2008年01月27日

わすれがたみの夜

ここんとこチト忙しい日が続いてる。ライブはちょこちょこ行ってるんだけど。忘れないうちに書いておきたいけど、夜11時近くに家に帰ってきて、それからパソコン向かうのはしんどい。手もかじかむし。連日風呂入ってバタンキュー。でもちゃんと書く。すまんが待ってて。あ。話しかわるが、バート・バカラックが11年振りに来日する。しかもフル・オーケストラでの演奏らしい。うお! みて〜! でも高額チケット。やっぱ我慢か?

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さて先週19日(土)。ゼンマイアタマは、横浜の『野毛山(のげやま)動物園』(京急日の出町駅)に行った。横浜育ちの震度サンにとって、この動物園は馴染み。行ったことないわしも、なぜか馴染み深い。これは昔っから震度サンに「素晴らしくさびれた動物園」と、聞かされてたから。
で、初めて行った(震度サンも20年振りだそう)。思ったよりキレイ。ちゃんとした動物園。しかも無料。お客さんも結構いる。震度サンも、昔よりキレイになったと言ってる。基本、さびれたものに惹かれる性質なので、これはちょっと残念。でも観やすいのでヨシ。滞在時間は約二時間。アニマル好きのゼンマイアタマ大満足。ちなみに園内は、売店がないので(飲み物の自販機はあった)、お弁当など持ってくと更に楽しいかも。のんびり動物と触れ合いたい人にはおすすめスポット。クジャクうろついてるし。

【野毛山動物園の仲間達】
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(カメ、ヘビ、ワニ、でっかいカメ、ラクダ、トラ、雑音サン)

しかしいくらアニマル好きだからといって、アニマルに会うためだけの理由で、わざわざ日の出町まで出かけるわけもなく、これは勿論ライブが目的。野毛山動物園すぐ近くの、横浜の老舗ライブハウス、グッピーで行なわれる、吉野大作『ランプ製造工場』再発売記念ライブを観るため。つってもゼンマイアタマの目的はどっちかというと、ゲストのほうだったりするんだな。ふはっ。

そのゲストとは、音羽信。70年代前半に主に横浜で活動してた、シンガー・ソングライター。自主制作盤『わすれがたみ』('74) を出したあと、表立った音楽活動をやめてスペインに行った人。
って、わしがゴチャゴチャ言ってても始まらん。詳しくは、下のディスクユニオンのサイトに詳しくあるのでまずは。

音羽信『わすれがたみ』http://diskunion.net/jp/ct/detail/JP0710-109(試聴も出来るよ)

『わすれがたみ』。今回の再発で初めて聴いた。こういうのって大抵〈アシッド・フォークの傑作〉って売り文句に騙されて買うんだけど(※)、これは宣伝通りだった。良かった。アルバム全体仄かにアシッド風味。どこがどうアシッドなんかは.... 説明チト難しい。
このアルバムには、久保田麻琴『まちぼうけ』に収録されてるのと、同じタイトルの曲が二曲ほど入ってる。“まちぼうけ” と “挽歌”。両方とも音羽信作詞(曲はそれぞれがつけたもの)。久保田バージョン、音羽バージョン、これが両方ともいい。でもどっちが好き? って言われたら....
やっぱ音羽信のほう。陰があるぶん、どうしてもこっちの質感のほうに魅力を感じる(基本暗いもんでね)。あ。チト話しズレるけど、このアルバム聴いてると、夕焼けの国道沿いをボーッと歩いてる秋吉久美子の姿が思い浮かぶ。う〜ん.... 藤田敏八の映画また観たい(汚い映画館で)。

※:特に日本の “アシッド・フォーク” といわれてるものは「なんか違う....」って思うことがある。日本語が直接入り込んでくるぶん、余計そう思う。ま、“アシッド” って感覚自体、人それぞれなので、一概に「違う」と言いきれないんだけど。ってか、そもそも殆どの人にとって「アシッドとかそんなん知ったこっちゃないしどうでもいい」ってことなんだろけど。たぶん。わかんないや。ふはっ。

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開演の19時半少し前、グッピー入場。わ! こ、これは.... わしらひょっとして場違い? 何ちゅうか.... 同窓会。若しくは、知らない人の結婚式二次会。全員顔見知りっぽい。会場内約40人で、ほぼ満員。でも、一般のお客さんはわしら含めて4人くらい。あ、焦る。しかもざっと見渡して、わしらが一番年下っぽい(!)。ひい〜(汗) 

  2008年1月19日(土) 吉野大作『ランプ製造工場』再発記念ライブ @ 横浜グッピー
          吉野大作/音羽信 (ゲスト:朝山孝、斉木一久)

第一部、吉野大作ソロライブ開始。楽器は、テレキャス(ギター・シンセ装着)。吉野氏、初っぱなからおやじギャグ炸裂。「帰るのは?.... イエ〜。ローンがあるのは?.... イエ〜」。会場内、(笑)。そこかしこから、ステージに向けて色んな声がかかる。ほんと同窓会みたいだなあ。でも全然ヤな雰囲気ではない。むしろ面白い。
『ランプ製造工場』からは “自由” のみ。あとは他のアルバムから数曲と、新曲が少し。この日の為に『ランプ製造工場』買って聴き込んでただけにチト残念。ま、しょうがない。
第一部は普通のフォークって感じだったけど、ゼンマイアタマとしては新鮮で良かった。プロテストソングも個人的に楽しめたし。あと新曲の黄昏れ感.... いや、無常観がなんか良かった。

吉野大作『ランプ製造工場(-Deluxe Edition-)』
音羽氏によるライナーが素晴らしい。ユニオン特典の写真集がこれまたいい。いやほんとほんと。

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約一時間の吉野氏ソロのあとは、音羽信。どんな感じの人なんだろ。まったく想像つかん。金ピカ先生みたいだったらどうしよ。わくわく。音羽氏登場。『わすれがたみ』のライナー写真よりも、貫禄がある。そりゃそうか。30数年前の写真だもんな。でも、不思議と写真の印象と変わらん。繊細でやさしい感じ。
演奏前に、まずはこのライブに出演した経緯を音羽氏説明。「(吉野)大作君にそそのかされた」とのこと。そそのかされた(笑)。そして『わすれがたみ』が再発された経緯。事の発端は、ディスクユニオンからの持ちかけだったそう。「CD作っていいですか?」と、担当の方から急に電話かかってきて、音羽氏「どうぞどうぞ。是非作ってください」。ディスクユニオン偉い! こんな商売なら大歓迎。

演奏は音羽氏がアコースティック・ギター。そしてベースに音羽氏の息子さん(※)。『わすれがたみ』から3曲と、知らない曲の “春になったら”。あと35年振りに自分自身で発掘したと言ってた、“エレベーター” と、“海の底から”。自分で発掘かー。まさにプライベート・フォーク。もう、全曲素晴らしかった。仄暗くも幽かに灯るあかり.... これこそ....

【演奏曲】
 風
 君はまだ
 エレベーター
 春になったら
 海の底から
 挽歌

※:情報元は、ディスクユニオンのブログサイト。この日のライブの模様が載ってます。貴重。
  【見る前に跳べ】『1/19 吉野大作、音羽信ライブ@横浜日の出町グッピー』

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第三部。再び吉野大作ソロ。この頃にはお客さん、既に出来上がっててそこら中でダジャレ連発。振り返ると震度サン、目が点になって硬直してる。ハードコアのライブや、客同士の喧嘩に遭遇した時なんかも別に怖いと思わんけど、この日はある意味相当怖かった(笑)。いや、楽しかった。
第三部は一部に比べて、力強い感じの曲が多い。お客さんや曲の雰囲気で、どうしても全共闘運動とか、その辺の古い映像がアタマに浮かぶ。
そして何曲かして、吉野大作バンド(グループ)の元メンバー、朝山孝氏がアメリカからゲスト出演。ちょっと前に、大病をなさったらしく(今はお元気だそう)、観ているこちらが心配になるくらい。お客さんや音羽氏も心配そう。でも、“この河を渡りきれば” が始まった途端、素晴らしい演奏開始。か、かっこいい。ウエストコーストライクなギターソロもメチャクチャ渋い。コーラスも艶があって色っぽい。すごい。
そして「70年代横浜ナンバーワンギタリストー!」と、吉野氏に紹介されて、やはり吉野大作バンドの元メンバー、斉木一久氏登場。“流れにそって”。これまた渋いギターソロ炸裂。そして、最後は “朝のバスのブルース” で、大ブルース大会。ゼンマイアタマは、ブルースがチト苦手なんだけど、これは楽しかった。ちなみにこの三曲は『ランプ製造工場』から。最後の最後で、知ってる曲連発。勉強した甲斐があった。ほっ。

そしてアンコールで一曲演奏したあと、約二時間半のライブは終了。はあ楽しかった〜。一部、怖かったけど(笑)

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そういえば音羽氏がライブの途中、自分の作品について、こう呟いたのが印象的だった。

「アシッドフォークと呼ばれているそうで・・・」

まるで他人事ですね(笑)。ま、そりゃそうだ。1974年当時、自分の気持ちに素直につくったものが、今、世間に〈アシッド・フォーク〉っていわれても「???」ってな感じだろうな。こういうのって、自分じゃわからんもんだし。でも『わすれがたみ』は普通のフォークとは、やっぱどこか違う。ライブもある種のアシッド感が仄かに漂ってた。何がどうとはやっぱ、説明できんのだけど。いや、でもこれは結構重要なスパイスなんよな〜。もちろん、何にでも求めてるわけじゃないんだけど。あればあったで嬉しいという。でも、アニマルには求めてないし、スイーツにも入ってると困るような気がする。うーん.... みんな、わし何言ってるかもうわかんないでしょ。自分でももう何が言いたいんだかわかんないや。

【野毛山の夕日】
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ここから薇弱通信・墓場篇(続きを読む)
posted by 薇頭 at 01:36| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

餓鬼の道

10日深夜。正確には11日(金)午前0時45分。『墓場鬼太郎』第1話、『鬼太郎誕生』観る。そして17日深夜。正確には18日(金)午前1時00分。『墓場鬼太郎』第2話、『夜叉 対 ドラキュラ四世』観る。わしの感想は.... と、その前に震度サンの感想メールから。

[あんたも高田総統笑ってただろが。ハッスル観に行きたいって言ってたし。墓場鬼太郎はな、](原文まま・後半削除)

うはは〜 ハッスルのことはそのへんに置いといて〜 すまん震度サン。墓場鬼太郎の感想部分は自主規制。ま、このへんのことはまたあとで。

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12日(土)午後9時50分。このクソ寒いのに、ゼンマイアタマはなぜか夜の代官山に出没。これは、2008年初となるライブ観戦のため。会場はUNIT。代官山のライブハウス(クラブ?)なんて初めて行った.... ってわけでもなく、実は二度寝.... じゃなくて二度目。今、なんで軽く韻踏んだかというと、前に観たの、餓鬼レンジャーだったからなんYO。
で、今回のライブはBuffalo Daughter主催のオールナイトイベントで、色んなバンドが出て、色んなDJが皿まわして、夜通しドンチャン騒ぎな『狂乱のニッポン』的催し物。
いやわしら、ほんとのところは昨年末の不失者で、オールナイトはゲップ状態。当分行くこともないな〜 って思ってた。でも、行かざるをえんかった。特別ゲストの(特別って?)、一軒の空家こと、YYTこと、宇宙戦艦ゆらゆら帝国こと、ゆらゆら帝国、今年初めての発進.... いやライブとあってはね。これは行かなきゃしょうがない。クラブ寄りのイベントってのが、若干心配ではあったんだけど。でも今年最初のライブが彼らってのも、縁起がよい。もう観念して行ったよ。

【夜の代官山駅】閑散。
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さてUNIT。午後10時。会場前は、IDチェックのため長い列。寒いので並ぶの勘弁ってことで、近くのコンビニで時間つぶす(ゆらゆら帝国がトップってこともないだろしね)。そして、10時半にUNIT戻って、かったるいIDチェック済ませて入場。

                  2008年1月12日(土)
    Buffalo Daughter presents〈Euphorium Vol.2〉@ 代官山UNIT 出演者多数

うお〜 すごい人〜 なんじゃこりゃ〜 なんか、いつもより着飾ってる人ばっか。そんで奇声あげてる人も多い。声もでかい。こりゃひどい。地獄だ。こんなトコに朝までおらんといけんとは。とほほ。
イライラしながら地下2階のライブフロアへ(地下3階では皿回し)。お。すでにライブ始まってる。バンドは、Incense。4ADっぽいですね。違う。シューゲーザー。雰囲気があります(褒め言葉?)。メンバー、曲ごとに楽器交換してる。はて、なんのためだろ。程なくして終了。あ。ってことは、今年初めて観たのって、Incense だ。ま、こんなもんか。ということで、今年一発目は4ADっぽい.... じゃなくて、楽器交換シューゲーザーバンド Incense。ふはっ。

地下3階に移動する。これは、Hair Stylistics 観るため。ひい〜 これまた大混雑。爆音ノイズを期待して観に行くも、ただの皿回し。おもろないので、すぐ上に戻る。
上でも皿回し。しばらくしたら、Buffalo Daughterと珍しいキノコ舞踊団(ダンス)の合体ライブ開始。これは、バッファロードーターの音で、キノコが踊るというもの。2008年の今になって、キノコを観ることになるとは。これまたふはっ。

次は、ゆらゆら帝国。時計は既に0時20分。ってことは終電は無理ってことか(ちっ!)。お、三人登場です。
イッパツ目は『やさしい動物』。昨年末に披露された、ワープ失敗バージョン。ようするに、ずれまくってるアレです。坂本艦長、最初エビみたいにジャンプしましたね。ピチピチ! 今年もイキがいい。幕開けがエビ。これって大層縁起がいい。
お! 『Soft Death(ソフトに死んでいる)』!! これ、12inchカッコイイんよな。聴くところによると、クラブでも結構流れたらしい。ってことは、初めてそれなりの場所で演奏されたことになるんかな。いや、どこで聴いてもいいし、んなことどうでもいいんだが。
『ハチとミツ』。もう大好きよ。はじめて音源聴いた時、鳥肌たったの覚えてる。参った。しかも、墓場鬼太郎の病院シーン(幽霊一家/幽霊の血)思い出すし。ようはゼンマイアタマのアタマん中ドンピシャ。理屈抜きでな。次の『急所』や、『つきぬけた』にしてもそうだな。ちょっと誰もマネできん領域に.... いや。単に孤立してるだけなような気がする。 J(ジェイ)なロック界に於いて。
『男は不安定』『タコ物語』『空洞です』のあとは、『できない』『あえて抵抗しない(マラカス変態グルーブVer)』。き、気持ち悪かった。とくに『あえて抵抗しない』。ボーカル、びみょ〜に半音ずれてましたね。これ、わざとなんかな。気持ち悪かったー。グッジョ〜ブ! そして、『ロボットでした』で、ロボットまた一体ぶっ壊して、約一時間のライブはおしまい。はやっ!

この日のゆらゆら帝国は、今年始めての演奏、特別ゲストで出演ってこともあり、ゆらゆら帝国的お年玉祭だった。意味不明なれど、まあそんな感じ。ってことで、今回のライブレポはお年玉っぽく、軽妙な感じのにアレンジしてみました。YYTのみなさん。今年もよろしくお願いいたしますー

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はあ〜 目的が終ってしまった.... まだ1時半.... 終電とっくに終了。タクシーなんてもってのほか。こりゃ、UNITの中で時間つぶすしかないね。しかし相変わらずの混雑で、動くのもままならん。ってか人多すぎて、動くの億劫。よって次のライブまで、その場でじーっと待つ。疲れた。眠くなってきた。
Buffalo Daughter開始(最後に、にせんねんもんだいと合体)。書くことない..... あ。バッファロードーターって、音楽雑誌なんかでは、割とジャーマンロックの文脈で扱われてる。そうか? というわけで、ゼンマイアタマ的にバッファロードーターは、J-POP(いやみでない)。
次のにせんねんもんだいも、ジャーマンロック文脈系ですね(於・音楽メディア)。ま、これはわかる。そういや、前に観た時は良かったな。だから最初は観るつもりだった。でもバッファロードーターで、気力体力を消耗して疲れきってしまった。どっかで休みたい。ってことでパス。また今度〜
といって外に出るわけにもいかず、休憩するとこもあんまない。あったとしてもパーティーピープル達が占領してる。しょうがないから、階段で休むことにする。
うわ! 階段、仮眠室状態。すごい光景だな。なぜか、映画ゾンビ('79)の冒頭アパートシーン思い出す。ということは、わしらSWAT隊員。さしずめ、わしがピーター、震度サンがロジャーってとこ。ぷぷっ
階段で40分くらいゾンビ状態で休憩して、そのあと最後のバンド観に戻る。Metalchicks。女性二名による、メタルユニット。本気にしろパロディーにしろ、面白そうなのでちょっと興味あった。で、観た。ライブ終了。これで帰れる。感想は.... それこそ自主規制。

朝五時。屋上のヘリコプターで会場脱出。燃料は? それはいいとして腹が減ったので、恵比寿駅近くのラーメン屋行く。夜遊びした後のラーメンって、何年ぶりだろ。うーん、体に悪い。

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いやしかし、今回わし、全体的に機嫌が悪かったですね。ま、しょうがない。何でも相性ってもんがあるからね。ってか、日本の現行ロックに限って言えば、大抵相性は良くない。それとは逆に、普段聴かないような音楽、例えばヒップホップの中にもいいものはあったりする。ということで、ようやく本題が見えてきた。それが前にUNITで観た、餓鬼レンジャー。ゼンマイ通信見てくれてる人の殆どは、ラップなんて興味ないと思うから〜 あえて紹介。ひひひ。あ、わしも餓鬼レンジャー以外のラップは興味ない。今はね。

彼らの存在を知ったのはラジオ。2ndアルバム『DA-PONG』('02)が出た時、なんかのラジオ番組にゲストで出てた。偶然聞いて、そのトークにたまげた。淡々と下ネタ。あまりにも下品で超えてた。大笑い。曲も笑った。ってかびっくりした。とくにPOCYOMKIN(ポチョムキン)の詞。ちょっと普通では考えられん言語感覚(彼ら自身、それを『言語スポーツ』と表する)。人と会話する時、なかなか言葉が出てこないゼンマイアタマとしては、これは驚異だった。普段音楽って脳全体で聴く感じだけど、餓鬼レンジャーは言語野フル活用で聴く感じ。あと、ヒップホップにありがちな俺様主義が薄い。当然下ネタ満載(超下品!)。笑える。で、けっこう深い(失礼)。そして、ポチョムキンの相棒、YOSHI(ヨシ)の直球侠気ライムも笑って泣ける。HIGH SWITCH(ハイスイッチ)とGREEN PEEACE(グリンピース)の作るトラックも変でおもしろい。全体的にアホ度が高いってのもいい。あ、これは褒め言葉。

餓鬼レンジャー - MONKEY 4(YouTubeより/注:ちょいエロ)お猿のお面がポチョムキン。映像は、普通のラップイメージそのまま。でも、歌詞がちょっと普通じゃない。聞き取れる?

餓鬼レンジャー(MySpace)
“Exciting Rap 1.2.3” “ラップおじいちゃん” “Light Camera Action” 。三曲とも、最初のMCがポチョムキンで、次がヨシの順番。あとハイスイッチ&ゲスト勢。聞き取れる?

うーん。ゼンマイ通信みてくれてる人に、餓鬼レンジャーって、どううつるんだろ。ヒップホップは生理的にダメって人も多いからなあ(基本わしも苦手なんだが)。音的にダメだったら、日本語の組み合わせに集中。ちなみに、MySpaceの音源は最近のもの。初期の緊張感もいいですよ。

【餓鬼レンジャー】初期音源です。
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左:UPPER JAM('01・1st)『ばってんlingo』熊本弁スゴ過ぎ! 名曲『火ノ国SKILL』収録。
中:DA-PONG('02・2nd)エロネタ炸裂。『男芸者』に唖然。傾きなっせ 男芸者〜♪
右:ラップ・グラップラー 餓鬼('02・2nd Single)勿論、漫画〈グラップラー刃牙〉です。

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さて墓場鬼太郎。について、書こうと思ったけどメンドくさくなった。ってことで次回。しかし、既にこのへん誰も読んでない気が.... もしかしてひとりぽっち? おーい! 震度サーン!
posted by 薇頭 at 02:03| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

Born To Be Wild

大晦日って、毎年何してたっけな? 子どもの頃は、やっぱ家族で紅白歌合戦みてた気がする。年越しそば食べながら。でも、最初から最後までちゃんとみたのは、案外二、三回だけかもしれん。パッと思い出すのは、ジュリーがカッコよかったこと。あとは.... なんかあったっけ? そんで、紅白の後は、除夜の鐘聞いて寝る。
東京に住むようになってからは、毎年適当。テレビ観たり、音楽聴いたり、絵描いたり。去年はゼンマイ通信書きながら、音楽聴きながら、テレビ観た。音楽は、頭士奈生樹の『現象化する発光素』と、マヘルの『from a summer to another summer』。そんでテレビは、東京12チャンネルでやってた、プロレス番組『ハッスル』。いや、格闘技の類いは、何が何だかさっぱりわかんない。でもみた。なんでみたのかというと、ある人と、この番組みる約束したため。ある人というのは、最近入社した40歳くらいの職場の男性。

仕事納めの、年末29日(土)。午前中は仕事して、午後から職場の大掃除(わしは、コピー機や出力機を磨き上げた)。そして三時から、全員集まって納会。偉い人の挨拶のあと、お酒飲んだり、お寿司やらピザ食べる。
ゼンマイ通信読んでる方ならご存知のように、わし、こういう大人数での飲み会って苦手。気心知れた人や、趣味の合う人との少人数での集まりなら問題ない。むしろ好き。でも、職場の飲み会なんかは、胃が痛くなるから基本欠席。ところが納会後の食事会となると、自動的に出ざるをえん。こういう時は、しょうがないから、隅っこでジーッとして時が過ぎるの待つ。
そんなわしも、ごくたまに行動を起こす時がある。それは、わしみたいに人の輪に入らず、ジーッとしてる人がいる時。そん時は、周りの状況次第で話し掛ける。性別、年齢関係なく。そういう人は、なぜかオモロい思考回路の人が多い(自分にとってね)。というか、やっぱ波長が近いような気がする(もちろん自分にとって)。あと、けっこうアタマの中がワイルドだったりする。
で、納会の時、ひとりぽっちの人がいた。それがさっき書いた、最近入社した男性。いつも黙々と仕事して、誰ともしゃべらず、声を掛けられることもない(わしみたいだな)。
話し掛けた。そしたら、やっぱオモロい人だった。そんでしばらく他愛のない話をしてたら、大晦日のテレビの話になって、「何も観るものがないなら....ハッスル....みてください....」って言われた(やっぱ、ある意味ワイルド)。普段なら無視なんだけど、その人の〈ハッスル観〉が面白くて、みる気になった。で、みた。そしたら、面白かった。邪道扱いされてるってことも、グタグタってのもわかった。また、来年みるかっていえば、別の話なんだけど。

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(こっから前回の続き)
さて、恵比寿で[ゆらゆら帝国&インキャパシタンツ]観たあとは、高円寺で[不失者]名義の灰野敬二ソロライブ。開場は午前1時、開演は1時半(ってことは、大晦日)。去年は、確か三十分くらいおした。今回も、たぶんそうなると予想して、1時過ぎに会場に行く(深夜に長時間並ぶのつらいからね)。お、やっぱ開場まだみたい。3、40人くらい並んでる。そういえば、去年もこのオールナイト来たんだけど、酔っぱらいの通行人が、やたら「何? 何に並んでるの?」って聞いてきて鬱陶しかった。ちなみにその時は「灰野敬二のライブ」って答えた。そしたら、「誰それ?」っていうから、「ロックの人です」って答えた。大正解。でもその人は、内田裕也みたいなの想像したかもしれん。ある意味あってる。いや、あってない。
で、今年は? やっぱ、酔っぱらい通行人の質問攻め。幸い、わしらのとこには来んかった。「何並んでるの?」ってのは定番。なかには「ラーメン?」ってのもあった。あほか。気持ちはわかるけどね。でも.... “不失者ラーメン”って、どんなだろ。気になるな。やっぱ、甘くてヘルシーなんかな.... ってか、いい加減寒いからはよ会場入れろっ!!!!
1時20分、やっとオープン。さっそく入場。丸イスが整然と並んでます。去年と全く同じ光景。当然、前のほうから埋まっていきます。勿論わしらは後ろのほう。やっぱライブは全体を見ないと(薇頭的にね)。とくに灰野敬二のライブは。

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      2007年12月31日(月) 不失者〈灰野敬二〉 @ 高円寺Showboat

(第一部)
午前2時ライブ開始。まずは、ギターかき鳴らして英語で熱唱。うお! かっこええ! この曲何? オリジナル? でも、たまに聞き覚えのある歌詞が....
“Head Out On The Highway” “Heavy Metal Thunder” “I Never Wanna Die”
      “Born To Be Wild”・・・ あ、Steppenwolf の『Born To Be Wild』だ。

不失者〈灰野敬二〉/ Born To Be Wild(YouTubeより)
(この時の映像が、もうあった。ネットってすごいなあ)

初っぱなからロック魂全開! 凄まじくかっこいい。でもこれからのことを考えると、ある意味怖い。轟音地獄覚悟。ポケットの中の耳栓スタンバイ。さて次は.... ドキドキドキドキ.....

      ((((ヴゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ))))

ムム。予想に反して、何やら地味に電気持続音が鳴り始めた。深夜に持続音。こりゃキツイ。徐々に変化し増幅されてはいくものの、こっちは日中、青山でメガネ・恵比寿でライブ・寿司食ってほろ酔い。轟音もキツイが、これもある意味相当キツイ。ね、眠くなる〜 開始、30分で意識は既に朦朧。体は睡眠態勢に突入。

((((ピロロロォォォォプルルルゥゥゥゥピロリロォォォォブルブルゥゥゥゥヴヴヴヴゥゥゥゥ))))

呆れたことに、一時間たっぷり電気持続音(ボーカル一切なし)。半分寝た。開始早々ゼンマイ “スリープ” アタマ。これ、シラフで全部聴けた人がいたら、どっかおかしい。

そんでいつのまにやら、午前三時のドラムマシーン(こっから再びボーカル入る)。ここで意識も少し回復。でも、フルートの音にすぐ酩酊。ものスゴ気持ち良い。天国にいるみたいな音。ということで、またウトウト。ってか、殆どの人が寝てる。このドラムマシーンが約30分。ってことは今、3時半。はあ.... まだまだ先は長い...

次は、なんかアコースティックな楽器(記憶不鮮明)、弾きながら絶叫。このあたりから、本格的に音の覚醒作用(&睡魔)で、何やってるんだかわかんなくなる。近くで “ドカッ!” って音がして「何だ? 」とそっちのほう見たら、イスから人が転げ落ちてた。いや、その気持ちわかる。わしも、何回もズリ落ちたもん。勿論、震度サンも覚醒中。これまたイスからズリ落ちそうになってる。おニューのメガネも景気良くズリ落ちてる。お前はコンちゃんか(ヤング意味わかる?)。

【震度サン覚醒中】
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(メガネもズリ落ちる激しさ)

午前4時。心臓音みたいな不安なリズムに、蝉みたいな音や、木材切るようなチュイーンって音が重なる。アタマの中は、子どもの頃の記憶再生。〈誰もいない夏の家屋建築現場〉ミーンミーンチュイーン。本当に、時間感覚・意識が麻痺してるのがわかる(映像化するなら、アレハンドロ・ホドロフスキー指名)。
もう、ほんとに何がなんだかわかんない。ひたすら、寝て・起きて・聴いて・観て・寝て・起きて・聴いて・観ての繰り返し。ただでさえ覚醒作用のある灰野ロック。それに、睡魔と酔いを加えると.... 上に書いたような妄想世界に入る。そして、次のような幻覚を見る(ま、単に “寝ぼけてる” とも言うけどね)。
灰野氏ひとりのステージのはずなのに、三人くらいに増えたり(分身の術・目のかすみ?)、天井のライトが灰野氏に見えたり(木の葉隠れの術・目の疲れ?)、灰野氏消えたり(神隠し・わしのアタマ大丈夫?)。もうホントにどうにかなる(いっとくが、悪いモンは服用しとらん)。

そして午前5時(まだ第一部)。こっから、色んな方向から妙な変調電子音が混ざってくる。しかも音数どんどん増えて、どんどんでかい音に。ひい!

<<<<ブォォォォォォォギュイィィィィィィキュウゥゥゥゥゥゥゥヴィィィィィィィ>>>>

ついに、アタマラリパッパ。観念世界突入。文章も無限回廊。実際、この時間帯が一番きつかった。精神危機。肉体危機。は、はよ休憩時間こい! いや、帰って布団にもぐりたい! ってか、このレポはよ終らせたい!

5時半。第一部終了。ようやく休憩時間。はあ.... バーカウンターで、よせばいいのにお酒もらう。そんで体ほぐして血行よくして、アルコールを体全体に染み渡らせる。わし、死ぬ気? ここまできたら、第二部はさらにアタマグラグラにするつもり。だって、2007年の厄落としを兼ねてるからね。このライブは。

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(第二部)
午前6時。最初にちょっとだけ、なんか静かに弾いて、静かに唄う(記憶が曖昧)。そして、やっとこさ待ちに待った、ギタータイム(SG使用)。

  (((((ギョワワワンギョワンギョワンギュイィィンギュイィィィィィンキョワァァァァ)))))

はあ、すごい。まるで、怪獣映画のサントラ。巨大ロック怪獣 “ハイノ Hai-No”、大晦日の高円寺に降臨。不失者ナンバー奏でながら、街をぶっ壊しながら。大暴れ。音でけえー! でも去年のような、あの振り切れドラムマシーンの音がないぶん、十分耐えられる。にしてもデカイはデカイ。お客さん、最後の責め苦を一時間五十分堪能(みんなドM?)。そしてのち昇天。

午前7時50分。唐突に轟音終了。ガットギターに持ち替え、最後の咆哮。うわ、かっこいい! グッとくる歌詞! 後半部分いそいでメモ。
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おれたちは ここに生まれた
そして 溶けていく
おれたちは ここに生まれた
そして ここに溶けていく

始まりに かえりたい
始まりに 

Born To Be Wild
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オープニングと同じ『Born To Be Wild』(日本語詞バージョン)。滲みた。震えた。最後にわしらが到着したのは、真のロック天国だった。そして、約六時間の演奏は終了。ふう...

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左:不失者の看板。ラーメン屋の看板ではない。
右:大晦日午前8時。会場前。昨年同様、やっぱ『死霊のはらわた』のラストシーン思い出した。
  オールナイトは、もう当分いいやー ん? ん?

Keiji Haino - No Fun Fest 2007.(YouTubeより)これぞロック。Born To Be Wild !!

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2007年これにて終了。ま、たまにヤなこともあったけど、いい年だった(大きな病気もしなかったし)。色んな人と出会えたし。2008年もこんな感じで、オモロク生きたいもんだ。

あ、そういや仕事初めの日、例の職場の男性に『ハッスル』観戦の報告をした。そしたら、「面白かったですか....よかったです....でも....来年は....ないかもしれません....視聴率....あまりよくなかったみたいですから....」って言われた。ま、そんだけの話しなんだけど。
ちなみに、震度サンにも『ハッスル』観てもらった。そしたら、けっこう気に入ったらしい。とくに高田総統のことが。へー。震度サン、あんなのが面白いんだ(笑)

私信(震度サンへ)
posted by 薇頭 at 01:17| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

空飛ぶノイズ帝王と炎上地獄車

2007年も終わりに近づいた先週30日深夜。震度サンから、一通読むと百日寿命が縮まるといわれる、恐怖メールがくる。

            [メガネやっとみつけた](原文まま)

まるでやっとこさ、自分探しの終点が見えた人って感じですね。ある意味こわい(そこまで妄想する自分も怖い)。あ、単純に欲しいメガネに巡り会えたってことですか。そりゃ良かった。でも、震度サン。もしほんとに〈自分探し〉をしたくなったらいい方法があるよ。ガーゼの[貧乏ゆすりのリズムに乗って]1,000回聴いて、消毒GIGの最前列を少なくとも十回体験すれば、すぐにでも自分がみつかる。ものスゴ強い自分。ま、それ実際やって自分見つけられた日にゃ....そん時は、ゼンマイアタマ解散な。

んで、メガネ。随分前のゼンマイ通信に、震度サンが『シンプルな黒縁メガネが欲しい』って書きましたが、実はあれからずーっと探し続けてた。けど、いいものまったくなし。メガネ屋入って、店員さんが薦めてくるメガネって、必ず今風のほっそいやつ。だから〜、丸顔の震度サンにそのタイプは似合わないって言ってるでしょ! あと、超極太黒縁も薦めてくる。エモバンドのボーカルじゃないっての。
震度サンがやっとこさ見つけたのは、メガネ屋の店頭じゃなく、とある店舗のサイト。さっそく、わしもその店のHP見た。ふーん。確かに画面で見るぶんには、今までの中でも一番いい。でも、実際かけてみないと。あ、直売店があるのね。新宿?渋谷?吉祥寺?え? あ、青山 !? げげ! しかも骨董通り(ん? つい最近行ったような)。年明けにでも行きゃいいじゃん。何? 来年値上げ? ってことは.... 今日しかないじゃん !! ひとりで行ってよ、めんどくせ〜! え? メガネは、人に見てもらわんとわからん? まあねー。でも、今日ってライブ二連発。あ、でも、来年から値上げするんか.... もぉ〜! しょうがない! 行きゃええんだろ行きゃ!

行きました、年末青山。モデルさんみたいな人ばっかです、骨董通り。早速目的のメガネ屋行く。震度サン色々かける。ふーん。いい。やるじゃん青山。で、ほどほどナードな黒縁メガネ発見。接客攻撃が来る前に、震度サン速攻で購入。今日中に出来る !? はやっ! でも、二時間後。開場時間ギリギリかぁ。ま、しょうがない。というわけで、そのへんのドトールで時間つぶす。
そして二時間後メガネ完成。良かったじゃん。おニューのメガネで、最初に観るのがインキャパシタンツで(笑) おっ! 開場時間まであと少し! いそげゼンマイアタマ。恵比寿のリキッドルームへ! ドリンク代ぶん500円玉握りしめっ!

【年末の骨董通り、青山通り】(渋谷方面を望む)
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チト、わかりにくい写真だな。

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   2007年12月30日(日)ゆらゆら帝国 LIVE2007FINAL @ 恵比寿LIQUIDROOM
                with INCAPACITANTS

まずは日本の秘宝、“ダイ・ハーシュ戦士” こと、T. 美川&小堺文雄による INCAPACITANTS。あっ、T. 美川氏、野球帽バージョン! 素敵な7:3分けが見えないじゃない〜(泣) 初めてインキャパシタンツ見るヤング、お洒落さんと勘違いしちゃう〜(笑)
キュイィィィィギュルルルジョボォジョボォギュオォォピイィィズズゥゥブリュウゥゥピイィー
き、きたぁぁぁぁぁぁ!!!!!!! あれ? お客さんほぼ無反応。前のほうで数人だけ盛り上がってる。ふは。ん? でも音小さくない? ひょっとして徐々に上げてく作戦? あんま時間ないよ?ギュルピィー あっちゃあ〜 音、ずっと小さいままだ。もったいねー これじゃ、ヤングになめられちゃう。でも、そこはジャパノイズ重要無形文化財のおふたり。超絶アクションで魅了(一部の客だけノックアウト)。おっ! ノイズ初体験と思われる、数人のヤングが徐々に楽しみ始める。そうそう。好き勝手に楽しみゃええんよ。最後は小堺氏、机ガッシャーンひっくり返して客席ダ〜イブ! ひい〜! 最高〜(笑)! 一部のお客さん大喜び(気が合うねぇ・笑)。そして、約30分の演奏は劇的に....いや、劇画的に終了。しかしあの激重ダイブ、絶対よけられてたな。死んでなきゃええが(笑)

今回のインキャパシタンツで、会場内の十人くらいはノイズに目覚めたんじゃなかろうか。ってか、目覚めててほしい(どうせならね)。そんで、さらに興味がでたら、なるべくCDとかの音源じゃなくて、色んな人のライブに行くといいかもしれん。ほんとオモロいから(オモロないのもあるけどな)。そんで気持ちいいから。で、死ねるから。

INCAPACITANTS(YouTubeより)うお〜! 楽しそうじゃぁ〜! 行きてぇぇぇぇ〜!

INCAPACITANTS、次回のライブは1/19(土)の大久保・EARTHDOM。アースダム! ってことは大爆音が期待できまっせ〜! 共演、ECD with ILLICIT TSUBOI その他。
そして、小堺文雄氏の別動隊[宇宙エンジン]が、1/20(日)の 高円寺・ペンギンハウス(狭いんだよね)。共演、OVERHANG PARTY(ラストライブだそう)。因みにゼンマイアタマ、実は両日とも.... ふふふ....

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さて、薇頭的に盛り上がったインキャパシタンツのあとは、ゆらゆら帝国。まずは『順番には逆らえない』。うわ、ええオープニングじゃあ〜 この後、何やらモノスゴイことが起こるような不安な導入部にドキドキ。ゆらゆら帝国って、共演がナイスだと更にエエからなあ(UFO CLUB 10周年や、三上寛の時なんかエカッタもんなー)。うお〜! 久々『男は不安定』! 気が狂う! こりゃええぞ! このままグワーっと続くんか〜!? と思ったらあっさり、なんとなくエロ.... じゃなくって『なんとなく夢を (Album Version)』で、クールタイム。次は、驚きの『やさしい動物』。ズレてた.... どころじゃなくズレまくってた。敢て例えるなら[宇宙戦艦ゆらゆら帝国・初めてのワープは失敗]の巻。亀川、柴田乗組員はワープ成功。でも、ギター置いてマラカス持った坂本艦長だけワープ失敗。一人だけ時間軸がズレて、気付けば銀河系の外にひとりぼっち。ってか今、わしがワープ失敗してる気がしてきた。あ、みんなのワープは成功してる? 人生って名のワープ。
そしてタコになって地球に戻った、坂本タコ艦長が熱唱する『タコ物語』。そのまま夜を迎えて『つぎの夜へ』。この曲、リリース直後より、今現在の演奏のほうがしみる。だってわし、あれから少し大人になったもんね(まじ !?)。そして、そのまま地獄車。最初に感じたモノスゴイことが、この『Evil Car』で、現実に起こってしまった....

 ((((((((((ヴヴォォォズヅドドヴォボボォボォォヴォヴォブブギュイィィドヅドスドス))))))))))

中盤以降地獄車炎上.... Evil Carがここまで恐ろしい地獄車だったとは.... 今までわしらが乗ってたのは単なるベビーカーだった.... 死んだ.... 視野狭窄が起こった.... 震えた.... 四本弦の楽器を持った男に何かが起こった.... これ以上伝えようがない.... 圧巻! 素晴らしい! 価格3,500円(&インキャパ!)で、ここまで楽しませてくれるとは! ありがとー! あ、でもドリンク代別だから4,000円か。チッ。いや、そんなん関係なく最高だった。観れなかった人〜! ご愁傷さま。

『空洞です』。今回もベースソロ “ビンタ” バージョン。でも地獄車炎上のあとだっただけに、この日のビンタは優しかった。ってか中盤にして、もうアタマフラフラよ。はあ。
『美しい (Album Version)』。いや、でも今は歌は聴きたくない気分。というわけで前回同様、念力波動ビームを坂本氏に放射。

  ((((((((すみませんが坂本さん あなたこの曲では ちょっと遠慮してて下さいな))))))))

この相当なワガママ念力波動を察知したのか、坂本氏、ギタープレイのみに専念。遠慮がちにバックコーラス部分のみ歌う。おー 事実上のインストバージョンじゃないの! すげー! 当然『学校へ行ってきます』にそのまま突入。はっ!? そういや、けずる君の成長が.... こわっ! 新木場の時が小学校低学年。横浜が小学校高学年。そして前回渋谷AXが中学生.... ということは.... ひい〜! やっぱ、高校に進学してる! ちゃっかり受験勉強だけはしてたのね〜 (笑)! もうわかったから、何度も野太い声で「学校へ行って来ますっ!」って言わないで〜 (泣)! 『船』が着いたから、早く乗ってどっか行って! はあ....『船』も、ええ曲やー

ここから年末最後のアッパーパーティー開始。『できない (高速 Version)』! そして『あえて抵抗しない (変態 Version)』! これはもちろんベース&ドラムだけによる、人力変態グルーヴマシーンマラカスバージョン。この曲で驚いたのが、中盤あたりからエイリアンの尻尾みたいな音が入ってきたこと。 ....ぐにゅるぐにゅるぶにゅるぶにゅる.... 最初、ベースに何か変態仕様のエフェクターかけてるんかと思った。でも違う。これは.... 中村宗一郎氏? グッジョブ! そのまま『ロボットでした』でロボット1体ぶっ壊して(今まで何台壊したことやら・笑)、『3×3×3』で年末アタマメチャクチャ祭りは最高潮! ひいぃぃぃぃ ほんとに気が狂うー!

ここで坂本艦長から、全乗船員へ向けて丁寧なご挨拶。そして最後は、『おはようまだやろう』。2007年帝国旅行は、これにてすべて終了。青い星に、無事帰還。

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はあ。最後の最後で、2007年度トップ級のライブを体験出来た。それくらい、この日のゆらゆら帝国は圧巻だった。ってか、新譜以降の彼らのライブは、すべて “超えてた”。特に顕著だったのは、原曲の解体、再構築の早さ(原曲認識が確定する前に、解体再構築!)。もう、尋常じゃなかった。ギター抜いたり、歌捨てたり、好き勝手やりたい放題。スタジオ音源ならいざ知らず、ついにライブまでも “空洞” ポッカリ空間に! いや実際、これを短期間で、しかも面白くやってのけるのってかなり難しい。う〜ん。まさに “ヒトよりモノ”。そして “ヒトが作ったモノ”。ん?
最後にこの日の『Evil Car』について、もちょっと。亀川氏の凄まじいプレイに対し(実際戻って来なかった !)それを完璧サポートした柴田氏、坂本氏にも文句なしの大拍手。Must !! え?

ところで、震度サン。おニューのメガネはどうでした? ほー 今まで以上に、隅々までみえましたか。そりゃえかった。ジャパノイズ重要無形文化財、ハッキリクッキリ観れて良かったね(笑)

そして、そのあとのゼンマイアタマ(続きを読む)
posted by 薇頭 at 00:31| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月29日

帝国の逆襲

まずい〜 17日の[ゆらゆら帝国 at 渋谷AX]のこと、まだ書いてないのに、30日のリキッドライブが迫ってきた。ってか、今年もあと三日! こりゃ何とかせんと! しかも、14日に発売された[できない:あえて抵抗しない](12inchシングル) のことも、なーんも書いてない(※)。
あ〜! そういや、年賀状もまだ書いてない! というわけで.... 皆さん、あの.... 年賀状遅れます。すみません(これは個人的メッセージ)。話いきなり変わるけど、来年の『ディスクユニオン新春湯呑みプレゼント』。今回あれ、いらんわ。

※:ってことで、ここで[できない:あえて抵抗しない]について触れます。この12inchシングル、またまたナイス。え? いいんだからしょうがない。カッコイイっていうより、どっちかというと変態(勿論、適当に “変態” って言ってるわけじゃないよ)。とくに『あえて抵抗しない』の、変態っぷりは絶品。ベースのうねりが、まるでエイリアンの尻尾みたい。ぐにゅるぐにゅる。そんで変態ループにどきどき。あと、変態ウィスパーボイス....いや、変態コソコソ話にどきどき。単なるミックス物と思ってスルーしてたら、あとで変態泣いちゃ....あ、大変泣いちゃうよ。

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さて、ライブ当日17日(月)。ゼンマイアタマは、渋谷タワレコで待ち合わせ(渋谷駅から渋谷AXへ行く場合、渋谷タワレコは “比較的マシ” な待ち合わせポイントなのです)。でも待合せ時間まで、まだ余裕があるので、ディスクユニオン渋谷店4階(ロックの階)へ。うーん。またまた、色んなモンが再発&発掘されてますね。あ、Ed Askew と Michael Yonkers の未発表音源! あ、Propinquity ボーナス入り! Nick Drake “Family Tree” ヴィニール盤!(CDより1曲多い! しかもシリアルNo入り! って意味あるん?)。悩みに悩んで、そん中から数点購入。ほんま、金がいくらあっても足りんわ(ってか、そもそもないわ)。
しばらくして、待ち合わせ場所の渋谷タワレコ3F(洋楽の階)へ移動開始。しかし、ほんとに狂った街ですね、渋谷って街は。クリスマス気分? くそ、歩きにくい.... ファ〜ック!
タワレコ到着。3階しばらくウロウロしてると、アホな顔した震度サン登場。んじゃ、さっそく渋谷AX行きましょうかね。エスカレーター乗って、2階(邦楽の階)に降りて、フとあることを思いつく。パンクコーナーの試聴機に、もしかしたらアレがあるかもしれん。お! あったあった。ガーゼの[貧乏ゆすりのリズムに乗って]。既に持ってるし、聴きまくって耳タコ状態なんですが、ライブ前にチト気合い入れようと思いまして。さっそくヘッドホン各自装着。アホみたいにデカイ音で『39℃』聴く。

   《ぬぅるま湯わぁ気持ちいいだろおぉ!》《何をやっとるんじゃ! お前は!》

試聴機のガーゼで気合い入れるゼンマイアタマって.... しかも、ゆらゆら帝国ライブ直前に....

【クリスマス気分の狂った街・渋谷】(12/17撮影)
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渋谷AX到着。さっそく入場。あれ? ドリンク代いらんの? そうだったっけか? そういや、このくらいの中規模クラスのライブハウスって、ドリンク代いらんとこ多い気もするな。ん? でも、恵比寿のリキッドって、五百円必ず徴収するな。礼金・敷金みたいなもんか? ちっちゃいライブハウスは、まあしょうがないとして、なぜかリキッドはセコい感じがするな。
さて、今回の観覧場所は、前々回の新木場同様2階指定席(渋谷AXの1階って、見にくい印象があるからね)。さっそく2階へ。うお! やな位置! 前に人が座ったらヤバいぞこりゃ。指定席作戦失敗か? ま、考えてもしょうがないことは、東スポの占いで決めるとして、考えるべきことは、前日のガーゼワンマンですよ(あいかわらず激しい話題転換ですね)
実際、ガーゼのあんだけ凄まじいライブ観たら、今のトコ敵無し(単に孤立?)のゆらゆら帝国でも、へなへな帝国になる可能性大。いくらジャンルが違えども、そこは同じミュージック。情け無用でジャッジメント。とくに格差拡がる、この競争社会ではね(ん?)。ようするに、アタマの中は警戒警報出まくりなわけです。大丈夫か? ゆらゆら帝国。そして己のアタマ。

そんな、勝手気ままなゼンマイアタマ的不安を余所に、開演時間の19時半が迫る....スイートソウルにのっかって。そういやゆらゆら帝国って、最近定刻通りのスタートが多いからね。きっと今回も.... あれ? 始まらん。ん〜 やっぱ三日坊主に終っちゃいましたね。って、まあ別に定刻通り始まらなくてもいいんだけど。お。客電落ちた。さて、今日はどんなライブになるんでしょ。どきどき。あ、ガーゼファンも頑張って読んでね〜(わかりにくいと思うけどね)。

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      2007年12月17日(月)【ゆらゆら帝国 @ 渋谷AX】ツアーファイナル

最初は恒例、赤い動物によるカラオケ大会。じゃなくて、通常のお三方による『おはようまだやろう』。うーん、やっぱアガるなー オープニングに相応しい、激ファズソロに初っぱなからアタマん中シビれる。や、しかし、それにしても見にくい席だな。後ろ振り向くと、ほとんどのお客さんが立ってる。やっぱ、みんな見にくいんかな? 2階なのに。でも、昨日のガーゼにくらべりゃ、嘘みたいにステージ見えるわけだからね。ここは我慢して、座ったままじっくり観賞。
『なんとなく夢を (Album Version)』。やっぱこのバージョンいいなあ。ベースラインが、ことさら協調されてエロく感じるんよな。タイトル『なんとなくエロ』に変えん?
そして早くも3曲目から、絶頂ゾーンに突入。『できない (12inch Version ?)』。速っ! 変態アッパーループ! ケ、ケツが自然に動く〜! そんで『あえて抵抗しない (12inch Version)』。これすごいよ。ほんとに。亀川氏のベース&柴田氏のドラムだけによる、人力変態グルーヴマシーン。ここでゼンマイアタマ、おもむろに念力波動ビームを坂本氏に放射。

  ((((((((すみませんが坂本さん あなたこの曲では ちょっとどいてて下さいな))))))))

この相当なワガママ念力波動を察知したのか、坂本氏、ギター脇に置いて、マラカス4本で変な踊り開始。変態グルーヴにマラカス。さすがわかってらっしゃる。変態とは如何なるものかを(笑) しかし、ゆらゆら帝国でギター丸々抜いたのって、初めて聴いたわ。すごいことするなあ。

『美しい (Album Version)』。うーん。前回以上にズレまくってる....気持ちいい.... リズム隊、絶好調。で『学校へ行ってきます』。これ、今までで一番怖かった。何故なら、けずる君が明らかに成長してる。たぶん今、中学生くらい(声変わりしてる〜 いや〜)。ってことは、明日のリキッドは.... こわっ! 彼が成長するに連れ、音も徐々に暴力的になってる。これは、昨今の壊滅的教育現場に対し、ゆらゆら帝国からの問題提起の結果だと思われます。
そして問題の『3×3×3』。これが、またまたすごかった。普通 ♪そう夜は明けるんだー♪ のとこで、ギターがぐわーって来るんだけど、それがまったくナシ。ずっとフラットなまま。とにかく一直線。気持ちいいなあ。そして、これもリズム隊が主役。今回のライブ、ギターが脇役にまわってます。むむ。やるなー

ここから第二幕の始まり。『ひとりぼっちの人工衛星』『2005年世界旅行 (久し振り)』『侵入 (さらにお久し振り)』そして『無い!!』。こうやって、つなげて書くとわからんかもしれんけど、その場で聴くと〜 なんか地球が見えたよ。宇宙から見た青い星が。テラが。

         〈静まれ嵐.... 静まれ暴力.... 静まれ意味のない争い....〉

『空洞です』。今回もベースソロ “ビンタ” バージョン!(ドMのわしにゃ堪らんわ)。続いてこれも久々『急所』『貫通前』。そして『夜行性の生き物3匹』。震度サン曰く[カッコだけのガレージ野郎にゃ、マネ出来ん仕事じゃね] ....え、偉そう! だけど、同意。『ロボットでした』でさらに絶頂を迎えた後は、これも久々『星になれた』。これ聴くとやっぱ、宇宙から見た青い地球が思い浮かぶんよ.... テラが。

       〈静まれ嵐.... 静まれ暴力.... 静まれ意味のない争い.... キラッ〉

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終ってみれば、当初の不安はどこへやら。結局、面白すぎのカッコええライブだったわけです。正直、ほっ。まあ、そもそもガーゼとはスタンスが違うし。とか、いいながらホントに不安だったわけなんだけど。
で、このふたつのバンド、ゼンマイアタマ的にみると、実はチト共通点があるような気がしてる。もちろんライブの感じや、音のことじゃないよ。根底に流れる.... なんちゅうか、人間に対する目線がね。ほんの少しだけリンクしてる。ま、これ以上書いて、双方のファンや関係者に怒られるのもヤなので、このへんでやめときましょう。
いや、しかし、いつかガーゼとゆらゆら帝国が共演したらええのになあ。ありえんかなあ。これは、単なる願望なんですが。

そして明日30日は、ゆらゆら帝国年末恒例リキッドライブ (やっぱ五百円徴収? リキッドさん)。共演が、楽しみ過ぎるインキャパシタンツ。うおー ゼンマイアタマ、ひさびさの T. 美川氏&小堺氏(笑) できるだけ、できるだけ爆音仕様で頼んますよ〜! あとコスプレね(笑)

ここから変態的おまけ(続きを読むのですか?)
posted by 薇頭 at 01:52| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月22日

貧乏ゆすりのリズムで喪神

さていきなり本題(珍しい!)。今回書くこといっぱいあるからね。がんばって読んで! GO!

話は16日(日)、新宿でのこと。目的は勿論ライブ観戦。この日はいつもと違い、ゼンマイアタマにとって、特別な意味を持つライブ。なんてったて、GAUZEが10年振りに出した新譜のレコ発ワンマンライブ。そして、わしらにとって10数年振りの生ガーゼ。いや、もしかしたら15年以上観てないかも(記憶が曖昧でねえ)。当たって砕けろ!
ゼンマイアタマ、今までいったい何度観たかわかんないくらいガーゼ観てる。わしが初めてガーゼ観たのが、84年。場所は渋谷の屋根裏。震度サンも、84年くらいから観てたらしい。当然、ふたりとも10代(ふ、不良!)。もちろん知り合う前。ま、でも同じ空間には既にいたってことですね。ちなみにわしは[ガーゼ命]、震度サンは[リップクリーム命]でした。ふっ....(遠い目)
で、ガーゼを一番頻繁に観に行ってた時期は[EQUALIZING DISTORT]('86)が出た頃から、イチロー(Ds)が辞める直前までだから、86〜88年の二年間。ほんとよく消毒GIG行った。でも、なぜかその後はあんまり行かなくなった。新譜は買ってたんだけど。すまんガーゼ。パッパッパ!

【ふたりとも】より(いつかは出る『薇頭2』から。セリフは抜いてます。プチ予告?)
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80年代中頃の、ハードコアライブ的ひとコマ(回想シーン?)。両端の不良娘は “ふたりとも”。真ん中の女の子は.... これは読んでからのお楽しみ。あ、名前は “イク”。一応がんばって描いてます。でも、道のり険し。山深く 雪 未だ溶けず ....すんません。

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会場は新宿アンチノック(ここ自体10数年振り)。普段ハードコアのライブなら、開演時間ちょうどに行けば余裕。でも今日は、レコ発ワンマン。こりゃ、早めに行かんとね。開場18時、開演19時だからー、17時半に行けば余裕.... ってなんじゃこの行列!? ハードコアのライブでこんな行列はじめて見た。え? 整理券出てたの? しかも配付終了? がーん! でも、一応最後尾に並ぶ。この時点で、たぶん100人以上は並んでる。ど、どうしよ。見れんかったら....
と、悩んでてもしょうがないので、お客さん観察してヒマつぶす。はあ〜 みんな普通のカッコなのね。みんな若いし。怖い人おらんし。ま、人間外見じゃないからね。中味はすんごいハードコア魂の塊なんでしょう。しかしみんな、ほんと若いなあ。25歳くらいかな。わしらが消毒通ってた頃は、5歳くらいかあ。ふはっ。はあ、夜風が冷たい....
そして開場時間の18時。うしろを振り返ると.... ひい〜! どこまで列が出来とるン!? すごー!

無事入場(結局、入場者400人超え! 100人以上入場出来ず!)。うお! ガーゼTシャツ無料配付! 入場料1,200円(ドリンク別)で、Tシャツ全員にプレゼント(しかもanvil製)! 感謝!
会場入ると.... うわ! キツキツのギュウギュウ! 人間密着! 満員電車×100! これでライブが始まったらどうなるん? 大丈夫!? あれ? なぜか “後ろ” のほうにもセットが組まれてる.... ???
はっ!? これが噂の “後ろから前から”(※)ってやつ!? えっ、でも今日ワンマンなんですが.... いったいどうやるん?

※【後ろから前から】:ハードコアのライブで行われる、面白いバンド転換方式。『後ろからステージ』で最初のバンドが演奏。その後、間髪入れずに次のバンドが『前からステージ(通常ステージ)』で演奏開始(逆の場合もあり)。これをバトンタッチ形式で休みなく繰り返して、強制的に客を混沌の渦に巻き込む。まさにハードコア的 “人非人” ライブ。
(ゼンマイアタマ、実は “後ろから前から” 未体験。今まで全然知らんかった。つい最近ある方から、教えてもらった。しかも、偶然このライブ数日前に。ありがとうございますー!)

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  2007年12月16日(日)【消毒GIG Vol.142 GAUZE 単独GIG】@ 新宿ANTIKNOCK

(ここからガーゼ並みの速さ! 興奮! 長文! ガーゼファン以外、置いてけぼり!)
会場内すっごい緊張感。ライブっていうより格闘技会場(行ったことないけど)。19時ちょい過ぎ。わしらの横をガーゼのメンバーが走って入場。超満員の客を押し退けて “後ろからステージ” に突入。ギュイー ドスドスドスドスドスドスドスドス!!!!  いきなり『歯を喰い縛れ』開始。す、すごい! 客、大騒ぎの大暴れ。超満員のため、圧力で体が浮き上がる。しかもわしら後ろ端の壁際。まずい〜! “圧死” って言葉がアタマに浮かぶ。隙間一切なし。ま、まずい! 隣のヤングが頭上で手を振り回しはじめ、震度サンの顔に肘鉄がはいる。“ゴン!” やばっ! ひい〜! 大丈夫!? えっ!? なんで笑ってんの震度サーン!! あんた、ほんまもんのハードコア馬鹿ですね(笑)
肝心のステージは全く見えず。ただただ、音の塊に爆音。重い速い。あまりに人が多過ぎるため、高音部が吸収されて、こもって聴こえる。それが、かえって臨場感&緊張感倍増。その間も、眼前を何人もの人間が浮かんでは沈み、浮かんでは沈み(言っとくけど、わしら一番後ろですよ)。すごい光景。『Pressing On』のドラムとベースラインが聴こえた瞬間、アタマが一瞬で20年前にもどる。かっこいい! ヤング大合唱。“敵を作れ! どんどん作れぇー!” ほんとに作ってる?(笑)
普段、合唱の類いが苦手なゼンマイアタマも、この日ばかりは容認。ってか、合唱がないとつまんない。ガーゼのライブは。
6曲目からは驚きの展開。なんと[CITY ROCKERS](VA・'82)、[OUTSIDER](VA・'82)からの選曲! ひいー! わしらが消毒通ってた頃って、古い曲やんなかったからなあ。ほとんど初めて聴くわ。感動〜!『アンチ・マシーン』なんてまじで失神しそうになった。“ぶっかけろ! ぶっかけろ!ぶっかけろ!” の『消毒液』で、気が変になりそうになる。今までに、たぶん2回くらいしか聴いたことない。貴重。『DISTORT JAPAN』の “ディース!ディース!ディストー!” の連呼は、思わず叫びそうになったけど、一応我慢。しかし、明らかに昔より重くて速くなってる。
18曲目『GO』。ここからが例の “後ろから前から” の始まり(これがスゴすぎた。ゼンマイアタマライブ観戦記のなかでも、トップクラスの非日常的体験。サンクスガーゼ!)。
いったいどうやって “後ろから前” に移動するのか? しかも、演奏が途切れることなく、超満員の会場を。御存じの方は、すでにピ〜ンときてるでしょう。『GO』は、曲間に割と長いベースだけの時間帯がある。そう。その間、シンさん以外のメンバーが強引に客席移動。メンバー、後方出口から裏通路を通って “前” に! これがすごかったーーーーー!!!!!!!!!!!
もう、完全に危険な団体の抗争、若しくは討ち入り。まるで極道映画!「おらぁ! 道あけろぉ!」「道あけてください!」 スタッフと客の怒号と喧噪、爆音の中、わしらの目の前を、無言のフグさん、モモリン、ヒコさんが物凄い形相で駆け抜ける。あ! Fuck on the Beach のツヨッシーがギター持って追い掛けてる! ギターが一瞬、刀に見えた! まるでホントの討ち入り! すげえー! そんな混沌状態の中でも、シンさんのベースだけは “後ろ” で鳴り続け.... しばらくして、いきなり “前” から三人が演奏再開!(ようするに “後ろ前” で、同時に『GO』を演奏.... 唖然....)
そして次の『栄枯盛衰』で、再び呆然。ヒコさんが、前奏のドラム部分を長時間叩き続ける間に、シンさんがわしらの前を走って “前” に移動。その間しばらくドラムだけが鳴り続け..... メンバー全員 “前” に揃って『栄枯盛衰』開始! ひいぃぃぃぃーーかっこいいぃぃぃーー!!!!!!!!!!

22曲目からは、10年振りのアルバム[貧乏ゆすりのリズムに乗って]の前半部分を中心に展開。「ぬるま湯わぁ気持ちいいだろおぉぉぉ!」『39℃』! 「人間としての誇りはないのかぁー!」『大きなサツマイモ』!(名曲!) うおー! 新譜かっこいー!
そしてその後は、[FUCK HEADS]('85)、[EQUALIZING DISTORT]('86)、[THRASH TIL DEATH](VA・'86)、[限界は何処だ]('90)、[面を洗って出直して来い]('97)、からまんべんなく進行。やっぱ、80年代中頃の曲になると馴染み深い。でも、やっぱ昔より格段にパワーアップしてる。しかも、これまでまったく(まったく!)途切れることなく演奏。チューニング、一体どうやってるんだろ.... すでに一時間二十分超え.... この人達って.....

[貧乏ゆすりのリズムに乗って]の後半部分開始。「うまいだまずいだガタガタ言うな!」『メシ喰え』! 「腹が減ったら食パンかじってー!」タイトル曲の『貧乏ゆすりのリズムに乗って』! もう、おかしくって、かっこよくってー!
そしてクライマックス『言いなり』。「欲望! 甘い汁! ビジネス! 妥協! なんで言いなりになるんだー!」心で叫んだよ。ホントに。うおー!『CHILDREN FUCK OFF』!! ナ〜ムア〜ミダ〜ンブ〜! ナ〜ムア〜ミダ〜ンブ〜! 能書きタラタラこくんじゃねえー!『死人に口無し』!
 
The Jap Hardcore Punk Homepage:http://www.tky.3web.ne.jp/~tsonsd/index.html
(曲順は、こちらの『GAUZE Live & Set list』の項目を参照させていただきました)

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一時間半に及ぶ凄まじいライブは終了(全64曲ノンストップ!)。ライブ後、スタッフに抱きかかえられた、喪神状態のモモリンが目の前を通過した時はマジで震えた。これぞハードコア。こんなん見せられたら、嫌でも色んなこと考えてしまう。二十数年前からずっと変わらず、寧ろ強固に頑なまでに初心を貫く。わしとしては、基本にブレなく常に変化して行くものに、たまらない魅力を感じるけど、ガーゼみたいなんもすごいと思う。ってか、ここまでスゴいの他におらん。ほんとに。や、なんか10代の子供みたいなこと書いてるな.... でもこれで良し! 栄枯盛衰! えっ?

で、今回のゼンマイ通信書くため、前述の[The Jap Hardcore Punk Homepage]みてて、衝撃受ける。なんと、わしらがアホな顔してアンチノック出たあと、演奏再開してるじゃないのー! しかも[貧乏ゆすりのリズムに乗って]再び全曲! ってことは、この日全74曲演奏!? し、信じられん! きぃ〜!!! や、でも仕方ない。あんときゃ、ところてん方式で殆ど無理矢理会場出ざるをえんかった.... でもでもー! くそ! 全部観たかったぁー!! こら!こら!無茶すんなよな〜!

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【消毒GIG Vol.142での頂き物】(クリックで拡大)
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左:会場に過去の消毒GIGのチラシが、たくさん貼ってあった。ゼンマイアタマが、昔行った時のチラシも勿論あった。ガーゼのこういうサービス精神が好き。大事にとっときます。
右:黒いTシャツが当日配布されたもの。右が顔面。左が尻面。かっこいい! 真ん中は、わしが86年頃に着てたTシャツ。黄ばんでる。縮んでる。でも一生捨てられん。

【貧乏ゆすりのリズムに乗って】('07)5thアルバム
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ゼンマイアタマ的に[EQUALIZING DISTORT]を超えた。歌詞最高! 面白い! かっこいい! 全ての音楽ファン必聴! ゆらゆら帝国好きな人も是非! あ、本気で言ってます。あと、クリスマスプレゼント、何にしようか悩んでるヤング。これにしたらいいと思うよ(彼にでも彼女にでも)。あ、本気で言ってます。もし相手が迷惑がったら、別れたらいいと思います。

GAUZE HP:http://home8.highway.ne.jp/distort/gauze.html

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そして、あのライブから一週間。最近の震度サンは、困ったことに口癖のように次の言葉を連発。

“ぬるま湯は気持ちいいだろぉー!” “何をやっとるんじゃお前は!” “大丈夫だ! 心配するなー!” “変わらないのか!変われないのか!” “人間としての誇りはないのかー!” “うまいだまずいだガタガタ言うな!” “みっともねえから泣き言言うな!” “ジタバタしながら生きていくー!”

もう.... 勝手にさらせぇー!

ゆらゆら帝国の危機.... ってか、己の危機(怖くて続きが読めません・・・)
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2007年12月09日

猟奇歌の逆襲

ってことで、昨日のつづき。前回[Sunset Rainbow 2]をまだ読んでない方は、そっちからお読みください(珍しく丁寧な説明だなあ。ひょっとしてアクセス数、気にしてる? 雑音さん)。

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先月30日、新宿ロフト。Boris with Michio Kurihara のあと、共演のバンドを観る。残念ながら好みじゃなかった。これもエモっていうんかな。こういう時って、ジャンル分けって便利よな。レコード屋では、とりあえず “エモコーナー” に、近づかなきゃいいわけだし。でもライブはそうもいかん。ライブでこの類いが対バンの時は寝る。それか帰る。相当相性悪い、この手の世界って。

“Emo to Fuck”

やっぱ意図的に敵つくってる? 雑音さん。言ってること、前々回と違うよ? あれ? これってわしの名前? 荏本? そう。今回、単に “Emoto Fuck” って書きたかっただけなんよ。うはははーー
エモ系すまん。エモト謝る。ホントわしって “Fuck” な奴だな。ところで震度サン。エモ(ト)って好き? あ、般若顔....(汗)

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【栗原ミチオ “Sunset Notes” Tシャツ】(震度サン購入)
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左:〈Do Deep-Sea Fish Dream Of Electric Moles?〉夢見るモグラTシャツ。ナイス!
中: “Notes” 部分にモグラが隠れてる! めちゃくちゃかわええ! わしも買やよかった!(泣)
右: バックに、SG持ったモグラが! そしていわずと知れた “Sunset Notes” !! 一生モン !!!

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(本題。ここから前回書きたかったこと)
Boris with Michio Kurihara で最後に演奏した『天使』。これって前回書いたように、YBO2の北村昌士氏(昨年逝去)がやってたCANIS LUPUSの曲。栗原ミチオ氏って、YBO2の初期メンバー('84)だからね。曲自体は知らなかったけど、その頃YBO2聴いてたゼンマイアタマとしては、やっぱ感慨深いものがある(あ、YBO2の読み方は[イボイボ]です。[ワイビーオーツー]じゃ、やっぱシックリこん)。YBO2の存在自体は、アルバム『ALIENATION』、シングル『ドグラマグラ』を出した、1986年頃に知った。ライブはその頃、渋谷のどこかで数回観た記憶が.... ラ・ママかライブインか。ベース&ボーカルは北村昌士。栗原さんは既にいなかったので、ギターは KK. NULL(岸野一之)。ドラムは吉田達也。「なんか、今、とんでもないもん観てるなー」って思ったの覚えてる。あと、ファンもとんでもなかった。いわゆるトラギャ(トランスギャル)。まあ、ファンの雰囲気が好きじゃなかったってのもあるけど、それ以降はあまりこの辺のライブは観に行かなくなったし、音源も買わなくなった。今考えると、もうちょっと観ときゃよかったな。

で先週、十数年振りに押し入れから、YBO2とその周辺のレコード引っぱりだした。けっこうな重労働。おかげで、背筋痛めた。あたたた。

【YBO2とその周辺】1986年頃、CSV、ZESTあたりで購入。
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左:YBO2とその周辺。盤に少しカビが生えてた。ってヤング、この状況わかる?
中:『DOGLAMAGLA』裏ジャケ。雰囲気があります。深夜、人形の髪が伸びそうです。こわ。
右:『ALIENATION』裏ジャケ。大量のバッジが狂ってます。アメリカって狂ってます。

YBO2とその周辺、久し振りに聴いてビックリ。昔よりあきらかにカッコよく聴こえる。あれれ? こんなカッコよかったっけ? 当時は陰鬱で分かりにくい印象だったけど、今聴くと随分ポップで明快。うははー こらいいや。中古屋に売り飛ばさんでエかった〜

《注意》下の映像。グロテスクな部分もチトあるよ。あ、人によってはリラックスできるかと。

YBO2 - DOGLAMAGLA(YouTubeより)夢野久作のアレです。…ブウ──ンン… かっこいい。

YBO2 - 猟奇歌(YouTubeより)これも夢野久作。歌詞は原作を殆どそのまま引用。簡単?

うーん。YBO2また集めようかな。そんで『ドグラ・マグラ』久々読もうかな。で、狂おうかな。
posted by 薇頭 at 01:53| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月08日

Sunset Rainbow 2

先月30日。この日は、新宿ロフトで観たいライブがある日。でもやっぱ、ゼンマイアタマ両名とも仕事が忙しい。昼には震度サンからこんなメールが来た。

[わしは行けん。すべて記憶してあとで再現して。栗ちゃんTシャツ頼む](原文まま)

すべて記憶.... あとで再現.... って.... わしだって行けるかどうかわからんのんじゃーーーっ! しかも、栗ちゃんって....

午後三時。この時点でも状況がさっぱりわからんため、気が変になりそうになる。いや、ゆらゆら帝国・福岡広島公演をあきらめた時点で、気が触れたのかもしれん。いや、すでにゼンマイアタマを始めた時点で、気が触れてたのかもしれん。いや、ドグラマグラを読んだ二十一年前には.... と、いつまでも道を外れた人生を振り返ってもしょうがないので、未来に向かって出発進行ー
………ブウウ─────ンンン─────ンンンン…………。ドグラマグラ.... ドグラマグラ.... と、呪文を唱えたおかげか、なぜかすべてが順調に進行。なんとか行けることに。やった! 常日頃の正しい行いが、こんな時に幸運をもたらすのね。ラッキー! ってことは、普段の行いがよろしくない震度サンは.... お気の毒。でも時間ギリギリだ。急がなきゃ。

開演時間少し過ぎに、新宿ロフト到着。表の掲示板には.... あ、お目当てのバンドがどうやら先に出るみたい。残念ながらこの時点で震度サンはアウト。さっそく入場。いそげ! でも階段は落ち着いて。うわ、客電落ちてる。メンバー登場。ひい! ギリギリセーフ! はあー 危なかった〜

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まずは Boris。いや、Boris with Michio Kurihara ですよ。ってことは “Rainbow” ですよ、お客さん! うお〜! ほんまに凱旋公演するとは。雑音感激! しかし、こんな貴重なライブなのに会場満杯じゃない.... はっ。駅前外人さん達は!? ほんとにあんまり来てない。こんなトコにも影響出るんだ。いや、これは単にわしらみたいに、来るの忘れてるだけかもしれんし、忙しいからなのかもしれん。やっぱ、この時期の平日はきついもんな。誰だって。

        2007年11月30日(金)【SORROW PEAKS】 @ 新宿ロフト
                  Boris / NAHT

最初は当然『ラフレシア』。このメンツでまた聴けるとは....しあわせ。行きたくても行けなかった人(震度サン含む)〜 いいでしょー。しかしどうしても栗原さんのギター中心に観てしまうな。うーん。これはしょうがない。ファンだから(スターズはよやらんかな)。そして『Rainbow(虹が始まるとき)』。あ、なんか今までよりひろがった感じ。深いというか。WATAさんの声も、はっきり独立した感じがする。そして栗原さんの、必殺 “弧刀影裡流居合術(ことえりりゅういあいじゅつ)” ギターソロ発動!

<<<<ビュゥイィーブイィービイィイービュゥイィィィィィー>>>>  ピタッ! しーん....

すげー! まるで剣豪! まさに侍! そういや『椿三十郎』のリメイク。なんで栗原さんにせんかったん? 椿三十郎役。まじで。そして早々に『PINK』で《Atsuo 雄叫び劇場》開幕。

  ((((( アオワッ!!!! フォォー!!!! イエイエッ!!!! カモォーンッ!!!! フォォォォォーーッ!!!!)))))

うはは〜 最高だー! 叫び声にカラオケ風エコーかかっとるぞ! ロフトの中を Atsuo の雄叫びがこだましてる〜(笑)! これぜったい笑わせるつもりでしょ、ボリスサイド。そして『フリー』でさらに雄叫び上乗せ。アオ! オ! オ! オ! オオオォーーーーーーッ!!!! あんたアパッチ族か(笑) しかし相変わらず絶好調ね、栗ちゃんギター(スターズまだかな)。綺麗だし凶暴だし。
ここで、待望の『夕暮れのジャイロ』。もちろん栗原さんのソロアルバムから。重いなあ。ジャイロっていうより、空飛ぶ要塞。まるで『死の翼アルバトロス』。かっこいい..... 震度サン.... あなたほんと観れなくて残念ね。
『花 太陽 雨』。もう普通にボリスの曲になっちゃってますね。この選曲って、後々振り返ると、ボリスのターニングポイントになるような気がしないでもない。次の『シャーボ』は〜 これもやっぱ栗原さんにつきます。スターズの時、たまに栗原さんブッ壊れるけど、この時もすごかった(はあ....スターズ)。そして『わたしの雨』。Sunset Notes 的世界ですね(『にじむ残像』も聴きたいなー)。うっとりしてると、メロトロンっぽい感じの音が静かにはいってきて、そのままボリスの新曲へ移行。ボーカルは Takeshi。あ、きれい。どっちかっていうと『花 太陽 雨』の世界に近いかな。今までのようなヘビードローン的展開じゃなく、プログレ的展開。そして、哀愁の泣きメロディー。これにはちょっと驚いた。うおー やればできるんじゃん〜。で、ドラムが入って、さらに哀愁ゾーンに突入。70年代歌謡曲一代絵巻的世界が現代に復活....ってホント?
そして、ボリスのクライマックスに欠かせない『俺を捨てたところ』『決別』で、ダイナミックに大団円。『決別』の音圧に毎度のことながらビリビリ。
エンドロールは当然『天使』。このメンバーで、この曲やらなかったら大暴れしてたよ。まじで。これって北村昌士(YBO2)がやってたCANIS LUPUSの曲らしいけど、わし原曲知らん。今度、中古レコード屋で探してみよ。しかしほんといい曲だな。CANIS LUPUS観たかったな。

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ライブ終了。1時間20分。ワンマン並の内容に大満足。はあ、来てよかった。お気の毒様震度サン。いや、しかしこの日のBoris....いや、Boris with Michio Kurihara は素晴らしかった。二月のレコ発ライブもよかったけど、やっぱ直前まで長期海外ツアーやってたぶんね。四人の息があってた。そんで、選曲構成が好み。個人的に今までで一番だった。プログレというか、歌謡ショーというか.... うまくいえんけど、今までのボリスワールドとはちょっと変わってきた感じ。もちろんいい方向に(メタルっ子達大丈夫?)。素晴らしい! エクセレント! 最高ーーーーーーーーー! って、こんだけ賞賛すれば、この日来れなかった震度サン&ボリスファン&栗原ミチオファンは、悔しさでさぞ身悶えすることでしょう。うははは〜 そんじゃ次のバンドまで、物販で時間つぶしましょうかね。栗ちゃんTシャツも買わなきゃいけんし....

 (((((((((( ゴツン ! )))))))))) イテッ! 誰じゃ!? わしのアタマ叩くやつは.... う、うわっ!

ここからやつが....(まだ続くなんて....)
posted by 薇頭 at 13:26| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月02日

クラシとワーク6・Don't Trust The Kids 篇

前回のゼンマイ通信、ちょっと反省。タイトル[Don't Trust Under 30]にすりゃよかった.... なんて。いや、わしヤング嫌いじゃないよ。むしろ好き。明るいし、タメ口きいてくるし、ゼロ世代なんてとくに好き。って、なんでわざわざこんな敵をつくるような書き出しに? 雑音サン?
いや、これはタイトルにつなげたかっただけで、あんまり意味は.... あるかもしれんし、ないかもしれん。ところで “敵をつくる” といえば、ガーゼに『Pressing On』って曲があるんですが、その中にこんな歌詞が。

       〈敵を作れ どんどん作れ〉〈敵を作って 負けない自分を作れ〉

笑った? 笑える? ちなみにこれを十代の頃から実践すると、ゼンマイアタマのような大人になっちゃう。今回のタイトル[Don't Trust The Kids]については、また後で。

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今回は[クラシとワーク]の6回目。なので、ワークについても少しだけ。

[クラシとワーク]前回に出演していただいた、古本屋巡りが趣味の文学メタル青年は、あの後すぐに退社なさいました。「おれ、やっぱこの仕事、あわないっすわ」の一言を残して。
彼なんかも、ナチュラルに敵を作るタイプの若者だと思うけど、嫌いじゃなかった。むしろ好き。明るいし、タメ口きいてくるし。とかなんとか、本意でない言葉を織りまぜながら、偉そうに人のことを分析してる、ゼンマイアタマの立ち位置は? 仕事上においての人間関係。
敵もおらんが、味方もおらんって感じ。ってか、そもそも生きてんだか死んでんだかよくわからん存在だから、普段。そんで、そもそも人にどう見られてるとか、そういうのにも鈍感だから。実際、どう思われてるのかわからんし、今どこにむかって文章書いてるのかもわからんし、また流して文章書いてるし。こういう時はスパッと軌道修正。そして本題(やっと!?)。

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先週、友人と東京タワーに行った。震度サンも誘ったけど《寒いからヤだ!》ってメール寄越してきたからほっといた。というのは冗談っぽくない冗談。ほんとは仕事で都合がつかなかったから。東京タワー何年振りだろ。たしか12年前に来たな(ちっちゃい頃にも家族で来たことある)。友人は今回が初めてなので、展望台も一応、と思ってたんだけどけっこうな行列。小学生だらけ。修学旅行? 遠足? というわけで展望台中止。じゃ、目的地行きましょか。

3階、蝋人形館。友人におごってもらって入館(ありがとー)。似てるんだか似てないんだかわかんない、偉人有名人の人形達はスルー。途中、拷問部屋みたいなのがあってそれは良かった。拷問部屋出ようと振り返ったら、地味に拷問人形があって、わしビックリして思わず声出した。わっ! はずかしかったー。あと、ビートルズ人形もあった(貴重なものらしい)。ふたりともビートルズのことは、よくわからんのでこれもスルー。

そして、目的のプログレコーナー。
うははー! ナイスチョイス! Manuel Göttsching(マニュエル・ゲッチング)、FAUST、Agitation Free、GURU GURU。etcetc。これって、ジャーマンロック好き、プログレ好き以外誰が喜ぶん(笑) アホらしくて涙でるわ。もちろん、わしも友人もこのへんは大好きなので、楽しく見学。あ、ドイツ時間を表示してる時計!(笑) 水木しげるグッズがなぜここに!?(笑) 気が合うなあ、プログレコーナー。でも、KRAFTWERKに関するものは、あんまないのね。今回[クラシとワーク]なのに。残念。というわけで、今回はマニュエル・ゲッチングさんにタッチ交代。そうだ。今度から[クラシとワーク]の時は、ジャーマンロックにすりゃいいや。名案!

気付いた人は既に気付いてる、今回ゼンマイ通信のタイトル[Don't Trust The Kids]。そう。マニュエル・ゲッチングさんが Ashra 名義で出した、『Blackouts』に入ってる曲です。最初に適当なこと書いたのは、ここにくるためだったんよ。いつもながらの遠回り。はあ疲れた。

【Ashra / Blackouts】(1977)
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(一曲目の “77 Slightly Delayed” から、宇宙の彼方へ飛んでけます)

マニュエル・ゲッチングさんに関する詳細は各自ググってもらうとして(当然です)、個人的に好きなのは、Ash Ra Tempel 名義、個人名義の作品よりも、どっちかというと Ashra 名義の作品かなー。『Blackouts』は勿論、『New Age Of Earth』('76)も大好き。人力ミニマルトランス&アンビエント。気持ちのいいことこの上ない。あ、でも Ash Ra Tempel 名義(個人名義ともいえるけど)『Inventions For Electric Guitar』('75)もいいんだなあ〜 “Echo Waves” !! 共作ものだと『Early Water』もナイス。これは Agitation Free のミヒャエルさんと、76年に録音したものだけど、発表されたのは95年。こんときゃビックリした。世界遺産級発掘! うお〜! き、気持ちいいー! ま、ようするにマニュエル・ゲッチングさんの作品は名義云々抜きにして、すべてクラクラするってことじゃね。すべてマスト! ところで “Don't Trust The Kids” ってタイトルなんですが.... あの曲でなんでこんなタイトルなんかは、さっぱりわからん。適当?

Ashra / Midnight on Mars(YouTubeより)
アルバム『Blackouts』から。うっとり.... “Don't Trust The Kids” は見つからんかった。

Manuel Göttsching / Shuttle Cock(YouTubeより)
最近のゲッチングさん。曲は、やっぱ『Blackouts』から。よりシャープな感じになってますね。

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【左から、Inventions For Electric Guitar、New Age Of Earth、Early Water】激マスト!


東京タワーから帰ったあとは、例によってジャーマンロック漬け(たぶんあと一週間くらい。しかし、FAUST ってええな)。そういや、ブラジルでは今時ボサノバ聴くヤングなんて、ほとんどいないらしい(怪しい話しだなあ)。現代ドイツにおける、このへんのジャンルの立ち位置ってどんなんだろ。やっぱ、生きてんだか死んでんだかよくわからん存在なんだろうか。興味ある。

Ashra 公式ホームページ:http://www.ashra.com/(貴重な映像が満載)
MySpace:http://www.myspace.com/manuelgoettsching(Echo Waves !! Sunrain !!)

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話し最初にもどして〜 わし、意図的に敵を作ったことなんて一度もないよ(ホント?)。敵を作って、負けない自分を作るなんて、そう簡単にできるもんじゃないし。大体、自分を変える目的の為に人に迷惑かけちゃいけん。そんなことしたら、お母さんに怒られます。こらっ! って。ガーゼの方達は、『人間関係でくよくよ悩みなさんな』ってことを仰ってるんでしょう。たぶん。

ところで、ゼンマイアタマのふたりの人間関係は? まあ良好。最近、ジャーマンロックばっかり聴いてるわしに対して、震度サンはストゥージズやヴォイドイズ(リチャード・ヘル)なんかの、わっるい音楽ばっか聴いて反抗的になったり。なかなか[薇弱通信]に着手してくれなかったり。たぶん、これは東京タワーに行けなかった憂さを晴らしてるんでしょう。

    「君は君 我は我也 されど仲良き」(武者小路実篤) ってすごいシメだな。


こっからグタグタ(それでも続き読む?)
posted by 薇頭 at 21:03| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月17日

行ってきますっ! 学校へ行ってきますっ!

さて、前回はビミョーに後味悪く終ったゼンマイ通信。いや、思考実験、ゆらゆら帝国のことじゃなくて、原因はカープにあるんだけど。あ、黒田、新井の決断は薇頭支持。しかしもう冬だなぁー

それより、前回予告した先週10日(土)のゆらゆら帝国横浜ライブ、の前に有隣堂ルミネ横浜店。これはもちろん、蟲さんの本『苔とあるく』(田中美穂 著・WAVE出版)フェア見るため。いやー、しかしすっごい混み様ですね、横浜駅周辺。まるで、クリスマスシーズンです(ひょっとして、もうクリスマス気分? ファーック!)。ルミネの中も芋洗い状態。エスカレーターで上に行こうとすると、係の人が「二列になってお進みくださーい!」って叫んでます。そうだよな。一列並びって混んでる時、どんどんつっかえて危ないんよな。それより蟲フェア。おー、やっとるやっとる。本と一緒に蟲グッズも売ってます。青山、その他大都市のみならず、横浜までちゃっかり “アシッド空間” にしちゃいました。さすが蟲さん。コケ啓蒙活動は順調のようですね。

んじゃ、時間も迫ってきたことだし、そろそろライブ会場目指して歩きましょうかね。てくてくてく.... しかし、前回の新木場STUDIO COASTといい、今回の横浜BLITZといい、海沿いのライブハウスって、場所わかりにくいなあ。まわりの景色寂しいし雨降ってるし.... 帰ろっかな.... お。やっとブリッツ見つけた。ぷっ。これまたバブリーな。
さて、ドリンク代五百円握りしめ、いざ会場入り。あれ? お金取らんの? いらん? まじ!? ドリンク代いらないライブハウスって何年振りだろ。助かるわー。いつも思うんだけど、ドリンク制度って無理やりだよな。うまけりゃいいが、随分お座なりなトコあるし、飲みたくない時だってあるし。それより美味いコーヒーがあるといいんだけどな。サバランとか、チーズケーキもいいな。アイスクレープもいいな。焼そば、たこ焼き、綿菓子.... ご、ごくっ。縁日って楽しいよな。
それより場所取りですよ。しかし意外に狭いんですね、横浜ブリッツって。前の方はヤング達にまかせて、例によってわしらは後ろのほうに(今回は二階じゃない)。
前回は、定刻どおりの開演で、ゼンマイアタマを驚かせたゆらゆら帝国。まさか今回はね〜 って思ってたら、またしても定刻どおりのスタート。なんか意地になってない? ってか、やっぱやればできるんじゃん。 なーんて、わし知ってるよ。沖縄じゃあ、結構おしたらしいじゃないの〜(ウチナータイム重視?) うはは

(例によって未見の方、名古屋・大阪・福岡・広島のゆらゆら帝国ファンは、又いらしてねー)

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         2007年11月10日(土)【ゆらゆら帝国 @ 横浜BLITZ】

19時。アタマが爆発しかけた、やさしくない動物が唄う『やさしい動物』からスタート。場所はもちろん〈カラオケスナック・YOKOHAMA〉

          フォーーーーーーーーー!(高音大増量バージョン)

うははーーー! さすが! やっぱ本家は違うなあ。坂本氏っておかしな声出させたら日本一よな。
ちょ山さんトコのオマケに『奇声100連発音源(アウトテイク集)』つけてくれーーー(笑)!
しかしこのオープニングって、ゆらゆら帝国史上、トップクラスの完成度を誇ってますね。ユルいようでユルくなく、緊張感があるような、ないような。まさにつかみどころなし(そうだ。ギターウルフみたいに、毎回お客さんつかまえて、ワンコーラスだけ歌わせるとかは?)。そして、勝手にゼンマイアタマのテーマ曲にしてる『まだ生きている』。うお! ギターソロ、すごい歪みっぷり。新木場の時より破壊力ある気がする。会場の音なかなかいいし。こりゃーさい先ええぞ。そんで、奇声炸裂ナンバーでおなじみ『できない』『あえて抵抗しない』二連発。ところで『あえて抵抗しない』の歌詞 ♪忘れるほど目立っていないつもりさ♪ ってとこいいよな。

基本トーン、ここまでは新木場と一緒。のようで違うんだな、これが。〈奇声あえて増量〉〈全身振動低音なんとなく割増し〉など、嬉しいトッピングが満載なんよ。

で、ここからが「関東に住んでてホンマえかったー(泣)」って思える構成に突入。『なんとなく夢を』のアルバムバージョンですよ! うおーっ! あきらめた大人になった甲斐があったー! 何不自由のない大人達に、この曲の良さはわからんはずじゃー!(極端?) そして、いつにもましてクールな『なさけない & はずかしい』! クールってことは、あの、タマをなでるようなベースラインが強調されてるってことですよ、ハマの旦那衆! ってか、この日の亀川氏ってなんかスゴくなかった? まじめな話し。ねえ、震度サン。あ、頷いてますね。で、次は滅多に聴くことのできない『無い!!(大人の夜バージョン・薇頭命名)』。ってことは.... このバージョンの選択によって、この日のコンセプトは明確になったってことですね。恐らく。たぶん。薇頭的に。

チューニング挟んで、これまたあきらめたゼンマイアタマの心に響く『おはようまだやろう』。まだ人生あきらめてないヤング達、そろそろ焦れてきたんじゃない? そして『美しい』。これまたアルバムバージョン。やった! 完璧! しかも “侵入” 要素入り! しかしこのバージョンって、生で聴くと不思議なズレがありますね。アルコール未摂取なのに、アタマぐらぐらぐらぐら.... 行ってきま〜す.....行ってきま〜す..... 『学校へ行ってきます』。この曲面白いなあ。主人公の人物設定をイジることで、まったく違う解釈になる。新木場のときは〈ちょっとヌケた僕ちゃんの地獄通学シーン〉って感じだったけど、ブリッツは〈目が血走ったアッパー僕ちゃんが「学校へ行ってきます!」って言っときながら家の周りを延々グルグル〜〉って感じ。「学校へ行ってきますっ! 学校へ行ってきますっ!」のしつこい決意表明がこわすぎる〜 ほらー そんなだから、地獄車がお迎えにやって来るんですよ....『Evil Car』(暗闇の中赤いライト.....こりゃまた....)

地獄車下車。興奮でアタマ、ボ〜っとする中『すべるバー』『夜行性の生き物3匹』。ここからヤング達の出番ですよ。思う存分欲求不満解消してくれー。わしらアタマの休息とりながら、ただただ爆音に酔いしれる。で、そのまま『ロボットでした』に突入でした。そ、そして〜『3×3×3』(奇声・おかしな声・大増量バージョン)!!! ひいぃぃぃー! 何度聴いても気が狂う〜! はっ! また、オムツ着用忘れた〜(泣)! 震度サンの故郷、ブルーライトヨコハマが、わしのお漏らしで、ブラウンライトヨコハマにぃ〜!  あ。今思ったけど『学校へ行ってきます』の主人公って、けずる君?

                   しーん・・・ 

一軒の空き家達に泣かされる時間がやってきてしまった.... 『ひとりぼっちの人工衛星』。当然メソメソ泣きました。うう....平和な世界よ....いつか....うう....ぐっすん(泣) そしてラストの『空洞です』。これがすごかった。ヴウゥゥゥゥンンボォォォヴォヴォヴォォォォオンッ!!!!!!
最初地震かと思ったよ。「な、なんだあ!?」って。そしたら亀川氏のベースソロ。う、うぉーっ! か、かっこええ! ってか、びっくりした〜 もうこれが、この日の完璧ハイライト。正直、震度サンに突然ビンタされたのかと思ったよ(笑) あまりのすごさに。はあ〜

(で、ここからはいつもの、好き勝手ゼンマイ解釈)
新木場の時ってレコ発ライブ。言ってみれば(リリース)パーティー。すべて、キラキラ飛翔&シングルバージョンでまとめてた。で、今回のライブは “あきらめた大人向け空洞割増し” バージョン。これは、今ツアー中おそらく横浜のみの、貴重なライブだったような気も....(そんなこと言って大丈夫? AXもあるよ?)。
しかし、意外だったのはライブ中「サックスプリーズ!」って思わんかったこと。新木場以降、新譜ばっか聴いてたから、どうしても『空洞です』なんてサックス脳になってる。でも、ライブの時はサックスの存在自体忘れてた。むしろ演奏とは関係なく「セックスプリーズ」気分のセックス脳になってた。や、これは大人のジョークな。

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そして、ゆらゆら帝国のツアーはこれからも続くんですが、わしら今回やっぱ追いかけるのむずかしいみたい。可能性があるとしたら、広島公演くらいかな....や、でも無理かな。次ツアーやるとしたら、できたら10月中旬あたりがいいなあ〜 なんて。
ちょっと話題変わるけど、そういや広島の会場って、広島パルコ10階のクラブクアトロでしょ。そこって昔、キリンビアホールがあったんよ。ライブ行く人、一階部分の壁見てみ。昔の外壁が、一部そのまま保存されてるから。

【RCCテレビ『被爆60年 ヒロシマの記憶』】http://www.rcc-tv.jp/kioku/

ここのホームページの、[(4)広島本通商店街]のところで、キリンビアホールと現広島パルコ周辺の被爆後の映像がみれるよ。あと[(11)草津国民学校]と、[(22)高須の黒い雨]で、ゼンマイ通信8/5『父に聞いた話し』に関連した映像もみれる。すごいなあー。ネットって。

【ともちゃん、本通りで過去の現実に震え上がる】
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(荏本朋『ふたりとも』より)

ここから、限界は何処だ(もしくは、面を洗って出直して来い)
posted by 薇頭 at 21:39| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

ロックの夢は悪魔のようなあいつ

スターズ、はよライブやらんかなー。いや、最近世の中にイライラしっぱなしだもんでね。あ。意味わからんヒトは、ゼンマイ通信内のスターズ過去記事読めばわかると思うよ。ふはは

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先週日曜(4日)。本屋でDOLLパラパラみてたら、Boris with Merzbow の記事みつけ、そこだけ全部読む(DOLL&本屋すまん)。そのあとディスクユニオン行ったら、Boris の最新作となる〈Boris with Merzbow “Rock Dream”〉発見。しばし悩んだのち購入。いや、当初は買う気なかったんよ。高いし、金ないし、他に欲しいのたくさんあるし。でも、DOLLの記事が面白かったから買った。そしたらクーポン券(三百円分!)くれた。年末これ使って、音羽信買おっと。

この “Rock Dream” は、去年11月18日に新大久保EARTHDOMで行われたライブの模様を収めたもので、ゼンマイアタマも観に行った。一年前のことだし、詳細はめんどいから書かんけど、いいライブだった。丸々二時間、ボリスだけってのは貴重だったし。っていうのも、ボリスのライブってひとつの物語みたいなとこがあるから、短いと中途半端な感じがするんよ(朝生愛さんと下北シェルターでやったときはよかったな。もちろん、栗ボリもえかった)。
共演は Merzbow。従って雑音まみれのライブ。こりゃ気持ちいい。アースダム音いいし(※)。一応その時のお客さんの反応を報告すると、ステージの混沌具合とは正反対に比較的大人しかった。勿論わしら小羊のように観てた。っちゅうかどんな時も小羊。アタマの中はグルグルだが。

※:新大久保EARTHDOM(アースダム)。音いい。ってか良すぎる時がある。ステレオっぽいというか。ハードコアやドゥームなライブにゃ、もってこいだと思うけど、音のバランスが殺人仕様なので(上と下が突出)、サイケデリックな音には不向き。と、個人的には思う。でもうまいことやるバンドに当たると、凄まじい体験ができる。最近ではZENOCIDEがうまいことやってた。

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さて、家帰って “Rock Dream”。さすがに夜中に大音量は近所迷惑なので、ヘッドホンで聴くことにする。しかし、いつかオーディオルームってのを持ってみたいもんですね。その点、車はいいよな(持ってないけど)。そういや随分前に、真夜中のなーんもない中国山地の山道を車で走ってた時、カーステから流れるゆらゆら帝国『ミーのカー(Long Version)』を、限界まで音量上げたことがある。ヘッドライト以外は暗闇の森。爆音でミーのカー。♪溶け出してく目の前俺のハンドル掴んでる手はない♪ この歌詞って比喩じゃなく現象のことなんだと、その時初めて知った。
はあー怖かった.... 今思うと、けっこう危険なことしたな(もうしません)。あ、話が逸れた。ボリスファン、すまん。

うおっ! これ、アースダムの音だ! 当然ながらライブの時より、細部までハッキリ聴こえますね。特にメルツバウの音。ライブの時って、ジョボジョボーーショロショワーーって印象しかなかったけど、けっこう色んな音を出してたんだ。ピロロロロ...プロロロ....みたいなの。ふんふん。しかし、遠慮なくやってるもんなんですね。メルさん。
そういや “Atsuo vs Merzbow 無制限一本勝負” みたいな時間帯があったんだけど、どこだろ。確か『虹が始まるとき』の前。ってことは『Evil Stack』か。この時、ヒヤヒヤしたの覚えてる。「これってもしかして収拾つかなくなってるんじゃないの〜!? ア、Atsuoが “嵐を呼ぶ男” 状態に〜!」(笑) WATAさん、きっかけジーッと待ってるし(わしの勘違いだったらスマン)。ライブの時は、もっとドラムが派手な感じだったけど、この音源では少し抑えてますね。
『虹が始まるとき』。やっぱ、WATAさん(G)のボーカルいいなあ。“Rainbow”より、不安定感が増しててさらにいい。Takeshi氏(B)のボーカルもいいなあ。ん? 心なしか上達してる気も....ゼンマイアタマとしては、ボーカルがうまくなり過ぎたらすぐ離脱するからね(脅迫)! あ、でもAtsuo氏(D)の雄叫びがあるから大丈夫か(笑)。
このアルバム買った理由のひとつに、Atsuoの雄叫びが聴けるってのが、実は一番の購入理由だったりする。いや、冗談じゃなくホントに。ボリス観に行くのも、そこがでかい。うれしいことにこのアルバムでは、しつこいくらい雄叫び&掛け声&絶叫が聴ける。
 ((((((フォーー!カモォーーーン!フォッフォッ!イヤァーーーーー!ゴォーーーーー!)))))))
あんた最高だー(笑)! わしが、このCDのパッケージデザインやったら《雄叫び増量!》ってシール、絶対貼ってたな。

【Boris with Merzbow “Rock Dream”】
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(アンコール曲 “Dyna-Soar” が入ってないね。雄叫び祭りだっただけに惜しい)

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ここで告白すると(誰に?)、ボリスのスタジオ音源、持ってるけど実はそんなには聴いてない(“Rainbow” 〜 with Michio Kurihara はよく聴く)。『Pink』『Heavy Rocks』なんかの爆音系。この辺って、どうしてもライブにくらべると物足りなくて....っていうのは、Atsuoの雄叫びにしてもそうだけど、スタジオ音源のほうって、ユーモア部分や不安定感が少ない気がする。いや、でも逆にその辺増やしたら、わしらみたいな妙な輩が増えてヤだろうけど(しかもメタルっ子達怒りそう)。
その点、ライブのボリスは、ハチャメチャだったり、アホっぽさ全開で大変気に入ってる(悪口、皮肉じゃないよ)。銅鑼叩いたり、叫んだり、メロイックサインやったり。ドラマー大暴れのバンドって殆どないし、フロントふたり黙々と演奏してるし。ようするにライブのボリスは、おもろくてカッコいい。“Rock Dream” は、ボリスのそういった、お気に入り要素がそのまま入ってる。不安定な部分も、おもろい部分も。

最初に戻ってDOLLの記事。これは、ボリスの今後の方向性を予見するような内容で、大変面白かった。WATAさんの、ボーカル起用に関するところなんて特に。次回作のプロデューサーに石原洋氏を選んだってとこもそう。こうなってくると、一種のドキュメンタリー観てる気になってくる。この先いったいどうなるんだろ?って。新作、ほんとに楽しみだ。

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ところで今週のゼンマイアタマは、押し入れからジュリー関連のレコード引っぱりだして聴いてる。なんでジュリーかっていうと、ボリスがPYG(ピグ)の『花 太陽 雨』をカバーしてたから。単純ですね〜

【ゼンマイ基地に保管されてる、ジュリー(沢田研二)関連のレコード達】
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(肝心のソロアルバムが見つからん.... 震度サン、こっそり持ち出したでしょ!)

PYGは、ジュリーがソロになる前に在籍していた70年代初期のかっこいいバンドで、メンバーが超豪華。左下のブタさんのジャケットがそう。で、右下はテレビドラマ『悪魔のようなあいつ』(※)のサントラで、演奏が井上堯之バンド。PYGにいた人達が後に始めたバンドで、これも相当カッコよく、素晴らしい楽曲が多い。しかも泣ける。経験上、音楽好きの人より邦画好きの人と喋ってる時のほうが、このバンドの名前が出てくることが多かった気がする。
ちなみにゼンマイアタマは、ゆらゆら帝国の『空洞です』聴いた時、「井上堯之バンド的(&大野克夫)楽曲を作れる人間が現代日本にいたとはー!!」と思ったという(な、なんてこった!)。

※:『悪魔のようなあいつ』('75) このドラマは、三億円事件を題材にしたもので、原作が阿久悠と上村一夫、脚本が長谷川和彦、出演が沢田研二、藤竜也、若山富三郎、細川俊之、尾崎紀世彦(!)、荒木一郎(!!)etc....っていう、奇跡的メンツによる奇跡的狂ったドラマ。あと、篠ヒロコ(篠ひろ子)が大変エロいです。作品としては間違いなくカルトだけど、内容けっこうグタグタ。サントラの中には『モーホーのテーマ』なんてのも入ってる(笑)
んでこの流れで4年後に、あの『太陽を盗んだ男』が完成。音楽は勿論、井上堯之! くー! なんか興奮してきたー! いつか詳しく書く!

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そういや、今月30日の Naht × Boris のライブ。あれ、“Rainbow” バージョンらしいじゃないの! ってことは栗原さんがーーーーーー! ひいいいい!!!!! はっ! しかしわしら一年で一番忙しい時期だぞ..... ほんまに観れるんかー!?
posted by 薇頭 at 01:45| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月03日

ノイズ遊泳

うおっ!? 今年もあとふた月! ま、まずいーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

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先月30日深夜に(正確には31日)放映される予定だったFACTORYが、日本シリーズが長引いたため放送延期。ありゃりゃ。いつの間にやら日本シリーズですよ(しかももう終っちゃってるし)。今年のセ・リーグ優勝チームは確か、巨.... あれ? 違うチームが出てる。今年から先着順になったん? それともジャンケン? っていうのは当然ゆるい前フリで、何を言いたいかというと、ぶちゃけこのルールっておもろい? あれだったら、シーズン5位と最下位で優勝きめたほうがいい(われながら狂った提案ですね)。
まあ、なんだかんだで、FACTORYはいずれ放送されるからいいけど、神田古本まつりはそうもいかん。ゼンマイアタマは、毎年この古本まつり楽しみにしてるけど、今年はじめて欠席した。17年目くらいにして初めて。台風来るわ、実生活方面ワタワタしてるわで(※)、結局涙をのんだ。あと、ライブ行くのもけっこう我慢してるな(なんかエラそうですね)。で、何を言いたいのかというと.... 成行きでこんな文章になっただけなんよ。ふは。

※:本業が年末進行に突入。まんが、ゼンマイ通信、すべてが遅れてます。いらいらかりかり....

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先月29日。なんとか都合がついた震度サンと、ライブに行くため新宿で待ち合わせ(震度サンも、今モーレツに忙しい。何が? いや、仕事が)。ほどなく合流して新宿JAMへむかう。
忙しいながらも、やっぱ行きたいもんは行きたいからね。あんまり我慢するとストレス溜まるし。いや、正直いえば、現実逃避ともいえるな。この時期この行動は。まあ気にしない。

新宿JAM到着。う、うお! なんじゃ? この行列は! 裏窓系(裏原系ではない)のライブでこんなんはじめて。しかもヤングばっかり。いつものもっさりPSF系(※)の影がうっすい。19時半開場(20時開演)と聞いてたけど、20時15分過ぎてもまだ外で並んでますよ、わしら。当日券だし、この行列。入れるんかいな。これがジム・オルーク効果なんかな。

※:Psychedelic Speed Freaks なピープル達。まあ、レーベル名のことです。

八時半。無事チケット購入してやっと会場に入る。ひいっ! 超満員状態の蒸し風呂状態。こういう時、灰野氏のライブが完全禁煙でよかったとしみじみ思う。蒸し風呂状態にスモークじゃあ “ゼンマイ薫製アタマ” になってしまうからね....これはこれでウマそう.... いや、しかしほんと満員電車並です。お、拍手が起きました。どうやら両名登場したようですよ。といっても、な〜んも見えんのだ。ヤングって、背ェ、高いな。

         10月29日(月) 灰野敬二×ジム・オルーク @ 新宿JAM

最初は、スペーシーなピーヒョロサウンドからスタート(何にも見えないので、どちらが何の楽器を使い、何をやってるのかは全くわからない)。なんか、Fifty Foot Hoseみたい。ピュイ〜ンピョワ〜ン。そのうちフルートみたいな音が入って、気持ちのいいギターが絡んできました。素敵な音色だなあ。遠慮がちにチリチリ聴こえるノイズの粒子にウットリ。これは灰野氏のギターの音じゃないから、たぶんジム・オルークが弾いてるんだろな。いいギター奏でるじゃん、ジム。しかし、まったく動きが見えないってのは、けっこうつらい。これはたぶん座って演奏してるからでしょう。頭さえ見えませんから。むむむぅ
開始十分過ぎくらいから、灰野氏の歌が聴こえはじめる。切ない、というか.....心が締めつけられる、というか....す、素晴らしすぎる! これが哀秘謡ってやつか!? いや、違うかもしれんから、あんまり騒ぐのよそう。しかし、しみこむなあ、荒れ果てたゼンマイアタマのこころに。
歌が終ると、日米インプロ合戦の本格的開始。このあたりで震度サン座る。何も見えんし、暑いし、これはしょうがない。わしも意識が朦朧としてくる。そして、ほどなく灰野ギターも聴こえはじめる(終演後みたらテレキャスカスタムだった)。
そこからは終始、リロリロリロリロルロルロルロルロ(ギターの音です)・・・・ 反復反復、ずれ始め・・・・ギュオーーーシュオーーーー・・・・ き、気持ちいい・・・・
で、第一部(一時間十分くらい)が終了。はあ....気持ちいい.... けど、どっと疲れた....

(休憩中は、ビール飲んで過ごす。あれ? 帰る人多いんですね。もったいない)

第二部開始。一部の時にくらべて、だいぶ空きました。これでちょっとは涼しくなったものの、空腹と暑さと疲れがたまった体にアルコールを注入したため、フラフラ状態に。ステージは、やっぱり何も見えない。灰野&ジムさんもお疲れなんでしょうか。たぶん寝ながら演奏してるんでしょう。わしももう、目を瞑って音だけ楽しむ。ドスドスドスッ.....ドカドカドカッ.....キュオー いつもの灰野式痙攣ドラムに、ジムさんのギターセッションが始まりました....ってところまでは何となく覚えてるんだけど、あとはいつもの個人的トリップタイムに突入。ひたすらノイズの海でスイムスイム〜 よって、中途半端なレポはこれにて終了。ジャブジャブチャプチャプ・・・

終演後は、外のひんやり空気にあたるため、会場すぐ脱出。JAMの中にいたのは二時間半なのに、外に出た時はオールナイト終了後のような疲労感。っていうか長時間泳いだみたいな感覚(いや、長時間泳いだことないんだけど)。でも時計は23時。さすがはサイケデリックの帝王。時間さえもねじ曲げちゃいました。

この日のライブを一言でいうと『マイルド』。灰野敬二とジム・オルークが合体すると、マイルドで、コクがあっていい感じだった。体力的には疲れたけど、精神的には余裕もてたし。灰野敬二はじめて観たヤングは何て思ったんかな。まあ、またいつかどこかの会場で御会いいたしましょう。しかし灰野氏ってタフですねー

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昨日。新聞みてすこしの間だけ考える。『ポール・ティベッツ氏、死去』。92歳。

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[スーパーのふりかけコーナー行ってみ。チズハム食ってみ。](原文まま)

毎度、ジャンクメールしかヨコさない震度サンから、めずらしく貴重な情報。さっそく買って食った。う、うまー! 最近、何にでもこれかけて食ってる。メタボなんか気にしない。サンキュー震度サン!

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【洋風ふりかけ・チズハム】(丸美屋)
昭和39年に発売してたものらしく、限定復刻だそうです。まさか、当時の原料..... いや、ほら、最近多いからさ。色々と。うまけりゃなんでも食うけどね。

個人的連絡事項(震度サンへ回答)
posted by 薇頭 at 12:41| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月27日

空洞ですです

20日、土曜日。ちょ山さんのとこ(国分寺超山田堂)に例のブツを取りに行く。その前にお腹が減ってるのでスタ丼。関東在住の方でスタ丼知らない人はいないので、関東外の方に向けて説明すると、スタ丼は豚肉たっぷりニンニクたっぶり生卵味噌汁付きボリューム満点ドンブリ。で、危険物。うまいけど食後強烈ににおう。これ食べてエレベーター内でゲップして、震度サンに蹴り入れられたことがある。ちなみに震度サンは絶対食べない。スタ丼行くと中華丼食べてる。根性無し。ちなみにスタ丼は、テーブル備え付けの豆板醤みたいなのを大量に入れて、はじめて完全アシッド食となる。ような気がする。
この、強烈なニオイ故に人と会う時は食べ(られ)ないスタ丼。でも、ちょ山さんとこ行く時は、平気で食べる。だって、ちょ山さんの体の約半分はスタ丼で出来てるから。
食後は色々まわったあと(珍屋のプチさんにも会った)、ちょ山さんとこ行ってスタ丼臭振りまきながらおしゃべり。そして予約してた、ゆらゆら帝国の新譜受け取る(もちろん脱力おまけ付き)。そんじゃまた〜。店出たあとは、すぐ近くの洋菓子屋さんで大量のケーキとお菓子を買う。これは勿論『空洞です』聴きながら食べるため。うまいコーヒーにうまいケーキ。そして『空洞です』。はよ帰って、サバラン食いながら聴かなきゃ。

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       10月20日(土) うちで、ゆらゆら帝国『空洞です』を聴く。

さいしょ聴いて思ったのは....「好き勝手やってますね、坂本さん(もしくは石原さん)」。これに近いと思ったのは、カートベッチャー、ブライアンウィルソンなどのやり過ぎサウンドの世界。〈お経、琴、動物の鳴き声、etc〉思いつくまま入れちゃうアレですね。足して足してギュウギュウにしてお腹いっぱい豪華な幕の内弁当。でも何回か聴いてくうちに、これはすぐ違う気がした。確かに色んな音が入ってるけどその割にスカスカでフラットな感じ。これは『音』というより、全体を覆う空気というか雰囲気というか。これが坂本氏があっちこっちでいってる『聴きどころなし』とも『自分を消す』ということのあらわれなんかな? とも思う。いっぱいなのに空洞。
が、アーティストの言葉を鵜呑みにするほど、純粋な人間でもないので、アルバム聴きながらもうチト考えることにする。いや、考えんでもいいんですが、考えたいので考える。

(ここからアルバム聴きながらリアルタイムで思ったことを好き勝手にメモしていきます)

『おはようまだやろう』。ゆらゆら帝国では、初めてのサックス入りのアルバムですね。まったく違和感ない。っていうか、むしろ使うの遅かった気もする。『つぎの夜へ』の時「なんでトランペットかサックス入れんの?」って思ったもん。確かにこれがライブアレンジの楽曲(ファズ使用)だったらやっぱキツイと思うけど、これはいい。(ラリーズがサックス入れた法政ライブ音源って笑えるもんな)。このサックスの感触って、純粋ソウルっていうより、AORやブルーアイドソウルに近い。Average White Band や、ファンに殴られそうな例えだけど Hall & Oates。
は! いつの間にか『なんとなく夢を (Album Version)』になってる。文章書くの遅いなあ。急がなきゃ。これは曲としては、シングルヴァージョンのほうがハマってる。でも(個人的な)今の気分や嗜好、アルバムコンセプトのことを考えると、アルバムヴァージョンのほうがしっくりくる。シングルヴァージョンが〈未来ある青少年向け〉なら、アルバムヴァージョンは坂本氏言うところの〈諦めた大人向け〉。ある意味 “諦めた” ゼンマイアタマにとって、ピッタリはまるのも当然ですね。
『美しい (Album Version)』は、次の曲への壮大な導入部。もうこれ歌詞ないほうがいい(笑)変なコーラスだけのカラオケバージョンでグー。そして『学校へ行ってきます』。これはライブより気持ち悪いですね。語りが。尺八もハマり過ぎでこわい。ライブでは〈森を彷徨う現代っ子〉のイメージだったけど、スタジオ音源は〈森を彷徨う忍者小学生〉。あ。だから〈くノ一戦法〉って言ってんのかな?[子供をお色気で落とそうとする、アホくのいち] まるで、震度サンのことですね。ぷぷ そして次が『ひとりぼっちの人工衛星』。個人的にこの流れがこのアルバムのハイライト。この曲....泣いた。メロディー、歌詞、アレンジ、演奏、すべてに泣いた。深読みすることなくほんとに涙がこぼれた。ゆらゆら帝国のスタジオ音源では初めて。ぐっすん。
最後のアルバムタイトル曲『空洞です』は〈ゆらゆら帝国・スイートメロー部門〉集大成的な楽曲。この二曲は....ほんとに名曲です。はあ〜 うっとり。サバランにもうっとり。

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【ゆらゆら帝国:空洞です】

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(聴き終わって)
全体とおして思ったのは〈聴きどころ・メリハリ〉がまだ十分あった。『できない』『あえて抵抗しない』は、前シングル挿入、もしくは独立シングルで出してもよかったくらい(エラそうにすみません)。こっちの思い込みで、もっと聴きどころがないアルバムだと思ってたけど。こりゃ事前情報入れ過ぎましたね。やっぱ鵜呑みにしちゃいけんなー。ふふ。

そういえば、今回のアルバムが出るにあたって色々な雑誌で色んな人が、ゆらゆら帝国のこと及び『空洞です』について、言及してたけど殆どピンとこなかった(インタビューは面白いのいくつかあったけど)。そんななか唯一、よかったのが安田謙一氏の書いたモノ。『美しい』『空洞です』の宣伝チラシ。そして今売ってる『ぴあ』(11/1号)の文章。そのなかからひとつ引用。

「ヒトよりモノが好きだ。モノといっても天然のものよりも、ヒトが作ったモノが好きだ」
(『美しい』のチラシより。文:安田謙一)

これは、趣味嗜好、人それぞれなんだろうけどほんとにそう思う。本能的にアウトサイダーミュージック、アウトサイダーアートに向かってしまう一方、それを消化しきれない個人的ジレンマ。そらそうだ。わし、天然じゃないもん。乱暴な例えだけど、ヘンリーダーガーとウィリアムブレイク、オディロンルドンを比べたらやっぱ、後者のほうに得体の知れない魅力を感じる。まさに『天然のものよりも、ヒトが作ったモノ』(勿論天然のヒトがつくったモノも好きなんだけどね)。
ゆらゆら帝国の作品は、天然じゃなくあきらかにヒトが作ったモノ。彼等の音楽聴いて「こりゃ真のサイケデリックじゃない」って言ってる天然アシッドの人達の感覚もわかる。天然は天然しか受け入れんから。でも、アシッドってのは天然だけじゃないんよ。
しかし..... 待てよ..... ちょっと考えると『そもそも〈天然〉〈ヒト〉だけでわけられるもんなんか? もしかしたらそのむこうにまだ....』ってところに行き着いてしまう。ゆらゆら帝国が無理矢理朦朧とした世界に潜り込んで浮き上がらせた、この『空洞です』。これにはそのヒントがあると思う。そして大変な抑圧を受けながら制作されるであろう、次回作もそれはつづく。いや、ゆらゆら帝国、さらに言えば聴き手がヒトであり続ける限りそれはず〜っと続く。まさに空洞地獄。ありがたいことに『空洞です』には〈聴きどころ・メリハリ〉があった。ということは、真の空洞になるにはまだまだ時間がかかるってことだ。ゼンマイアタマは彼等が真の空洞になるまで乗船し続ける....けど、なんか間違って天然になっちゃったら〜 下船する。いや、こっちが先に天然になる可能性もあるね(笑)

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ここから『空洞です』への違うアプローチ。わし、小学生の頃は、歌謡曲、映画音楽、ソウルミュージック(ディスコもの)ばかり聴いてた。80年代はロック全般。けど、90年代にはロックに関心がなくなって(特に日本のロック)、サバービアもの(便利な言葉なので使用)ばっか聴いてた。レアグルーブ、ソウルジャズ、ブラジル、モンド、ラテン、etc。もうそればっか。で、再びロック聴くようになったきっかけがゆらゆら帝国。そして新作『空洞です』聴いてサバービアなレコード群がアタマの奥から復活。しかも、小学生の時聴いてたディスコものまで。不思議だけど自然な流れ。いやー楽しい楽しい。

【ようこそ。CLUBゼンマイアタマへ】
Donald Byrd - (Fallin' Like) Dominoes(『Places And Spaces』から。この躍動感!)
The Isley Brothers - Harvest For The World(言うことナス。ハンドクラップ、パチパチ!)
Angela Bofill - Angel Of The Night(中学の時これ好きって言ったら友達にバカにされた)
Inner Life - I'm Caught Up(remixで、坂本氏これにハマってるって言ってましたね)
Tamiko Jones - Can't Live Without Your Love(70's Bomb! 今回イチオシですぜ! 旦那!)
Average White Band - A Love Of Your Own(エロいサックスだなあ)
The Chi-Lites - Stoned Out Of My Mind(ファルセットがセクシーですね)
Real Thing - You To Me Are Everything(あまりにも気持ちいいUKソウル)
Lonnie Liston Smith - Expansions(スピリチュアル! ベトナム戦争反対!)
Ohio Players - Sweet Sticky Thing(エロいにもほどがあるわ!)
Bobbi Humphrey - Baby's Gone(ボビー姉さんのうっとりフルート。眠くなってきた....)
Donald Byrd - Just My Imagination(最後にもう一曲ドナルドバード。このキラキラ飛翔感!)

『空洞です』聴いてから、あんま関係ないとこも含めてこの辺ばっか(もちろん他レギュラー陣も稼働中)。しかし、ゼンマイ通信 YouTube アップ数新記録ですね。捕まらんかな。

(もうちょっと続きよむ?)
posted by 薇頭 at 21:47| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月23日

旗とTシャツとわし

最近めっきり涼しくなってきた。朝なんてけっこう寒い。夜なんてかなり寒い。そういえばさっき天気予報みたら、沖縄はまだけっこうあったかい。沖縄って、夏は東京大阪みたいな大都市より涼しくって、冬はどこよりも暖かい。日本で一番過ごしやすとこなんかも知れんなあ。スギ花粉もないらしいし、シモヤケも出来んだろうし。あ、でも流れ弾が危険か。
そりゃそうと、ゆらゆら帝国沖縄ライブ。いったいどんなだったんだろ。沖縄っ子のライブ中の反応とかみてみたかった。やっぱ、盛り上がってきたらサーターアンダギーとかステージに放り込むんかな。あれうまいよな。飯田橋にめちゃくちゃうまい沖縄料理店があって(もう15年くらい行ってないけど、さっき調べたらまだあった)、そこでサーターアンダギーも売ってて....
はあ、沖縄また行きたい。でも飛行機怖いからなあ。早く沖縄まで新幹線通ればいいのに。

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16日火曜日。前から気になってたバンドが、ようやく近くに来たので観に行く。気になるバンドが自分の中に出現するパターンとしては、大抵は口コミか雑誌(最近はネット情報も)なんだけど、このバンドに限っては『Tシャツ』。というのも、わっるいライブに行くと、このバンドのTシャツ着てる人が必ずいらっしゃる。デザインもけっこうカッコいい。ゼンマイアタマのような知性の欠片もない人間が、本能的に気になるようにデザインされてて、くやしいけどいつの間にかアタマに刷り込まれた。そんでバンド自体は、なんとなくだけど外国のハードコアか、わっるいドゥーム系だとずっと思ってた。そしたらある日、なんかのホームページ見てたら、大阪のバンドって知ってちょっと驚いた。名前は、Corrupted(コラプテッド)。『想い出波止場』にいた人がやってるって聞いた時は、なんか納得しちゃったんだけど。
Corruptedに関して聞こえてくる噂は、とにかく音がでかくて重くて遅くて拷問のようなライブをするということ。そんで信者っぽい人が多いらしい。まあ、確かにコラプテッドTシャツ着てる人、色んなとこで見掛けるもんな。とはいっても、ゆらゆら帝国やスターズのライブではさすがに見たことない。ましてや、コミティアの会場でなんて.... いや、実はあるんだなこれが。しかも客じゃなくて作家側で。っていうか、コミティア作家さんの着てるバンドTシャツってけっこうおもしろい。Corrupted や sunn O)))はもちろん、Sedition(伝説的ケルティッククラスト)まで見たことある。でも一番びっくりしたのは、BathoryのTシャツ着た作家さん。これにはたまげた。とかいいながら、わしはスターズTシャツ着て『ゼンマイアタマ』売ったことある。ただ、スターズのTシャツって黒地に黒ロゴだから、遠目に見たらふつうに真っ黒なんだけど。まあ、ゼンマイアタマは内面真っ黒なんでしっくりくるんだな、これが。そういや当のスターズの方々の内面は.... 美しいはずです。たぶん。しかし奥が深いなあコミティア。いや、奥が深いっていうより、案外悪の巣窟なんかもしれん、コミティアって。

話し戻すとー そんなこんなで薇頭としては、拷問(轟音)地獄系のライブはとりあえず体験しておきたいほうなので、ちょっくら新大久保まで出掛けたわけです。うお! チヂミうまそー!

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             【SEVERE MASSIVE DAMAGE vol.1】
     Graves at Sea / Corrupted Japan Tour 2007@新大久保 Earthdom

Graves at Seaってのは、アメリカのわっるい人達で来日直前に活動を停止。まあ、最初っから彼等には興味なかったし、そもそも知らないんでどうでもよかったんだけど。なので今回はCorruptedの単独ツアーで、それに色んなバンドがくっつくといった形式。で、今回のゼンマイ通信はCorruptedと、あともう1バンドレポいたしますのことよ。

まずはこの日の目的 Corrupted(出演はトリ)。Corruptedは〜、噂どおりカッコいいバンドだった。コラTばっか着てる人の気持ちよくわかる。ここまで完全に自分達の世界をつくってるのって、ちょっと珍しいかもしれん。禁欲的でスタイリッシュ。でも、音に関してはちょっとだけ違った。思ってたより音、大きくなかった(センター少し後ろで鑑賞)。最初の数分、ベースが単音で鳴るたびに全身が震動するのはすごかったけど、そういった最初のような震動はソレっきり(勿論意識的なんだろうけど)。あとはひたすら重く美しい。ズォーン.....ヴォーン.....
観る前は、音のバランスが偏った異常なモノを想像してたんだけど、トータルでバランスが良かった。で、個人的に一番感動したのは、物販で売ってた巨大なCorruptedの旗だったり。というのは半分冗談だけど、近場に来たらまた行くよー。あ、浅草でやる場合は.... 天気次第かな〜

で、順番逆になったけど、この日ゼンマイアタマが一番気に入ったのは、三番目に出たZenocide(ジェノサイド:ボーカル、ギター、ドラムの三人組み)。ジャンルでいえば、スラッジコアなんでしょうか(たぶん)。名前からして、よくあるその手のこけ脅しバンドかと思ってたんだけど、最初の音出しの時から違ってた。単純にギターの音が好みだったってのもあるんだけど、何というか全体的に雰囲気があった。ダークでわっるいやつ。で、音なんだけど、この手のバンドのギターってうるさい割にキレイなやつが殆どだけど、Zenocideは意外に貴重なフィードバック全開ノイズギター。ようするに、キョワキョワーシューーキュイーーギュオーーショロショワーーってタイプ。そんでとにかく重くて遅いドラムと絶叫ボーカル(エフェクトがすごい)が、何重にものっかってのっかって。ノイズミルフィーユ状態(ごくっ)。前に、絶叫タイプのノイズは苦手って書いたけど、Zenocideはいい。これは、客を煽るスタイルじゃなくって、エネルギーを内側に放射してるタイプなのがわしら向けなんだと思う(曖昧な表現だけど他に言いようがない)。ボーカル、はじっこで横向いて絶叫してたしね。これにはすごい好感もった。一瞬、灰野敬二思い出したし。あ、一瞬なんだけど。
Zenocideのライブ終ったあとは、ゼンマイアタマ思わず拍手。まわりでお客さん達、口々に絶賛してたのもわかるわあ。音源はいざ知らず、地を這うような重くて地獄放射サウンドを全身に浴びたい人は、今のZenocideは観に行ったらいいと思うよ。カッコいいから。

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ライブ終了後は、例によって物販見物。やっぱみなさんコラプテッドTシャツに群がってますね。ゾンビ映画みたいになってるー(笑) いや、しかしでっかい旗ってカッコいいもんなんだなあ。いらんけど。Zenocideの関連グッズは、たぶん何もなかった。残念。

いや、しかし Corrupted、Zenocide は良かったな。周りには目もくれず、ひたすら音の塊を出す感じが。やっぱ、悪ぶったり煽ったり、変な野心がみえるとそれだけで引いちゃうもんね。いや、それでもカッコいいのがある。ギターウルフ〜(笑) でもあれって野心家っていうよりは....
野性児か。はやく良くなって戻って来てねー

【Corrupted:カッコいい旗とカッコいいTシャツ】
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話しかわって。昨日、自分に....いや、ゼンマイアタマに呆れる。またやっちゃった.... スケジュールのすっぽかし。先週14日。吉祥寺MANDA-LA2。工藤冬里BAND.... 一週間気付かんかった.... もういや。どうかしてる。騒ぐ気にもなれんわ。そういえば、工藤氏のあの動きって、もしかして客煽って悪ぶっての結果なんだろうか? そしたらある意味嬉しい(笑) しかしなんだろ? 最近ミョウにアタマがグラグラするな.... まあいいや。
posted by 薇頭 at 00:53| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月13日

行ってきま〜す

10日水曜。夜に行われるライブ会場、新木場STUDIO COASTへ時間どおり間に合うのか、そして迷わずたどり着けるのか、もう心配で心配で..... 日中寝て過ごす。グウグウ・・・ ってのは半分冗談で(半分!?)もちろん軽快に仕事をこなす。でもほんとに心配は心配だったな。

どうも海沿いのライブハウスは好きくない。相性悪いと言うか。20年くらい前、田町にインクスティック芝浦ファクトリーってのがあって、時期的にバブル絶頂期で、お金の匂いがプンプンするライブハウスだった。ようするに雰囲気が苦手。東京湾岸的光景とでもいうか。でもそこ使う(使わされる)アーティストがけっこう多くて、なんだかんだでよく行ってたな。ジーザス&メリーチェイン初来日の時もそこで観たし(87年・演奏時間短かった気がする)。あとナパームデス初来日も、なぜかインクスティックでやった(89年・対バンたしかS.O.B)。その時は会場内、貧乏臭いハードコア連中ばっかで、なぜかボディコンのお姉さんもいて、あまりなミスマッチぶりに低予算近未来映画のセット状態になってて笑った。そんで客で来てた日本のハードコアバンドの連中、ナパームデス野次って最低な雰囲気だったな。80年代ハードコア的よく見た風景。
そんな「おもひでぽろぽろ」な話しはさておき、新木場STUDIO COAST。当初の「どうやって行くのじゃ?」って疑問を解決するため、結局ネットを使用。で、あっさり解決。なーんだ。新宿からJR乗って、市ヶ谷いって地下鉄有楽町線で一本じゃん。ん? あれ? これって、コミティアコースですね。あれは豊洲乗り換えだからー、新木場まではそこから二駅か。こりゃわかりやすい。

【東京湾岸的光景】
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ゼンマイアタマ『ふたりとも』より
(これはお台場フジテレビ。前々回『明大前とお台場とボア』で言ってたやつです)

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会場到着すぐ開場。いつもなら整理番号順に入場ですが、この日は「たまにはのんびり座って観ようじゃないの」ってことで、二階指定席をチョイス。入場して物販直行、震度サン『空洞Tシャツ』購入。わしは今月チト金欠気味なのでスルー。そしてバーカウンターでお酒もらって二階へ。
席、座って会場全体をながめる。中のかたち独特ですね。横に長くて天井が高い。ぐるっと見渡すと、音響設備整ってる感じ。不安なのは、二階席が奥まってること。これはもしかして.... しかし広い会場ですね。2000人くらい入るんかな。下を見ると満員状態ですね。はあー すご。(オールスタンディングで、公式2,402人収容だそう。しかしハンパな数字ですね)
さて、開演時間の20時が近づいてきました。どうせ10分押しでしょ〜 のんびりお酒でも飲みながら待ちましょ。ん? 客電落ちました。まじ !? こんなんはじめて。もしかしたらゆらゆらスタッフ、前々回の[ゼンマイ通信:雑音ラブ]読んで、「わしら定時に始めることだってできるんじゃ〜! みてろやゼンマイアタマ〜!」って意地見せたのかもしれん。おみそれしました。ってゆうかやれば出来るんじゃん。

20時ジャストメンバー登場。「うおおおお〜〜〜〜〜〜!」 関東のゆらゆら帝国ライブにしては珍しく、最初からお客さん大盛り上がり(野音はいつもハイですが)。いや、なんかわかる。この日の期待値の高さ。会場全体を支配する空気でわかるわ。ほんとに。

(さて、ここから先はツアー楽しみにしてる人は、読んでも読まんでもお好きなように。ちなみにわしは事前情報は完璧パスするほうです。ふふ。性格わる〜)

            【ゆらゆら帝国】ニューアルバム発売記念ライブ
           2007年10月10日(水)@ 新木場STUDIO COAST

やさしくない真っ赤な動物が唄う『やさしい動物』からスタート。ははは。まるで場末の飲み屋のようですね。若しくはツインピークスの一場面です。うはは! こんなん初めてみたぞ〜(笑) 〈カラオケスナック・新木場〉へようこそ! こりゃ盛り上がるわ。
で、『まだ生きている』 やっぱこの曲いいわ〜 最高。例えるなら、楽しくも険しい地獄の散歩道。楽しい....でも地獄....楽しい....でも地獄.... これってまるでゼンマイアタマですね。
ここから例の地獄ディスコ二連発の開始です。『できない』『あえて抵抗しない』。うお〜! 今までとアレンジが違うー! かっこええ〜! ちなみにこの二連発。ゼンマイ解釈では〈ゆらゆら帝国的ガレージ進化論突然変異ディスコ風味、その正体、実は正道ガレージ最新 '07型〉と受け取ってます。あれ? そこかしこで、ずっこけてらっしゃいますね。気にせず先に進みますね〜
この辺で二階席の弊害が徐々に出始める。いつもの “グルグル” がこないんよ〜(泣)。でもそれを超える視覚的臨場感がアタマを襲う! 人のうねりと三人の演奏が眼前で繰り広げられる興奮!うお〜! まるで70年代パニック映画を観とるようじゃ〜! いや、映画[太陽を盗んだ男]の東急現金ばらまきシーンと言えば、邦画好きにはわかりやすいか。どのみち超スペクタクル!70mm 劇場カムバーック! そして『なんとなく夢を』で涙が、こんなとこで涙が、新木場で涙が〜!

しかしこんなレポート、誰が喜ぶんじゃ?(おかしな掛け声が多発するなか、チューニング)

『美しい』からそのまま『無い!!』へ突入。この流れ〜! 二階席で失禁&失神。もう、おむつ着け忘れたのなんて気にせず漏らしまくる。指定席セレブ達すまん。
『おはようまだやろう』『船』 このへんでクールアシッドボム投下。歌詞が! 歌詞が泣けるー! そしてここから地獄頂点への上昇地獄急カーブが始まる。はい。地獄学校へ行ってきま〜す。『学校へ行ってきます』ってこれ、ちょっと何!? うおー! これ完璧じゃあ〜! ほんとにアタマおかしくなるー! わっるい森が! わっるい森がわしを待っとる〜!
        {{{{♂†∴⊇ ヘ(°◇、°)ノ〜=3 ケケケ…♀*?+¶∈))))))))))))))))))))
はあはあ.... ふらふらで森を突き抜けたらそこには地獄車がお出迎え....もう完璧地獄へ連れてくつもりなのね。ひさびさ『Evil Car』! うお〜!もうどうにでもしてくれーーーー!!!!!!!!!! そしてあきれたことに『ロボットでした』『3×3×3』。もう完璧こいつら全員殺す気じゃ....もう....何も....いうことないです....ごめんなさい。
最後のチューニングのあと坂本氏が「そろそろ終わりです」って言ったら、「いやっじゃあ〜!」と絶叫した女性。あれ、わしが幽体離脱して叫んだんかと思ったよ(笑)
そして『ひとりぼっちの人工衛星』『空洞です』でほんとにフィニッシュ。切ないな〜、この二曲。ほんと名曲。ゼンマイアタマ内には〈名曲ルール〉ってのがいくつかあって、そのひとつにスポンとハマった。これは音を聴いて、ある光景が浮かぶかどうか。あいまいだけど、確かな物差し。人に説明して伝わるか自信ない。これについては、いつかは出るであろう『薇頭2』に載っける予定。ふふ。個人ブログなのでチト宣伝ね。最後こんなですまん。はあ・・・ しかしほんとにこんなレポート、誰が喜ぶんじゃ? いや、すでにレポートにすらなってないね。ふふ

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しかしこんなすごいゆらゆら帝国久し振りに、いや、初めて観たかもしれん。この日がベストってことじゃなく、このカタチのゆらゆら帝国は初めて観たといったほうがいいかもしれん。これは新木場STUDIO COASTでやったってのも結構でかかったな。観やすかったし基本音良かったし。リキッドルームじゃ、正直この臨場感は望めんから。あと、一番良かったのは構成。もう完璧。いつもは中盤に流れが変わる瞬間があるけどそれがなくて、ひとつの “大きな塊” みたいになってた。チト、抽象的な表現したけど、これが例の “聴きどころなし” の正体なんだろな。ほんとこういう “聴きどころなし” なら大歓迎だ。最後にあえて “大きな塊” を言葉にあらわすと “完璧な地獄”。わしにとっては “地獄” そのものなんよ、ゆらゆら帝国って。や、あの、いい意味な。

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そして、今日は待ちに待った13日。ゆらゆら帝国の素晴らしすぎるライブといい、なんという素敵なアシッド一週間なんじゃ!うおーーーーー! 盆と正月がいっしょに来たようじゃーーー!
ってことで、これから本屋さんに行ってきま〜す。詳細は次回!

ゆらゆら余談(続きを読む)
posted by 薇頭 at 11:36| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

新木場でお漏らし

ゼンマイ通信をご覧で、ゆらゆら帝国のことが気になってて、これから始まるツアーに行ける環境にありながら『でも新譜って盛り上がる曲ないんでしょ〜 今回パス』って思ってる人がいたら...

       うおー! 新木場STUDIO COASTのゆらゆら帝国すごかった〜!

ちゅうことで、行ける人は行ったほうがいいと思うよ。ほんとに。

今回のゼンマイ通信、珍しく速報形式にしてみました。はあ.... すごかった(まじで).....
詳細はまた。

071011.jpg
posted by 薇頭 at 01:45| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月10日

明大前とお台場とボア

前回、グレンラガンが終了した30日のことを書いたけど、順番から言って29日の出来事を先に書くべきだったような気も、後からした。そういえば28日の『朝生愛行けなかったショック』なんだけど(まだ引きずってるようですね)、あれって翌日29日の予定のことに意識がいっちゃって、他は何も見えなくなってたって理由も実はある。で、29日何があったかっていうとー 明大前で、あの店行ってあの店行った。そのあとあそこであれ観て〜 あ! そういえば、昨日9日はー! しかし、こうやって日にちばっかり羅列すると、いったい何を言いたいのか本人でさえわからなくなります。ええっ!?

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んじゃ29日のことを。明大前では、まずモダ〜ンミュージックへ。これは例の如く、例のものを買いに行ったんですが(今回は予約しなかった)、内容の確認をしたら、あまりにも御座なりな内容だったので購入中止。去年ロック画報で特集されてから、適当だった仕事がさらに適当になってきてます(買う方も買う方ですね)。あ、それとは関係ないけど、今月ミュージックマガジン10月号『特集・ゆらゆら帝国』は笑った。『キーはモダーンミュージック?』って箇所。〈後の彼らを取りまくことになるキー・パーソンは、いずれもこのモダーンミュージックとリンクしている〉ってとこですね。ふは。なんかおかしい。しかしカタい質問ばっかですね、ミュージックマガジンって。根がまじめなのね。
その後はメインの目的地、広島風お好み焼き屋さんへ。明大前には広島風お好み焼き屋さんが二軒あって、モダ〜ンミュージックの近くの店しか行ったことない。で、いつかは行ってみようと思いながら、行ったことのないもう一軒のほうへついに行ってみた。あれ、閉まってる。どうやら平日と土曜は、夜しかやってないみたい。ってことで、やっぱいつものお店へ。しかしいい加減広島帰省して、実家の近所のお好み食いたいもんだ。今年もなんだか帰れるかどうか怪しくなってきたな。ゆらゆら帝国のツアーも追いかけたいんだけど.... なんとかしたいもんだ。あ、お好み焼きおいしかったー。ごちそうさま。

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明大前で満腹になったあとは、お台場のフジテレビへ。一昨年、お台場(フジテレビ)は一回来たことある。そん時のことは、薇頭『ふたりとも』(P. 7)に描いてるけど、あれはいまだに震度サンに冷やかされる。わしも自分にあんな一面があるとは思わんかった。ほんとびっくり。
話し戻して。目的は、フジテレビの音楽番組『FACTORY』の収録に参加するため。この番組は去年1月も参加したけど(今回と同じバンドを観に)、その時はあまりの劣悪な環境でぶちきれそうになった。あれはほとんど奴隷のような扱いだったな。ずいぶん高圧的なスタッフもいらしたし。まあ、真ん中のバンドを除いて、それなりに楽しかったわけですが(最初に出たバンドはホントに思い出せん)。

さて、この日は意外にもスムースに収録開始。うわ。広いスタジオですね。千人くらい入ってるんでしょうか。司会の方がお二人出て来ました。男性と(誰か知らん)、パフィーのもう一人です。さっそくライブ開始。悪いが最初から座って休む。なんてったって長時間に及ぶ収録ですから、全部立って観たりなんかしたら、目的のバンドが出て来た頃には疲れてそれどころじゃなくなります。っちゅうか、かったるい人達しか出て来ないので、たまに眺める程度にとどめましょう。震度サンは殆ど座って寝てたけど。感じ悪いですね。
まあ、面倒いとはいえ何も書かないのも何なので、かったるい人達のこともちょっとだけ。三番目に出て来たバンド(ギターが女の子)は、割と昔から活動してるだけあって名前は知ってます。オルタナティブ系ですよね(いやたぶん)。正直、あんなゆるいと思わんかった。いや、実は思ったとおりだったんだけど。あとのバンドは.... 放送をお楽しみにとしか言えん。すまん。

         【フジテレビ FACTORY】ゆらゆら帝国 あと色々。
            2007年9月29日(土)@ お台場フジテレビ

最後は、ゆらゆら帝国。しかし、この日は彼等が最後で心底ホッとした。もし最初だったらと思うと....ぶるぶる。なにせ、途中退場は禁止なので、帰りたくても帰れない(※1)。
ライブ自体は、テレビ局のスタジオなので音が悪いのが少々残念。ただで観れるんだからこの際いっか〜 なんて思わんよ。放送のプロなら良い音出せる設備を整えるべきじゃないん!?(※2)
選曲は新旧とり混ぜたもので、テレビでしかゆらゆら帝国を観れない人は楽しいと思う。もちろんわしらも楽しかったんですが。しかし、ほんと新譜楽しみ。ふふ。まあ、ライブはなんだかんだで、やっぱちゃんとしたワンマンのほうが観たいわけではあるんですが。お! すでに10日!

で、収録は20時半くらいに終了。そっからが長かった。解放されたのが21時15分くらい。はあ疲れる。去年いた、あの高圧的なスタッフも相変わらず絶好調でしたし。まあ、ただで観れたからいっかー なんて、やっぱ思わんわ〜!(※3)

※1・2・3:フジテレビのばか〜

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しかし、どうせテレビの収録番組ならもっと違うものを観たかった。パフィーが司会なんだから、パフィーがライブやればいいのに。アイドルのライブって観てみたいもん。あと Perfume が観たい(巷の高評価はともかく、踊りが気になる広島三人娘)。ほかは落語や演芸もいいな。あ、久し振りにボンボンブラザース観たいな(脱力曲芸。初めてみた時死んだ)。ほんと、ゼンマイアタマに組み合わせ考えさせてよフジテレビ。

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さて今日10日は、ゆらゆら帝国の新譜の発売日(※)。ア〜ンド発売記念ライブ。場所は新木場STUDIO COAST.... ってどこにあるん? しかも今日仕事よ。ま、何とかなるか。そして、13日の土曜は、つ、ついについに〜! うお〜! 楽しみじゃあ!

※:とはいえゼンマイアタマは当然、ちょ山さんのところで購入予定なので、新譜聴くのはまだ先のこと(今月中には取りに行きますー)。しかし今回のちょやま堂特典、またもやゼンマイストライク。さすが!

そういえば昨日は(続きを読む)
posted by 薇頭 at 01:10| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月06日

雑音ラブ

『朝生愛行けなかったショック』覚めやらぬ先月30日。毎週楽しみにしてたグレンラガンが終っちゃった。そういや朝生さんってアニメ観るんかな。メチャクチャ好きだったりして。しかもコスプレが趣味だったり.... 怒られる前に話し戻して〜
なんかひさしぶりだった。毎回続きが気になるアニメって。アニメに疎い震度サンも、珍しくグレンラガンの話題には食い付いてきてたし。しかしこれほど一作ごとハードルあげてったアニメも今時珍しい。無謀っちゃあ無謀なんだけど、グレンラガンはそのムチャっぷりが気持ちよかった。第四話の騒動も、色々タメになったし(4/25ゼンマイ通信参照)
ムチャといえば、今でもたまに思い出すのがイデオン。テレビ版もすごかったけど劇場版はそれ以上にすごかった。いや、すご過ぎたかもしれん。ニューヨークでテロがあった2001年。このすぐ後にイデオン全話観なおした時の気持ちはちょっと忘れられん。あのなんともいえん、ひゅーって感じの空洞感(微妙にゆらゆら帝国につなぎましたね)。色々落ち着いたらまた観よっと。

天元突破グレンラガン(監督:今石洋之/'07/4/1〜9/30 全27話) 再放送やってるよ。
●伝説巨神イデオン(監督:富野喜幸/'81 全39話+劇場版『接触篇 A Contact』『発動篇 Be Invoked』)。頑張って『発動篇』まで観ればいいことあるかもしれんよ。去年からDVDレンタルが解禁になってます。

『コスモスに君と』伝説巨神イデオン・エンディングテーマ(YouTubeより)
これ聴くと無条件に涙出る。モニターが涙でかすむー!

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さて、ここからは先週9/27の話し。例によって昼は絶好調に仕事をこなし夜はライブ観戦。場所は渋谷O-NEST。今年1月に、割礼、あぶらだこ、そしてサンダ対ガイラ(灰野敬二、三上寛)の呆れるような80分1本勝負(引き分け)が行なわれた、超バブリーラウンジ付きライブハウスです。この日は平日だと言うのに開場18時、開演19時という社会人泣かせの時間設定。どう考えても開演ギリギリ到着コースです。しかしこんな時に限って、職場で機械トラブルに巻き込まれるんよな(このおんぼろプリンター!)。というわけで、会場前に着いたのが19時ちょうど。あせるー。でも定刻通り始まったライブなんて、今まで遭遇したためしがありません。100パー、始まってるわけないので、すまし顔で入場。ふはは。案の定、わっるい人達が入口前でタバコをふかしてます。ふう〜なんとかセーフ。
さて、わっるい人達がいるってことは....そう。ゼンマイ通信で言う、わっるい人ってのはドゥームでサタニックな方のこと。この日は、sunn O))) のメンバーでらっしゃる Stephen O'Malley さんと(名前ググりました。いまだにサンのメンバーよくわからん)、電子音楽家(?)のPITAさんが共同運営なさってる “KTL” のライブが目的です。この5月にエライ目にあった、sunn O)))、Burial Chamber Trio の御家族みたいなもんですね。ようするに、ズゥオーーって鳴り続けるやつです。しかしなかなか始まりませんね。これだったらもっとゆっくり来りゃよかった。あ、一応言っとくと対バンは、主に熱帯地域に棲息する大型の水鳥。どうでもいいけど会場内、随分と蒸し暑いですね。モワーっとします。わっるい人達ってのは、二酸化炭素排出量が多いんでしょうか。もしかしたら、大型の水鳥が快適に演奏するための温度設定なんかもしれん。うーん。でもちょっと暑いよ。

 【PELICAN Japan Tour 2007】with KTL (Stephen O'Malley from sunn O))) + PITA)
            2007年9月27日(水)@ 渋谷O-NEST

【KTL】
19時半。プシュープシューーーー。うお!えっらい過剰なスモーク。うははー。なーんもみえんよー。ってことは最初はKTLですね。やっとこさ始まりました。うは〜 ほんとなーんも見えん。顔見られたくないんかな。なんてシャイな人達。 キュオーン! 今日は最初っから耳栓するつもりなんてないからね。わしら思う存分、轟音地獄に連れてってくれー。ズォーン!
ん? なんかやけに音がこもってるな。あれ? 高音部がこない。音源で確認出来る、あの金属片みたいな音の粒子も来ん。しかも音かなり小さい。でもな、Burial Chamber Trio の例もあるし、徐々に轟音音圧地獄になるんでしょう。キュオーグオーブウウゥウウー ....中低音ばっかで、耳をつんざくような高音は皆無ですね。音も小さいままですよ。 ショワワーー で、終了。演奏時間25分。え!? お、おわり〜!? ゼンマイアタマぽか〜ん。

【PELICAN】
続いて大型の水鳥。ようするに Pelican(ペリカン)。名前はかわいいけど、ごっつい外人さん四人組です。最近まで、まったく知らんかったバンドなので、MySpace や YouTubeで予習したんですが、正直あんま好みじゃない。宣伝文句の『ポストロック通過型』ってのも、大変、ひじょーにひっかかる。いや、本人達知らん間に、音楽評論家が勝手に言っとるだけなんかもしれんが。
で、ライブなんですが前半は印象どおりカッタるかった。音もKTL同様、こもって良くない(O-NESTのせい?)。しかも暑くて息苦しくて意識も朦朧とする。でも、意外にも(失礼)中盤から混沌度が増してどんどん良くなった。しまいにゃKTLより轟音フィードバックノイズの嵐。これにはたまげた。いやほんと、ネット音源の印象でバンドの善し悪しを判断しちゃいけんなあ。ってことでライブのPelicanは良かった(後半ね)。やっぱ湿度かな?

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ライブ終了後は、バブリーなバーフロアでビール飲みながら物販あさり。アホな顔して、ツアー限定KTLライブ音源とKTL3(アナログ盤のみ)購入。Tシャツは残念ながら見送り。ライブが良かったらなー、買ってたんだけどね。そりゃそうとバーフロア、えらく悪魔指数が高いですね。『KTLだョ! 悪魔ッ子全員集合』みたいなことになってます。はあ、落ち着く。おや? 悪魔ッ子達が、長髪の外人さんに握手やサインをおねだりしてますね。あの方が Stephen O'Malley さんなんか(スモークのせいで顔がわからんかった。PITAさんらしい人もいたが確信持てんかった....)。
っちゅうことで、ミーハーなゼンマイアタマもサイン&握手してもらう。うおー!悪い力がみなぎって来たー!
でも、KTLは正直残念だった。音が好きなタイプのノイズだけによけいに。しかも、Stephen O'Malleyさんでしょ。sunn O)))、Burial Chamber Trioが良かったからなあ。グレンラガンじゃないけど、どうしてもハードル高くハチャメチャなものを期待しちゃう。どうせなら、Earthdom でやったほう(Pelican with envy)に出て欲しかった。ゼンマイアタマとしては、KTLが今度来日する時は、Earthdomを強く希望。そんで、またMerzbowと一緒にやるとか。んー、かえすがえすも sunn O))) with Merzbow 観たかった.... ってしつこい? そういや、Pelican観て、ますますポストロックってのがわからんようになった。まあ、ほっときゃいいんだけどゼンマイアタマってほら、性格悪いから。

071006ktl.jpg
左から、KTL1 、KTL2 、KTL3、
Eine eiserne Faust in einem Samthandschuh(会場限定)これかっこいい。

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最後に。
最近友人とノイズについてちょっと話したんですが、『ノイズって死体ジャケット眺めながらレコードで聴くのが一番正しいんでは?』ってとこに落ち着いて笑った(RAMLEHやDissecting Tableなんかね)。で、個人的には sunn O)))やKTLは、デジタル音源のノイズとしては初めてしっくりきた。これは、音っていうより全体的なパッケージ.... まあ、ぶっちゃけ商売の仕方なんだけど。アナログ時代のノイズ商法と真逆な感じが気に入っとる。音も気持ちいいし。だってあれってどう考えても癒し系(ヒーリング!)なんだもん。いや、でも、Burial Chamber Trioはチトえげつなかったな。
そういやちょっと前に買った、Discloseの故・川上氏がやってたハーシュノイズプロジェクト、BLACKGOAT と GOATWORSHIPPERの音源が良かった。とくにBLACKGOATのほう。40分間笑えるほど遠慮なしの轟音ハーシュ。ほんとライブ観たかったな。少し前のDOLLに載ってた、GOATWORSHIPPERのライブ写真見たとき興奮したもん。この人ほんまもんのアホじゃ〜!って。だってあれほんとの悪魔集会じゃん(笑) 

071006.jpg
左:Blackgoat aka Goatworshipper/The Blackgoat Mass(超爆雑音ハードコア魂混入)
右:GOATWORSHIPPER/GOATWORSHIPPER(呪文がこわいよ〜)

「最後に」とか言っときながら(続きを読む)
posted by 薇頭 at 12:51| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月26日

Heavenly Blue 2

8/19のゼンマイ通信[ペルセウス座流星群〈流星嵐の世界〉]で書いたように、ゼンマイアタマはカンタベリー、レコメンデッドあたりの音楽が弱点(好きだけど知らんという意味)。ディスクユニオンなんかのその手のコーナー行っても、どっから手をつけていいのやらサッパリだし。昔は、気になるジャンルができた場合、金がなくなるまで片っ端から買ってたけど、今はそうもいかん。ゼンマイアタマ運営費のこともあるしね。今でもアタリハズレ気にせず買いまくる根性は持ってるけど.... ようするに金がない。で、こういう時こそ頼りになるのが友。幸いゼンマイアタマには、音楽好き.... いや音楽バカ.... いや音楽キチガ.... もとい、音楽に(異常に)精通してる友人が数名。いや、精通っちゅうか.... とにかくアンタらスゴすぎるんじゃぁ〜〜〜〜〜〜!

蟲日記 2007年9月24日[ミルさんコワイ]をみてね。
    http://mushi-bunko-diary.seesaa.net/

そうです。その一人が明大前通信教育課程卒(※)の蟲さん。蟲さんは、自分で経営してる倉敷の古本屋「蟲文庫」で、色んな方を招いてライブを開催しちゃうくらいの音楽好き。しかも日記に書いてあるように、そのメンツときたら.... う〜ん.... ガクッ(気絶) アタマくらくら〜 いつかそこで、ラリーズやったりしてな。爆音で。
うははー ギターウルフほんまにいいですよ。24日の最後のライブは行けんかったけど、復活ライブは是非行くつもり。エース! イー! エーックス!!(爆笑)
いや、しかし蟲さんから送られてくる音源や映像ってすごいからなあ。ちょっとここじゃ書きたくても書けません。あ、これなら書いてもいいか。頭士奈生樹(ずしなおき)の “Paradise” (1st) と、“III” (3rd)(これらはレコメン系でないよ)。これ、めちゃくちゃえかった。蟲さん、これからも音源交換よろしくねー。そして、こっちの友人にもらった Anthony Moore の “OUT” も、大変気に入っとるところ。感謝。しかし、この辺もっと早くに聴いときゃよかった。まあ、これからちょっとづつ楽しんでいけばいいか。

※:ようするにモダ〜ンミュージックで通販してたってこと。今度、母校見学行きましょうね。

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話しは、ちょっと前に戻って22日の土曜日。この日は、午前中に三鷹市美術ギャラリー、お昼に吉祥寺の喫茶『ボア』に。ほんとは順番に書いてったほうがいいんだけど、今回はこの日の夜に観に行った、D-DAYの17年振り復活ライブのことを。(07/08/26[Heavenly Blue]参照)

17時半。地下鉄銀座線外苑前駅1a出口を出て、青山ベルコモンズを右手に見ながら「ここでラリーズとフリクションがライブやったのって、78年だっけ?」ってなことを考えつつ、初めての『月見ル君想フ』へ。ふうー暑いなあ。会場前は既にけっこうな人の列。そして18時15分に開場。入口でドリンク代の500円払おうとすると、2ドリンク1,000円だったのでびっくりする。で、入ってすぐに『PiPi』をもらい、またまたびっくり。『PiPi』っていうのは、D-DAYのライブで必ずといっていいほど会場で配られていた手作り会報。なつかしい〜。こりゃ盛り上がる〜
会場内見渡すと、客層はやはり年齢高めの男性が多いですね。やっぱ、わしらみたいな元ハードコア(今もか?)の方なんかもいらっしゃるのかしら。面影は.... ないですね。かかってる曲は、古いニューウェーブ(いい表現ですね)がメイン。でもミックスは今風。川喜多さんのソロの世界とリンクしてて違和感ない感じ。

             D-DAY 25th ANNIVERSARY Presents
  〈NEW ALBUM [HEAVENLY BLUE] RELEASE PARTY〉@ AOYAMA 月見ル君想フ
        D-DAY:川喜多美子 (vo)・沖山優司 (b)・福原マリ (key)
           横川理彦 (vio)・成田忍 (g.syn)・比田井修 (ds)

そして19時10分、第一部がスタート。最初はD-DAYというより、川喜多さんのソロライブといった趣き(バックは成田忍氏と横川理彦氏のみ)。打ち込みメイン、硬質な感じのリメイク曲中心で、ニューアルバムからは『Half Moon』のみ。4つ打ちアゲアゲって興味ないけど、これは聴ける。なんてったって原曲がいいもん。後ろで流れる映像もD-DAYの世界に溶け込んでいい感じ(いや、実際、映像が流れ続けるライブってハズレが多いから)。で、お客さんはやはり17年振りのD-DAYということで、最初からこう、なんか.... 獣っぽかった(笑)

わし、はじめは冷静に今のD-DAYを分析しようと思ってました。けど、体がそれを超えた反応をする。やっぱこんな時は自分に素直にならんといけんなーって思った途端、うるっときた。わしも人の子なんだなあ〜 いや〜照れるな〜 ふは〜 ってなアホな自己認識作業をやってるうち、あっという間の四十分が終了。は、はや! もっと楽しみゃえかった〜(泣)

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第二部が始まるまでは、ふたたび昔の音楽が流れ始めました。今度は日本ものがメインですね。これは、当時のD-DAYファンのためのサービス選曲なんかな。ゼンマイアタマとしては、ゼルダはいいとしてもスターリンはちょっと.... ここはせめてG-ZETで.... ほんとヤな奴ですまん。

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そして第二部開始。ここからは、バンド形態でのD-DAY。前も書いたけど、昔のバンドが久し振りにライブやる時ってどうしても新曲よりは古い曲が聴きたくなる。でも、この日は違った。そりゃ、『Yacht Harbour』のイントロとベースライン聴いたときは鳥肌たちました。でも、全体的に新曲のほうがしっくり来た。これは今までにあんまりない経験。

・・・21年振りのニューアルバム『Heavenly Blue』を聴いた時にも思ったけど、この日のライブもまた、ブランクを感じさせない川喜多ワールド全開モード。完成度もかなりの高さ。いや、完成度が高いってのもなんか違う気がするな。思うに、川喜多さんは、昔から自分の気持ちに素直に作品をつくってるだけなのかもしれん。ブランクとか、そういった時間的要因に左右されずにいいモノがつくれるのは、その辺が関係しとるのかもな・・・
なーんて適当なことばっかり考えながら観た。ほんとは純粋に楽しみゃいいんだけどね。でもこの日のライブは、お客さんそれぞれが色んなこと考えながら観たと思う(ね、震度サン)。まあしょうがない。だって『Memory』やるんだもん〜(号泣)

070926.jpg
【KI・RA・I】(1st single・'83)の中に入ってるカード。美子さん、かっこいい....

川喜多美子さんのブログ[MICO'S KITCHEN]http://plaza.rakuten.co.jp/yoshikokawakita/

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いや、しかしほんと素敵なライブだった。いつかまた是非。すぐが無理なら17年後にでも。そん時、まだ生きてたら観に行きますね。あ、話し急に変わるけど、ゼンマイアタマの弱点、カンタベリー・レコメン以外にもあった。D-DAYのライブで『Kiss Me At The Garden Gate』やった時、おっさん達が手拍子で「キッスミ!キッスミー!」ってコール&レスポンスやってたけど.... あれほんと死んだ(笑) ゼンマイアタマ殺すには、コール&レスポンス地獄に放り込んだらイッパツだ。でも、ギターウルフのコール&レスポンス地獄は、ある意味天国なんだけどね(参加はせんが)。あ、またまた話し変わって悪いんだけど、そういやカープってもう16年優勝してないんじゃなかったっけ? んー こっちはこっちでハードに地獄ですね。いっちょ蟲さんとこの、ミルさんにシゴイてもらうか?
posted by 薇頭 at 00:40| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

たぶんまだ生きている

12日、水曜日。なんとか仕事を終らせ、いや、終ったことにして(次の日が大変)急いで下北沢へ。これはもちろんライブ観るため。仕事がたくさんある時にライブがあるとチト困る。社会人ですから、当たり前っちゃあ当たり前なんですが。みなさんも、前もって職場に言って調整してるんでしょうね。これは働いてるバンドの方もそうなんだろうな。
あと、体調不良の時も困る。二年前、ゆらゆら帝国・大阪なんばHatch公演に行った時は死んだ。ライブはちゃんと観ました(午前三時のファズギターすごかったー)。その後にね.... ホテル帰る前に道頓堀で食事したんですが、これが見事に “大あたり”。その日の夜は、一晩中トイレの中で過ごしました。あれほどつらいこともないです。体内の水分が殆ど身体の外へ流れ出ました。ほんと『美しい』思い出です。
話し微妙にかわって。Guitar Wolf が活動休止するのにはびっくり。これは、ギター&ボーカルのセイジ氏が体を壊したため。幸い一時的な休止らしいので良かったけど。いや、でもあれだけ滅茶苦茶やってりゃ、そりゃ体も壊すわ。
ギターウルフは、今までそんな関心なく生きてたんですが、去年1月渋谷AX〈U.F.O. CLUB 10th ANNIVERSARY PARTY SPECIAL!!! 〉の時に初めて観て、あまりのバカっぷりに感動。そしてその半年後、新宿ロフトで The Stars、Boris との共演で観て再び感動。駅前外人さん達、ギターウルフのおもちゃになってた。しかも異常にしつこいアンコール攻撃(計3回! これでも普通らしいです)。お客さん完全燃焼。ありゃすごい。音源は相変わらず、一枚も持ってないんだけどね。でも、万人にお勧め出来る数少ないライブバンドであるには間違いない。ライブ絶対笑う。しかも、彼等の曲名センスが....『島根スリム』(笑)

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さて、この日のライブも下北シェルター。出演はオーストラリアから2バンド、日本から特別ゲストが1バンド。オーストラリアの2組は、ガレージタイプのバンドらしいので楽しみ。そういえば、ギターウルフってオーストラリアでも大人気なんですってね(趣味いい〜)。オージーピープル&有袋類アニマル達ってガレージが好きなんかな。いいことだ。ガレージ好きに悪い国は.... いっぱいあるか。
会場内ぎっしり。みんなやっぱり特別ゲストが目当てなんでしょうかね。勿論わしらもなんですけどね。でも、ガレージバンドは何が飛び出すかわからんので、他の2バンドも楽しみなんよね。

      【Ground Components & Mach Pelican Japan Tour】& 特別ゲスト
            2007年9月12日(水)@ 下北沢シェルター

最初は Mach Pelican(マッハ・ペリカン)。オーストラリアの三人組ですが、日本の方があちらで結成したバンドだそう。メンバー登場して.... あれ? ふつうのTシャツ姿。バンド名から勝手にコスプレ系ガレージバンド想像してた。コアラとかウォンバットの着ぐるみで大暴れみたいなやつ。ちょっと残念だけど、着てるTシャツが AC/DC、Motorheadってのはナイス。音はどっちかというと、ラモーンズみたいなポップなタイプ。でも今、パンクはハードコアモードだからなあ。ガレージだったらストゥージズ系か、初期の Orange Sunshine(オレンジサンシャイン)みたいな、だらだら荒くれモーターアシッドみたいなのがいいな。でも、ポップで元気があるのが好きな人は気に入るかもしれん。残念ながらこのツアーが終ったら解散するそうだけど。

次は Ground Components(グラウンド・コンポーネンツ)。ん? ガレージというより、普通のロック.... というかちょっとドン臭い 80's 風味のロックですね。懐かしい感じ。J-WAVEで流れてても違和感ない。これも今、求めてる音と違った。残念。でも、楽曲センスはたまにドキッとするくらいいいのがありましたね。ライブ後、外で覚えたての卑猥な日本語をわしらに言ってきたのにも大変好感もちました。この.... ド変態〜!

Mach Pelican:
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendID=22392077
Ground Components:http://www.myspace.com/groundcomponents

最後は、特別ゲストの一軒の空き家.... じゃなくて、ゆらゆら帝国。始まる前は、なんとなくガレージタイプの曲中心の構成なんかなと思ってたけど、全曲新曲(シングル『美しい』から数曲含む)でした。ま、そりゃそうか。ニューアルバム発売直前だからあんまり詳しく書かないけど、全曲ホントにええよ。アルバムタイトル曲のあの感じとか。震度サン号泣してたもん。あと、曲名まだわからんけど2曲目にやったのなんて(たぶん『まだ生きている』)ゼンマイアタマのテーマ曲にしたいくらい。
さて、ニューアルバム『空洞です』。所謂昔からのファンって人達は、今回のアルバムをどう解釈してどう自分に取り込むのか。そしてみんななんて言うんだろ。今から楽しみ。うひひ〜

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しかしガレージの世界ってほんと広い。世界中は勿論、日本にも色んなおもろいバンドがいるし。あ、でもたまに居心地悪いバンドがある。とくにメジャー方面に。ガレージのヤサぐれ、荒くれ部分を自分自身に投影する人達。ありゃムズムズする。その点ギターウルフは超えてる.... っていうか、どっかいっちゃってる。自分を如何に大きくみせるとか、そういった部分を感じさせないし。第一笑える。ゆらゆら帝国もそう。彼等のガレージ方法論は発明だと思うし、何よりわしら笑わせてくれる。最初聴いた時はホントびっくりした。しかも今も更新中ってのがたまらん。いや、本人達はその辺意識してないかもしれんけど。(注:ゆらゆら帝国は所謂ガレージバンドじゃないよ)

【あたいに触るとヤケドするよ!】
070917.jpg
ムカムカする日本の一部ガレージ(風)バンドにぶち切れて
The Luv'd Ones のお姉様達登場。
(一部トレスあり。やっつけでスマン....)

The Luv'd Ones:60年代アメリカ・ミシガンのガレージバンド。見た目カッコよく、音も荒削りで歪んでて重い。そして何より全体的に影があるところがグッとくる。超ゼンマイストライクな奇跡的お姉様達。あいつらに聴かせてやりたいわ、ほんま。

The Luv'd Ones - You'll Never Know(YouTubeより)かっこ良すぎて涙出る。ぐすっ

Sundazed から比較的入手しやすい編集盤が出てます。超GREAT!!! REAL MASTERPIECE!!!
posted by 薇頭 at 21:03| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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