛇の列。記念グッズ断念。小亀さんにも物販見てもらいたかったけどしょうがない。人ごみかき分けながらライブスペースに入ると、これまた大混雑(着膨れ?)。しかも暑いし客入れ音楽もうるさい。ここが新木場スタジオコーストだからなのか、最近の坂本氏のクラブディスコ嗜好の表れなのか、DJが入っててライトもピカピカしてた。足元見えんは音うるさいはものすごイライラした。これってゆらゆら帝国の指示? そうだとしたら、だいぶわしらの趣味と離れてきた。ヒトは長く付き合うと徐々に好みが離れていくわけだけど、それもまたよし。時が経てば、いずれまた近づいたりするし。ま、好き故の余裕ですね。って、なんの余裕?

         12月7日(日) ゆらゆら帝国 @ 新木場STUDIO COAST

小亀さん(名前に亀が入ると亀川氏と間違えそうだけどそれがまたナイス)、ナマゆらゆら人生初体験曲は、砂のお城。お〜 これはかなり素晴らしい初体験。ほんとはタコ物語が小亀さんにはベストだけど、砂のお城も最高。ちなみにわしの初ゆらゆら曲は〜 おぼえてないです。次の曲は、男は不安定。おととし以来のソニックス・ランデブーズ・バージョン(雰囲気で命名)。でも今回はジャキジャキ感弱めにしてますね。新木場にあっててナイス。これ聴けたのはかなりレアですよ、小亀さん。などと全部書いていくのも大変なので、こっから端折ってまとめます。年末だし。

前回の新木場は『空洞です』レコ発。ですから当然、アルバムバージョン。“空洞” とはいうもののかなりピカピカした空洞だった。ゆらゆら帝国のライブに通ってる人ならわかると思うけど、レコ発以降、空洞化はどんどん進行。音も他の部分も(他の部分に関しては説明しようがない)。この進行具合はかなり面白かった。他のバンドなんか、完成した曲をさらに装飾したり、逆に削ぎ落としてシンプルにしていくのは、なんとなく普通にありそうな気はする。ゆらゆら帝国の場合どちらでもない。音もそうだけど、それ以上にほかの部分がポッカリ空いて行くイメージ。なんだこりゃ? 今回の新木場はその集大成。勝手に位置づけするなら、『空洞です・第一部完結編』。勝手に完結さすなって話ですが、わしはそんなふうに感じたので、表現の自由にのっとり好き勝手書きましたが、この世に表現の自由などありえません。
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ライブ終了後、帰りの電車で小亀さんがポツリと一言。「もっと前から見たかったねえ・・・」。
うん。その気持ちわかる。わしもそう思うとき、たまにあるよ。こんだけいっぱい観ときながら。また観ましょうねー。

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ひさしぶりにクイック・ジャパン(81号)を買った。どうでもいい漫画特集が目的なんじゃなくゆらゆら帝国の坂本氏のインタビューが載ってたから。クイック・ジャパン、最後に買ったのっていつだろ。たぶん十年以上前。ちなみに二十号くらいまでは全部持ってる。95年に出た第2号の寄稿者紹介の欄には、とぼけた顔した震度サンが載ってるし。紹介文もアホで今みても笑えます。「ハードコア・パンクをBGMに十代を過ごす」。うひゃひゃひゃひゃひゃひゃー (@゜∇゜@)。
今もハードコア・パンクがBGMだけどね(笑)。

【Quick Japan】左:2008年第81号(裏表紙) 右:1995年第2号
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トンガリキッズ・ニュース(!)、忌野清志郎特集の架空死亡記事のトコに、震度サンの描いたまんががちょこっと載ってます。なんだそりゃ? な内容で今読んでも面白い。しかしあれですね、中森明夫って、名前が載ってるだけでずいぶん時代を感じますね。

で、今回のゆらゆら帝国特集ですが、読むのにかなりの忍耐力が必要となりました(読めばわかると思う)。でも、がんばって読んだ。結局、インタビューだけ面白かった(坂本氏がしゃべった部分のみ)。笑ったのは『空洞です』についての箇所。「社会的には負けてても、精神的には勝ってるとか....、そういった印象のアルバムで。」。ぷぷ。だから『空洞です』にシックリくるのか。でも一箇所、ん? って思うトコがあった。ダンス(クラブ)カルチャーに関しての部分。「昔はむしろ憎んでたんですけどね。そういうカルチャーを」「よく聞いてみたら、単なる僕の先入観だったみたいでしたけど(省略)」。先入観じゃなーい! クラブ寄りの人間って、昔も今もこれからもアホのまんまですよ。そこは普遍的。基本。ズーッとおんなじ。その部分が改訂されたってことは、ゾンビになったか、藤子・F・不二雄でいえば流血鬼になったようなもんです。ヒトの価値観に逆転はありません。単に立ち位置が変わったから、見え方に違いが出ただけです。わるいけどそこは譲らーん。ヒトとヒトが長いことつきあってりゃ、お互いの立ち位置も微妙にズレてくる。趣味も変わる。音楽にしても同じ。で、何が言いたいんだ? あ。そうそう。なんだかんだで、わしらが、これからもゆらゆら帝国のことを追い続けるのに変わりないってことを言いたいんだ。はあ良かった。急に話は変わるけど、空洞的解釈をさらに進めるという次のアルバムは、一体どんな作品になるんだろう。で、それをさらに進める実験場であるライブはどうなるんだ? 今より空洞って、どんなの? インストバンド? 是非小亀さんにも観てもらいたいなあ。いまよりもっとポッカリ空洞になったゆらゆら帝国も。そりゃそうと、明日のリキッドも楽しみ。ゲストのオシリペンペンズも楽しみ。これは色んな意味でな。ふふ。あ。その後の灰野敬二オールナイトは.... まだ思案中。どうしよっかなー

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さて、話はガラッと変わって今月13日。この日は武蔵境。初めてのライブハウス、STATTO。会場入ってビックリ。ステージとフロアの区別もほとんどないくらい狭い。まるで学園祭のライブ会場。おもしろい! しかしこの狭さでパンクバンド多数って、耳が悪くなるような、っていうかぜったい悪くなる。というわけで、耳栓装着でのぞむ。もちろん目的のバンドの時ははずします。あと、その場で気に入ったバンドが見つかった時もはずします。ライブ観すぎると、どうしても耳の心配してしまう。これはしょうがない。さて、ものスゴくシンプルにいきます。年末だし。

         2008年12月13日(日) Sick Satisfaction @ 武蔵境STATTO
  Haava / Takahashi Gumi / Intruders / Unkind / Devastated Goes... (大阪) / Avfall

【HAAVA】
今回で二回目となるハーヴァ。先月初めて観た時はカッコよすぎてグッときた。勢いあるし曲もいい。当然期待。でもこの日はちょっとおとなしい印象。この前よかったジュンのMCもなかった。トップバッター故か客もあったまってないし、わりと淡々と進む感じ。もちろん、大好きなバンドなので最後まで楽しめた。ところで、ハーヴァって音源出してるんでしょうか。あったら欲しいです。出してなかったら早く出して〜!

【AVFALL】
トリ。今日の主役です(企画主ですし)。今回、個人的にはアヴフォールが一番良かった。なんかクセがあって好きなんよね。曲もルックスも。しかし、スカンジ方面のバンドって、大抵何歌ってるのかわからん。何語かもわからん。昔みたいに、会場で各バンドが歌詞のコピー配るとかしていただけるとウレシい。あとグッズも欲しい。パッチ、Tシャツ。ってか、やっぱ音源希望〜!
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この日は、全体的に淡々と進んだ印象だった。なんでだろう。会場の構造が関係するんかな。関係ないか。それとも、一般のお客さんがあんまいないからかな。ちょっと雰囲気が淀んでたような、ま、そんな気になるほどのことでもないけど、楽しいほうがやっぱいいし。始終静かにしてるアホはわしらだけで十分。盛り上がってるほうがいい。あ。でも、Unkindの時は盛り上がってたな。普段、グラインドっぽい音はあんま好きじゃないけど、Unkindは良かった。しかし今のライブハウスって、若い子(中・高校生)がいないね。みんな死んだ?

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はあ.... 今回いつも以上に大変だった。久し振りに文章書くのはアタマわけわからんようになる。色んな部分でまとまってないけどユルせ。前後のつながりも脈略ない。いかんなあ。そういえば、今から年賀状書かなきゃ。明日書き終わるかな。でも眠いから寝よう。というわけで、年賀状、かなり遅れます〜
posted by 薇頭 at 01:35| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月21日

本日、騒音汚染最終日!

高円寺20000V行ってきた! 祝! イステリスモ四人体制復活! 最高〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
そんで、レベンデン・トーテン!これまた最高〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!! 超気持ちいいーーー!!!! 

本日、ツアー最終日! 雑音バカは新大久保EARTHDOMに全員集合! 欠席は.... 認めまっせん!
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いやしかし、師走ですよ。年賀状書くの忘れてましたよ。今から寝て、早めに起きて年賀状書かなきゃ。そんでその後アースダム。これじゃあゼンマイ通信書けるわけないです。もう、人生、雑音まみれっすよ。というわけで、更新遅れま〜す。すまん....。しかし、レベンデン・トーテンって、アタマ踊れるな。
posted by 薇頭 at 01:54| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月15日

好きになったものはしょうがないのよ

すごーく久し振りに手にシモヤケが出来た。気をつけなきゃって言ってた矢先。幸い利き手じゃないほうなんでよかったけど、このままだと右手も危ない。あと耳も。でも、冬は毛糸の帽子をいつもかぶってるので、その心配はない。と思う。家の中でもかぶってるし。あと、マフラーも捲いてるしジャケットも着てる(家の中で)。ようするに光熱費節約のために、いまだ暖房器具を出してないんですね。毛糸の帽子なんていっつも同じのかぶってるもんだから、犬みたいな臭いがする。これはいかん。というわけで、新しいのを買うことにした。アクリルだとチクチクするので、割高になってしまうけどウール100%希望。帽子買うためだけにわざわざ街出るのもメンドくさい。ライブ行くついでにでも探そう。
先月29日、高円寺。けっこう探したけどなかった。あんなにたくさん服の店があるのに。一応、欲しいタイプはあったけど、なぜか全てボンボンがついてる。ボンボンはいらん。あれがあったらライブ観る時、後ろの人の邪魔になる。たまにライブに、でっかい帽子かぶってくる人っていますよね。パンクのライブではほとんどいないけど、オシャレな若者が集まるようなライブにはけっこういる。今年頭、代官山UNITオールナイトでけっこう見かけた。あの時は色々腹たったなあ(オシャレオールナイトもう懲り懲り)。大きい帽子かぶってるのって、なぜか男の人に多い。そんで変なメガネかけてたりする。そういえばレゲエの人も頭が大きい。なんか布で包んだようなの。あれにはどういう意味があるんだろう。それより、なぜこの時期に高円寺で阿波踊りなんだろう。

【高円寺阿波サンタ】
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高速で動いていた。道をふさいでわりと邪魔だった。不良のようだった。

帽子探しはあきらめ、阿波サンタを横目に20000Vに向かう。この日は、日本のイタリア&スカンジ系のパンクバンドが多数集結する、かなり楽しみにしてたライブ。アレも出るしコレも出る。パンク知らん人には、イタリア&スカンジって言っても、なんのことやらサッパリでしょうね。簡単に説明すると、主に80年代のイタリア&スカンジ諸国(スウェーデン、フィンランドなんか)のパンクバンドのことです。ホントに簡単な説明ですね。ようするにその辺のバンドの音や服装、そして思想(バンドによります)を今に受け継いでる日本のパンクバンドがこの日いっぱい出ると。個人的にこの辺のバンドってかなり好き。自分が観てた頃のパンクバンドと感触が違ってものスゴ新鮮。しかもカッコいい(音もステージも)。そんなわしら好みのバンドが、多数出るんですよ。当然、会場も満員と予想。開始時間18時半すこし前に入場。あれ? 客、あんまいない。パンクのライブって、大抵最初は少ない。にしても少ないような。休日の好企画なのに。さて、開演前の誰もいないステージを見ると、イステリスモのフラッグが既に掲げてある。む。亀戸に続き、今日もトップバッター。お目当てが最初か。こりゃ、あとのバンド、頑張らんといけんね。

       2008年11月29日(土) Hard Core Inferno vol.5 @ 高円寺20000V
 Isterismo / Eyesore / Avfall / Krossa / Tantrum / Ada†Max (名古屋) / sacrifice (仙台)

【ISTERISMO】
亀戸の時とは違い、この日は本当のトップバッター(今回もギターレスでの三人)。ですから音出しもほとんどないまま演奏開始。お、亀戸の時と同じ曲だ。いや、微妙に違うな。反復回数を増やすことでグルーブ感も数倍アップしてる。うおー! あがるぜー! しかしこの始まり方って、マジでカッコいいな。ところであのノイズって誰が操作してんだ? 曲に合わせて強弱つけたりストップしたりスタートしたり。ボーカルのサトシは動き回ってるし、ドラムのシンジはあの高速手さばき足さばき(?)で操作できるとは思えんし。ってことは、ベースのジュン? でも、彼にしてもものスゴ動き回ってるし。PAじゃないだろし。うーん。不思議。全国こども電話相談室に相談しようかな。「あのー。イステリスモって、どうやってノイズをコントロールしてるんですか?」。 あともう一つ聞きたいことがある。「転売目的でレコードを買って、高値でコロがしてる大人を懲らしめるにはどうしたらいいんですか?」。答えてくれるといいけど。ってか、既に9月に放送終了してた! ショーック!
全国こども電話相談室が終わってたのはショックだったけど、イステリスモのライブは素晴らしかった。とくに音。ノイズ、上限まで出してるけど、ちゃんとドラムの音も聴こえて(実はスゴいこと)、しかも全部真ん中集まってるから、ものスゴイ疾走感。20000Vって、呆れるほどパンク仕様ですね。アホみたいにズンズンくるし。はやく、アースダムでも観たいです。

【AVFALL】
西荻でのスタジオライブ以来二回目。実は震度サン、西荻の時はあまりピンとこんかったらしい。でもこの日は、始まった途端ノってた。どうやら気に入ったらしい。確かにわしも、前回より数倍良いと思った。ボーカルにリバーブ効かせる方法って、スタジオよりライブハウスのほうが効果的。AVFALLの良さがすごく出てた。あと、個人的に彼らのいいところって、ルックス。彼らの佇まいって、HAAVA、FOLKEISとはちがって、どっちかっていうと普通な感じ。それが音に合ってる。そういえば既に去年、デモテープ出してたんですね。是非、また音源出してください。絶対買います。

【KROSSA】http://www.myspace.com/krossssssa
観たかった! ロゴからしてカッコいい。うお〜! DISARM直系! 10月のイステリスモとクロッサの仙台ライブの時は、後先考えず行こうかとも思ったけどグッとがまんしたが今考えるに行っときゃよかったわーっ! あれが今んとこイステリスモの四人体制の最後だもんな。たしか。違ったっけ? ま、いいや。で、KROSSA。やっと観れる。うれしいな〜
始まった途端、あまりのカッコ良さに身を乗り出してしまった。こちらもリバーブ全開。勢い感じるボーカルに高度な演奏力。見た目もなんか黒くて渋い。震度サンと思わず顔合わせた。すげーなおい。期待以上。 とくにギター。ラフな弾きかたに、圧倒的にセンスを感じる。二曲終わったところで、ブチキレ具合がかなりカッコいいボーカルのYuuheiの一言に、一瞬、?。「今日は....うちの天才ギターのサトシくんが最後....」。 ??? クエスチョンマークがアタマの上に三つ。えっ? 今たしか、サトシって.... ステージ上のギタリストをジーッと見ると..... !!!!!!!!!!!!!!!!
イステリスモのサトシ!!(だからイステリスモがトップバッターだったんか....) イステリスモではボーカルの彼がギターを弾いている!! しかもうまい!! はっ.... そういえば確か今日が最後って.... 多量のアドレナリンとクエスチョンマークがアタマ渦巻く中、サトシのダイブで初めてのクロッサ終了。ゼンマイアタマ好みのバンドを見つけたはいいが、この形でのクロッサって最後ってこと? が〜ん。しかし、イステリスモって....

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他にも色々出ましたが、終了。全体的にかなーり面白かった楽しかった。そういや、あるバンドの時、ビアフラが出てきたのには笑った。ビアフラ直系って初めて観た。Van HalenのHot For Teacherのフレーズにも笑った。そういえば昔、ランディ内田グループが(たしかRUGだっだような....)、Ozzy OsbourneのBark At The Moonやったの観たことある。あれも面白かったな。妙にアホらしくて。ところで、今回かなりの好企画だと思ったんですが、お客さん少なかった。7バンド出たから、バンドメンバー、関係者、友達入れて、え〜っと、たぶん40〜45人くらい。一般客はあんまいなかったと思う。もしかしてわしらだけ? いやそんなはずは.... うーん。ゼンマイ通信って影響力ゼロですね。って、こりゃ当然。ふ、ふはっ。

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今月6日。この日は、前々回書いたように、行きたいライブが4つあった。新大久保のkito。高円寺のUNARM企画。大塚のISTERISMO。初台のC.O.P。さて、何を観に行ったでしょーか。こういった決めかねてる時って、家からの距離もけっこう重要。この場合、高円寺が一番近い。あとはレア度。この場合は初台。C.O.Pのレコ発(再発)ですから。観たとしたら、20数年振りの再会。というわけで、初台のC.O.Pに決定。ライブ一週間くらい前まではそのつもりだった。でも、対バンの、Colored Ricemenがキャンセル。ガーン。ライスメンって、実はまだ観たことないんよ。観たかったー。で、来年一月にも、C.O.Pのライブが行なわれることを直前に知ってしまった。よって、C.O.P延期。さてどうしよ。kitoのぺったら地獄もものスゴ観たい。が、kito以外のバンドに、まーったく、いやあまり興味がない。kitoワンマンだったら確実に行ってた。でも、興味ないのがたくさん出るのはツライ(いつかkitoワンマン熱望!)。高円寺のUNARM企画は、来年二月のやつとかなりかぶる。というわけで、イステリスモに決定。どんだけお気に入りなんじゃって話ですよ。ネットで実名晒しといて、ホント恥ずかし過ぎますよね。でも、しょうがない。好きなんだから。そういえば友人の言葉にこんなのがある。「好きになったものはしょうがないのよ」。まさにそれ。大塚、家から遠いのにねー

【ISTERISMO】
7/20、中野。この日初めて彼らと遭遇。その記念すべき瞬間。Oppresione Del Sistemaaaa !!


大塚行く前に、ひと駅前の池袋で下車。しつこく毛糸の帽子を探す。ない。全然ない。結局また見つからんかった。 街はクリスマス一色だし欲しいもんはみつからんし。ふてながら久し振りのモスバーガー。うわっ! たっけー! ちょっと買っただけで700円! イライラしながら食べてると東京に遊びにきてる友人からメール。気分がよくなったので、さっそく大塚目指して春日通りをテクテク歩く。その間震度サンと「もしゼンマイアタマでライブフェスやるとしたら、どんなバンドを呼ぶか」って妄想会議を開いた(平和ですね)。震度ナイト&雑音ナイト。案の定、ゆらゆら帝国の奪い合いとなった。結局、二晩連続で出てもらうことで決着。パンク方面だと、ISTERISMOとFRAMTIDはわしが取った。けど、D-CLONE、HAAVA、KROSSAは取られた。くそ。あと、特別枠として復活コーナーを設けた。震度サンはラリーズ。復活ってのもなんか違うような気がするけど、わしも観たいからまあいいや。わしは、White Heaven。このバンド観てないのは、けっこう痛い。と、まあ。こんなドライブ中の眠気覚ましみたいな会話をしてたらいつの間にかチンチン電車と遭遇。大塚到着。ライブ始まるまでまだ時間があるので、初めての大塚をちょっと散策。駅前のゴチャゴチャした感じと、チンチン電車が落ち着く。広島を思い出した。広島駅南口周辺。大塚って、古ぼけた街ですごくいい。

【広島駅のすぐ近く、猿猴橋(えんこうばし)にある、純喫茶パール】
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帰省した時に必ず行く喫茶店。ここ、落ち着きます。バンドの人なんか、広島でライブやった際は是非行ってみてください。帰りたくなくなるかもよ。いつか帰省した折にはレポートいたします。

大塚をさらに散策してると、なんとこの時期にお祭り(いちょう祭)。縁日の屋台も、ちょっとばかり出てる。しかも、ここでも阿波踊り。阿波踊りあるところにイステリスモあり。東京の人ってなんでそこまで阿波踊りが好きなんだろう。東京音頭があるのに。徳島出身の人が多いとか。

【天祖神社にて】
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外で火を見るのって久し振り。子供の頃は、焚き火ってよくしてたけどな。

道に迷いつつ、時間きっかり大塚MEETSに到着。さっそく会場に入る。小さくておもしろいカタチですね。どんな音なんかな。楽しみ。お客さんの入りですが、会場自体が狭いこともあって、まあまあの入りに感じる。ではさっそくスタート。

          2008年12月6日(土) 鋭角な未来 Vol.2 @ 大塚MEETS
    仁籟 / Devoid (富士) / Isterismo / Sex Messiah (大阪) / Die You Bastard !
               Folkeis (名古屋) / Illya (京葉)

【ISTERISMO】
イステリスモの前のふたつのバンドを観て思ったのは、構造と狭さのせいもあるかもしれんけど、スタジオライブの音に近いと思った。でもここはライブハウスなので少々違和感。震度サン曰く、「バウスシアターの爆音上映の音みたい」。なるほど。で、イステリスモ。えーっと、一体何回目だ? いちにい....8回! ホントどうかしてるな。ま、ええわ。三番目の出演なので、まずは音だし確認から。あ。やっぱ、西荻のスタジオライブの時の音に近い。この時点で既に強烈なノイズ。ということは....
演奏スタート。ダーッ! やっぱそうだ。耳がドラムの音を拾いきれん。猛烈なノイズ。うははーこりゃスゴイ。何やってるかわかんねー! 気持ちいいー! 狭いトコであんだけノイズ出されると人間の耳って、低音を認識することがほとんど出来なくなる。あの状態で音を完璧にするには、ノイズを抑えるかドラムの音を強くするかのどっちか。でもノイズ抑えるなんて、PAと対バンが許してもゼンマイアタマが絶対許さーん! ということはドラムを強くするしかない。でもそんなことしたら耳が壊れるような気もするのでそれはやっぱ怖いから狭いライブハウスの時はこのままでいいやー。ところで、最初のバンドでノリノリだった客数名が、イステリスモの時は険しい表情で後ろに下がって行った。ある意味、すごーく爽快で快感でした。うひひ。

次のイステリスモは、20日、高円寺20000V! Lebenden Toten来日ライブでの対バン! うおりゃあー!レベンデン・トーテンもイステリスモも楽しみ過ぎるー!

【Sex Messiah】
かなり楽しみにしてました。Syphilitic Vaginas(梅毒マ○コね)、集団自殺(バンド名です)みたいな猛毒メタルパンクらしい。こりゃ楽しみ。Bathoryのパッチつけた、コープスペイントのボーカルが登場。サ、サタニック。怖い。ギターが女の子。ステージ上が華やかになっていい。悪の華。よくわかんないけど。さて、ライブですが、残念ながらよくわからんかった。曲が悪いとかそういうんじゃなくって、音自体。何やってるのかわからんかった。やっぱ、ドラムがよく聴こえんので、全体像がつかめない。これは判断できん。好きな感じのフレーズもあったので、今度はちゃんとした音で観たい。

【Folkeis】http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=folkeis
名古屋のフィンコア、というかKAAOS直系のバンド(で、いいと思う)。先月も観ました。あの時は震度サン、Folkeisのどなたかがまいた水かぶってましたが、もう許しました? ってかパンクのライブでそんなんイチイチ気にしてたら身がもたん。え? ああ。全然気にしてないそうです。今度はもっとかけてやってください。さて、Folkeis。前回観た時よりかなーり良かった。個人的にこういう音って今好きですし。なんかどっかストレンジで面白いんよね。この感覚ってたぶん、世代の違いもあるんだと思う。ちょっとしたズレから生じる面白さ。なんか、外国のバンド観てる気になるんよね。
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ライブ終了。色んなタイプのバンドを観ることができて、楽しいライブだった。初台、高円寺、新大久保のライブはどうだったんだろう。やっぱ良かったんだろうな。そういえば、先週の大阪ってどうだったんだろ。All Crusties Blood Spit Night。行きたかった。イステリスモとかやっぱ盛り上がったんかな。東京だとなんか全体的に、客、醒めてみえるからね(ひょっとしてわしが行く時だけなんかも)。いつか東京以外で観よう。できれば大阪あたりで。
話しかわりますが、Kriegshog(クリーグスホッグ)とイステリスモが、今年前半シングル出した時、ほとんど一瞬で市場から消えましたよね(リリース数が少ないにしても早かった)。あの時、パンクって今また盛り上がってんだって思った。ところが、ライブ行ったら想像してたのとちょっと様子が違う。盛り上がってる現場を想像してたのに(もちろん盛り上がる時は盛り上がる)、なんとなく醒めた感じ。なんだろう。ステージは最高なのにフロアのこの変な感じ。
昔の話で悪いけど、レコード出した途端一瞬でなくなったとか、そういうバンドがライブやる時って、ライブ行ったらホントその通りの盛り上がり具合で熱くて面白かった。不法集会とか広島にいても熱気が伝わってきたもんな。ネットなんてなかったのに情報がドンドン流れ込んできてた。
今は、一瞬でレコード売りきるようなバンドも、つねに満員になることはほとんどない(わしがみた限り)。わりと入ったとしても、一般の客ってあんまりいないような気がする。みんな顔見知りっぽい。誰ともしゃべってないの、わしら含めてほんの数名。バンドの人の友達や関係者が集まって、わいわい騒ぐのは昔からのこと。これは当然。普通。今、絶対的に変なのは、客の側。レコードは一瞬で市場から消えるのに客がいない。なんだそれ。変。不景気だから? でもパンクのライブって安いよ。あ。ひょっとして単に外に出るのめんどくさいから? レコード聴くだけで満足なのかな。でも不思議と海外バンドが来日する時は満員なんだよな。それなりに盛り上がるし。よーするに日本のバンドはついでってこと? あ。そうか。転売目的でレコード買い占めてるってことね。オーライ。そゆことでいいね。
ゼンマイアタマの主要活動項目のひとつに、『転売目的で購入したものをネットオークションにかけて私腹を肥やすヤツに呪いをかける』ってのがあります。今現在も、ゆらゆら帝国のチケットを転売するヤツに全力で呪いをかけてるように、『転売目的で音源コロがすヤツに超強力な呪いをかける』という項目も今から追加いたします(たとえば、おならが一生とまらないとか)。というわけで、その点踏まえてこれからもコロがしてね。そんでゼンマイ通信も着地点がみつからないままコロがりつづけ長文になったわけです。そんなことより、あー! 来週、レベンデン・トーテン&イステリスモ、楽しみ過ぎるーー! ところで20000Vの時、対バン多過ぎるよ。

【Lebenden Toten】只今、日本全国雑音汚染絶賛巡業中! しかし、旗、でかいね。

Lebenden Toten (from PDX/USA)
Cataleptic Noise Contamination / Japan Tour '08
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posted by 薇頭 at 00:56| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月09日

今日ここでしかないロック

ふあ〜〜 眠い。平日遅くまで仕事して土日ライブ行ってたら、文章って書けんことに気付いた。しかしわし酒弱いな。今日一日、ダメだった。少ししか飲んでないのに、今も体がフワフワする。でも昨日は楽しかったな。やっぱ直に向き合って話をするのはいいなー と、あらためて思った。また一緒にライブ行きましょーねー

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先月21日。この日は金曜日なのでもちろん仕事。しかも繁忙期。でもどーしても行きたいライブがあったので、ひんしゅく覚悟で前もって職場に定時あがりの申請を出した。さすがにヤな顔された。ま、ええわ。ちなみに理由は言ってない。基本、職場の人に趣味のことは話さない。万が一「趣味は?」って職場の人に聞かれでもしたら、「ネットオークション」って答えるつもり。
この日の目的は、ジャジャさんが今いるバンド、WATERBED。バンド名、声に出してみ。ウォーターベッド。何かに似てない? モーターヘッド。そう。ウォーターベッドは、モーターヘッドから名前をとったモーターヘッド好きのバンド(だそうです)。ずいぶん前にも書いたけど、ゼンマイアタマって名前も、モーターヘッドから。モーターをゼンマイに、ヘッドをアタマに置き換えたもの。クスリの意味を排除するため、植物の薇(ゼンマイ)のイメージもかけた、色んな勘違いもふくんだ名前。アホっぽくっていい名前でしょ。やってることはだいぶ違いますが、同じモーターヘッド魂を持つ者同士。そりゃ観なきゃいけんでしょ。

開演時間ちょうどの18時半にアースダムに着くと....客、4、5人。わしら含めて。ふ、ふは。15分くらいおしてライブ始まる頃には、なんだかんだで30人くらいになったので、ほっ(出演者含む)。しかし、みんな見た目コワ過ぎますね。

        2008年11月21日(金) ISM☆GLOW @ 新大久保Earthdom
    ザ・ロマンス / 東京ホームランセンター / WATERBED / Slip Head Butt

【ザ・ロマンス】http://romance-rock.jugem.jp/
ロマーンズではないですよ。ザ・ロマンス。ボーカル兼ギターとベースが女子。ギターとドラムが男子。女の子ふたりが、色違いのカワいい60'sガレージ風ワンピース。U.F.O. Clubでよく観るような感じの音なんかな、と思いながら待ってると、Easy Loverが流れ始めた。ぷっ。ガレージバンドにしてはおかしな選曲だ。ボーカルの子、堂々と踊ってるし。うはは。新鮮。ほら、女子ガレージバンドって、照れ屋さんが多いから。演奏スタート。うへっ!! 文化祭バンドと思ってたわしがバカだった! ビックリするようなカッコいいロック! フェイント喰らった! さらに驚いたのがボーカルの女の子の動き。なんじゃこりゃー! す、すげえー! うははー!ヾ(@°▽°@)ノ
どんな状況だったか詳細に書きたいけど書かん。絶対なーんも知らんで観た方がいい。音源だけ聴いたら普通のバンドに聴こえるかもしれんけど、ライブ、ホントにすごーくいいです。ロマンスのライブ観た人まわりに数名いますが、みんな口を揃えてこう言います。「こんな清清しいバンド観たことない(笑)」。わしもそう思った(笑)。

【東京ホームランセンター】
ソウル&ファンクな大所帯のバンド。日本のこういうバンドって、久し振りに観た。前、何観たっけ。記憶にあるのは、近田春夫のビブラストーン。東京ホームランセンターとはだいぶ違うな。あと、なんかあったような。ま、いいや。ひさしぶりにナマでこういうバンド観たけど面白かった。ところで、大人数のバンドってギャラの配分とかどうなってんだろ。ギャラ出るんか? って、大きなお世話。すまん。

【WATERBED】
この頃にはお客さんけっこう入ってます。年齢層も高めのパンクスばかり。みんなケンカ強そう(女性もね)。長いことパンクやってる人って迫力が違う。言ったら、残った人たちですもんね。そりゃ強いわ。いや、弱いってこと? ま、そんなことはどうでもいいか。
さて、ウォーターベッド。良かった。すごーく。ジャジャさんって、リップ・クリームの時もそうだったけど、良くも悪くもその日の精神状態がモロにライブに出る人。ライブの出来もそれに左右される。他のバンドでこういうのってあんま好きじゃないけど、ウォーターベッド、というかジャジャさんの場合、こういうの含んでアリなんよね。アリアリ。ぜーんぜん問題なし。カッコ悪い言葉だけど、人生とか生き様とか、ジャジャさんってすべてさらけ出してるぶん(全てじゃないかもしれんけど)、その辺のロックにはないリアリティを感じる。もちろんすべての音楽にリアリティなんて求めてないけど、そういう音楽があっても良いと思うし。
音はさすがモーターヘッド好きだけあって、単純明解さも備えつつ、渋いのあったり色んな音があったりでかなりカッコいい、どっちかって言うと大人向けの渋いロック。ブルースといってもいい。泉谷しげるの「寒い国から来た手紙」ウォーターベッドヴァージョンなんて、それこそ「いつかギラギラする日」のラストにピッタリ。乾いた哀しさっていうんかな。哀しい先のホンの少しの光を歌ってる感じ(語彙不足を感じる文章ですね)。あと、やっぱ最後に演奏した、Ace of Spades。最高! ゼンマイアタマ、当然燃えた。サンキューウォーターベッド。また観に行くぜ!

【Slip Head Butt】http://www1.odn.ne.jp/shinjuku-dom/index.html/slipheadbutt.html
事前に知ってたのは、ドラムがムカチンってことくらい。なんも期待せず観たけどなんで今まで誰も教えてくれんかったんじゃー! って叫びたくなるくらい最高だった。あとで気付いたんだけどボーカルの大岩氏ってVID-SEXだったんですね。わし、VID-SEX大好きでしたよ。ライブは観たことないけどフジヤマから出たシングルが超カッコよかったからね。ストゥージズ直系のバンドって今までもわりとあったけど、VID-SEX程カッコいいのはなかったし今もいない(と思う)。スリップヘッドバットはVID-SEXをさらに進化させて極めた感じ。日本のバンドでここまでラフでいい加減な人達って初めて観た。フロア全体がステージになってたもん。大岩氏、寝転んだりウロウロしたり客用の椅子に座って歌ったり、好き放題のやりたい放題。普通こういうのってキライだけど、スリップヘッドバットは逆にステージにいる必要性をまったく感じない。やれー! もっとやってくれー! わしも協力するぜーっ! って感じ。モロ、ゼンマイアタマ好みの混沌具合。MCも笑いっぱなし。「カモンプッシーブルース」って曲では(タイトルからして既に・笑)、大岩氏真面目な顔で、「プッシーの人は前に来て下さい。コックの人は後ろに下がってください。カモンプッシーベイベ〜♪ プッシープッシー♪」。こんなアホなMC初めて聞いた。ビックリしたわ。そんで中盤さらにビックリすることが。なーんと、奇形児のヒロシ氏が飛び入りで参加。うおー! 超レアの贅沢祭り! カン氏とギターバトル開始した時は気絶しそうになった。ベースの石井ちゃんも最高! しかしムカチンのドラムって、尋常じゃなくカッコいいんですけど。ジャッジメントにしても、なんかヤバいとこには常にムカチンあり。うーん。スゴい。職場のひんしゅくかってまで来た甲斐があった! いや、もうそんなんどーでもいい。ビンボーもヤなこともすべて忘れた!(あとで思い出して冷汗)

【Slip Head Butt - Slip Head Butt】('06)
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後日、さっそく購入。こりゃカッコいい。でもやっぱライブ。ライブは音源の100倍以上。ナマじゃないとこのバンドの良さはゼッタイ伝わらん。しかし、ここまでバンドのすべてを語ってるジャケットも珍しいですね。「プッシーの人は前に来て下さい。コックの人は後ろに下がってください」。アホだ(笑)。
http://diskunion.net/jp/ct/detail/PNK0605-016(ここで試聴できるよ)
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実はこの日のライブ、あんま期待してなかった。ところが一年に一回あるかないかの最高なライブになった。こんな贅沢なもんが、少ない客の中観ることができたのは本当にラッキーだった(少ないからこそ最高のライブになったとも言えるけど)。わしらが知らんだけで、毎日色んな場所でスゴイことが起こってるんだろうな。そういえば、大岩氏がベロベロのグタグタ状態で吐き出した言葉が印象的だった。「もっともっとロックしようぜ。今日ここでしかないロック」。こんな言葉が自然に出て自然に心に入ってくることなんてそうそうない。ライブ通いはこれだからやめられん。

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さて、その三日後の24日。この日は祝日なので誰に気兼ねすることなく、冷たい雨の振るなか、新宿ジャムへ。当初、行くのどーしよーかなーって思ってたけど、友人が誘ってくれたので行くことにした。出演、SUICIDAL 10cc(中原昌也、ジム・オルーク)、ジジキ、灰野敬二+高橋幾郎DUO(ふ、不失者!?)の三組。まずは三人で新宿でご飯食べて、そのあと喫茶店で色々とアホ話。ライブ開始時間の19時半近くになってもアホ話。止まらん。最初の出番、SUICIDAL 10ccって知ってたんで、観なくていいんじゃね? ってことになってアホ話続行(ホントにアホですね)。時間いつの間にか20時。そろそろジジキなんでは? ライブ行こうよーと震度サンと友人を急かすも、この二人相当のアホとみえて、ジジキも観なくていいんじゃない? って言い始めやがった。こりゃダメだ。ということで、無理矢理二人のケツを引っ叩いてジャムへ連れて行く。

          2008年11月24日(月)“Opera Aporia” @ 新宿ジャム
             SUICIDAL 10cc (中原昌也、ジムオルーク) /
     ジジキ (西村卓也、久下惠生、中尾勘ニ、工藤冬里) / 灰野敬二+高橋幾郎DUO

お。まだ SUICIDAL 10ccやってる。ラッキーなことにすこしだけ観ることができた。しかし、結構混んでますね。後ろに行くもギュウギュウ。ってか、フロア全員座ってんじゃん。こりゃ後ろ中心に混むわな。ま、裏窓とかPSFのライブじゃこれが普通だけど、あの、体育座りとかあぐらかいてジーッと聴き入る感じってイラっとするんよね。ウソ。いい感じ。SUICIDAL 10cc、割とマイルドなノイズでした(もしかしたら前半はハードだったのかも)。

【ジジキ】http://www.yamimimi.com/ekn/index.html(試聴できるよ)
西村卓也(b)、久下惠生(d)、中尾勘ニ(horn)、工藤冬里(key)の四人。工藤氏もいることだしストレンジなジャズなんかなと思ってたら、本格的だった(当たり前か)。かなりカッコいいフリーなジャズ。みんなよく動くし見た目も飽きん。演奏時間も30分とちょうど良かった。ステージ上も当然対等。安心して楽しめた(安心?)。さっきジジキの公式HP見つけてサンプルあったんで聴いたけど、ライブでやったのと同じ曲なのにかなり印象が違う。サンプル音源のほうはどっちかっていうと、陽。この日の演奏は、陰。二曲演奏したけど、両方とも見事に最後グオーっと上昇して暗闇を突き抜けてくれた。気持ち良かったなー。あと、工藤氏のでっかいサングラスも良かった。

【灰野敬二+高橋幾郎DUO】
当然、不失者を期待。とかいいながら不失者ナンバー演奏したとしてもたぶん気付かん。音源けっこう持ってるけど、いまだにどれがどのアルバムに入ってるかよくわからん。これからもわからんままだと思う。けどライブは観る。たまに。さすがにしょっちゅう観る気には。正直者ですまん。演奏時間一時間半。疲れた....眠かった....。でも良かった。演奏開始から4、50分はリズムがなくて、ま、ようするにメチャクチャやってる時間帯。カッコいいけど、睡魔も当たり前のように襲ってくる。グーグー.... そんで、やっとリズムが入った時間帯が来る。この瞬間がたまらん。でも、その後着地するまでの時間帯がまた睡魔。ここからが時間との戦い。立ってるから足痛い.... グーグー.... パチパチパチパチ。はっ? 拍手。ライブ終了。
いやー良かった。ホント。他の人のことは知らんが、これがわしの灰野氏の楽しみ方。〈カッコいい!・疲れた・眠い・カッコいい!〉。この組み合わせループじゃなくっちゃ。でもこのライブ観たせいで、大晦日ライブ行くの怖くなってきた。あの地獄を思い出した。この四倍の六時間だからね。うーん、どうしよ。今年は欠席か? それとも、また本当の地獄(のち天上)を味わうか。時間はまだあるから、もうチと悩むか。ちなみに、みんなの感想はほぼ一緒になった。眠かったけどカッコ良かったー。正直で素晴らしい感想です。
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灰野敬二+高橋幾郎DUO、そして、WATERBED、Slip Head Buttにしてもそうだけど、久し振りにロックってヤバい音楽って再認識した。そんな一週間だった。ロック長くやってる人って、演奏する方聴く方共にヤバいです。とくにスリップヘッドバット。あれはホントに危険。アタマバカになる。絶対また観に行こう。できれば、客がいなさそうな時を狙って。今日ここでしかないロックを狙って。いや。今日ここでしかないロックは何もスリップヘッドバットだけじゃないもんな。色んなトコにあるはず。それを見つけるためにこれからもウロウロ。

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あー 眠い。やっと書けた。今回いつも以上にヒドい気がする。ほとんど読み返してないし。もうこれでいいや。でも来週も書く時間なさそう。なんとか平日書きたいけど無理だし。シンプルに文章まとめる才能もないし。早いけどもう寝る。しかし昨日は楽しかったなー
posted by 薇頭 at 00:02| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月30日

異世界でドーン!

吉祥寺のラオックスが年内で完全閉店するそう。そりゃそうだよなあ。あんなでっかいヨドバシカメラがとなりにできたんだから。去年、ヨドバシが吉祥寺に出来てからは、わしもほとんどラオックス行かんようなってたし。でもうちの電気製品、けっこうラオックスで買ったの多いぞ。故障したら、荻窪店か阿佐ヶ谷店に持っていけばいいみたいだけど、なんかめんどくさい。吉祥寺でいえば、ロンロン二階の弘栄堂書店が今日で閉店(ブックファーストになる)。そういや、月刊プレイボーイ、ロードショーも今月号で終わる。プレイボーイは買ったことないけどロードショーは中学生の頃よく買ってた。別冊付録とか今でも持ってる。あとエロい記事も載ってたし。友達がクリント・イーストウッドの似顔絵投稿して採用されたこともあった。鳥山明のパクり(空豆クリキントンね)でもいいンか? と思ったあの頃のわしはまだ青かった。そりゃそうと漫画雑誌もだんだん減りつつある。やっとこさ漫画家デビューしたはいいが、廃刊されて、またイチからやり直しって話は現実に腐るほどある。漫画家、いや、出版の未来って闇のような気もする(ネットに移行しても)。わしの今の本の仕事も、この先どうなるのかサッパリわからん。こうやってお先真っ暗的な文章書くとやっぱ不安そうに見えるんかな。みえます? わし、こういうのってあんま不安に感じん。ホントに。三十とっくに過ぎて、まんが描き始めたくらいですから。こわいもんなし。いや、でも金がないのは単純に苦しいな。光熱費節約するからシモヤケも増えるし。うはははー

今月16日。ひさしぶりにコミティアに参加した。といっても、出展参加じゃなく一般参加。ようするにお客さんとして。場所は有明のビッグサイト。カタログを購入して入場(800円也)。開催時間11時から15時半のところ、14時会場入りとちょっと遅めに到着。中は熱気でモア〜ってして暑かった。パンクのライブ以上にすえた臭いも確認出来た。ちなみにコミティアっていうのは『自主制作漫画誌展示即売会』の総称で、一応、薇頭(ゼンマイアタマ)の活動場所です。
わしがコミティアで探してるのは4コマまんが。萌、ゆる、キャラ、ほのぼの、シュール。こういう4コマももちろんいいけど、どっちかっていうと、絵も話しもしっかりしたのが読みたい。たとえば(プロですが)、川島よしお氏。今、漫画アクションで連載してる『おちけん』なんて最高に面白い。落語研究会での女子の友情を描いてて、川島氏にしか出し得んなんともいえん味わいがあってホントにいいです。ちなみに、川島氏はコミティアにもよく出展なさってますよ。

【コミティア86の風景】http://www.comitia.co.jp/
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ここ来るとヘトヘトになる。臭いで。いや、広過ぎて。おもろい人だらけです。

さて、全ブースひととおりまわって数冊購入。震度サンの狙いはというと、「フィーリングのあうやつ」。うへ。単純明快。フィーリングねえ。で、みつかりました?

【電波まんがを探す “狂気” 震度サン。ビッグサイトに異世界出現】
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(注:コミティアはコスプレ禁止です)

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まんが異世界のあとは音楽異世界。新大久保へ移動。途中、人身事故のため赤坂見附駅で地下鉄丸の内線全線ストップ(事故は違う駅で起こった)。けっこう待ったけど全然動かん。しょうがないから、隣のホームの半蔵門線に乗って渋谷行って山手線に乗り換え新大久保に向かう。こういうことって東京ではよくあること。人身事故が日常に溶け込んでるのって変。交通事故死も日常。やっぱ変。感覚麻痺。日常に、望まない異世界が出現。さて、なんとか開演時間前に到着。ほっ。ところでこの日も観たいライブがいくつか重なった。代官山のD-Day、新高円寺のダモ鈴木+灰野敬二+山本精一+吉田達也etc。両方ともメチャクチャ観たい。どこでもドアあったらなー。でもわしらはアースダム。東京からアレと大阪からアレが出ますから。ふふ。それでは異世界へと。

                 2008年11月16日(日)
    “Acid Eater "Dirty EP" Release Party!!! in Tokyo” @ 新大久保Earthdom
       エコダムド / kito-mizukumi rouber / Melt-Banana / Acid Eater

【kito-mizukumi rouber】http://www.myspace.com/kitomizukumirouber
今回で四回目となるぺったら地獄。観る度自分の中で、女体渦巻島度が上がってる。何!? なんでそこでそうなるの!? 何でみんなまともでいられるの!? 吉田輝雄!? い、意味がわからーん!! そんな感じ。産まれたばっかの頃は、一体どうすりゃいいんだ? 的ムードが妖怪達(客)に蔓延。けどいまじゃ色んな妖怪が積極的にkitoワールドに参加してる。もちろん自分の意志に関係なく。目をつむっても布団をかぶっても目が吸い寄せられ、絶対見なければいけない恐怖新聞。そんな状態。ちなみに恐怖新聞は一回読む毎に命が100日縮むわけですが、kitoの場合は三十分です。
そういえばkitoの曲って、乗り移るというか、あとでキますよね。ジワジワと。家に帰ってからも ♪シャイシャイシャシャーイ イェスイェスイェイェース ウィッウィッウィッウィーッ♪ が、アタマから離れないんだけどどうしてくれるーっ!!
と、ここまでは自分の中の勝手なkito解釈に基づき、まんが的に書いてみたわけですが、まじめに言うと、kitoって加速度的に面白くなってる。どこに向かうんだ? って危うさも気に入ってる(エラそうにすみません)。未来ある若者にこそ観てもらいたい。こんなモドかしくておっかなくて面白い音楽ってあんまないです。ダンスミュージックだし。捨て身の。

次回のぺったら地獄は今週土曜、やっぱりアースダムで(えっ!? すぐじゃん!!)。うーん。わし行けるかな。チトむずかしいかも。その日は他にも行きたいライブがなんとみっつもある。高円寺、大塚、初台。どれも行きたい。いまだに悩んでます。どーしよ。タイムマシン付きどこでもドアがあったらなあ。しかし、Dancing sold Night って、どう考えても傑作だと思うんですが。うははははー。俺のサムピック(笑)。

【Acid Eater】http://www.freakscene.info/play/acideater.html
アシッドイーターは大阪のバンド。初めて東京でライブやった時に観て以来(2005年10月)。その時はカッコよすぎて面白すぎて腰が抜けそうになった。U.F.O. Clubが、Maso Club。ここはどこ? マゾの部屋。音は基本ガレージで、スペーシーでモンドなスパイスが注入された、誰かがうまいこといってますが、まさに添加物テンコモリの猛毒サウンド。メチャクチャ甘くてナメ終わったらベロ真っ赤。しかもビリビリ。かなりカッコいいです(変わってるし)。マゾ氏って藤子Aの漫画に出てくるイカれたフレッシュスターみたい。♪ぼくは恋の魔弾の射手よ ドドドン ドーン!! ぼくの指から飛びだす弾はきみのハートをねらいうち!! ドドドン ドーン♪ これはブラック商会変奇郎に出てくる、星光の歌。アシッドイーターって星光以上にカッコいい。ドドドンドーン!!

【Acid Eater - Virulent Fuzz Punk A.C.I.D.】('07)
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超ロー超ファズ。ウルさいウルさい。クラスト好きもハードコア好きも絶対気に入る。はず。
ドドドンドーン!! きみのハートをねらいうち!!

久し振りのアシッドイーターはあいかわらずカッコ良かった。そんでやっぱ変わってた。こんなの他にあんまない。kitoもそうだけど、存在自体.... 変。フサオさんのギターってすごく面白い。全体の音の中心から少し離れたところをグルグルまわって、それで、全体のバランスをとってる感じ。うまく言えんがそんな風に聴こえる。この四人のバランスって絶妙。そういえば、スピードってそんなに出てないはずなんだけど、体感的にものスゴ速い。なんでだろ。気合い? いきなり話変わるけど、『いつかギラギラする日』のリメーク撮るなら、函館のライブハウスシーン、絶対アシッドイーターがいい。カッコいー! この映画、観てない人っていませんよね。観てなかったら絶対観たほうがいい(映画館で)。キライって人もたまにいますけど、その人すっごくツマンナイ人です。たぶんアシッドイーターの良さもわかんないでしょう。世の中そんなもんっすよ。

【Acid Eater - No! No! No!】(YouTubeより)この日のライブの模様。ヤバい! カッコ良過ぎ!
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ライブ終了。さっそく物販で、ニューシングルとツアー限定Tシャツ購入。やった!

【Acid Eater - Dirty EP】('08)
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オリジナル1曲、カバー2曲。B面とくにスゴいです。アシーッド! 日本現行ガレージバンドの間違いなく最先端だと確信(後ろ、誰もいなかったりして)。
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いやー ところどころ忍耐が必要なライブでしたが、全体的に面白かった。普段行けんトコまで行くことができた。まさに音楽の異世界。サンキューkito & Acid Eater !! でも、この日一番面白かったのは、震度サン。あれにはたまげた。スマンがこれはさすがに書けないです。うひひ。

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昨日、高円寺でライブ観た後、いつものお店に晩ご飯食べに行った。そこに偶然いた知人から聞いた話に軽くショックを受ける。あるバンドが解散したとのこと。わりとよくライブやってて、いつか観ようと思いながら、なんとなく先延ばしにしてた。結局観ることが出来なくなった。自分で「バンドなんていつ解散するかわからんから観れる時観たほうがいい」とかいいながらこの有様。昨日行ったライブでも音楽の未来になんとなく不安を抱いた。ライブが最高だっただけになおさら。このままだとホントにやばい。自分が。いや、それもそうなんだけど音楽が。ナマの音楽が。ネットで情報ひろって、YouTubeで観れれば大満足な世の中。このままだと何年後かにはソフト自体が完全に消える。からっぽのハードだけポツン。百年後の若者の呟きが聞こえる。「二十一世紀初頭のヤツらは、消費優先のボンボン野郎だった」。ところで、ネットって一時間見るごとに寿命が一時間縮むって知ってました?
posted by 薇頭 at 21:57| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月23日

夢の蝶々

首がまわらん。死ぬ。もうダメ。借金だらけ。じゃなく、ホントに首がまわらない。痛くて。久し振りに、寝違え(寝違い?)やってしまった。こんな痛かったっけ? 発生から四日経ったんで、だいぶ良くなったけど、まだ、朝起きるのツライ。カラダを起こすだけで、朝からギャーギャー騒いでしまう。すまん近所。布団を押し入れにしまうだけで、5〜6分かかる。ヒイヒイ。やってしまった当日は、あまりの痛さに泣きそうになった。自分で首揉んで、風呂で首のまわりをあっためた。翌朝、痛みが増した。ネットで調べたら、揉んであっためるのは厳禁とあった。ふ、ふは。プロ野球とかたまに、寝違えやって試合出ん人がいますよね。カッコわりーとか思ってたけど、自分がそうなるとものスゴ落ち込む。わし、音楽やってなくて良かった。寝違え当日にライブなんかあったら、この状態で演奏なんてできん。絶対無理。あとシモヤケにも注意しなきゃ。あれが手の指にできたら大変です。何年か前に指にシモヤケできて絵が描けんくなったことがあった。バンドやってる人なんてとくに寝違えシモヤケに注意。首がまわらんシモヤケだらけのクラストってみっともないもんね。ホントは観てみたいけどね。さて。だいぶ指があったまってきた(アタマも)。そろそろ本題。そういえば、名古屋の例のライブ、今日かー。行きたかったなあ。いいや。もいっこの方は来週観れるし。しかし色んなバンドの来年のライブ予定、続々と発表されてますね。初っぱなからドエライいのがあるし。こりゃ行くしかあるまい。まさかこの歳でハッピーさんを観ることができるなんて。長生きするもんだ。

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今月7日(金)。この日は、吉祥寺Manda-La2。工藤礼子&工藤冬里デュオライブ。楽しみにしてたんよね。ゲスト、朝生愛さんだし。この組み合わせってクリスマスに観たい。なんとなく。そういや、日本はすでにクリスマスモードに突入してるようですね。近所のスーパーマーケット、既にクリスマスソングが流れてるし、街はイルミネーションでピカピカし始めた。ということは近所の家も、また電飾だらけになるんかな。広島の実家の隣町が、けっこう有名なクリスマスイルミネーションタウンなんよ。年々、ハデになっていくのって、意地の張り合いの結果なんかな。こういう横並び電飾タウンって日本中にけっこうあるんでしょうね。原発、いくつあっても足りんね。

                  2008年11月7日(金)
      PSF Records Presents 工藤礼子・工藤冬里 Duo @ 吉祥寺Manda-La2
                   ゲスト:朝生愛

【朝生愛・平野剛 (p)】http://www.myspace.com/pedalrecords
ドゥームなわっるい人たちほとんど来てなかった(わしら以外)。ソロの朝生さん久し振り。ソロの場合バンドと違って自分の感覚で時間を操れるわけですから、そりゃあ面白い。朝生さんの時間感覚と自分の時間感覚があう瞬間ってのがあって、そのジャストの瞬間がきた時はかなり気持ちいい。他にも自分時間で演奏する人ってけっこういるけど、自分とあわん人もいる。パッと思いつくのは90年代に入ってからの矢野顕子。スタジオ音源は好きだけど、ライブの矢野顕子はイライラする。これは、たんに相性が合わんだけの話。音楽性の否定ではない。あと松山千春。
♪なぁがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい♪ これを歌いたかっただけ。
平野氏のピアノが入った時は、そのリズムみたいなのがズレた気がして、最初は違和感を感じた(あとは消えた)。でもその違和感みたいなんが大事なんかなあとも思う。ライブは一種の、物語りみたいなもんですし。色んな流れがあるのはふつうなこと。その辺演奏する側は考えながらゲストを人選したりするんだろうか。というかバンドってもの自体、自分の物語をうまく運び易い人選で構成したりするんだろうし。ってか、誰でも、自分好みの人選でまわりを構成する。意識的にも無意識的にも。家族友人恋人なんか。それができん実社会(会社)は、ストレスだらけ。たとえ自分好みで構成したとしても衝突はしょっちゅう。それふつう。アリアリ。そういやここ数年、震度サンとでっかいケンカしてない。そろそろバトルしたくなってきた。

【工藤礼子・工藤冬里Duo】
さて、お二人のライブ。に、いく前に、ちょっと寄り道。工藤冬里氏率いる、Maher Shalal Hash Baz (マヘル・シャラル・ハシュ・バズ)を見始めたのが一昨年暮れから。わりと前から存在は知ってたものの、食わず嫌いで避けてた。なんか難しくね? かったるくね? そう思ってた。で、一昨年暮れ、友人からマヘル音源色々聴かせてもらってあんまり良かったんで驚いた。かなり面白かった。ふつうのポップスみたいだし、でもストレンジだし。ようするに面白い。ライブ観に行った。そしたらスタジオ音源以上にストレンジだった。音楽もそうだけど他の部分。つかみどころがなくアタマん中スルスルすり抜ける感じ。ン? その時は、なんに対する違和感なのかよくわからんかった。けど、あとで何回か観るうちになんとなくわかった。
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ライブ行く楽しみって色々あって、ナマで音楽聴けるのはもちろん、そこで何が起こるかわからんワクワクドキドキもそう。とはいえそんないつも何か起こるわけもない。でもたまーにスゴい現場に遭遇したりする(夏に観たJudgementもそう)。あと、メンバーの関係性を見るんも楽しい。ほら、ヒトって、一人から二人になったらごく自然に関係性が生まれるじゃん。対等とか、わしこの人よりアホだ、とか。バンドもそうで、端から見ててわかる時がある(もちろんわからん時もある)。理想は、全員対等。対等つっても色々あって、全員低い位置で対等ってのもあるけどこれは観ててつまんない。最高なのは、狂った位置で全員対等(狂った位置?)。その代表が、リップ・クリーム。彼らが、普段の付き合いで対等だったかどうかは知らんが、ステージ上では全員対等で狂ってた。漫画みたいだった(漫画みたいという言葉はこういう時に使う)。話戻るけど、友人知人すべての人達の中で、一番アホな位置にいるのはわしだと思う。そんなん思わんでいいがそう思うこと自体アホだからやっぱアホなんだろう。そんで隣には震度サン。いや、震度サンよりわしのほうが下だな。昨日は。今日は上だと思う。明日は知らん。
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一昨年、初めてマヘル観て、ン? と思ったのは、ステージ上での関係性。これが不思議だった。他のバンドではあまりみたことがない感じ。なんだ? と思ったり、なるほど、と思ったり。この感じって、自分の中からポイっと捨てることもできる。けど、ギリギリどこかで波長があう(なんで合うかわからん)。朝生さんのリズムが偶然自分に合ったように、これはもう自分ではどうしようもない。ほら、友達が出来る時とか、人を好きになる時もそうじゃん。「気が合う」「好きになる」。理屈ぬきで一歩先に進む、あのいい感じ。

よし。前置きシンプルにまとまった。ここから、工藤礼子・工藤冬里Duoライブ。

わしが観た工藤氏関連のライブでは、初めてステージ上が対等なライブだった。あ。去年観た、[工藤礼子・工藤冬里・灰野敬二・白石民夫]のライブも対等だった。あれは「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」だった。ゴジラが灰野氏、エビラが白石氏。で、モスラが工藤氏。ということは、当然、妖精小美人は礼子さん。うーん。この配役で観てみたい。時に、ザ・ピーナッツって最高だよな。
この日の構成は、工藤礼子さんのソロアルバムを中心とした内容。冬里氏がピアノで、礼子さんがボーカル。冬里氏、時折、床を蹴って、おかしなリズムを混ぜてた。これが良かった。とはいえ、うっせえってたまには思うわけだけど、そういうの含めて好きだったりする。礼子さんがニコニコしながらクルクルまわってたのも、かわいくて良かった。最後の最後、ほんの少し冬里氏が歌った時は、ちょっとグッとくるものがあった。一瞬で、全部もってった。

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左【マヘル・シャラル・ハシュ・バズ with 篠田昌已 - 腰くだけの犬】(DVD)
1987年のライブ映像。工藤氏、基本的になーんも変わってない。でも、今のマヘルとぜんぜん感触が違う。アラムブラのヒマワリの種。うひひ。この緊張感がたまらん。ナマだと、もっと面白かったんだろうな。今も面白いけどね。
右【G-Modern / 28号】モダーンミュージック発行
工藤礼子さん特集号。メールのやりとりによるロングインタビューが面白い。時折、ハッとするような言葉に出くわす。例の友人もチラッと登場。うはは。キム・ドゥスの記事、小沢靖氏の追悼特集もよかった。あと、やっぱ生悦住氏の冒頭文。〈「素晴らしい本物の音楽」を聞き分けることのできる人〉。うーん。自信ない。精進いたします(ウソ)。
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はあ。なんとか詳細なレポが書けた。ライブレポートじゃなくって、別のレポートになったけど。タイトル「私の勝手なマヘル観」みたいな。友人の期待にそえたとは到底思えん。まいっかー。

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さて。ここまで読んでくださった、パンク方面の方はいらっしゃるんでしょうか。もし一人でもいたらうれしい。パンクのライブも色んな関係性が見えて面白いよね。駆け引きとかかなり見える。人の駆け引き以上に、音の駆け引き。あと、客とも駆け引きしてる。パンクって、基本、バンドと客が対等(高い位置? 低い位置?)。他のジャンルって、案外、バンド(主催者)主導が多い(主にメジャー方面。あんま行ったことないけどそのくらいわかる)。アホか。聴く方、演奏する方、対等だっつうの。関係ないけど、最近なんか息苦しくない? 社会全体、生活一般。変。前は漠然としたこの感じ、具体的なカタチでドンドン現れてきた。どうなるんだ? この世界。
平等で対等な関係なんかハナから望んでない。みんな幸せでヨコ並び。なんじゃそりゃ。どう考えても、政治家よりわしのほうがエラい。あいつらゲのゲ。あ。あと大マスコミ全般もゲのゲだな。あいつらまとめてゲのゲのゲのゲですよ。ゲのゲのわしに言われるんだもん。ゲゲゲのゲですよ。
♪ゲッゲッ ゲゲゲのゲー♪ です。おばけだらけです。

【シーツ干したらチョウチョがとまった。すぐに飛んでいった】
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Bob Lind - Elusive Butterfly(邦題:夢の蝶々)
posted by 薇頭 at 21:37| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月15日

どこでもドア、ほしいよぉ〜

今晩、大阪で、すんばらしいライブがある。(既に終了。11/15、午後11時・記)

地元から、Devastated Goes... & Lastsentence & Ferocious X !! Ferocious X 観てぇ〜!
そんで東京からは、Zenocide !!! そして、HAAVA !!! うおー! HAAVA 最高〜 !!!

関西方面の人で、パンクに興味があるけど、なに観に行ったらいいかわかんないって人がいたら、この企画は絶好の機会。最高の組み合わせ。ハードコア、クラスト、スラッジ、スカンジ(フィンコア)、万遍なく楽しめますよー。Let's アメリカ村 IKOIKO !! しかし最近のパンクって、個人的にかなり楽しいんですが、これは思い過ごしの一種なのだろうかとも思ったりするけどどうでもいいや〜 あ〜! 今から大阪、遊びに行きてえよぉ〜 どこでもドア、ほしいよぉ〜(泣)

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現在の時刻、午後11時。こっから追記っすよ。ふふふ。こっからが始まりっすよ。こっからが本番っすよ。超シンプルにいくっすよ。

今月一日。二年振りに神田古本まつりに行った。前は古本目当てで行ってたけど、ここ数年は食い物目当て。タイ料理やインド料理の屋台が出るのでそれ狙い。青空の下で食べるのって、味、五割増しでうまくなる。PCに向かいながら食べるかっぱえびせんと、夏の浜辺で潮風にあたりながら食べるかっぱえびせんって、これが同じかっぱえびせんか!? ってくらい違うもんね。あ〜 また島根県浜田市の誰もいない浜辺でのんびり弁当食いてえ〜(ただしトンビに注意)。
たらふく食べたあとは、当然古本も見たい。でも、あの人ごみの中に入る気力はナイ。ここ数年、混み具合が加速してますよね。古本まつりも吉祥寺も。吉祥寺はどうでもいいが、古本って、今ブームなんかな。デパートでやってる古書市って、クラストライブより混んでますもんね。荒くれ者もパンクのライブより多いし。ところで、古本祭りに来てる人達って、みんな本が好きで、本、いっぱい読んでるんですよね(わしら除いて)。活字を読むと、想像力豊かで洞察力も身につくんよね。言い換えれば、人に対してやさしくなるというか。子どもの頃、先生によくそう言われた。わしも本たくさん読んだら、この人達のように、かしこくやさしくなれるんか?
そういえば、偶然、ズデネック・ミレルの原画展を観ることができたのはラッキーだった。「もぐらのクルテク」のミレル。今まで興味なかったけど、原画を観たら、あんまり良かったのでビックリした。絵本てどっちかっていうと食わず嫌い。今の絵本を取り巻く状況って、作家も売るほうも買うほうも、なんかこうあんま友達になりたくない感じの人ばっかで構成されてるようにみえるけど(言葉の毒素、完全除去しました)、ミレルはそんな感じがまったくなかった。

【ブックハウス神保町】http://www.bh-jinbocho.jp/ ミレル原画展、10月9日〜11月18日。

神保町のあとは亀戸に移動。これはもちろんライブを観るため。この日は、アースダムでもかなり行きたいライブがあった。KriegshogとDeathtribeのレコ発。でも、わしらは亀戸。ゼンマイアタマ的にこれは当然の選択。イステリスモが出るからね。といいながらも、実は結構迷った。でも亀戸のほうはもうひとつ猛烈に観たいバンドが出る。というわけで亀戸。ではさっそく。しかし、今日のライブハウスの名前、ずいぶんシブイですね。
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30分押しのため外で待ってると、徐々に、わしら含む汚くて臭い人達が集まってきて階段に列が出来始めた。今日は、客入れ段階からメインとは別のバンドが演奏するらしい。早めに入場しようと並んでたら、すでに最初のバンドが演奏開始。え? まだチケット購入の列にいるんだけど。演奏終了。Vi-Vi Punx、漏れてくる音だけで、どんな感じなんかまったくわからんかった。観たかった。残念。で、入場したら、Digraphiaが演奏してたけど、あまりのあわただしさで、これまたほとんどおぼえてない。残念。こっからメインライブ開始。

       2008年11月1日(土)Bastard Rock Nite @ 亀戸ハードコア
         Isterismo / Control (80'S 博多) /Contagion (大阪) /
            End of Pollution (博多) / Hazard / Illya

おわ。イステリスモがトップ。ショーック。いや、ほら、一番楽しみにしてたバンドが最初だと、後ってわりと疲れる。そんなことない? わし、好きな食べ物は後回しにするタイプ。とはいえ、これはライブ。思いがけない出会いもあるかもしれんから、こればっかりは終わってみるまでわからん。
さて、この日もトリオ形式。トリオ・ザ・イステリスモ。なんか、だんだん三人のカタチに慣れてきた。六回観たうち、すでに三回がトリオ編成。話しそれるが、わし、いつの間にか広島より東京で暮らしてる時間のほうが長くなってた。どっちが好き? って聞かれれば、なんとなく広島のような気もする。これは瀬戸内海の存在が大きい。ようするに地形的な部分で広島。広島の人や文化に思い入れはあんまない。広島に帰って会う友達もいないしね。というわけで、イステリスモも4人のほうがいいなー。というわけで?
お客さん、ひさしぶりに盛り上がった。そういえば、曲の始まり方がいつもと違ってた。メチャクチャカッコ良かったなあ(詳細は書かんよ。気になる人はライブ行って確かめて)。
彼らって、勢いにまかせてやってるようで、そうじゃないと思う(たぶん)。これは現場での彼らを見てるとよくわかる。なんでそう思うかはやっぱり書かん。それこそ、自分でライブ行って確かめて。金払った分、というか、それ以上楽しませてくれますから。それにしても、完全体イステリスモ、はやくまた観たい。名古屋と大阪行きたい。やっぱ、東京でやるより面白いんかなあ。どこでもドアがあったらなー

【Control】(80'S 博多)
このバンドが観たかったんよ。存在まったく知らんかったけど、チラシのコピーを読んで、これは行かねばなるまいと思った。「from 80's 博多。Confuse Ghost...」。これ読んで興奮せん人っているんでしょうか。コンフューズですよ? フロム80's博多ですよ?
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ひさしぶりにパンクの世界に戻ってみたら、世界中がオモロイことになってた。80年代九州パンクに影響うけたヤツらが異常大発生。こ、これは... グレート! どうしようもないバンドから、最高なバンドまでウジャウジャのグチャグチャ。厳密にいえば、九州パンクの音と違うバンドもいっぱいいるけど、アートワーク含め、少なからず影響受けてるのは間違いない。これって、60年代ガレージパンクの状況に似てなくもない。というか、動機の部分ではほとんど一緒。自分がいいと思ったものをやる。マネとかパクりとか、何?それ。関係なし。“音楽で自分を表現” するものが世の中にはあふれてるけど、今のパンクの連中は、音楽のことが好きでやってるって感じが伝わってきて、聴いてるこっちまで楽しくなってくる。
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というわけで、楽しみにしてたコントロール。どうもアンプの調子が悪いようで、始まるまでかなりの時間を要しました。しかも、この頃から会場全体に、なんか妙な重たーい雰囲気が漂いはじめてるし。ひょっとして.... 悪霊?
爆竹バラマキながらなんとか演奏を始めたコントロールですが、これがちょっと正確な判断が出来んようなライブでした。コントロール側に原因があるのか、会場側に原因があるのかさえ、まったくわからん状態。楽しみにしてたぶん、残念。
ただ、あの、ほとんどナマ音に近いベース音と、トストス鳴ってるドラムについては、「80年代九州ノイズコアの一般的イメージが世界中を伝言ゲームのように伝わりいつの間にか出発点に戻ったものの最初とはだいぶ違って伝わった」っていう風に感じた。でもこれはこれで自然なこと。伝言ゲームは、常に枝分かれしていくもんだし、解釈も結果もそれぞれだもんね。そう! アリだぜアリ(ジャジャさん語)!
ちなみに、わしが80年代に観たコンフューズは、混沌とした超カッコいいバンドだった。レコード音源より遥かに良かった。見た目もカッコよかったよ〜。その時撮った写真、どっかにあるはずだけど、さっき探したら見つからんかった。いずれユックリ探そう。

【End of Pollution】(博多)
「博多 Female Vomit Crusties」とか紹介されたら、そりゃ期待します。ギターの女の子の着てるTシャツが、Discloseですし。
なんか全体良かった。ギターの人の歌い方とベースの人の歌い方が対照的なのも良かった。意外性もあった。ベースの音の作り方が、コントロールと似てたのは、同じ博多だからなんかな。地域性が出てて面白かった。しかし、会場全体を覆う妙な空気はそのまんま。やっぱ.... 悪霊?
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他にも色々出たけど終わり。ゼンマイアタマ的には、この日はイステリスモにつきます。最初はトップでの出演にガッカリしたけど、あとで考えたらこれで良かった。というのも、悪霊の力がまだ発揮される前だったから。いやしかし、色んな意味ですごいライブだった。ヘッポコポルターガイスト出現。バンド側は大変だったろうな。客のわしらがあんだけヘトヘトになったんだもんな。

帰りにもらったチラシの中に、あー! HAAVA 発見! 観たかったんよ! でも明日じゃん。ん〜 でも観たい。というわけで〜

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          2008年11月2日(日)Punk Konsertti @ 高円寺ROOTS
       Deathtribe / High Socitys /高橋組 / Folkeis / Intruders / Haava
            (出演順、自信ない... たぶんあってると思う)

パンクのライブって、一度にたくさん出るしバンド名わからんかったりするし同じような音もあったりするので、実はおぼえてないことも多かったりする。ヒドいときは、帰りの電車の中ですでに何が出てたか忘れてることさえある。正直いうと、こういうことってしょっちゅう。皮肉や冗談じゃなくホントにわからなくなる(あ。名前、名乗らんバンドもいますが、そんなん全然構いません。いいバンドと思ったらライブハウスの人かその辺の人に聞きますから)。記憶に残るのは当然カッコいいバンド。それかメチャクチャなバンド。“ふつう” のバンドは、どんどん記憶から削除されていく。もう片っ端から。歳とっていくにしたがって、記憶削除範囲も広くなって、スピードも加速して、いつしか自分の存在自体忘れていくに違いない。おー それ理想。

【Deathtribe】
ここんとこ連続で観てます。さて今日はどうでしょう。うおー! 今まででベストライブ! って、まだ三回目なんだけど。でもホントに良かった。音、初めて全部真ん中に集まってた。やっぱ、迫力が全然ちがう。ハイトーンの曲も、初めて心底良いと思った。めずらしく、震度サンもノリノリだった。前日のレコ発も良かったんだろうなあ。観たかった。予約してるシングル、早く取りにいかなきゃ。

【Folkeis】http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=folkeis
名古屋のバンド。初めて観ます。最近、なぜか名古屋のバンドばっかり観てる。近いもんな。今度遊びに行こう。あー 23日行きてえー。それよりFolkeis。ボーカルの方がKAAOSのロゴの物を身につけて、声もリバーブ全開の巻き舌唱法。もろフィンコアで好み。良かった。デモCD-Rも良かった。また観よう。ってか、12/7大阪 All Crusties Blood Spit Night に出るんですよね。行きたいなあ。 が、行きません! だって、7日は新木場で〜♪

【HAAVA】
観たかった! イステリスモのベーシスト、JUNがボーカル。しかもフィンコア。うへえ! そんでバンド名に “A” が並んでる! 絶対観たい!
初めて観るHAAVAは、ホントに最高でした。音はもちろんアレ。そこに、キャラ立ちまくりの各メンバーがかぶさって、既にコピーを脱してるように感じた。JUNって、イステリスモでも良いけど、HAAVAでも良い。いや。キャラクター性なら、HAAVAでの彼のほうが上かも(あのボーカルスタイルだから)。あと、曲間の彼の言葉や(ちょっとグッときた)、ライブ終わってからアンコールやるまでの行動が最高でね(笑ったー)。キャラ立ちまくりでした。これぞパンク! そうまさにパンク。面白くてカッコ良い。イステリスモ共々、近いうちにまた!
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ライブ終了。最近のパンクって、過去のバンドの単なる焼き直しじゃなく、過去をうまく消化して昇華してる。かなり面白いことになってると思う。ピーギャードカシャー、辺境クラクラ。オモロいバンドがたくさん(忘れるバンドもたくさん)。
そういえばこの日一番おもしろかったのは、Folkeisのどなたかが、客のほうにむかって水をまいたんですが、震度サンにもろかぶったんです(わしには一滴もこんかった)。その時の震度サンの顔! ぷぷっ! で、今晩の大阪どうだった? HAAVA最高っしょ。ああー 行きたかったなー。どこでもドアがあったらなあー。

【アキえもーん。どこでもドア、出しておくれよぉ〜】
081115.jpg
(ラフ画で失礼)

ピーギャードカシャー(続きを読む)
posted by 薇頭 at 11:51| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月09日

才能、限りなくゼロ

普段、本を作る仕事をしてるんだけど、たまに著者さんからファックスやメールで指示をもらうことがある。大抵は事務的なやりとりだけで終わるけど、稀にフレンドリーな人もいる。『ロックでパンクなやさぐれライターでーす』。いきなりこう自己紹介された時は、この仕事はなるべく早めにあげなければと思ったウソのようなホントの話。ちなみにこの人、クドカンではない。

前回も書いたけどいそがしくなってきた。いまさらだけどまんがのほうにも時間を割きたい。いいかげんコミティア出たい。というわけで、しばらくゼンマイ通信、シンプルにいきます(書けそうなときはちゃんと書きます)。やる気がなくなったのではない。ゼンマイアタマの活動項目の割り振りを変えて、チトでも滞ってることから脱出する。わしは不器用なので、ふたつ(正確にはみっつ。よっつ?)のことが同時に出来んということが、今の今になってやっとわかった。そんで、一段落したら本レコードCDを減らし部屋をきれいにしてすべてをシンプルにする。すまん。自分にむけた文章のっけて。では、さっそく先月27日、新高円寺U.F.O. CLUBライブでのことを。

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静かなライブってひさしぶり。最近、パンク方面ばっか行ってたからね。新鮮。お客さん、汚くないし臭くないし。空気がうまいぜ(ホントはどっこいどっこい)。しかしパンク(とくにクラスト)のライブって色んな臭いがしますよね。異臭というか。服臭いは酒臭いわタバコ臭いわ。80年代は、これにダイエースプレーの臭いも加わってましたね。シンナー臭もしてた(トイレで)。スモーキーな香りも漂ってましたし。そういえば、パンクのお兄ちゃんが、タバコ吸いながらダイエースプレー使って、スプレーに引火したのみたことある(意外とすぐ消えた。残念)。ドリフみたいだった。おもしろかった。こういう光景って、日常的にあったんだろうな。今はパンクのライブも平和でいい。ケンカもほとんどないしみんなニコニコしてる。そこかしこでお茶飲んでオフ会やってプレゼント交換して、サブカルトークショーもやるし若手お笑い芸人も出てくる。あと、こぶ平もオアシスもグループ魂もゲストで出る。楽しいでしょ、パンクのライブって。だから来い。いや来て。やっぱ来なくていいやー。文章短くするつもりが、また長くなってる。本題にいく。
ん? 今日って、ドゥーム系のライブでしたっけ? どっちかっていうと、アシッドっていうかサイケデリックなライブですよ。それにしては、ドゥームな方がかなりいらっしゃいます。長髪で黒っぽい服装で目が死んでる。ってそれ、わしらじゃん。でも、ほんとドゥームな人が多いな。朝生さん目当てかな。朝生さんって最近、ドゥ−ム方面の人たちとも交流してますもんね。たぶんその流れなんでしょう。で、何がいいたいんだっけ? あ。思い出した。静かなライブに来るの、なんでひさしぶりなのかってことを言いたかったんだ。目当ての静かなライブは、大抵平日だから仕事でなかなか行けない。そして、休日にあったとしても、うるさいライブと重なるから。単純明快。〈静か・うるさい〉でライブの種類をわける時点で、わし単純?わしアホなん? とも思うけど、それはさておき、なんでうるさい方を選ぶかっていうと、ハズレライブを想定すると、静かな方よりうるさい方がましだから。バカやってハズされるほうが笑える。しかし思うんだけど、世の中がロハス・スローライフとか言い始めたあたりから、イライラする静かな音楽が増えてきてる気がする。気がするというか実際増えてる。増えてる? いや、これは加齢による若者への嫉妬かもしれん。そうだとしたらイヤだなあ。ま、どうでもいいかー。さて今日はイライラするんでしょうか?(なんだかんだで長文になるんだよなあ)

     2008年10月27日(月)Ignatz Japan Tour 2008 @ 東高円寺U.F.O. Club
   道下慎介(LSD-march)+植野隆司(Tenniscoats)+高橋幾郎(ex.不失者、渚にて、光束夜)
    朝生愛グループ / Ignatz / Helena Espvall(Espers) and Masaki Batoh(Ghost)

【道下慎介(gt)+植野隆司(gt)+高橋幾郎(d)】
高橋氏は何度か観てますが、道下氏と植野氏は初めて。ほんとは、LSDマーチ、テニスコーツを先に観たかったんだけどしょうがない。いったいどんな感じなんだろう。
色んな感じの曲やるんですね。おもしろかった。はっぴいえんどっぽいのや(米西海岸風の音に風街な日本語詞がのっかると、なんでもはっぴいえんどに聴こえる。自分に腹がたつ)、情念っぽいのや、最後はヴェルヴェッツっぽいのもやった。ややこしくなくて良かった。楽しかった。各人の演奏スタイルについては、いつもこんな感じなのかすこし変えてるのか、それはわからんかった。色々思ったこともあったけど、LSDマーチ、テニスコーツをちゃんと観たら、また書こう。忘れてなかったらの話しだけどたぶん忘れる。

【朝生愛グループ】http://www.myspace.com/pedalrecords
この日初めて観るドゥームな人も多いんじゃなかろうか。何年か前にシェルターで小文字のボリスと共演したから、その時に観た人もいるんかな。そういえば栗原さんって、事実上、もうボリスのメンバーですね。いや、そんなことないか。ホール&オーツはホール&オーツで、プリンスはプリンスなわけだし。でも、こぶ平はこぶ平で正蔵じゃないもんな。だから栗原さんは栗原さんのままなんだ。自分でも何書いてるかわかんないや。
そういえばボリスと共演した時の朝生さんって、最初から最後まで客に背を向けて、後ろ向きに歌ってた。わしら、初めての朝生さんのライブだったのでチトおどろいた。エメロンCMの撮影かと思った。日本縦断ふりむき娘なんかと思った。それ以来、エメロンスタイルはないけど、あれは不思議なライブだった。
この日のライブは、寺西千秋氏(key)、中村宗一郎氏(d)、そして朝生さんの三人でのバンド形式。ソロも好きだけどバンドも好き。バックのお二方が、朝生さんの音楽をよく知ってるので(当然です)、全然ジャマにならん。むしろ別の側面を引き出してると思う(思ったことをそのまま書くと自分のアホさ加減を世界中にさらすことになってしまうけど時間もないのでこれでいいや)。

【Ignatz】http://www.myspace.com/ignazt
ベルギーの人。バンドかと思ってたらソロでした。ステージにギター持ったまま座って、まわりに機材を色々おいて演奏する、エメロンスタイル。ようするに後ろむき。どうやらシャイな方のようです。ふふ。でもあんま気にならんかったな。というのも、目を瞑ってる時間のほうが長かったから。音だけ聴いてた。
陰鬱でフリーキー、声にエフェクトかけて、全体をモコモコにしてある面白い音楽。アシッド・フォーク・ミーツ音響系? 若い人を中心に認知度が高いのも頷ける。
中古レコード屋のアシッド・フォークコーナーで、白地に手描きのヘロヘロ書体でバンド名のみのいいかげんなジャケットのレコードを偶然発見して買ったら大当たり。CDよりもレコード。ライブハウスより自宅で聴きたい。Ignatzはそんな感じ。すごく良かった。

【Helena Espvall(Espers)&Masaki Batoh(Ghost)】
一月に観たとき以来。この日は、ライブ始めるまでかなり時間がかかった。幕があいたらなんかビミョーな空気が流れてた。演奏自体もどことなくなんとなく妙な感じがしたけど、なんでかわからん。こちらの集中力もすでに切れてたので、具体的な感想を書くのはやめよう。
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ライブ終了。結果、ところどころイラっとした。これはバンド側に原因があるわけじゃない。わしら自体がダメなんよ。ほら、みなさんご存知のように、わしら今、パンク率高いじゃん。パンク率が高いと静かな音楽にジリジリし始める。ウオッリャアー! と叫びたくなる。すべてがまどっろこしくなる。いや、すべては言い過ぎた。ようするに、本宮ひろ志の漫画キャラになってしまうんです。かなりの確率で俺の空。安田一平のライバル、武尊善行。ハーレー走らせながらセックス。ゼンマイ “直管ライダー” アタマ。
冗談はこのへんにして、一割マジメに音楽に例えて言うと、なんちゅんかな、メイヨ・トンプソンは好きでも、メイヨ・トンプソンを連想させるメイヨ・トンプソンっぽいのは、なんじゃそりゃ? なんです。アンプに、Corky's Debt to His Father、The Parable of Arable Land(描くの大変そう)描いててほしいんです。早い話、D-Cloneショックが今も続いてるんですね。あ〜〜〜〜 11/23名古屋、D-Clone & Isterismo観てえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜! アーンド! 12/6・7大阪、All Crusties Blood Spit Night !! スッゴク行きたーーーーーーーーーーーい! が! 行かぁぁぁぁぁぁぁぁん! だって、6日はあれで、7日は新木場で〜♪ うおぉぉぉ〜っ!!!!
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ところで、この日のライブの感想を一応震度サンにもメールで質問してみた。で、どうでした?

[D-Cloneのディスチャージアンプのこと考えてたからライブのことあんまりおぼえてない]
(原文まま)

ライブを観るのにも、才能の “ある・なし” ってあると思う。わしら、ライブ観る才能、限りなくゼロだと思う。

こういう音楽を最高と思うわしらはやっぱりアホかもしれん(アホな人だけ続きを読む)
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2008年11月03日

クローンクローン

はあ、いそがしくなってきた。色んな締め切りが重なってきた。やばい。ちょっと軌道修正する必要がありますね。生活の。何かの比重を軽くして、その分、やるべきことに回す。ライブ観戦比率は当然維持。いや、当然は言い過ぎとして、なるべく行く。なぜならライブに行くのは、ゼンマイアタマの最重要活動項目のひとつだからです(まんがを描くためだけの『ゼンマイアタマ』ではない)。なぜ最重要なのかというと、“そこにしかない” からです。本気でなんかやってるアホでカッコいいヤツらを、こっちも本気で楽しむ。時には死ぬ気で楽しむ。当たりまえっすよ。いや、死ぬ気は言い過ぎだな。楽しいから行ってるだけなんだけどね。ところで、奇形児どうでした? 先月土曜(10/25)、アースダムでやったやつ。8月のチェルシー追悼復活ライブからわずか二カ月で再ライブ。『Tokyo Rock'n Doll』聴けんかったわしらとしては、絶対行く! ってスタンスだったけど、奇形児がまたライブやるって知ったの、他のライブの前売り買ったあとだったんですよ。残念ながらあきらめた。はあ観たかった。しかも、Tokyo Rock'n Dollやったそうじゃないですか。がっくし。奇形児さん、すんませんがまたライブお願いしますー
というわけで、この日は大久保に行かず、中野で行われるライブに行った。その前に、まずは中野ブロードウェーのタコシェ様に、『ゼンマイアタマ』の追加納品と精算に(いつもありがとうございます)。その後は、中野ブロードウェーをひさしぶりに探検。しかし、このビルほどわけわからんパワーもったビルもあんまないですね。建物全体が作品。一種の現代アート。ところで、現代アート作家と政治家のパーソナリティって、基本的に同種だと思うのは気のせいなんかじゃないと思われます。
この日ブロードウェーで購入したモノは、わしがメカノで川喜多美子(D-Day)さんのソロ三弾『Seed Cakes Retro』。やっぱいい。Perfumeが好きな人なら、D-Dayや美子さんの音源聴いてみ。絶対気に入るよ。しかし、あの復活ライブから、もう一年以上経つのか。早いなあ。
震度サンはまんだらけで、森田じみいの『ROCK ROCK』購入。さすが! よく見つけました。しかもサイン入り。いいなあ。この方のお名前聞いただけでニヤッとした人は、けっこうお年のパンクスですね。ええ。もちろんわしもニヤッとしました。
そういえば、まんだらけ4階マニア館の入り口付近に、12月に再来日するLebenden Totenのチラシが貼ってありました。ご丁寧に、20000Vとアースダムの二種類。もしかしてクラスト好きのコスプレ店員さんがいるんかな。たしかにクラストってコスプレに見えなくもない。忍者漫画の悪役でも通用する。あとハカイダーっぽい。だから好きなんだけどね。

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さて、中野ブロードウェーのあとは、てくてく歩いてライブハウスへ。奇形児のライブをけってまで観たかったライブです、ってチケット先に買ってたからだけど。いや、チケット買ってなくてもこっちのほうを選んでたな。なんてったって、あれとあれが出ますから。
そういや、パンクのライブに行くと、最近とくにDischargeのロゴがあふれてるような気がする。気がするっていうか、あふれてる。Dischargeのロゴつけてる人って、いつのDischargeのことが好きなんだろう。初期、メタル期、現在。それともそんなん関係なく、Dischargeのすべてが好きなんかな。人によって違うんだろうな。その辺、若者つかまえて聞いてみたい気もするけど、なんにも考えてなかったら申し訳ないので聞かん。
話は突然、90年代前半にさかのぼる。わし、よく高円寺なんかを歩いてて、クラストの人の服に縫い付けてあるパッチをみて違和感をおぼえてた。大抵の人は今のバンドじゃなく、80年代のバンドのパッチをつけてる。わし最初、これが信じれんかった。パンクって現在進行形じゃないん? 他の音楽にもそれはいえるけど、パンクなんてとくに。意識が過去にむいて、進化がとまったと思った。パンクが単なる音楽ジャンルのひとつになったと思った。ガッカリだった。
今思えば、ガッカリだったのはわしのほうなんだけどね。その頃のわしって、なんだかんだで無意識にパンクに精神性を求めてたんよ。もちろん精神的なことも大事だけど、それはほんの一部分にすぎんのよね。精神面ばっか強調されると、わけわからんヤツがたくさん出てくる。パンク作家、パンク詩人、パンク政治家。鬱陶しいやつらがはびこる。今のパンクがむかしのバンドの音源を求めて、むかしのバンドのパッチやTシャツを身につけるのは、パンクを(精神性も含みつつ)、 “音” として捉えてることのあらわれなんだと個人的には思う。そういう風に考えてみると、なんかわかるんよね。今のパンクがなんで自分にとってシックリくるのか。ま、一番いいのは、自分の好みの今のバンドのパッチやTシャツを身につけることなんだけど。WretchedよりIsterismoのパッチのほうが、今は欲しいもんな。

       2008年10月25日(土)Destructive Impulse @ 中野MOON STEP
         Disdomestic Violence / 濃霧 / Deathtribe / Isterismo /
             Stagnation / D-Clone / Reality Crisis

【Deathtribe】
ステージにいるメンバーみて、どこかで見たことがある人たちだなあと思って、曲がはじまってDeathtribeと気付いた。なんとこの瞬間までDeathtribeが出るの知らんかった。ふ、ふは。あまりのアホさ加減に自分に呆れた。どんどんボケていく。やっぱそろそろ休暇が必要かも。
おー! 前、観た時より遥かにカッコいい。上と下の強さは相変わらずだけど、この会場のほうがシックリくる。ベースの方がガスマスクかぶって登場したのも良かった。どうせならズーっとかぶっててほしかったけど(Burial Chamber Trioみたいに)。でも、暑さと息苦しさで気絶したらいけんもんね。ところで、一昨日のレコ発はどうだったんだろう。盛り上がったんだろうな。

【ISTERISMO】
すでに五回目となるイステリスモ観戦。わしらアホですね。でもしょうがない。いまの彼らは良すぎる。この日もギターのSyoonは欠席。どしたんだろう。というわけで、三人でセッティング。イステリスモの場合、この時間帯もおもしろいんよね。黙々とセッティング。たまに、準備段階からカッコつけてるバンドがいるけど、そんな感じもないし。そういやセッティングの最中、ベースのJunがステージを離れた時、ボーカルのSatoshiがベースを担いだ時はワクワクした。JunがギターでSatoshiがベース? ひょっとして3ピースでの演奏が観れるんだろうか? 結局はそうじゃなく、セッティングの一部だったんだけど。でもなんか良かった。
ライブはやはり、ギターのかわりにエフェクターでノイズを出す方法。今回はスタジオライブの時よりバランスもよくて気持ちよかった。すこしトラブルはあったものの、最後までウォリャアー!と、ヤリ切った。しかし、もっと色んな人に観て聴いて体験してほしいと思うけど、いったいどうすりゃいいんだ? とりあえず、ファーストシングルの再発は絶対条件だな。あの傑作が世に広まらんのは、なんかどっかおかしい。ってか、あのレコード買った人達ってイステリスモのライブに来てるんだろうか。スタジオ音源もアタマおかしくなるけど(耳も)、ナマだともっとおかしくなれるよ。ところで、セッティングの最中、WretchedのRiflettiがエンドレスで流れてましたね。彼らが、“音” そのものを楽しんでるのが、イヤというほど伝わってきます。ふふ。

【D-Clone】http://pksp.jp/fight-back/
名古屋の三人組のバンド。この日は、イステリスモと彼らが第一目的。やっと観れるぜー。ところで彼らのバンド名の “D” は、D-Beatの “D” ではなく、Dischargeの “D” でもなく、Discloseの “D” だそうです。うへ! 今までこんな清清しいバンド名があっただろうか! 最高すぎる! 彼らも “音” を楽しんでる! あ。ディスクローズのことを知らない人のために解説すると、ディスクローズというのは、高知のバンドで、現在はギター&ボーカルの川上氏逝去のためバンド自体は活動してません。が、ディスクローズ魂は、現在も世界中で増殖中。サウンドは、ディスチャージの影響下にある、いわゆるD-Beatですが、初期でとっくにのれん分け済み。中期以降は完全に独自のものでした。本家以上にミニマル爆音意識拡張サウンド。ようするに、100曲で1曲という解釈。これが意識拡張音楽でなかったらなんなんでしょう。川上氏がノイズ(Goatworshipper)に向かったのも、ごく自然な流れ。生前の彼の考えはよく知らないけど、精神性以上に、“音” そのものを追求してたんじゃなかろうか。もちろん楽しみながら。そんなようなことを、フと考えたりする。一度お会いして、話してみたかった。

【Disclose】(YouTubeより)I Love D-Beat Raw Punk !!

「あれ見て! あのアンプ!」。震度サンの声でステージ見て仰天。D-Clone持参のマーシャルギターアンプ二段重ねの前面キャビネットに、なんとディスチャージのファーストと、Whyのジャケットが描かれている! しかもメンバー全員、鋲ジャンフル装備! うっへえー!ホンマもんのD-Beatバカだ! 最高すぎるー!
ライブ観る前から、D-Cloneの大ファンになったゼンマイアタマ。音がショボかったらどうしよ。始まった途端、そんな不安は一瞬で吹っ飛んだ(チンプな表現でスマン)。モノスゴイです。上も下も真ん中もすべて全開のフルスロットル状態。ふつうこの方法って、大抵はバンド側の思惑をハズれて悪い方向へいく。でもD-Cloneは大正解。演奏力と気合いとD-Beat魂ですべてを乗り越えてる。すげえ! ゼンマイアタマ両名大興奮(とくに震度サン)!
音は、自らDisclose Cloneと名乗るだけあって、ディスチャージよりもディスクローズに近い、爆音ミニマルサウンド。意識ぶっとんだ。彼らも既に独自の世界を構築してた。これで、クローンかあ。うーん。ディスクローズ、ほんまに観たかった。

【D-Clone】(YouTubeより)DischargeのWhyをカバー
ディスチャージアンプがチラチラ写ってる。ナマで見るディスチャージアンプは、宇宙戦艦ヤマト仕様の改造バイクよりも衝撃だった。アンプも演奏も、ナマで観るともっともっとスゴいです。

【Reality Crisis】http://www.myspace.com/realitycrisiskonton
D-Cloneと同じく名古屋のバンド。アルバムジャケットの印象から、勝手にクラストと思ってた。激ハードコアでした。ツインボーカルツインギターで、超ど迫力(ステージ上に六人!)。圧倒された。この日一番盛り上がってた。そういえば、DisgustもD-Cloneも名古屋だけど、正直、東京のバンド以上に迫力を感じる。なんでだろう。音楽性に優劣はないのにライブは明らかに違う。やる方もみる方も、互いに新鮮だからかな。よくわからん。ということは、逆に東京のバンドが他の地域でやるライブはすごいんかな。そういえば、メンバーのどなたかが『Kawakami Forever』のタオルを掲げた時はジーンとしました。
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終わってみれば、名古屋組の圧勝。ゼンマイアタマ的には、この日はD-Cloneにつきます。奇形児観れなかったけど、D-Clone観れたからいいや。トリオ・ザ・イステリスモも観れたしね。

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ディスチャージに限らず、フォロワー生み出すようなバンドって今までにもいっぱいいますよね。ビートルズとかラモーンズとか。あと、あり過ぎて書けん。日本だと真っ先にラリーズ思い出す。ラリーズフォロワーって、最近もけっこういるような気がする。函館のバンドとか、博多のバンドとか。あと、あり過ぎて書けん。

【マーシャルアンプ・ラリーズ仕様!】
081103.jpg
『Mizutani』『etcetera, vol.2』のジャケットを、試しにマーシャルアンプと合成してみたら、異様にカッコ良くなってビックリした。ひんしゅく覚悟でのっける。ラリーズフォロワーの誰か! まじめにこのアンプ作って〜! そんでバンド名を、R-Cloneに改名してくれ〜!
posted by 薇頭 at 22:24| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月26日

思い込み

自分の爆笑してる声で目が覚めた。アホらしい夢をみてたのは確かだけどどんな夢だったか思い出せん。くやしい。そういえば震度サンって、ふだんはおとなしいくせに(そとづらだけ)、寝てる時だけ勇ましくなる。勇ましいというかあれは格闘家だな。睡眠時無意識格闘家。今夏、震度サンちでウトウト昼寝してたら、足に激痛がはしってとび起きた。いて! すこし離れたとこに連続蹴りをくり出す震度サンがいた。暴れてる。寝たまま。なんかウンウンいってるし。憑依霊? あまりのおそろしさに、ほっといて家に帰った。

朝。目覚まし時計のかわりに、いつもAMラジオが流れるようにしてある。朝6:30タイマーオン。この時間って好きよ。寝ぼけながら聴くラジオって、言葉がバラバラになってアタマで再構築されて面白い。まじめなニュースとどうでもいいネタ話しなんかが、アタマの中でくっついておかしなことになる。最近のヒットは〈国会の二階に熊が侵入〉。か、かわいい。ホントに熊に乱入してもらいたい。
先週日曜朝。この日も例によって、ボーッとしたアタマでラジオを聴いてた。番組は[林家正蔵のサンデーユニバーシティ]。正蔵、いや、こぶ平はどうでもいいんだけど、大学の先生がゲスト出演してて、その人の話が面白かった(ボンボンはうるさいだけだった)。面白いクイズを出していた。トンチとかひっかけの類いではなく、ふつうのクイズ、というかまじめな質問です。
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ある外国のとある町。父親と小学生の息子がいました(実の親子)。息子はサッカーの選手で、この日は離れ町で行われるサッカーの試合に出場するため、父親の運転する車で町に向かいました。試合が終わり、親子は再び車に乗って帰途につきました。途中、大きな事故が起きました(詳細不明)。父親は重体ですが、命に別状はありません。しかし、息子のほうは重傷で危険な状態です。父親、息子、別々の救急車で別々の救急病院に搬送されました。
病院に到着した息子は、緊急手術をうけるため、すぐさま手術室に運び込まれました。手術を担当する外科医が少年の顔をみた途端、みるみるうちに顔が青ざめていきました。そして叫びました。
「This is My Son !!」。
医者は、どんな時でも沈着冷静で適格な判断をしなくてはならないため、肉親の手術を担当することはできません。さて質問。父親、息子、外科医の関係は?
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寝ぼけアタマで聴いたので詳細は違うかもしれんけど、こんな質問だった。多少アレンジ加えてますが、オリジナルの問題への影響はありません。こたえは最後に。シンキングタイムは、次の曲の間だけ。

Robbie Dupree - Steal Away(YouTubeより)やっぱAOR最高! のど自慢の映像ではない。

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今月6日(月)。この日は、新大久保アースダム。なんだかんだで、このライブハウスに来ることがいちばん多いなあ。自分好みの面白いイベントが多いから当然か。会場入ると、お! S.O.Bが流れてます。これはたしか、シングル『Thrash Night』('89)ですね。トッツァンの声、最高。久し振りに聴くとやっぱいいな。グラインド臭もギリギリOK。うーん、シブイ。
この日は、名古屋のDisgustとロンドンのMeinhofのツアーイベント。どっちかっていうと、グラインド寄りの内容なんかな。そんで、わりと色んな種類のバンドが出る。そんな時はS.O.Bがピッタリです。あ。今回バンド数が多いので、全ては書きませんのでご了承ください。さっきのクイズの答えも書かなきゃいけないしね。

    2008年10月6日(月)“Lust for Destruction Tour” @ 新大久保EARTHDOM
        Zenocide / Deathtribe / Butcher ABC / Disgust / Meinhof

【Zenocide】http://www.myspace.com/zenocide333
去年、なんの予備知識もなく彼らと遭遇した時はホントに驚いた。爆発、混沌。カタチの定まらない全方位高出力エネルギー放射に圧倒された。とんでもないアニメを観てるようだった。第一話から宇宙崩壊! みたいなやつ(そんなんあったっけ?)。す、すげえ〜! でも、こうも思った。「変化も早いだろうなあ」。
一年振りに再び遭遇したZenocideは、大きく変化(進化)してた。混沌放射期から拡大増殖期にはいってた。かっこいい! でも正直言うと、輪郭がハッキリして聴きやすくなったぶん、好みとちょっとだけズレてきた。前は、すべてが混沌としてたけど(曲の聴き分けもできんかった)、この日は何をやってるのかわかった。ギタードラムボーカル、すべてが独立した感じっていうか。でもこれって当然。バンドでもブログでも、続けてりゃ意識しなくても変化する。曲調、アレンジ、構成、文体。変えてないつもりでもぜったい変わる。バンドなんてとくに。3人とか4人でやってるんだもんな。目指す場所もそれぞれ違ってくるだろうし。話しもどしてZenocide。サイケデリック的要素が薄くなったぶん好みとすこし違ってきたけど、カッコいいのは相変わらず。また!

【Deathtribe】
新世代東京クラスティーズ、とか聞いたらそりゃ期待値もはね上がる。ステージに現れたメンバー見てたまげた。TシャツやジャケットにDischargeのロゴ。全員に。音もいわゆるD-Beatで、The More I Seeタイプの曲もあった。ハイトーン唱法のやつ。そういえば、この前観たFinal Bombsもそんな曲やってた。Dischargeって、今さらながらスゴい影響力。
Deathtribe、曲は良かったけど出音の上と下が強すぎるので、途中から耳栓を装着した。こうすれば人工的に音が真ん中に集まります。しかし、一回じゃよくわからんタイプのバンドのような気もする。こりゃ、近いうちにまた観よう。

【Disgust】http://www.myspace.com/disgustmask
名古屋のバンド。何度か観ようと思ってたけどなかなか叶わず、今回のツアーではじめて観ることができました。音は、いったら、グラインドコアで、わしの好みとはすこし違う。でも、そんなん関係なく、モノスゴ迫力あるライブだった。こういう言い方するとアホっぽいけど、Disgustのライブはちょっと格が違った。アタマん中、アドレナリンが噴出しまくった。この日、客もはじめて盛り上がった。なんていうか、Disgustは “職人” にみえた。ハードコア職人。見た目も職人さんぽかったし。観たことない人は是非。スゴいから。

【Meinhof】http://www.myspace.com/dhcmeinhof
この日の主役です(Disgustもそうだけど)。わざわざロンドンからやって来たんですから。今回初めて存在を知りました。ボーカルとベースが女性で、ドラムとギターが男性。珍しい構成。ちなみにベースの方は大阪出身だそうです。その人がMCで言ってたけど、全員、イギリス以外の国の出身だそう。おもしろい。大都市のバンドってそんなもんだろうな。東京のバンドだって大抵は地方出身だろうし、ゼンマイアタマだって横浜と広島だし。
ライブですが、Disgustのパワー全開のステージを観た直後だったので、どうしても弱く感じる。客もノルきっかけが掴めない感じだった。でもしょうがない。無理矢理ノルのも変だしね。しかし海外のバンドって、いい意味でいい加減ですよね。なんか適当なトコで発進したり、独特のマみたいなものがある。Meinhofもそんな独特のマがあった。これは好みでスゴくよかった。
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ライブ終了。色んなジャンルが入りまじった、いいイベントだったなあ。個人的には、Disgustのひとり勝ちのような気がした。あまりのカッコ良さに、物販でついパッチを買ってしまった。どこにつけよう。玄関かポストにつけようかな。そういえば、Disgustのライブが始まる前の転換中、会場内では、戦場の音が流れてた。機銃掃射、空襲警報のサイレン、爆撃の音。擬似的だけど、こういうカタチで音だけで戦争について考えることが出来たのは、わしとしてはありがたかった。サンキューDisgust。

【Hiroshima Atomic Bomb】この映像のナレーション部分が流れてましたよ。

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11日(土)。この日は、西荻窪でライブ観戦。とはいえライブハウスじゃなくて、ふつうの音楽スタジオの中で行われるライブ。ようするにふだん練習やリハーサルに使うスタジオです。そこの一番広いスタジオに客詰め込んでライブを行うわけです。最近こういったスタジオでの企画が多いですが、わしらは今回が初めて。いったいどんな感じなんだろう。楽しみ。

                 2008年10月11日(土)
    Avfall and Eyesore Presents “The Fun Stops Here !!” @ 西荻窪Sutudio UEN
  Unarm / The PlatoniX / Encroached / Isterismo / Marubullmen / Avfall / Eyesore

【UNARM】http://www.myspace.com/unarm12345
観たかったんよね。デモCD-Rが素晴らしかったもんね。モノラルか? ってぐらいのツブレ具合で超好みだった。ピーギャードカシャー。これはナマで確認せねば。
ライブ開始。うお! 音、スゴイ好み! 真ん中寄ってる! ドラムこもってる! うるせえ〜〜〜!女の子がボーカルということもあって、最近のバンドでは、Lastsentenceを思い出した。どちらも、ド迫力女子ボーカル。ちなみに声質ですが、Lastsentenceは『キャキュキョ』、UNARMは『ギャギュギョ』。両方スゴイです。大惨事です。
いや〜 想像以上に好みのナマ音だった。これがUNARMのいつもの音なのか、スタジオライブゆえの激ローサウンドだったのかそれはわからんかったけど、とにかく自分好みの音だった。今度は是非、ライブハウスで観たいです。できればまたこの音で。そんでさらに倍の音量で頼みます。

【The PlatoniX】http://www.myspace.com/theplatonix
バンド名に『X』がはいってるので、どんな音かもうわかったかと思います。そう。70's Punk。わからなかった人はヤバい。70年代パンクって大好きですが(ロンドンよりNYだけど)、今現在の日本のこの手のバンドって苦手。ユルくて文化祭っぽい。
ところが、The PlatoniXは良かった。すごく。モテそうにない感じが音と完璧にあってる。皮肉で言ってません。こういう音楽って、こういう人たちが演奏してはじめて光るんだと思う。なんかジーンとした。鼻持ちならんモテそうなヤツらは、ビジュアル系でも始めてどっか消えてほしいです。ホント。『もうちょっとだけ』名曲! The PlatoniX支持!

【ISTERISMO】
当然彼らが目的。既に義務。いや。楽しみで来てるから義務とは違うな。スタジオライブではどんな音になるんだろう。わくわく。思春期の男子が女性教師(メガネっ娘タイプ)のスーツの後ろ姿に興味津々。ドキドキ。そのくらい気になります。あれ? ギターのSyoonがいない(呼び捨てですみません。イステリスモの場合、クンでも、さんでも、氏でもなんか合わん)。重役出勤か? 始まってから登場する演出? いや、今日は三人。なぜ? 脱退? いや、たぶん違うな。ってか、三人でもライブできるってとこがイステリスモらしい。
始まってビックリ。四人の時とほとんど音が変わらん。いや、ノイズはそれ以上。エフェクターノイズ、垂れ流しにしてたんかな。これは面白い。でも、ギターレスゆえノイズを強めてたからか、ドラムの音がいつも以上にツブれて耳が細部を拾いきれない。部屋の構造と満員の客のため吸収されるのか、もう、ほんとのノイズ。こ、こりゃまたスゴいわ。アリだぜアリ!(ジャジャさん語)

この日のイステリスモは、激しく混沌化してたぶん、ほんとにノイズ系バンドにみえた。これはこれで好きだけど、やっぱ四人のほうがカッコいい。全体の流れにそって人力で生み出すノイズは、えもいわれぬ気持ちのいいメロディーとリズムを発生してくれますから。もちろんこのカタチもレアでアリ。何年後かに自慢できるかもしれんし。「トリオ・ザ・イステリスモ観たことあるよ〜」みたいなね。

【AVFALL】
予備知識なく初めてみます。おー。カッコいい。好きなタイプ。声にエフェクト(リヴァーブ)かけてましたね。ボーカルの方の声質にあっててスゴくいい。サウンドは、バンド名がしめしてるように、もろスカンジで、ドタバタで最高。音源とか出てないんかな。あったら欲しいぞ。これはまた観なければいかんな。
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ライブが終わってみれば、スタジオライブの音のバランスが、思った以上に自分好みとわかった。照明もPAも入ってるし、こりゃいいや。だいいち安いし。しかし思うに、バンドでもなんでも、やりきったもん勝ちってつくづく思う(人に迷惑かけんのは大前提)。見切り発車でも転んでも失敗してもいいから、うおっりゃあ〜! って突き進むバカっぽさが必要です。とくに今の時代は。ラモーンズなんて、全員一斉に違う曲始めてステージ上でケンカ始めちゃったりしてたんですよ。もう最高っすよ。

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広島の上空で、なんかアートなことが行われたそうですね。飛行機雲で上空に「ピカッ」。実は、あれ予行演習です。練習です。本番は来年だそうです。

[スミソニアン博物館から盗んだエノラ・ゲイに実物大リトルボーイのハリボテを搭載し、来年八月六日未明テニアン島北飛行場を離陸し広島市内に飛来(史実どおり西条方面から侵入)。そして午前八時十五分、ハリボテリトルボーイを相生橋に投下。三日後、長崎にハリボテファットマンを投下]

これが本番内容です。これはもちろん一回限りではなく、犠牲者の数だけ繰り返し行うそう。ですから、たぶん彼らが生きてるうちに、このアートが終わることはないと思います。忙しいですね。
もちろんサブプロジェクトも進行中で、ニューヨークのフリーダムタワーが完成したその日に、ボーイング767をハイジャックして、そこに突入する予定だそうです。米軍相手にアートするのは大変でしょうが、既成概念の破壊のためなら睡眠時間もいらないそうです。たのもしい若者達ですよね。
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[実の家族。外科医は母親]
最初に出した問題の答えです。わかった? わし一応わかりましたが、ギリギリまで悩んだ。焦った。ボンボンがうるさいし(ボンボンは不正解)、アタマボケてたし。この問題出した方って、ジェンダー研究をしてる人(女性)で、あえてこのことは伏せました。意図がボヤけるし、わしも問題解いてる時点で知らんかったし。ちなみに正解率わりと低いそうです。同性愛者の家族、前の父親、クローン、時空をワープ。そんなような答えもあるらしい。ふは。ようするに、〈外科医=男性〉という思い込みがあるんですね。そういえば世の中には、〈表現(創作)の自由〉なんて思い込みもあるようですね。
posted by 薇頭 at 20:38| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月19日

気をつけろ! 非常に注意が必要だ!

先週。B'zのドキュメンタリーを観た。NHKでやってたのを録画して。B'z、知ってます? 知らない人のために説明すると、B'zというのは日本の有名なロックバンドです。二人組の。ヒット曲もかなりあって、曲名は、なんだろ、曲調は、めまいを、それはそうとなんで録画してまで観たのかというと、最近なぜかこの人たちのことがアタマにひっかかってたから。とくにボーカルの人。なんでひっかかったんだっけ? 思い出せん。
番組自体はふつうだったけど、B'zの二人が素晴らしかった。「B'zはなぜ売れるのか?」との問いに、「野性の勘」「手を抜かない姿を見せるから」と答えてた。野性の勘。手を抜かない姿。ところで、東京ムツゴロウ動物王国っていまもあるんだっけ?

豆知識:この番組によると、B'zのアルバム・シングルの今までの合計売上げ枚数って、二十年間毎日、一万枚以上売れてることになるそうです。明日からB'z専門のレコード屋始めようかな。

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『Sound & Recording』誌が面白かった(立ち読みですませた)。今売ってるやつじゃなく、表紙がオアシスの先月10月号。やっぱオアシス最高っすよ。そんなボンボンはその辺に置いといて特集が良かった。特集名〈禁断のサイケデリック・サウンド入門〉。サイケデリック100選みたいなやつじゃなくて(少しはあったけど)、Sound & Recording誌らしく、どうやったらサイケデリック的なサウンドが作れるか。[まさに“通好み”と言えるサイケ風な音楽を作るための手法を多角的に研究](リットーHPより)。ふは。こりゃ大変だ。監修の中村宗一郎氏自身も誌面で言ってるように、サイケデリックって概念自体、人それぞれ違うだろうし。しかも音楽だけってわけでもなく、映画、本、絵、色んなものに潜んでるわけだし。それこそ人間にも。
話、微妙にそれて。わし一時期(といっても十年以上)パンク聴いてなかったんですけど、再度聴き始めて以前と音が違って聴こえてちょっと驚いた。持っててもあまり聴いてこなかったスカンジやイタリアなんかのどっちかっていうと辺境モノ。この辺がとくに気持ち良く聴こえる。UKハードコアなんかにくらべて、しょぼくてあんま好きじゃなかったのに今聴くといい、いや、すごーくイイ。なんで? そういえば今の日本のパンクバンドって、ふつうにその辺の影響が音に出てますけど、80年代のバンドって一切ありませんでした(表に現れてなかっただけ?)。その点、いまのバンドってスゴい。Framtid、Isterismoみたいなカッコいいバンドって、かならずこの辺を吸収して、自分達の音に変換してますもんね。で、何が言いたいのかというと、彼らのサウンドって個人的にサイケデリックの領域に入ってます。独自の意識拡張世界。もちろんパンクはパンクなんだけど、その辺のサイケ風バンドより遥かにサイケデリック。ライブなんてとくにクラクラする。
話もどして。さっきも言ったように、サイケデリック的な概念は何も音楽に限ったわけじゃなく、色んなものに混ざってる。Sound & Recording誌でいえば、この特集で一番サイケデリックだったのは、ゆらゆら帝国インタビューでの坂本氏と石原氏のツーショット写真。ナチュラルにモアレを起こしてるあれ。分裂再生直後かと思った。クローン芸! さすが!

【“ふたりとも”。クローン芸に挑戦中】
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たしかこんな感じの写真だった。うかつに踏み込めない気がした。

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先月22日(月)、渋谷に行った。YYT(ゆらゆら帝国)を観るため。場所は渋谷クアトロ。このライブハウス来るの久し振り。なんでも開店20周年らしい。もうそんなになるんだ。そういえばこのビルって、WAVEがありましたよね。あと色んな服の店。A Store Robotもあったような。本店ってまだあんのかな。原宿のほうの。今でもセディショナリーズって売ってるんだろうか。そりゃそうと、この日はかなり遅刻した。いそいでクアトロ行って驚いた。なんと一階から三階までブックオフ。そんですぐ上がクアトロ。ブックオフの上でライブか。ライブ観てる最中、下のブックオフでは、漫画を立ち読みしてる人や、セドリにはげむ人達で賑わってるわけね。このビルってなんとなく今の日本を象徴してますね。なんか分裂した感じ。これにサイケデリック的気持ち良さはない。あ。みんなで終わりに突き進んでる感じは、ある意味アシッド。って無理矢理だな。

  2008年9月22日(月)Shibuya Club Quattro 20th Anniversary @ 渋谷クラブクアトロ
             Mo'some Tonebender/ゆらゆら帝国

ほっ。間に合った。最初のバンドには悪いけど、ゆらゆら帝国があとでよかった。三曲くらいだけど、前のバンドもジックリ聴けた。曲も質感も動きも服装もトークも確認できた(宣伝媒体での写真の写り方も)。どんなバンドかわかりました。今後、ご縁はなさそうです。

ゆらゆら帝国。曲の構成は、最近やらないわりとギザギザしたのを前半にもってきて(針、ハチとミツ、午前3時のファズギター、etc)、後半は長尺脳内旅行系という(恋がしたい、2005年世界旅行、Evil Car、etc)、かなり濃縮還元100%な内容でした。濃くてうまかったー。ポンジュースっていつ飲んでもうまいよな。
今回のライブも色々面白いことがあった。マラカスから煙りが出たのもそうなんだけど、亀川氏の出すエフェクターノイズにも驚いた(故障?)。このノイズのおかげで、いつも以上にラフでアースダムなライブになった。もうめちゃくちゃ好み。震度サンも燃えた(萌えた)らしい。で、一番驚いたのは、3×3×3。ドッドッドッドッドッドッ..... イントロにビックリ。えっ!? フランキーティアドロップ!? 完全にダマされた。危うくスーサイドするトコだった。発狂した坂本氏が拳銃を亀川氏と柴田氏に向ける姿がアタマをよぎった。スーサイドなんてあり得ないと思ってただけにもうちょっとで漏らすとこだった。はあ、おどろいた。

最初チト悩んだけど、やっぱ来てよかった。ほら。最近わりと頻繁にライブやるし対バン好みじゃないしカネないし。でも、同じってことがないから。前回のリキッドもそうだったけど、レアライブの連続ですもんね。こりゃいよいよYYTビッグクランチ(宇宙の終焉。最終回)が近づいてるのかもしれん。それだけは勘弁してもらいたいけどそうなる覚悟はつねにある。ってかバンドって、いつ終わるかわかんないから。観れる時に観なきゃ。

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Syphilitic Vaginasってバンド知ってる? 日本名が、、、これは各自宿題にいたします。

【Syphilitic Vaginas】http://www.myspace.com/syphiliticvaginas

北海道(笑)。実態はこの際どうでもよし。レコード屋の棚にあった彼らのシングル見つけた時は脳がカユくなった。うひゃひゃーって。

【Syphilitic Vaginas - Black Motor Covenant】('08)
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帯のコピーにグッときたので購入(読みにくい画像でスマン)。このシングルって、全35曲入りコンプリートCDにも収録されてます。CDインナースリーブの文章がこれまたなかなか。

ジャケ買い(帯買い)して大正解。これがかなりいい。メタルだけど。正確にはメタルコア。いやサイケデリックメタルコア(今つくった言葉)。そう。Syphilitic Vaginasって、個人的にはサイケデリックの一種。存在もサウンドも。で、このバンドのことをネットで調べてビックリ。ふは。すでに有名なんだ。随分前からかなり話題になってたんですね。正体不明なところやバンド名なんかで。あと、ニヤっとさせる音作りで。とはいえ、音以上に見せ物っぽい扱いで有名になったぶんそろそろアンチも出てきてるような。でもイイものはイイです。気にしない気にしない。
チト惜しいこともある。どうせなら日本から出てくれば良かったのに。Syphilitic Vaginasにしても、The Wankysにしても。ある部分の解釈が日本人より的を射てるのは、ごく自然なことなのかも。習慣の違いや距離が離れてるぶん、本質が見えてるというか。どう考えても彼らのやってることって正解だもんな。ほら、アンチDiscloseの人ってユーモアないじゃん。Discloseってカッコいいじゃん。Framtid、Isterismoって最高じゃん。そゆことですよ。
カタいこと抜きにして梅毒マ○コは最高です。もうね、モダーン・ミュージックにも置くべきですよ。ここまでアホらしいと。

あ。(続きを読む)
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2008年10月13日

ボーダレス

一昨日のこと。職場で流れてるJ-WAVE(関東のFMラジオ局)から、The WhoとOasisの『My Genaration』対決ってのが聴こえてきた。番組の最後、どちらの演奏による『My Genaration』を聴きたいか聴取者が投票するというもの。あと、The Who武道館追加公演先行予約ってのもやってた。武道館追加公演って、それスゴいような気もするけど最初っからやるつもりだったろ。話題集めに仕組んだろ。カネ転がしてんだろ。ゴロゴロゴロ。
そんな中学生新聞記者のような腐敗追及姿勢はまあいいとして(腐敗?)、結局どっちが勝ったかっていうと4795票対4986票でOasisの勝ち。やったー! って知るか。フーフーオアシスフーフーオアシスうっさいわ。朝から延々騒ぎやがって。いや、別にこのふたつのバンドが嫌いってわけじゃない(知らんし)。どーでもいいことを朝からやってたもんでね。仕事もツマってたもんでね。つい、イライラを実験的にJ-WAVEにぶつけてみたくなったんよ。結果、イライラは解消されんかったけど。
で、オアシスとはなんぞや? と、さっきネットで調べた。ウィキペディアをみてみた。はあー。この人達ってけっこう活動歴長いんですね。どうりでなんとなく知ってるわけだ。面白かったのは、〈オアシス (ギャラガー兄弟) が影響を受けた主なバンド〉〈友好関係にある主なアーティスト〉〈嫌っている主なアーティスト〉という項目。最初ギャグかと思った。ここに書いてあることがホントだとしたら、すげえなオアシス。どーでもいい世界で生きてんだな。今まで接点がなかったわけだ。なんか三谷幸喜思い出したよ。精神的ボンボン。ん? いまなんか松尾スズキも、フとアタマをよぎったけど、とくに意味はないと思う。時に、もしタダ券もらえるんだったら、フーよりホワイトスネイク&デフ・レパード抱合せライブの方がいいです。

さて、今回はどのくらい敵が増えただろう。そんでどのくらい味方がふえたのか。ブログにそういうカウンターがあればよろこんで設置するけど、そんな機能よろこんで使うやつはどっかおかしいし、そもそもそんなことどうでもいい。

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先月、13日(土)。この日は、Rednecksレコ発ライブを観に高円寺に。最近この町よく行く。色んなジャンルのライブが万遍なくあるし、色んなお店があるし、ジジババ若人いっしょくただし。人が多いのはあんま好きじゃないけど、でもまあ、おおむね好き。もうちょっとで下北沢がダメな町になるぶん、ますます高円寺の利用頻度が高まっていくと思う。

                 2008年9月13日(土)
     Rednecks Presents “SceenxTodayxCrossover Vol.7” @ 高円寺 20000V
  No Value / Freaks / Kriegshog / Johns Town Aloha / Scum Banditz / Rednecks

【No Value】http://www.myspace.com/stpnovalue
今回で三回目となるNo Value。一回目、二回目と、安定してカッコいい演奏だったけど、今回はどうでしょう。そういえば演奏に入る前に、パンクらしくない音楽が流れてておもしろかった。あれなんだろう。テクノ? Factumsみたいな最近の変なやつ? ギターのUeda氏の着てるTシャツがAphex Twinのロゴマークですし、変態電子音がすきなんでしょうか。ナイス!
で、ライブはやっぱ最高でした。三回みて三回ともいいってことは、やっぱいいバンドだと思う。メンバー全員キャラ立ってるし。これでボーカルが男子だったら、ふつうにカッコいいだけのバンドなのかもしれん。ボーカルがHiroeちゃんでホントよかった(ちゃんづけしてすみません)。ハードコアの女子ボーカルって、バックの音が強い分、どうしても負けじと声を張り上げてしまう(当然だけど)。声域が高さに向かうぶん、他の音がどこかにいって、細い一本の芯みたいになる。もちろんこれはスゴイことだけど、個性的かっていうと案外そうでもない(どうしてもみんな声が似てくる)。メタルだったら抑揚つけて個性も出せるんだろうけど、パンクだとそうはいかんし、そんなんイヤ。その点、Hiroeちゃんは無理しとらんでいい。疲れたら休んでるしね。

[No Value](YouTubeより)絶妙なバランス。ナマで観るともっと良いです。

【Freaks】http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=freakscore
うしろに掲げたフラッグになんか見覚えが。震度サンと思わず、ACCUSEDじゃん! 音は、ストレートで直球の、東京ハードコアでした。シブ過ぎです。

【Kriegshog】
初めてみた時は、あまりのカッコよさにしびれ、二回目はあんま良くなかった。ハードコアって、とくにそうなんよな。観る日によってかなり違う。Kriegshogの落差はとくに大きかった。一体どっちがホントなんだろ(たぶんどっちもホント)。今回は二回目に観た時と同じ会場。比較するには、同じコンディションのほうが、わかりやすいですからね。
おわっ!いきなりカッコいい。満員なのに音も吸収されることなくビシビシ来る。しかも全体的にテンション高い。ベースがなんかベンベン鳴ってるせいか、ボーカルにエコーがかかって聴こえる(かけてた?)。それがまた緊張感あっていい。いやー 素晴らしかった。にしても、三回ともけっこう印象違うぞ。不思議。近いうちにレコ発あるようだし、また確認しに行こうかなー。あ。でもその日は亀戸で....

【Johns Town Aloha】http://townaloha.exblog.jp/
楽しみにしてたんよね。去年初めて観た時は、シビレまくったからね(服装はシビレんかった)。どっちかっていうと前身バンドが好きじゃなかったぶん、よけい驚いた。うまいし迫力あるし、観ててとにかく気持ちが良かった。そんでその後シングルが出たんだけど、それ聴いてまた驚いた。ノイズコアじゃん! しかも、線が細いタイプじゃなくて太い方のノイズコア。これにはたまげた。ライブはどっちかっていうとストレートで、音の輪郭もハッキリしてたのに。意図的にやってるとしたら面白い。これって、案外、珍しいことなんじゃなかろうか。
はたして今回は、どう攻めてくるんでしょうか。ストレートかノイズか。ワクワクどきどき....
おや? 照明が落とされ薄暗くなって、映像みたいなんが流れ出した(スライドだったかも。よくわからんかった)。シャンソンが流れはじめ(エディット・ピアフ?)、それにノイズがかぶさって.... 『被爆者シティ』スタート。レコード音源と同じノイズコア路線。すげえー ってか、すごい曲名。そういや、ボーカル&ベースの方って、Nagasaki Nightmareってお名前ですよね。その文字並び見ると、無条件にこわくなるんだな
で、ライブなんですが、今回もカッコ良かった。というか、めちゃくちゃ良かった(服がズタボロだったらもっと好み)。何がいいって、あの緊張感たっぷり混沌具合ですよ。照明全部落としてプロジェクターの光だけってのも緊張感煽ってて良かった。演奏もブチ切れてた。なんて言えばいいんだろ。狂気ちょっとはいってる感じ? よく聞き取れなかったけど、ぜってえ殺してえぇ!ってNagasaki氏、ずっと叫んでましたよね。『夜を殺せ』の前に。誰を殺したいんだろ。気になる。ところで、わしが殺したいって思うヤツは、バナナダイエットしてみようかなー でもバナナ売ってねえじゃん! って、思う自分かなあ〜

【Scum Banditz】http://www.geocities.jp/scumskate/index2
ギターがJohns Town Alohaの方です。でも音は全然違って、ポップでスケートっぽい、ノリがいいやつ。音は好みではなかったけど、全員のキャラが立ってたんで最後まで楽しく観ることができました。いや、これってホント大事なことなんよな。好きな音じゃなくても、キャラが立ってて見せ方がうまいとちゃんと最後まで観ようって思いますから。それはそうと、ドラムの方のお名前にグッときました。表記は知らないんですが、金玉ザエモンってお名前だそうです。本名なんでしょうか。たぶん本名ですね。

【Rednecks】http://www.myspace.com/rednecksjp
彼らのレコ発ですから、当然トリ。Seein RedとFramtidのツアーの時、初めて観た。あの時はトップだったこともあり、客あんまりノッテなく、カッコ良くていいバンドとは思ったけど全体がすこし細いような気もした。でも、今日は彼らが主役。客もあったまってます。さて、どんなライブになるんでしょ。
ちょ、ちょっと待てー! これが同じバンドか!? ブットイ音にド迫力ステージ。まったく別のバンド? ってくらい、前に観た時の印象と違う。カ、カッコいー!

[Rednecks - Lose a Border]('08)
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タイトル、イラストが示してるとおり、クラストともハードコアともとれるボーダレスサウンド。普通こういうのって中途半端になってハズしそうだけど、Rednecksはカッコいい。たぶん、純粋にそういう志向(思考、嗜好)なんだと思う。じゃないとワザとらしくなると思う。わしも、色んな垣根を取っ払うの大賛成です。ボンボン世界はファックだけどね。
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今回のライブ。バンドって、ライブ観んとわからんもんだなあとあらためて思った。しかも、一回観ただけじゃ判断出来ん(趣味じゃないものを除いて)。ほんとはビシッと判断したほうがいいような気もするけど。うーん、金と時間ばっかくうなあ。でもやめられんのよね。ところで、ゼンマイ通信読んでる方って、ライブ行ってるんでしょうか? 仕事や色んな事情で行けんのはしょうがないとして、ただ面倒という理由でネットでライブレポ検索するだけで済ますって人がいたらチト面白ないね。ユーモアゼロです。だいたい、個人ブログなんかのライブレポなんてウソばっかですから。ストレスのはけ口で適当に書いてるんですよ。頼まれもしないのにライブレポ書いてるヤツなんて、ろくでなしです。そんなのほっといて、自分の目で直接ライブ観るべきです。お金は人に対して使うべきです(金は転がすもんじゃないっすよ)。じゃないと、いつかナマで音楽観る場所、この世界から消えてくよ。あ。でも、オアシスやフーだったら、タダでも行くのメンドくさいな。それだったら、ホワイトスネイク&デフ・レパード抱合せライブの方がいいな、やっぱ。

おまけ・秋の夜長はこれを中心に生活(続きを読む)
posted by 薇頭 at 00:28| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月05日

雑音ラブ2

すっかり忘れてた。わしが応援するとカープが負け始めるってジンクス。今になって思い出した。時、既に遅し。ジンクス以前に弱過ぎるって話だ。昨日で完全に終わった。うっはは〜 すっきりしたぜ〜。ところでジュリー観た? 先々週あたり、二週にわたってNHKで放映されたやつ。やっぱジュリー最高。歌も言葉もグッときた。ニューヨーク・パンクをリアルタイムで体験した人が、リアルタイム自慢したとしても、わし、リアルタイムジュリー自慢で対抗しますよ。あれ? そうなると、相手もリアルタイムジュリー体験者ってことか。それはいいとして、若い人って今のジュリー見て、どう思うんだろう。わしら世代が石原裕次郎に持ってるイメージと近いんかな。それはそれでいいかもしれんなー とはいうものの、今の若い人達って、既に石原裕次郎自体知らん可能性もある。ふ、ふは....

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先月12日。新大久保アースダムに、わっるい人達のライブを観に行く。名前が、KTL。sunn O)))グループの別店舗です。KTLを知らん人のために簡単に説明すると、まあ、ようするにデカイ音でドローン(基本、単音持続音のこと)なノイズを聴かせてくれる酔狂な人達(Stephen O'Malley & PITA)。で、そんな酔狂なものに金を使う酔狂もいると。
個人的にこういう人達って、たいへんありがたい存在。デカイ音ってのは、音楽の必殺技のひとつですから。これはやっぱ重要です。もちろん、どの音楽もデカイ音だしゃOKってわけでもない。でも、デカイ音出して客コロス、みたいな音楽があってもいいわけですから。sunn O)))や、KTLがまさにそれで、この手の音楽が小さい音でやっていいわけがない。そんなの、ブラウン(カープのイカレタ監督)が許してもわしが許さん。去年9月にKTL観た時は、掃除機、いや、正直ガッカリした。肩すかしを喰らった。好きなタイプのノイズなだけに、超モヤモヤした。音はちっちゃいわ、すぐ終わるわ、なーんも見えんわ。ライブ終了後、オマやん(Stephen O'Malleyさんのことね)にサイン貰ったのは嬉しかったけど。
はたして今回、そのモヤモヤを解消してくれるのか、若しくは、カープみたいにふたたびガッカリさせてくれるのか。それを確認しに行った。ところでこの日、吉祥寺では山本精一のソロライブがあった。タイトルが『割としみじみした歌のライブ』。うお。観てえ。やっぱ『なぞなぞ』からやるんかな。でも、“しみじみ音” と “デカイ音”、どっちか選べっていわれたら、わし、躊躇なく後者を選びます。わしアホですけえ。でも、“しみじみ音” が、ジョアン・ジルベルトならやっぱジョアンかもしれん。でも、国際フォーラムじゃあなあ。豆粒が演奏するボサノヴァなんてなあ。曼荼羅2あたりで三千円くらいでやってくれれば行くんだけどなあ。一回、ホンモノ観たいなあー

【雑音ラブ】http://zenmaiatama.seesaa.net/article/59183290.html
ゼンマイ通信内のKTLに関する過去文章(’07/10/06)。「KTLが今度来日する時は、Earthdomを強く希望」って書いてますね。びっくり。オマやんピタやん、ゼンマイ通信読んでんのかな。

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当日。会場入って.... うはっ! すげえアンプの数。こんな狭いトコに一体何台? やっぱアホだ。しかしお客さん少ないですね。あ。みんな山本精一のほうに行ったんか。やっぱ山本精一ってスゴいな。ドゥームな人達まで取り込んでるなんて。そんなこんなで開演時間。まずは、わっるい三人のお姉さんが現れました。

    2008年9月12日(金) KTL one-off special show @ 新大久保EARTHDOM
      GALLHAMMER / KTL (Stephen O'Malley from sunn O))) + PITA)

【Gallhammer】http://www.myspace.com/ghammercrust
やっと観れた。ふつうに生きてりゃ、彼女達の話題はどっからともなく耳に入ってきますからね(入らない?)。Peacevilleからデビューした時とか、かなり話題でしたし。しかしPeacevilleって、いつからメタルレーベルになったん? Earacheにしてもそうだ。パンクって、割と臆面もなくメタルに行くヤツ多いよね。その逆はあんまいないけど。ってか、いない。これって音楽七不思議のひとつ。あとの六つは知らん。
で、Gallhammer。ジャンルはブラックメタル? ドゥームメタル? この辺のことはほとんど知らんので、どういう音楽的ルーツがあるのかはよくわからん。メンバーの方が、AMEBIXのTシャツ着てるから、やっぱルーツはその辺にあるんかな。パンクとメタルの境界線あたり。いったら、超高難易度地域。ものスゴ、センスを要求される危険地帯。あと、Bathoryもフェイバリットとして挙げてたと思うので、やっぱわしと多少リンクしてることになる。わし、AMEBIX、Bathoryともにリアルタイムで聴いてたけど、当時はここまで後世に影響力を及ぼすとは思ってもなかった。その点いまの若い人達は、色んなものを嗅ぎ分ける能力にたけてると思う(ネット使ってるからか? え? おい )。
さて。初めて観るGallhammerは、意外とふつうだった。というか、想像どおりだった。これは、別に悪い意味じゃない。音にしてもデス声にしても、メンバーの写真なんかで、誰だって想像出来る。でも、それで良いと思う。伝統を踏襲するのも、壊すのも、両方あり。そう。ぜ〜んぜん問題ない。問題ないぜー! って、これはジャジャさんの言葉。ようはシンプルっすよ。
個人的には、例えば、あの音にかわいいボーカルがのっかてたらすごく面白いと思うけど、でもそんなことしたら、大方のメタルファンに総スカンだろうし、海外ファンも黙っちゃいない。いや。案外受け入れられたりして。パフュームがデス声の新曲出したら、誰だって嬉しいもんね。そんなことない? いや、でも、Gallhammerってすごいと思う。メタルって、パンク以上に男性閉鎖社会だもんな(たぶん)。確か、嫉妬の世界ですよね(たぶん)。そんな淀んだ世界で女子三人でこんな音を出してるバンドって他にいないし、その辺の男子よりよっぽどスゴい。ホントに。

【KTL】http://www.myspace.com/ktlrule
このテの音は怖い。最初は強烈に感じてた音も、時間が経つにつれ次第に聴覚が麻痺し、まるで音が鳴ってないような感覚になる。機械工場なんかのナチュラルドローンが発生する場所に長時間いると、どうしても耳を悪くする人がいる。KTLはそれに近い。派手なノイズよりタチが悪いし、怖い。この怖さは体験してみんとわからんと思う。家帰ったら、ひさびさ派手に耳鳴りしたもんな。
で、結果。前回より良かった。音デカイし振動もきた。音色もかなり増えて(でも控え目)、五十分、まったく飽きんかった。いやー楽しかった。音のピークが短かったのは少々残念だったけど、それでも前回にくらべりゃ遥かに良い。日本人は欧米系の人より遥かに耳がタフなので、遠慮せずに、もっとイッちゃってOKです。次回は遠慮なくお願いします。
そういえば去年川崎クラブチッタで観たsunn O)))は、天井が高いが故、100パーセント力を発揮したとは思えんかった。振動はきたけど音は大きくなかった(とはいえ通常のバンドよりは遥かにデカイ)。でも、アースダムで体験したBurial Chamber Trioは、スゴかった。こんな下品な音が地球上にあるなんて〜! と、思った。

【Burial Chamber Trio】(YouTubeより)アホだ。グレート! また観てえ〜!

KTLは、Burial Chamber Trioやsunn O)))にくらべたら地味は地味。でもそのぶん応援したくなるのがゼンマイ的心情。この気持ちわかる? そういやPITA氏が出す音に、なんか妙な音が混ざってませんでした? ピーヒョロヒョロみたいな。誰かのケータイが鳴ってるんかと思った。ま、この際そんなことはどうでもいいですね。
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ライブ終了後は、会場限定の『KTL IV Paris Demos』を買いにいくも、プレスが間に合わず延期された模様。残念。予約は受け付けてたけど、メンドイのでスルー。その代わりと言ってはなんだけど、この日だけの限定Tシャツ購入。うへえ! な、なんだこのデザイン!?

【剣道のお面の下にカニ! 関係ないけど左下に鬼太郎!】
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これはバックプリント部。ちなみに表は髑髏。髑髏デザインって恥ずかしいけど、目玉が描かれてないのでこれはOK。目玉が描かれた髑髏って、最低ですからね。

変なTシャツ買って、ご満悦のゼンマイアタマ。会場を出ようとしたら、オマリーさんとバッタリ遭遇。いつものように片言で話かける。以下、適当に訳。

   わし「あんた、今度、sunn O)))でいつ来るん?」
 オマリー「来年、sunn O)))で来るわ。そん時また会おうや」
   わし「OK〜。んじゃまた〜」

なんか知らんが、気付けばオマやんと約束してた。そういえば、オンリー・ワンズのアランとも、来年会う約束したな。あと、誰かとなんか約束したような気もするが、まったく思い出せん。う〜ん。雑音、浴び過ぎたかもしれん。

【宴のあと】後片付け中のKTL。See You Next Year !!
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先月14日(日)。この日は結構忙しかったけど、どーしても観たいバンドがライブやるので、我慢できずに行ってしまった。そのバンドは、イステリスモ。とはいえ、ほんとに忙しかったので、たくさんバンドが出る中、イステリスモだけに照準合わせて行った。そんで、終わったらすぐ帰るという、なんともイヤな大人の見本みたいな行動をとってしまった。っていうか、正直、対バンが趣味じゃなかった。事前に音源聴いたけど、圧縮データ云々以前だった。そもそも、なぜイステリスモと対バンなんだろうか。いや、これでよし。価値観の違う人に観てもらうのはいいことですもんね。それには、他流試合を積むのがベターな選択ですから。長々続く交流試合は最低だけど。

      2008年9月14日(日) Love & Beer Vol.1 @ 中野MOON STEP
                   ISTERISMO

客、まったくと言っていいほどノッテなかった(わしもジーッとしてたけど)。演奏自体も調子悪そうだった。曲が発進出来ん瞬間、二回くらいあった。あと、ドラム周辺にライトがあたってなかったのが残念。あの、手の動きが見えんのは、かなり勿体ない。とはいえ、イステリスモって、やっぱいい。音、相変わらず気持ちいい。“最高” というのは、このことですよ。

Isterismo

(画面埋め込むのって初めて。なんかドキドキする)

イステリスモって、自分の音に対するフェティッシュ部分を、ある種完璧に満たしてくれるバンドなんよね。声質好みで(デス声じゃなくて良かった)、イタリア語の語感が気持ち良くて、ギターが放射ノイズで、ベースラインがほぼ解読不能な領域に入ってて、ドラムが完璧に潰れた爆撃タイプで..... 全体としては、ほとんどノイズ。とはいえノイズじゃなくて、やっぱこいつらパンク。そうなんよ。ここが最も重要なとこなんよね。
好き放題ついでに言うと、今後、メタルやグラインド方面だけは行かんでほしい。あと、アタマ良さそうなバンドとコラボ演奏ってのもイヤ。もう、このまま、まわり一切関係なく突き進んでほしいです。そんで、いつか、ゆらゆら帝国と対バンしましょう。ゆらゆらファンに、世の中にはこんなオモロいバンドもいるって見せてやろう。あと、インキャパと灰野氏とも対バン希望。うへえ。面白そー! あ。あとパフュームと! 間違っても、木村カエラではないからね。

【雑音さん、イステリスモを観ながら思う】
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KTLにしてもそう。人間って不思議である。
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2008年09月28日

We gonna play Kraut Rooooock !!

広島市民球場が、ついに最終回を迎えた。テレビで観たかったなあ。ネットラジオで聴いたけど、すぐ接続解除されちゃうんだよな。しかし、ほんと、優勝の可能性もあるわけだから、そしたらもう少し市民球場使えるわけだから。どうせなら市民球場で日本シリーズやってほしいなあ。そんで日本一になって、カープ盛大に解散! もちろんバックには、ゆらゆら帝国の「無い!!」を流し続けると。うーん、そんなカープの最終回、感動的だな〜

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今月6日(土)。ファウスト(FAUST)に会うため恵比寿に行く。そう、博士の魂を奪うため。ではなく、ドイツの拳骨のほう(あいかわらずわかりにくく、ユルい導入部ですまん)。
ファウストは、主に70年代に活動してたドイツのバンド。ジャンルは....なんて言えばいいんだ? やっぱクラウト・ロック。もしくはファウスト。ファウストそのもの。他にいいようがない。
詳しいことは各自調べてもらうとして、わしがファウスト聴きだしたのが90年代初頭。80年代後半の、今思えば、地球最後の音楽革命がそろそろ終わりを告げ(今は、音楽分裂再生期)、さて、まわりを見回せば、そんな興味のある音楽ナシ。というわけで、ごく自然に過去の音楽に向かった。そんな時に出会った、クラウト・ロック(ジャーマン・ロック)は衝撃だった。これって、パンクよりパンクじゃん! グワーっとまとめて聴いた。アシュラ、カン、クラスター、etc。次から次へと、ドイツの衝撃がわしを襲う! 金が底をついた時も衝撃だったけどね。
そういえば、最初にドイツのロックを聴いたのはいつだろう。たぶん中一の時に聴いた、クラフトワークのアウトバーンだろうな。そんでその次がたぶん、ホルガー・シューカイのペルシアン・ラヴ。ふは。まさに時代ですね。「死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対。」。若い人ついてきてる?

さて、ファウストで最初に聴いたのが、順番通りファーストアルバム「Faust」。他のドイツの音楽に比べ、ちょっとわけわからんで面白かった。よくいわれることだけど、バンドの匿名性や音のコラージュの感じとかで、わしもレジデンツを連想した。アナログっぽいコラージュって面白い。アナログコピーっぽい美術(アート)も大好きだし(だからいまだにパンクのレコードジャケットが好き)。ゴチャゴチャザラザラしてるのっていい。アナログのゴチャゴチャザラザラは、すばらしい混沌を産む。ファウストは、まさにそんな感じ。
二枚目が「So Far」。一般的に、これがファウストの傑作とされてるけど、わしもそう思う。なんてたって「It’s a Rainy Day, Sunshine Girl」が入ってるもんね。このアルバムって、方法論抜きにしても(そもそもそんなんわし知らん)、カッコいいし気持ちいい。聴いたことない人は、絶対聴いたほうがいいです。マスト!
三枚目が「The Faust Tapes」。もしこれを最初に聴いてたら、ここでファウスト聴くの止めた可能性もある。そのくらい、好き放題やりたい放題のコラージュの嵐。逆に、他の部分を制御してるようにも聴こえて面白い。偶然性の面白さ。
そんで四枚目の「Faust IV」。前の三枚が混沌としてるぶん、これはかなり聴きやすい。個人的には一曲目の「Krautrock」につきる。いや「Picnic On A Frozen River (Deuxieme Tableux)」もいいな。いや全曲いいな。このアルバムって、まるで、これからの音楽未来(1973年以降)を予言してるかのようです。色んな未来の要素が詰まってます。

[Faust]http://www.myspace.com/faustpages

【ファウストの音達】これ以外にも、まだ色々あるけど書ききれん。
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左から「Faust」('71・1st)、「So Far」('72・2nd)、「The Faust Tapes」('73・3rd)、「Faust IV」('73・4th)。

ファウストは、四枚目のアルバムを出した後活動停止。80年代後半になって再び動き出し、97年には初来日(わし行かんかった)。で、今月6日に再来日を果たす。うおー! これは観たい!
「ファウストよりミステリアスなグループを私は知らない」。ジュリアン・コープの言葉にあるように、ミステリアスって言われてるぶんよけい観たい。その肉体性(ライブ)を直に確認したい。わし、基本姿勢はなんでもそんな感じです。あ。でも、ピストルズはやっぱ観に行かないけどね(タダで吉祥寺あたりでやるなら行く)。

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                  2008年9月6日(土)
   Faust Live in Tokyo September 2008 (Solo Full Show) @ 恵比寿LIQUIDROOM
    Jean-Herve Peron(B, Vo) / Zappi Diermaier(Dr) / James Hodson (Sounds) /
           James Johnston(G) / Geraldine Swayne(Vo, etc)

結論から言うと、すごく良かった。ファウストの音楽と、今までマジメに付き合ってなかったからかもしれんけど、予想以上に楽しめた。ペロン(やっぱ、プロンよりペロン読み)がヘルメットかぶってチェーンソー振り回して、ザッピーがグラインダーまわして火花散らして。ファウストがファウストを演じてるって思った人も多いと思うけど、でも、考えてみたらこの人達、六十ですよ。オヤジがチェーンソー振り回すって何それ? それだけでもすごい。このアホっぽさ(ユーモア)って、この人達の本質だと思った。それがわかったのは、大きな収穫だったな。
あと驚いたことに、ちゃんと音楽を演奏した。アンコールでやった、「Krautrock」なんて最高。なんてたって、“We gonna play Kraut Rooooock !!” ですから。超感動っすよ。
そういえば途中、ヨーロッパからわざわざ来たって片言の日本語で叫んでた外人がいた。七千円もしたんだからもっと楽しめ、みたいなこと言ってた(たぶん)。なんか下品なことも叫んでたな。チ○コがどうのこうの。ふつうのライブでこんだけ騒がれたら、そりゃ腹立つけど、ファウストの場合、この騒ぎでさえ仕組まれた即興演劇みたいで面白かった。最後はペロンの「オーケー! シャラップ!」の一言でこの幕は終了。客、もちろん大喜び。盛り上がったなあ。ところが、肝心の「It’s a Rainy Day, Sunshine Girl」は演奏せずに終了。しょぼん。まあしょうがない。

ライブ終了後、物販では、この日のライブ音源をCD-Rに焼いたものを販売(ジャケットは、ライブ中にGeraldine Swayne女史が即興で描いた絵を分割使用。キャプテン、素早い仕事ですね)。正直、チト高い気もするが、今日のライブの証拠品となるだけあってやっぱ欲しい。しかも、物販にメンバー全員登場して、サイン会開始ですから。そりゃ欲しくなるわ。そして混乱するわな。今回の主催者は、オンリー・ワンズを日本に呼んだトコみたいな体育界系じゃないぶん、これはしょうがないかも。案外、キャプテン・トリップって、ものすごい体育界系かもしれんが。

【2008年9月6日の証拠品】ザッピーのサイン、なんと左ききバージョン! もしかして貴重?
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内容は、最初の方のアンビエントなノイズっぽいやつ。即興で絵を描いてた時の曲です。

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翌日の夜。この日行かなかった、六本木でのファウストライブ評をネットでみてビックリ。初日にやらなかった「It’s a Rainy Day, Sunshine Girl」を演奏。がーん。当日料金っていくら? 四千五百円。んー 無理すりゃなんとかなる.... よっしゃ! い、いかいでか〜!

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六本木ってひさしぶり。都営大江戸線も初めて乗った。地下鉄六本木駅も初めて。しかし、六本木にいる人達って、なんというか、その、アホっぽい人ばかりですね。ゼンマイ通信、六本木住人誰もよんでないことを祈りつつ、会場の六本木SUPERDELUXEを目指す。ん? 途中、さらにアホっぽいでっかいビルを発見。たしか、このビルの上の方に、日本の象徴的存在の人が住んでらっしゃいますよね。NIGOという名の。わし、このアホ、いや、この人大好きですよ。ところで、今売ってる、Casa BRUTUS見た? 見てみ。みんな、このアホ、いや、この人絶対好きになるから。アメリカにマイケル・ジャクソンがいるように、日本にはNIGOがいます。彼らがいる限り、資本主義社会の未来は明るいはずですよ。

さて、ファウストのライブ。会場が六本木だからなのか、客層にビミョーな違和感。業界人っぽいのやセレブっぽいのが結構います。それはいいとして(ホントはよくない)、会場内、宣伝文句の「ステージを中央に組み、オーディエンスがそれを囲む形でライヴ・ショウが行われます。」って、状態ではないですね。きわめてふつうのセットです。「予測不可能なハプニング」って、このことだったのね。

                  2008年9月8日(月)
              Faust Live in Tokyo September 2008
      Collaboration Live Recording, Day 2. @ 六本木SUPERDELUXE
                Faust with Marble Sheep

リキッドルームでのライブが “陽” なら、この日は “陰”。演劇度のほうもかなりの高さで、まるで秘密クラブに潜入してるかのような錯覚をおぼえた。ペロンとザッピーが椅子に対峙して座って、互いにバナナを食べながら会話して、最後に客席にバナナの皮を投げる。一連の即興演劇(?)にも、ユーモアの奥に陰がみえた気がした。衝動的というよりは理性的。すべてを制御してる感じ。マーブル・シープの演奏もそんな感じで、全体、不思議な芝居を観てるようだった。これも、ファウストの顔のひとつなんだろうな。と、勝手に解釈。
構成は、二回の休憩を含む三部構成。当然、お客さんの酒もすすむわけで(それが目的?)、そのせいか、まったりした空気が流れて、全体的にリラックスムードになった気がする。
曲は、長尺で反復クラクラモードのものが多く、会場が狭いこともあり音圧も直に感じ(ドラム三人!)、酒もすすんだせいで、わし、もうフラフラ。震度サンも、なにやらユラユラしてます。まるで、空中を浮遊してるよう.... いつのまにか最後の曲。え? もう終わりですか? “雨の日太陽少女” は、やらんの?

演奏終了。がーん。It’s a Rainy Day、やらんかったー(泣)。客、アンコールの拍手開始。「おらあ、もう一回出て、It’s a Rainy Dayやれや!」。全員の気持ちが届いたようで、案外アッサリ再登場。ペロン、ひとしきり、お礼をのべた後、あのドラムがー! It’s a Rainy Day, Sunshine Girl だ〜!

【宴のあと】
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思うに、ファウストはユーモアのかたまりだった。たしかに一連のわけわからん行動は、ミステリアスでもあり難解でもある。人によっては今のファウストは、自分の中にあるファウスト像を壊すただの邪魔な存在だけなんかもしれん。でも、実際、ファウストは存在するわけだし、再び日本にも来てくれた。しかもあの年で。やっぱね、ペロンが投げたシンバルがザッピーの頭に当たって血を流しながらドラム叩く姿には、単純に震えます。ライブは肉体性。楽しんだもん勝ちってことです。ようはシンプルっすよ。

英国に、いや、地球にバカが戻ってきた(続きを読む)
posted by 薇頭 at 21:43| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

楽しんだもん勝ち

震度サンからメール。

[ジャッジメントのジャストビー。人生ベストソング十曲の中に入った](原文まま)

その十曲って、たしかダムドのニニニも入ってますよね。それ最強ベストですね。その十曲、ぜひ今度リストアップしてちょうだい。ちなみにわし、「JUST BE...」のこの部分が好きです。

  ♪何かのエンで生まれ落ちた ただ生きてるってヨロコビで 気が狂っちまいそうだ♪

ところで、震度サン。「今日のおにぎりうまかった」ってメール、毎日仕事中に送ってくるのは遠慮してくださいね。

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8月30日(土)、神楽坂へ。中央線沿線に住んでる人が神楽坂に行く場合、ふつう、地下鉄東西線(三鷹〜中野間は中央・総武線に変身する)に乗ってそのまま “直”。でも、この日は総武線(通称:中央・総武緩行線。今知った!)を使って、飯田橋から歩いて行くことにする。わし、このあたりで、けっこう長く働いてたからね。ちょいとフラフラしてみたくなったんよ。いや、そんなことより、その頃よく行ってた沖縄料理店で、久し振りにゴーヤチャンプルー食べたくなった。それがホントのところ。
当時行ってた職場って、ゼンマイ通信で二回くらい登場したニューヨーク出身のゲイのボスがいたところ。そういえば、社長も “おねえさん” だった。ボスと社長が話してると、女子同士の会話みたいで面白かった。まわりに花が咲いてる風に見えた。そんで、あともうひとりボスがいて(要するにこの二人のアシスタントをやってた。職種は編集デザイン)、その人はゲイではなかったけど、ロンドンから来たクールな皮肉屋で愉快な人だった。その人は音楽もやってて、ジャズのベースプレイヤーでもあった。当然、音楽的知識もハンパなく、色々教えてもらった。逆にわしが薦める日本の音楽は、ことごとくダメだし喰らった。ぷぷ。ちなみにニューヨーカーのボスのほうも、かなり音楽に精通してた。YMOのニューヨーク公演も観に行ったそう('79・Trans-Atrantic Tour)。客は割とシラケてたらしく(本人がそう言った)、日本に伝わってる情報とのあまりの違いに、感心したことを覚えてる。客席レベルとマスコミレベルって、常に差があるもんね。いやしかし、この職場はホントに楽しかった。この二人以外も、おもろいキャラばっかだったしなあ。いつか詳細に書きたいです。

飯田橋西口を出ると、懐かしい風景。駅周辺を歩いてみる。あんま変わってない。いや、大きい違いはないけど、なじみのお店は大半が既にないですね。よく行った、デザイン用品店ももうない(仲良くしてもらってた)。さて、目的の沖縄料理店は.... ガーン! 八月中は土曜日休み! ついてない。しょうがない。またの機会。しだいに雨も降ってきたので、いそいで他の店を探す。お。広島風お好み焼き屋発見。腹減ったので、迷わずこの店に決定。
お店の中に入ると、カープグッズがたくさん。そういえばカープって、微妙に優勝を狙える位置にいますね。いつの間に。この際、阪神から優勝をカッさらうのもいいですね。巨人でも中日でもなく阪神から。流出選手の恨み? そんなん関係なし。ほら。なんだかんだで今のセ・リーグの主役は阪神ですから。阪神ファンって、実質、発言権がいちばん強い(と思われる)。トンビが油揚げをカッさらうみたいに、カープが優勝ヒョイってさらってったら、阪神ファンたぶん騒ぐでしょ?
ってか、騒いで。そしたら、プレーオフ制度(クライマックスシリーズ)見直されるかもしれないじゃん。交流戦もそうだけど、今のごちゃごちゃした野球ってオモシロない。ごちゃごちゃしたデザインの後期〜現在のウルトラマンみたい。ちまちま続くガンダムシリーズみたい。ようするにシンプルでない(金の臭いが必要以上にスメル)。
三年前、島根県浜田市周布町のひっそりとした浜辺で、キヌヤ金城店で買った弁当食べてたら、トンビの襲来にあった。楽しみに取っておいた、煮玉子カッさらわれた。今思い出してもくやしい。要するに、そんなプロ野球ってありか? ・・・ありな気もしてくるな、この例えだと。

おいしいお好み焼きを食べたあとは、てくてく歩いて神楽坂を目指す。お。「深夜プラス1」(神楽坂入口横のミステリー専門新刊本屋)。よく行ったなあ。入りたいけど時間が無いのでスルー。さらに十分くらい歩いて、目的地、神楽坂エクスプロージョンに到着。食後の散歩にはちょうどいい距離。そういや、エクスプロージョンの向いのでっかいビルでも働いたことある。色んな町に世話になった。思えばけっこう生きた。

【飯田橋西口より新宿方面をパチリ】
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都会の怨念が渦巻いてます

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神楽坂エクスプロージョンは、最近復活したそうなんですが、二十年くらい前に一度来たことがある。その時は学校の友達のメタルバンドを観に行って、他も全部メタルでした。少ないお客さんの中、金キラ衣装を着たバンドの人達ばかりで、なんだかこの世の終わりみたいな光景だった。
で、久し振りのエクスプロージョン。こんな狭かったっけ? 改装で狭くなったんかな。ふと、会場内を見ると、目のすわった妖精が二名いらっしゃいます。ジーッとしてるのがこわい....

     2008年8月30日(土) いぬ屋敷 Vol.45 晩夏の間 @ 神楽坂EXPLOSION
  吉野大作 / Kito-mizukumi rouber / ビル / 木幡東介(マリア観音) / INCAPACITANTS

【吉野大作】
吉野氏は、一月、横浜で音羽信との共演で観ました。この日は、その時に演奏された楽曲がほとんど。吉野氏らしい、メッセージに富んだ曲の数々で、最後は日本語で「風に吹かれて」。小さなライブハウスでメッセージソングって、はたしてどのくらい力があるんだろうって思う人もいるでしょうが、これ、実はすごく効果があると思います。勿論、聴き手の想像力次第。たぶんね。

【Kito-mizukumi rouber】http://www.myspace.com/kitomizukumirouber
この日は、当然のように彼らが目的。2月2日のアースダムでの誕生に立ち会った身としては、墓場鬼太郎よろしく、これからどのように成長していくのか興味がありますからね(ってことは、いつかわし、Kitoに殺られるんか?)。
『Yellow Class』が始まってすぐ、これまでとえらく感触が違うのに驚く。テコンドーの声に、今までとは違う地獄エフェクトが加わったことで、より、調布ピース産地獄音源に近づいた。これはかなりうれしい。ただ、まだ地獄エフェクトマシーンを使いこなせてないのか、時折声が聴こえなくなる。これって悪魔の仕業? いや、単に線が抜けてるだけかもしれん(悪魔が抜いた?)。三人の動きも今までとは別人状態。これは、彼らの脳内に地獄スペースがナチュラルに発生したことを物語ってます。混沌濃度もますます増して、侵蝕著しい様子(こわい....)。最初の頃みたいな、オッカナビックリでぺったら地獄を見渡してるような感じもよかったけど、徐々に地獄をkitoペースに巻き込んでる今の感じは、絶対ナマで体験すべき。とくに、現世OILバンドのファンの皆さん。観たほうがいいですよー。あと、まじめに、お子さんが観ても楽しいと思う。アタマの固い大人より、子供のほうが先に真理を掴むってわけです。うひひ。ま。ようは難しいことなんか考えず、理屈抜きで楽しんだもん勝ちってことです。時に、パパはなぜあんなに日焼けしてるんでしょうか。やっぱ地獄焼け?

次回「ペったら地獄リサイタル」は、9月28日(日)東高円寺U.F.O.CLUB『発狂天国vol.38』。そんで次が11月16日(日)新大久保EARTHDOM。アースダムの共演、ものスゴ楽しみ。ひさびさのマゾ、いや、アシッド・イーター! この日は、笑い過ぎでお腹が痛くなる予定です。kitoとアシッド・イーター.... 今から想像するだけで.... ぷぷっ

【ビル】
シンプルなパンクロックで、そんな好みではないけどなぜか目が離せなかった。なんかどこか変。これはたぶん、間の取り方と、ドラムのシンバルの位置だと思う(すっごく上にある)。

【木幡東介(マリア観音)】http://www.myspace.com/mariakannon
もちろん知ってます。以前テレビに出てましたし、ゆらゆら帝国ともよく共演してましたもんね。でも、観るのは初めて。楽しみなような恐ろしいような。ティアドロップ型サングラスをかけた、坊主頭の木幡氏が登場しました。ヤバそう.... わくわく... 椅子に座り、足につけた鈴をシャンシャン鳴らしながらギターかき鳴らし、声を振り絞って歌います。正直、イラっとした。後ろから膝カックンしたくなった。情念どっぷりな歌って、わし、大抵イラっとするんよ。ところが三曲目くらいにテープ(?)を使った曲を始めた途端、大気圏を突破して宇宙に行っちゃった。わしを連れて(他のお客さんは地球上に残ってたかもしれん)。す、すげえー。なんかしらんが超感動。こんなにいいと思わんかった。まさに宇宙! スペーシーサイケデリック!
とか言いながら、毎回追っかけることはせんけどね。それでも、俄然気になる存在になった。そういえば、一人で何かと闘ってる感じが良かったな。何と闘ってるのかはわかんないけど。

【INCAPACITANTS】http://www.japanimprov.com/incapa/incapaj/index.html
やっと妖精達の出番です(ゆらゆら帝国坂本氏命名)。去年のゆらゆら帝国年末リキッド以来。インキャパって、個人的に、わざわざ選んで観に行くことはなるべく避けたい。こっちから行くんじゃなくて、偶然遭遇したい。角を曲がったら、そこには二匹の妖精。みたいなね。海に潜ったらなんか二匹。みたいなね。あ。海だからこの場合、人魚になるのか。
うーん。やっぱ狭いトコで観る彼らは最高。T. 美川氏の目、子供には見せられません。小堺氏、存在自体が凶器(狂気)。今日もマイルドにブチ切れてます。もし宇宙人が地球を攻めてきたら、先陣はこの妖精達にまかせましょう(その次は木幡氏)。ところで、T. 美川氏が客の間をチョコマカ素早く移動した時は、思わず虫取り網で捕まえたくなった。

ライブ終了。ここ最近にない濃いイベントだった。楽しかったー。で、今まで書いた文章読み返してみたら、まともに音楽のこと書いてないような気もした。でも、これでよし。さあ帰ろう。エクスプロージョンから外に出ると.... うわ。大雨だ。

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カープ今日も勝っちゃった(正確には昨日)。ほんとに優勝の可能性も出てきた。こういうのって何年振り? そりゃそうと、結局、今年でなくなる市民球場にお別れすることは出来んかった。最後に行ったのは、もう十年以上前のこと。できれば行きたかったけど、まあしょうがない。

【十年くらい前に撮った広島市民球場】
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(市民球場って、カープうどんがうまいのよ。新広島市民球場でも食えるんかな)

市民球場での公式戦、あと七回。優勝すれば日本シリーズがあるから、もちょっと球場使えるのか。市民球場最後の年なんだから、できればそうなるといいけど。あ。来週のカープのユニフォームは注目ですよー。これは見てのお楽しみ(誰もカープなんて興味ないと思うけど)。ところで、阪神、大丈夫?
posted by 薇頭 at 02:05| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月15日

シンプルに生きたいね

なんだかんだでジャッジメントのライブの衝撃から今も抜け出せんのよ。なんちゅうか、あんなリアルな音と言葉って滅多に聴ける(聞ける)もんじゃないんよね、普段生きてて。ほら、色んな場面で色んな人達が(エラい人とか)、自分の理想や政策語ったり、もっともらしいこと言ってんじゃん。ラジオなんかで流れてくる音楽もそんなんばっかじゃん。でも全部ウソくさいじゃん。全部は言い過ぎだとしても、ほとんどウソくさいじゃん。どうでもいい言葉ばっかじゃん。ネットでも雑誌でもなんでも上っ面ばっかじゃん。自分守るのに必死じゃん(いままで何回「〜じゃん」って言った?)。
あのライブで、ジャジャさんが良いこと言ったとか、そういうことを言いたいんじゃなくって、人が自分さらけ出す瞬間ってそうは見れないからね。単にカッコいいもの見せてもらって喜んでるだけなんです。それがねじくれた文章になって出てきてるんです。もうこうなったら、わし、自分の恥さらしまくって生きてやりますよ。ってか、すでに恥さらしてるけど。ってか、何でこんなこと書いてるかサッパリわかんないけど。そんで後で読み返して恥ずかしくなったりするんだろうけど。でも、過去記事削除なんて絶対しませんよ(訂正はチョコチョコやってるけど)。ところで、こういう空気読まずにまっとうなことを恥ずかしげもなく言うわしみたいな人って、ちまたでは “中二病” っていうんですってね。それ、光栄なことです。

【JUDGEMENT - JUST BE...】('00)
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うお〜っ! 大傑作! 表題作の「JUST BE...」って、ゆらゆら帝国の「無い !!」に匹敵する、“終わりの音楽” なんでは.... すっばらしー! あ。ドラムって、Muka-Chinだったんだ(ライブでは確認できんかった)。どうりで懐かしいわけだ(ほんと?)。ベースのサクラさんの存在もすんごく大きい(コーラス最高!)。藤井さんの曲って、この時点でハードコアとかそういうものを超越しちゃってる。ジャジャさんのボーカル、リップの時とはもう別次元。それこそすべてを超越して見方を変えれば始まりに戻った感じもする。よくわかんないけど。このメンバーでのジャッジメントって、最強なんではないでしょうか。限定復活ライブ観れて良かった。
そりゃそうと、この音源貸してくれたのはこちらに住む友人なんですが(いつもサンキュー)、ちょっと守備範囲広過ぎなんじゃないでしょうか。

 ♪シンプルでありたいのさ シンプルがあるだけなのさ
  シンプルにありたいのさ シンプルに生きたいのさ♪

 ♪シンプルでありたいね シンプルがあるだけなのさ
  シンプルでありたいね シンプルに生きたいね♪       (「シンプル」より)

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8月27日(水)朝。ほんのちょっとだけど知ってる人が亡くなったことを偶然知る。わしはその人と話したことないけど、十数年前はわりと身近にいた人だっただけに驚く。当たり前のことだけど、人はいつか消えるのね。そんなことを考えながら、夜は恵比寿リキッドルームへゆらゆら帝国観に行った。そういやゆらゆら帝国って、年末に久々ワンマンやりますね。しかも東京は、去年のレコ発会場だった新木場STUDIO COAST。音、スゴく良かったからなあ。これは楽しみ。チケット取れればいいけど。あ。わしら、今も転売目的のオークション出品には目を光らせてますから。“呪い” は継続中ですから。しかもすんごい呪いですから。転売目的の方はそのつもりで〜

    2008年8月27日(水)Liquidroom 4th Anniversary @ 恵比寿LIQUIDROOM
                  Shing02・ゆらゆら帝国

まずは新春かくし芸大会、じゃなくって、遠い親戚の結婚式披露宴、じゃなくって、Shing02。ラップの方です。最初、何語かわからんかった。日本語ってわかるまで結構時間がかかった。時間が経つにつれ、だんだんこの人のクセがわかって、何言ってるかわかるようになったけど、それにしても全体通してわかりにくいってのはちょっと勿体ない。餓鬼レンジャーって高速ラップでも、それを活かした言葉遊びとか、滑舌のよさで伝わるんだけど。Shing02はわからんかった。
そういえば、各ソロの長尺プレイはまさに披露宴状態だった。目の前で粛々と披露される古典芸を正座して観てる感じ。足を崩すのも悪いし、席を立つわけにもいかん。ど、どうしよ(汗)。そんな感じ。ところで、途中、女性ボーカルがソロをとったんだけど、これは単純に驚いた。うまくて。J-WAVEで流れてくる女性ボーカル物って大体こんな感じ。そう思った。

次はゆらゆら帝国。下世話な疑問なんですが、Shing02のライブの時、ゆらゆら帝国の皆さんは何をなさってたのでしょうか。ビヤステーション恵比寿で、ビールでも飲んでたんでしょうか。あ。ビヤステーション恵比寿ってもうないのか。そういえば昔、ビヤステーション恵比寿あたり(中?)で、田島貴男氏在籍時のピチカート・ファイブ観たことがある。面白かった。今、思い出したけど、『女王陛下のピチカート・ファイヴ』と、いとうせいこうの『MESS/AGE』って、両方とも1989年7月発売なんですよね。このふたつって、時期も同じなら、CDフォーマットを最大限活かした日本初のポップアルバムって点でも共通してるんよな(と、個人的に思う〜♪)。
話もどして〜 ゆらゆら帝国のライブ。結論から言うとメチャクチャえかった。ここ最近の中ではかなり感触が違ったぞ。あえていうなら、去年の横浜ブリッツの感触に近い。空洞抜けたあとのポッカリ感。そんな感じ。そりゃそうなんよな。[REMIX 2005-2008]バージョンの曲がけっこうあったし。そういや、[REMIX 2005-2008]の『船』インストバージョン聴いたとき、これ、ナマでやったらヒドいだろなあ、って思った。バンドや演劇なんかでたまにある、本人が本人を演じてる状態。観てるこっちが切なくなるあの感じ。勝手にそんな感じになるんかと思ってた。わし、ちょっと(かなり)底意地が悪いので(皆さんご存知ですよね)、ゆらゆら帝国がゆらゆら帝国のコピーバンドやってるトコをちょっと観てみたかった。ところがナマの『船』インストバージョンは、それとは違ってスタジオ音源とはまた違う別の側面が表れた。これは今までになかった気がする。〈違う別の側面〉についてはメンドクサイので書かんが(自分で聴いて感じることですし)、テクニック云々で導き出してるもんじゃないと思う。そこはやっぱビヤステーション恵比寿のビールのおかげなんかもしれんが、あそこはもうないので、別の次元の力が加わったのかもしれん(ツチノコとかUFOとか)。
話、一曲目付近に戻るけど、『ミーのカー』から『男は不安定』に移行する時は最高だった。空洞に貫通するかと思ったぜ。なんじゃあのフリキレ具合。そういや一昨年、年末リキッドでやった『男は不安定/Sonic's Rendezvous バージョン』(勝手に命名)また聴きたい。あの、ギターがジャキジャキしたヤツ。あれ、理屈抜きで狂える。そういや『学校へ行ってきます』って、今回ケズル君、オカマになってませんでした? ほんとどうかしてるぜ。時に(急に色々思い出して来た)、『無い!!』『ひとりぼっちの人工衛星』の流れに何にも感じなかった人は、そろそろ休暇とってノンビリしたほうがいいと思います。あの、暗闇に近い照明に心動かされなかった人は、ゆらゆら帝国聴くのやめて、ジャッジメント聴くことをお薦めいたします。ようはシンプルっすよ。

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一昨日13日って、広島でガーゼのライブがあったんですよね。実は観る予定だったんです。でも色々あって広島帰るのやめちゃった。当然、倉敷にも行くつもりだったんだけど....。結局、今年も帰れそうにない。色んな約束も反故にしてしまった。なんか完全ドツボモードに入ってる。こんな停滞したのって久し振り。天中殺か? 天中殺ってなんだっけ? 天中殺はどうでもいいが、もうホント何もかもシンプルにしたい。でもすべてをシンプルにするにはどうすりゃいいんだ? やっぱ愛しかないんか? じゃあ愛ってなんなんだよっ! わっかんねえんだよ! わしもっ!

【リップクリームのライブ】震度サン、大体こんな感じでした。恥ずかしいですね。
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(左:雑音こと荏本 右:震度ことあらい)

おまけ:冷たい太陽の暗い影(続きを読む)
posted by 薇頭 at 20:45| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月08日

愛という宿題

いやー 楽しかったなー Faust。We gonna play Kraut Rooooooock !!  は、置いといて〜 さっそく、7月6日、新大久保EARTHDOMで行われた〈CHELSEA 追悼 GIG〉の続きを。

【9/8夕方追記】例の友人が、おもろいことを書いている。「これももろとくわ」(笑)。
(註:2008年09月08日「ファウストの夢」のとこね)

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さて、奇形児の猥褻ライブの終了で、残すはJudgementとFinal Bombsのみ。しかし、奇形児はカッコ良かった。あの場にいた方は、奇形児復活を望んだはず。でも、メンバーそれぞれ色んな理由があるでしょうから、もちろん簡単に復活ってわけにはいかんでしょうけど、できるならまだまだ続きが観たい。だってこんなバンド、他にないですから。
次はジャッジメントの今日だけの復活ライブ。いや実は、ジャッジメントについては、バンド名とメンバーが誰なのかぐらいしか知らん。だから音は聴いたことない。すまん90年代パンク。でもこの日、奇形児と同じくらい期待してるのがジャッジメント。というのはジャッジメントって、ギターが自虐、いや、藤井さんですから。藤井さんは、広島で愚鈍('84〜'90)っていうハードコアバンドをやってた方(最後の方は抜けてました)。当時(80年代中頃)、あるレコード屋さんに行けば藤井さんが大抵いらっしゃいましたから、何度かお話ししたことがあります(覚えてないだろなー)。昔から知ってる方を、久し振りに見るのはワクワクしますからね。そりゃ期待します。
そしてボーカル。ジャッジメントのボーカルはこれまでに何人かいたそうで、その中で唯一わしが知ってるのがジャジャ、いや、ジャジャさん。リップ・クリームのボーカルをやってた方ですね(当然、みんな知ってますね)。わしらリップ大好きでしたから、そりゃ期待します。できるならまた、ジャジャさんの歌う姿をみたい。っていうか暴れる姿をみたい。でも、無理だろなー。なんとなくだけど、ジャジャさんが来るとは思えないんだよなあ。

ライブの続きに行く前に、リップ・クリームのことを。この機会を逃すと、今度いつリップのこと書けるかわからんからね。愚鈍のことはまたいずれ。
     ♪オ〜 マ〜 エから〜 ああ〜 死んで〜 くれ〜 ないか〜 ああ〜♪

Lip Cream(リップ・クリーム)は、80年代に活動してた日本のパンクバンド。メンバーが、ジャジャ(Vo)、ナオキ(G)、ミノル(B)、ピル(D)。うーん。このメンバーの名前書いてるだけで手が震えてきた。震度サンとたまに、「今まで観た最強のバンドは?」ってテーマで食事するけど、約二十年間頂点に君臨し続けてるのが、このリップ・クリーム。言っときますが、最強っていうのは、腕っ節だけのことじゃないですよ。もう全てです。ユーモアもエロも。何もかも。

リップはいわゆるハードコアですが、音は、どっちかっていうと、MC5、ストゥージズなんかのイカれたロックにモーターヘッドのドライブ感を足してそんでアルコールとセックスを足したような凶暴な音です(怖くて、何書いてるかわからんようになってきた)。
わしが初めてリップ・クリームを聴いたのは、確か「ハードコア不法集会」。このオムニバスでのリップ・クリームは、ボーカルはBAKI氏(元、エクスキュート、ガスタンクetc)ですが、すでにカムズを昇華した完璧荒くれロックで、ラフィンを軽く蹴散らしてました(ラフィンファン怒んないで)。そんで次が1stシングル「Lip Cream」。これがカッコよくってねえ。もう興奮しまくりでしたよ。実は当時少なかった、アメリカンハードコア的スタイルで、これも新鮮でよかった。まわり一切関係無しって感じで。っていうかこの時点で、(格好は別にして)音はアメリカンハードコアを超えてた気もします。そんで次が2ndシングル「Night Rider More Than Fight !」。ジャケットデザインのせいもあるけど、この辺から独特の暗さが入り始めて、さらにおっかなくなってくる。今となっては、このデザインって平凡でちょっと残念。もっと遊べたはずなのに。

【Lip Creamの初期音源】
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左:ハードコア不法集会('84・AA)オムニバス
中:Lip Cream('84・Hold-Up)1st EP
右:Night Rider More Than Fight !('84・AA)2nd EP

Lip Cream:http://www.myspace.com/lipcreamjapanlegends

リップ・クリームのライブは、85年くらいから見始めたんだと思う。そんで一番観てた時期が、86年と87年。80年代(主に前半)のライブハウスは怖かったっていう記事が、雑誌やネットなんかにたまにあるけど(わしもそんなこと書いた気がする)、これは一部ホントだと思います。あの頃はなぜか、ライブハウスで暴れるのが流儀みたいなところがありましたから。ヤンキー体質の人もかなり紛れ込んでたし、わしのまわりにも少数だけどいたし。あと、色んな噂が原因で、あることないことで喧嘩したり。そんで互いに直接手を出して、ぶつかって、そんで誤解を解くみたいなね。ややこしいがわかりやすい世界(わしは何事にも平和主義ですけえ、喧嘩なんぞしたことありません。ほんと?)。
ライブハウスにあった暴力(バイオレンス)で、代表的なのは、やっぱギズムだと思う。バイオレンスで表現する方法。これは当時、わかりやすいと思った。だってつねにバイオレンスなわけだから。ある程度、事前に何が起こるか予想がつきやすい。怖けりゃ行かなきゃいいわけだし。
そして、もうひとつあったのが、リップ・クリームのバイオレンス。わし、このほうがはるかに怖かった。いつ暴発するかわからん恐怖。笑ってた人が、突然襲ってくる感じ。リップのライブがそんな感じだった。ジャジャさんの狂気って、いつどこで、どの方向に向くかサッパリわかんなかった。そんでギターのナオキ。彼も怖かった。服装が(笑)。ボロボロの女物の着物羽織って(いつもじゃないよ)、SG持って大暴れ。こんな恐怖がこの世にあるだろうか。そしてドラムのPILLさん。もう怖くて怖くて.... うまく説明できん(冷汗が出てきた)。一度、縦に大きく裂けたダブダブの白いズボン穿いたPILLさんが、わしらの横にモヒカン頭で立ってたときはションベン漏らすかと思った。そして、ベースのミノル。端から見てると、彼が一番大人しく感じた。けど、そこがまた怖かった。あきらかに怖い感じの人より、落ち着いた人のほうがなんか怖いからね。
まあこんなふうに、かなり怖いキャラのリップ・クリームでしたが、ライブ自体がいつも怖いってわけもなく、基本メチャクチャカッコいいわけですが。

Lip Cream - 鋭角な未来(当時の雰囲気がなんとなく伝わる。ユーモア&バイオレンス!)

リップ・クリームは、1989年(90年?)に活動終了。わしら既にその頃、ハードコアのライブに足を運ばんようになってました。その後のメンバーの活動もまったく追いかけませんでした。ところで当時、リップ・クリームに夢中だったのは、わしより震度サンのほう。ジャジャさん観る目、いっつもハートマークでしたもん。色々素晴らしいエピソードもあるんですが、これは震度サンと友達になって、本人の口から直接聞いて下さい。聞いてるこっちが赤面しますから。

さて、ここからやっと〈CHELSEA 追悼 GIG〉の続き。すみません。始まるまでいっつも時間がかかって。では、空間移動いたします。

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奇形児ライブ終了。ところでお客さんの中で、ひと際目立つ山男のようなお方がいらっしゃいますが.... もしやあのお方は..... あーっ! ジャ、ジャジャー! いや、ジャジャさんじゃないの〜! ひいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!

確かにジャジャさんですよ。ってことは、ジャッジメントはジャジャさんが歌うんですね。やったー! あーっ! あそこにいるのは藤井さんだー! そういえばさっきGUY氏もいた。そしてここはアースダムですから、あの方もいる。なんか勝手に広島ハードコア同窓会の気分を味わってますよ。まさに「Hiroshima Street Punx 2」ですよ(カセットどっかにあるはず)。
ステージ上ではセッティング開始。はは。ジャジャさん喋りまくってます。イシヤ氏の「愛とはなんだ!?」という言葉に対して、ジャジャさん「愛とはなんだって、すげえ深い言葉なんだよ!」という言葉を返してます。ほんと愛ってなんだ? でもあとは何言ってるかサッパリわかんねー!

演奏スタート。まわり大合唱大会。ジャッジメントってすごい人気だなあ。わかる。初めて聴くわしらにも、そのカッコ良さは伝わる。しかし最初の曲からメチャクチャ盛り上がってますね。端から見ると無表情のわしも、アタマの中だけは祭り状態。目の前に、ジャジャさんと藤井さんがいるってことだけで震える。震度サンはといえば、ケータイで写真撮ろうとしてます。珍しい。こんな震度サン初めて観る(あとで聞くところによると、写真はすぐに中止。記憶に焼き付けるほうが先決との判断をくだしたそう。そうね。それが賢明です)。
二曲目が終わった時ジャジャさん「じゃあ愛ってなんなんだよっ!」と再度 “愛” に問いかける。

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〈愛って何?〉 荏本朋

戦争で戦った人の話の中で、「愛する人のために戦った」「愛する祖国のために」って、言葉がよく出てくる。これって、愛さえあれば人は殺せるってことですよね。そういうことでしょ?
これに似た言葉で自然と連想するのは「神のため」。そういえばこの二つの言葉って、すぐ近くには “死” がありますね。
良い悪いじゃなく、ようするにそういうことだと思います。“愛” は、個人の思考を一時停止状態にするもの。自分を捨て、心を何かに置き換えた結果、死が近づいてくる。
「じゃあ愛ってなんなんだよっ!」っていう、ジャジャさんの叫びは、その一時停止状態を解除する言葉だと思う。愛に対して疑問を持たん人は、人も殺せる。ところで昔、「愛こそはすべて」って歌った人もいましたが、これはもしかしたら壮大な皮肉かもしれん。この歌の真意は作った本人がもういないから、確かめる術はないんですけど。
そういえば、「じゃあ愛ってなんなんだよっ!」って叫んだ後、「わかんねえんだよ、俺も」って、ジャジャさん付け加えましたよね。ほんと、それがすべてだと思う。わかるわきゃない。それが、愛について考えたことのある人の、心の底からの叫びだと思います。

 以上、〈愛って何?〉
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予告通り「愛」についてアホな解釈示して、世界中に自分のアホさ加減を晒したわしは、ただのアホなわけですが、ジャッジメントのカッコいいライブは続きます。

藤井さんのギターって、愚鈍の時以上に深い。こんな音出せる人、滅多にいません。そういえば何かの曲の頭の部分で、音がいきなり切れたけど、その時の藤井さんの言葉が良かった。「このままいくよ! 音が切れてるなんてどうでもいいだろ!」。最初からやり直すことはせず、途中からまた始め、そこにジャジャさんのハーモニカが絡んでいく。カッコいい。それしか言葉が出ん。はあ.... それにしても、カッコいいバンドほどお別れの時間は早い。

ジャッジメント終了。ジャジャさんの、どこにいくかわからんあの感じは、言葉になって表れてた。結局、ジャジャさんはジャジャさんだった。そりゃいいんだが、ジャッジメントの壮絶ステージのおかげで、完全に集中力が切れた。申し訳ないけど、Final Bombsは途中でフェードアウトさせてもらいました。

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この〈CHELSEA 追悼 GIG〉では、今現在、あまり観られないものをたくさん見せてもらった。こんなに “ボーカリスト” を強烈に見せつけられたライブも、最近では珍しい。ほんと、ボーカリストの存在って、以前ほどあんま考えなくなってたな。それを考えさせてくれただけでも、このイベントは貴重だった。あ。あと、愛について考えることができたのもよかったな。読んでる人は災難だったろうけど。すまんね。いつも大騒ぎして。これからも遠慮なく騒ぐけどね。

ところで、一応震度サンにも「愛ってなんだと思う?」って、聞いてみました。震度サン曰く、「生きてる間の宿題」。うへえ〜! なんかわからんが、一言で言い表しやがった!
posted by 薇頭 at 00:11| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

いつの日かTokyo Rock'n Doll

風邪のほうですが、まだ咳がすこし出るけどだいぶよくなってきた(なぜか夜になると出る)。しかし、持ち直すまでこんなに時間がかかるとは思ってもなかった。まわりにも色々迷惑かけてしまった。すみません。ところで、例のヤバい咳止め薬ですが、あれやっぱヤバい。合法的にラリパッパ。ちなみに震度サンも同じ薬を処方してもらってたんだけど、やっぱりフラフラになったらしい。クスリって、下手すりゃ病気以上にこわい。
今月17日(日)。大久保に行く前に用事があったので、まずは下北沢に(この時点で既に調子悪し)。用事をすませたあとは、腹が減ったので洋食のマックへ行く。洋食のマック知ってます? 正式名称「下北沢洋食店マック」。東京に住んでる人はみんな知ってるので、他の地域に住んでる人に向けて説明すると、マックはハンバーグを専門とした、安くてうまくてボリュームのある洋食屋さんです。昔から下北に来たら、大抵ここで食事する(そんな人もけっこう多いんでない?)。いつものように地下一階にむかう。さて今日は何を食べよう。到着してビックリ。へ、閉店 !? ガーーン!

【34年間永い間お世話になりました】
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これからどこで食べようか。※ケータイで撮影

またひとつ馴染みの店が消えてしまった。結局、別のハンバーグ屋に行った。おいしいと思うけど、マックの味が記憶にあるからなあ。しかし、下北沢ってこれからどうなって行くん?
http://www.stsk.net/message/message_sandousha.html#yamamoto

さて、昼食のあとは、フィルモアでStone Harbourの正規盤買って小田急線に乗って新宿へ。

【Stone Harbour - Emerges】('74)
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もこもこぼわーってしてます。基本、アシッド・フォークですが、たまにロックして盛り上がってくれてるのが寂しかったり嬉しかったり。ボーナス4曲&1曲(?)入り。マスト!

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新宿到着。ディスクユニオンでGLOOMの昔のLP発見したので買う。あと、Cold Sunの正規盤も購入。やっと聴けるぜ〜♪ そんで大久保のアースダムまでてくてく歩く。げほげほ。

アースダム到着。まずは店頭の看板で出演順を確認。え!? うそ!! 一瞬、書き間違いかと思った。トップバッターガーゼ。なんと! うへ〜。まわりにいたハードコアボーイズ達も、信じられない様子。まじで? と、携帯電話で友達に急いで来るよう伝えてます(間に合うといいですね)。
さて、この日は〈CHELSEA 追悼 GIG〉。チェルシー氏は、DEATH SIDEでギター弾いてた方。もちろん存在は知ってたけど、DEATH SIDE自体あまり聴いてなかったので、そんなに馴染みがない。メタル寄りのハードコアって、あんま好きじゃないからこれはしょうがない。
でも、S.D.S.G.I.S.M.は別だな。ありゃ、聴きようによっては意識拡張音楽といえる。
そんなわしらがなんでこの追悼ライブに来たのかというと、それは、あるバンドがこの日だけ復活するから。7月6日のゼンマイ通信で、ゆっるいヒントを出しましたね。

  ♪ちいさいころから い〜つ〜も〜♪

答は、奇形児のTokyo Rock'n Doll。何人くらいの方がわかったんでしょうか(全員わかってたりして)。奇形児は80年代のパンクバンドで、ADKから何枚か音源出してました。一枚目のソノシート('83)と、Plastic Scandal('83)は売り切れで買えなかったけど、Pressure('84)は例によってフジヤマで購入。そしてラストシングル、Hello Good-Bye('85)は広島EDISONで購入。どっちかっていうとハードパンクって感じの音で、80年代特有の、ダークで猥褻で妙にクセのある世界をつくってました。ひとつ間違ったら絶対聴かない種類の音(歌詞)。だけど奇形児はハマった。こんなエロいもんはこの世にないと思った。11PMなんかメじゃなかった(どっちかっていうとトゥナイト派)。実際、親がいる時は大きな音で聴けなかったし。そりゃ当然。そのものズバリな単語がけっこう出てくるからね。
奇形児の活動期間はかなり短く、83年をメインとした約一年間のみ(Pressureのインサート参照)。その後何度か単発ライブを行い、94年に正式に解散(解散ライブ音源は名盤)。ですから今回観るのが初めてです。楽しみだなあ〜 やっぱ猥褻なんかな〜

       2008年7月6日(日) CHELSEA 追悼 GIG @ 新大久保EARTHDOM
  GAUZE / Worm's Meat / Jhabara / The Slowmotions / Range & The Dirty Hospital
            Forward / 奇形児 / Judgement / Final Bombs

開始時間17時丁度(!)にガーゼのメンバー登場.... したと思ったら、いきなり “ワッショイ” スタート。うへえ! かっこいい! ふつう、登場して開始するまで、どんなに短くても一分くらいは準備するもんだけど、この日のガーゼは出て来て楽器かついで(マイク持ってドラムセットに座って)、いきなりですからね。時間にして、たぶん10秒くらいじゃないでしょうか。ロケットスタートにもほどがあるわけで、正直客は置いてけ堀状態でした。それでも、三曲目あたりから客もなんとか追い付こうと必死で食らい付いてましたけど。食らい付いてからは、そりゃもうお祭り状態なわけで、いつも通りメチャクチャのハチャメチャ。はあ、面白かった。追悼GIGだけあって、筋が通ったライブでした。筋?

さて、色々と出たあとはForwardがシークレットで登場。昔の話になるけど、イシヤ氏ってバンド(DEATH SIDE)始める前から、ライブハウスでよくお見かけしてました。独特のモヒカン頭が目立ってましたもんね。ステージ上のイシヤ氏観るのって、もしかしたらこれが初めてかも。感慨深い。すこししか演奏しなかったけど、正真正銘ジャパニーズハードコア的圧巻ステージ。迫力あったなあ。でも、一番印象に残ったのはイシヤ氏の「愛とはなんだ!? 愛とはなんだ!?」っていう言葉。で、愛ってなんなんでしょう? その答えは次回(えっ!?)。

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そして奇形児。うはは。セッティングの時からして猥褻。わいせつ物陳列罪。かっこいいー。この雰囲気ってすごく懐かしい。80年代のあの独特なライブハウスの感じ。ドン臭く垢抜けん卑猥でヤバい感じ。でも、この主観って、当時まだ子どもだったからなんよな。たぶん。
キュイー。ギターのハウリング音にベースラインがかぶさって『迷信』スタート。♪ナンミョーホーレンゲッキョー♪ YASU氏のボーカル、メチャクチャぶっとい。大げさじゃなく現役感バリバリ。バリバリ(笑)。ナマで聴けるこの感動は五輪どころじゃない。カンドーをアリガトー!(感動感動、ウッサイわ)。
『奴隷志願』。聴きたかった! ♪醜い顔 嗄れた声 だけどもあそこはちゃんと使える♪ わ、ワイセツ! 音もなんかアブナい! ここでふと疑問。現役若手バンドで、ヤバい雰囲気醸し出してるヤツらって、今どの辺で活動してるんでしょうか。っていうか、いるの?
ここで、YASU氏のMC。「懐かしのパンクバンド。あの人は今のお時間でございます」。うははー 確かにこの雰囲気は懐かしいぜ。
『白痴』。うーん。やっぱ、歌詞スゴい(書きたいが書けん)。これを普通に歌って聴かせること自体、奇跡みたいなもんだ。そんで、HIROSHI氏のギターが気持ちいい。最近こういう音って、ライブハウスでほとんど聴かないなあ。貴重。
『ハラシング=ファイア』。後半部分、畳み掛けるトコのYASU氏の声量がスゴい。アースダムで色んなライブ観た中で一番迫力ある声でした。スゴ過ぎて普通の感想しか出んのがまたスゴい。
『HYPOCHONDERIA』。うーん。このままじゃ、自分を病気だと思い込んでしまいそう。ヒポコンデリアになってしまいそう。しかし、ナマで体験して初めて気付いたことけど、奇形児の曲の構成って、反復してズレて増幅していくのがメチャクチャ気持ちいいですね。家で聴く時の何倍も気持ちよいですよ。今度ライブやる時は、ゆらゆら帝国かスターズと共演希望。あ。もうやんないのか。残念。
『Plastics Love』。ファーストシングル1曲目! 激シブ! カッコいいー! ありがとー! んじゃこの次は何? もしかしてそろそろTokyo Rock'n Doll? と思ったら、YASU氏の「ありがと!」の一言で終了。あ、あれ? え? 終わり? まじ? ガーーーーン! 『Tokyo Rock'n Doll』聴けんかったーーーーー!(泣)

Dischargeが鳴り響く中、GUY氏先導(GUY氏ですよね?)による『Tokyo Rock'n Doll』要求も通らず、約三十分の奇形児体験はホントに終了。うーん。もっと観てえ〜。『気狂い病院』も、聴きたかったなあ(泣)。ところでお客さんの中で、ひと際目立つ山男のようなお方がいらっしゃいますが.... もしやあのお方は..... あーっ! ジャ、ジャジャー! いや、ジャジャさんじゃないの〜! ひいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!
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続きは次回。ノバすほどのことじゃないが、文章書くのちょっと疲れた。すまん。悪いが、震えて待っててください。んじゃね。

【奇形児】左:1982-1994 右:LIVE AT LAST
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どっちも素晴らしい。この音源を普通に買える今の世の中ってなんなの? あぶらだこの初期音源にしてもそうですよ。この際、再発音源って免許購入制を導入しません?(なんのため?)
そういえば、この日初めて奇形児をナマで観て思ったことがある。奇形児って、サイケデリックの系譜なんではなかろうか。音っていうより、精神的な流れで。何それ? いや、バカにされようがなんだろうが、ナマ観たらホントにそう思ったんだからしょうがない。震度サンも現場でそう思ったそうだから、少なくとも日本には二人、アホウがいるってことですね。これぞ、ネットに頼らぬナマのアホ意見。そして奇形児はやはり猥褻でした。

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29日の朝日新聞の夕刊読んでてビックリ。いつの間にマニュエル・ゲッチング(Ashra)って日本に来てたん? まったく知らんかった。ガーン。とはいえ、静岡じゃあなあ。
ところで来週は、ドイツから陽気なヤツらがやってきますね。 “雨の日太陽少女” を歌いながら。しかし、ほんとよく降るなあ〜 雨。
posted by 薇頭 at 23:35| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月24日

痛みを知る

ひどく調子がわるい。オツムの調子が悪いのはいつものことなので気にならんが、どうにも風邪が治らん。もう二週間以上咳が止まらん。微熱っぽいし体もだるい。毎年のことじゃないけど、八月六日前後ってだいたい調子が悪い。もしかして前世で原爆にあったんか? と、子どもの頃はよく思った。あと、わしが被爆二世だから? とか。わしほどではないにしろ、広島・長崎で親が被爆した人は、一度くらいそんなこと考えたりしたんではなかろうか。考えてない? まあ原爆云々抜きにして、この世は汚染物質だらけなので、大人になった今はさすがに体調悪いの原爆のせいにせんけどね。それにしてもこの時期は調子が悪い。ちなみに八月六日って、何の日か知らん人もいると思うので教えてあげます。八月六日は “ハムの日” です。ハムカツってうまいよな。そういえば前にハムの人ってのもいたな。ハム談義はその辺に置いとくとして、体のほうは寝込むほどではないので、ライブ行くのや遊ぶのは問題ない。でも、静かなライブや映画は控えざるをえん。突発的な咳だけは対処しようがないからね。そういえばこの症状って春先にも出るんよな。花粉症の時。ん? これってもしかして花粉症?(今の時期は、ブタクサ、ヨモギ) そうだとしたらガーン。
ガーンといえば自分の記憶力にガーン。先日、何の気なしに『修羅』6号(86年7月20日発行)読んでてビックリ(修羅:80年代に出てた超面白いパンクミニコミ)。前回、City Indian観たの一回だけって書いたけど、少なくともあと一回観たことが判明。修羅の記事に、わしが確実に行ったライブのレポートがあって、その出演バンドの中にW.P.City Indianを発見。そういえば観た気も.... いい加減ですみません。ちなみにそのライブは、86年4月2日に広島東区民文化センターで行われた[Lip Cream & W. P. City Indian 1986 Dynamite Tour]。出演バンドは、Lip Cream、W.P.City Indian、C.O.P、愚鈍、Chicken Bowels、KPS。うーん豪華。そういや今度、C.O.Pって再発されますね。COMESも再発されたことだし。こりゃ、いよいよZOUOの再発も近いな。

【修羅、WOO、Change 2000、NEWSWAVE、など】
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[どれもけっこう過激な文章が多くて面白い。平気でバンド批判してるし、ライブ評も割とキツいこと書いてる(ゼンマイ通信なんてカワイイもんだ)。謝罪文とか今読むと微笑ましい。貴重な資料だなあ。Change 2000 Vol.12に載ってる、「海賊艇K」に対する小西昌幸氏の糾弾文も資料的価値が相当高い。NOISEも被害受けてたんでしたね。久し振りに思い出しました。]

『修羅』6号に、もうひとつ面白い記事があった。ゼンマイ通信『超熱帯夜おとこ祭り』でちょこっと触れた、愚鈍が初めて東京でライブやった時のイベントのレポート(86年4月29日、都立家政スーパーロフト)。へー、これって修羅が主催だったんだ。さて、記事をちょっと引用。〈この日の不気味と静かな客は最後まで僅かな反応しか示さなかった〉〈それにしても何故これほどまでに “おとなしい” お客さんばかりだったのか.... 不思議だった〉。うはは。そりゃ、わしがいたからかもしれんなー。あと当時よくあった、ヨソ者に対する嫌がらせ的なことが、その時起こってたことも関係あるかも。修羅はその辺スルーしてますね。ふふ。ちなみにその時の出演者が面白いので、一応列記します。Hydra、Ruins、少女人形、No-Lip、愚鈍、Real、Asylum、にら子供、ゲンドうミサイル、ニューロティカ。うーん。ほとんど覚えてないのがスゴい。でも、Ruinsはハッキリ覚えてる。一人勝ちって感じだったもんな。で、この日一番おぼえてることは、「なんじゃあらいさん 誘ったのに来んかった 残念」って思いながら帰ったことです。東京に出てきてまだ、一、二週間って頃の話。ついでに言うと、チェルノブイリ原発事故の三日後のことです。

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さて。こっからは前回書けなかったSeein RedとFramtidのツアーのことを。Seein Redはオランダのバンドで、昔LARMって名前だった。と、最近知った。LARMはもちろん知ってます。当時(86年くらい)、好きでよく聴いてましたから。スカスカでコロコロしてる、どっちかっていうとスケート(?)っぽいハードコア。まさか今になって観るとは思わんかった。Framtidは大阪のバンド。まだ観たことないけど、好きでよく聴いてます。写真なんか見ると、メンバーの格好が、汚くってボロボロでメチャクチャカッコいい。これは期待大です。

8月9日。会場は高円寺20000V。この日は、こんだけいいバンドが一度に出るわけですから、早くから満員状態。始まる前からすごい熱気。8バンドも出るので、体力温存しながら観たいもんです。でも風邪をひきかけだし大丈夫かなあ。

        2008年8月9日(土) Campaign for Japanese Destruction
        Seein Red + Framtid Japan Tour 2008 @ 高円寺 20000V
      Rednecks / Fuck on the Beach / Caravana Anarquista / Vivisick /
            Kriegshog / No Value / Framtid / Seein Red

【Rednecks】http://www.geocities.jp/the_red_necks/
これぞ東京ハードコアの音。って個人的に思う。速くて展開目まぐるしくって洗練されてる感じ。世の中には、いいバンドがまだまだいっぱいあるなあって思った(知らんだけで良いバンドも、まだいっぱいいるんだろな)。今度レコ発なんですよね。行けたら行こうかな。

【Fuck on the Beach】http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=fffoooobbb
いつも燃えさせてくれて感謝。ベースの方が髪切ってサッパリしてました。この夏の暑さに耐えられなくなったんでしょうか。でもこれは正解。この時点で会場内、すでにかなりの高温ですから。長髪のわしらの脳内温度はどんどん上昇。ますますフラフラに。また観ますー

【Caravana Anarquista】http://www.geocities.jp/amaijifhueqrewar/
震度サンの地元、横浜のバンド。バンド名カッコいいなあ。すんごいドレッド頭の方がボーカルです。どんな音なのか楽しみ。始まったはいいが、何やってるのかサッパリわからん状態突入。楽器の音がそれぞれが好き勝手の方向に向かってる。ステージ上がほとんど見えないので、何やってるのかわからん。リズムが速いのか遅いのかもわからん。最後、エフェクター系っぽいノイズ(ギター? ラップトップ?)が放射されてたけど、あれが音の核だったんかな。ノイズっていえばノイズだし違う気もするし、ハードコアのようなハードコアじゃないような。まあ無理に当てはめんでもいっか。結局最後まで、何がなんだかわからないところが最高でした。

【Vivisick】http://vivisick.shouten.jp/
Caravana Anarquistaにくらべて、このバンドはわかりやすい(いい意味です)。観て聴いて楽しんで、そんでメッセージを感じる。そういえば Vivisickにも “東京” をスゴい感じる。ノってるバンドは観てて気持ちいいです。

前半戦が終了したこの頃には、既にまわりは酔っぱらいだらけ(震度サン、どっかの陽気なドランカーに話しかけられてます・笑)。泥酔状態で床でノびてる人もチラホラ。暑いし酸欠状態で、わしも朦朧。風邪もなんとなく進行してるのがわかってちょっとヤな気分。はあ・・・
ところで話逸れるが、この日、8月9日はハリ灸の日。も、そうなんだけど、野球の日。も、そうなんだけど、長崎に原爆が投下された日(ちなみにハムの日こと、8月6日は、広島に原爆が投下された日。ハムが投下されればよかったのに)。そんで数日前にはグルジアとロシアの衝突。この日のライブも、当然そのことに触れるバンドもいました。そういえば、昔こんなことがあった。

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わしが広島に住んでる時、K君っていう、歴史(社会科全般)が好きで将来ジャーナリストになりたいっていう友達がいた。彼はどっちかっていうと左翼少年で(自分でそう言ってた)、色んな社会運動にも興味があって、学校も違うしヤなヤツだったけど、なかなか面白いこと言うのでたまに会ってた。ある日K君が、「今度、ノーモア広島集会っていうコンサートがあるそうじゃが知っとる?」って聞いてきた。知ってるも何も、それってハードコアのライブイベント。K君、パンクに興味はないが、イベント自体に興味があるというので、パンク友達数人と一緒に行った。

[No More Hiroshima集会](85年8月6日:広島東区民文化センター)
 出演バンド:GHOUL、GAS、愚鈍、MOO、FUSE、DEAR JOHN、DIED OFF

K君どうやら、討論会なんかがあると思ったらしく、淡々と(激しく)ライブが進行する内容に不満顔。ライブ終了後、大満足のわしに対し(MOOが最高だった)、K君ちょっと怒ってる。
K君曰く「口ばっかりで何も行動しとらん」。こいつアホウか? ジャーナリストになって大丈夫か? と、その時思った。
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すまん。ちょっと、っていうかだいぶ話が逸れた。回想シーンはここで終了。2008年の現代、高円寺20000Vに戻ります。ライブもまだ半分残ってるしね。えーと、次は....

【Kriegshog】
Limp Wristの時、初めて観たけどえらくカッコ良かった。あまりの迫力にガツンときた。ところがこの日はそんなにこんかった。暑さと超満員の客に音が吸収されるのか、なかなか前回のような迫力が伝わらない(音も小さかった?)。カッコいいバンドだけに、観てるこっちがモドカしい。終わったあと、震度サンと顔を見合わせてしまった。どしたんじゃろか? 高温の満員状態の会場では、真ん中に寄った音作りは不利なのかも。って、エラそうにすまん。でも、メッセージは十分伝わりました。好きなバンドなので次に期待。そういえば、1stシングル再発のニュースは嬉しい限り。しかもボーナス追加の別ジャケット! うおっしゃ!

【No Value】http://www.novalue.info/
この頃には大変な暑さで(最近こういうの多いなあ)、まわりのみんなグッタリ。音の環境もどんどん悪くなってるような気がする。No Value、大丈夫なん? と思ったら大丈夫だった。先月観た時以上に良かった。やっぱ、No Valueってめちゃくちゃうまい。そんでやっぱドラム最高。ゼンマイ用語に、ハードコアでドラムがうまい人を指す時、〈High Riseのドラムこの人に決定〉ってのがあるんですが(スピードフリークな人間なら意味わかりますよね)、ナガシマ氏はまさにそんな感じ。華もあるし、いいバンドだなあ。フルアルバム希望!

【Framtid】http://www.myspace.com/framtidpunkscrust
Hiroshimaaaaa !! Nagasakiiiiiii !! マキノ氏の叫び声でスタート。Seein RedとのSplitシングルから、Land of Devastation。うおっ! なんちゅうカッコいい音じゃ! 見た目も写真以上にカッコいい! やっぱパンクは汚くてなんぼですよー。後ろのデッカい旗欲しいぞ(もらったら嬉しいが置き場所に困る)。大阪のバンドって本気度が違うような気がするが、なんの本気度かはわからん。が、とにかく凄みを感じるのは事実。もう圧倒的。音圧もハンパない。スピード以上に疾走感を感じて超気持ちいい。そういえばライブ途中マキノ氏が、「過ちは繰り返す」って叫んだけど、その時、父の言葉を思い出した。去年、ゼンマイ通信のために、父に被爆体験のことを改めて聞いたんだけど(父に聞いた話し:2007/08/05)、その時の父の言葉。

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「原爆落ちてそろそろ七十年になろぉ。七十年いうたら大抵の人間は入れ替わっとるよ。そしたら今までより、原爆使う可能性が高くなるじゃろのぉ。人間は知らんと繰り返すけえの。痛い目あわんとわからんのよ。朋、あんたこれから気をつけんといけんよ」

はい。気をつけます。そう。人間は知らんと繰り返す。じゃあすべてを知らんといけん? いや、そんなことない。極端なこと言えば歴史なんか知らんでも〈戦争は痛い〉ってことが全ての人間に想像できるだけで戦争は防げる。アニマルだって火は熱いってこと知ってるからね。[知識より愛より先に痛みを知れ]。これは今思いついた言葉だけど、こんな適当なこと言って満足する前に、自分のほっぺつねって〈痛みを知る〉ことが先だと思う。風邪ついでに朦朧としたアタマで、も少し言うと、別に直接的な行動なんかせんでも、アタマの中で〈戦争は痛い〉って想像する(知る)だけでも、それは “意志” であり “行動” です。パンクも別にカッコだけで[反戦・反核]って言ってるわけじゃないんよ。ね、K君(今、どこで何をやってんだろ。ジャーナリストにはなったんだろうか)。では改めて私、自分のほっぺをつねらせていただきます。・・・いてっ! はっ !?
Framtidの続きを観なければーーーー!
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覚醒(妄想)終了。いや実は、Framtidの後半部分、ほんとにこんな感じで妄想の世界に没入してました。あのサウンドとメッセージですから、意識が拡張(Psychedelic)するのは自然なこと。そしてわし自身は、暑さと長丁場と風邪とまわりの酔っぱらいのせいで限界のフラフラ。Framtidのライブはいつの間にか終了してました。ガーン。今度観る時は、体調絶好調の時にまた観たい。いや、しかしメチャクチャカッコいいな、Framtid。

【Seein Red】http://www.myspace.com/seeinred
というわけで、シャキッとしたアタマで観れなかったのは残念。勿体なかったな。でもカッコよさとメッセージは伝わった。音はやっぱりLARMでしたね。コロコロしてて良かった。そういえばこの日、高円寺の色んなお店で、Seein Redの人達と遭遇して面白かった。でっかい四つ子みたいでしたよ。

ライブ終了。いやー いいイベントでした。全バンド素晴らしかった。客も相当酔っぱらって素晴らしかった。でももうちょっと、意識はっきりさせて観たかった。正直疲れた。もっと体力つけねば。しかし、ゼンマイ通信って最近パンクづいてますが、みなさんついて来てます? というか、わしだけ取り残されてるんかな。

【MOB 47 “Nuclear Attack” Tシャツはダテじゃございません】
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(ともちゃん風邪気味仕様)

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早朝、渋谷公園通り。たばこと塩の博物館の前を、上半身Tシャツ、下半身スッポンポンで、歩道に掃除機かけるわし。ガーガー。横を通り過ぎる車からは好奇の目。恥ずかしいが掃除をやめるわけにはいかん。町はキレイにしないとね。

こんな夢みるようじゃ、もう限界。夜中、咳で何度も起きたし心臓付近の骨もボキって鳴った。こりゃなんとかして咳を鎮めんと、いつか骨折してしまう。で、昨日。ついに病院に行った。お医者さんに症状伝えて(夢のことは言わんかった)、薬を処方してもらった。家帰ってさっそく薬飲んだ。約一時間後。目の前クラクラ、アタマグラグラ、歩くとフラフラのフワフワ。何じゃこりゃ。あきらかに薬の副作用。やばい! し、死ぬ! もらった薬をネットで調べた。脳幹延髄部にある咳中枢ってのを抑え込むものらしい。なんか、違うもん抑えてないか? 手足が痺れるぞ。うーーんもうだめ ♪ポーン♪ あ。震度サンこと、あらいさんからメールだ。

[喉が痛い。熱もある。風邪うつしてくれてどうもありがとう](原文まま)

いえいえどういたしまして。かくしてゼンマイアタマ全滅。がんばってゼンマイ通信書いたし、時間も早いが、わしゃもう寝る。おやすみ〜 うお〜 目がまわる〜
posted by 薇頭 at 21:41| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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